雷が仲間となり島での食事の品質が向上した。
今までは魚と貝類しか食べてきていなかったが、雷についている妖精さんによって肉と野菜も食べれるようになったのだ!
米が…米が食えるのだ!
お米を食べた時私は思わず泣いてしまったよ…。
そして電の牛乳の問題についても解消された。
今まではアイアンボトムサウンドに近い鎮守府まで、牛乳をもらいに行っていたが雷の妖精さんが出してくれた。
もう雷さまさまだな!
さてそんなある日、飛行場姫に呼び出された。
その内容はなんと、アイアンボトムサウンドにいる分体に原田が接触したらしい。
そして私に会って話をしたいと言う。
「どう?行ってもらえる?」
暇だったから行けるよ。
と言うことでアイアンボトムサウンドに行くことになった。
「またレイさんが居なくなるかもしれないので、電も行くのです!」
電の同行が決まった。
「なになに?お出かけするの!?私も行くわ!」
雷も来ることになった。
いつも通り艦載機に乗ってアイアンボトムサウンドまで飛んでいく。
雷は初めてで最初は怖がっていたけど、途中からは楽しそうに笑っていた。
アイアンボトムサウンドに着くと原田と飛行場姫が待っていた。
原田の護衛は陸奥1人だけだった。
…敵地に来ているのにそれでいいのか。
「レイ、来てくれたのね。この人が貴方に話があると言ってきたのよ。話を聞いてあげて。あら?電と雷も来たのね。2人は私と遊びましょうか。」
「やったのです!今日は2人で戦うのです。雷ちゃん頑張るのです!」
「演習ね!電、頑張るわよ!」
そして3人は少し離れたところで演習を始めた。
さっきの口ぶりからして、電はたまにここに来て飛行場姫と演習を行なっているようだ。
「……なぁ、あの雷はどうしたんだ?」
「雷は私が島に帰るときに海に1人で漂っているのを見つけたから島に連れ帰ったんだ。」
「ドロップ艦か…。雷を助けてくれたんだな。ありがとう。」
「……ただの気まぐれだ。それで話とはなんだ?」
「それなんだがレイはなぜ大本営にいたんだ?」
「そのことか。順を追って話すぞ?まず私はここで飛行場姫を守るために戦ったのは知っているか?」
「……あぁ。210名の艦娘が出撃し帰ってきたのはたったの1人。最悪の結果だったな。」
「それはお前達が悪い。さて、その後私は戦闘が終わると、気を失い気がつくと佐世保鎮守府と言うところにいた。」
「佐世保?」
「そうだ。そして私は横須賀鎮守府へと移動させられ、そこで1週間生活していた。」
「はぁ?」
「その気持ちは私もわかる。そして大本営に行き後はお前も知っている通りだ。」
「……はぁ。わかった。話してくれて感謝する。」
「これでいいのか?」
「あぁ、後もう一つあるぞ。」
「なん「ぴゃああぁぁぁぁぁぁぁ!?」だ?」
電達の方を見ると、既に電と雷がずぶ濡れ状態だった。
飛行場姫は勝ち誇った顔をしている。
「それでなんだっけ?」
「もう一つ話があると言ったところだ。それでもう一つの話なんだが、レイや姫級はこれからも戦争を続けたいと思っているか?」
「いや、思っていないな。私たちは静かに暮らせればそれでいいんだ。」
「……そうか。有意義な時間だったよ。ありがとう。俺たちはそろそろ帰るとするよ。」
「じゃあな。」
そして原田達は帰っていった。
さて私たちも帰るとしよう。
飛行場姫に帰ることを伝え艦載機を準備する。
結局演習は飛行場姫の圧勝だったようだ。
「悔しいのです…。」
「強すぎよ…。」
「ふふふ…。また遊びに来てね。」
そして私たちは島に帰って自由に過ごした。
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