「一つ聞いておきたいことがある」
「何だ?」
「深海棲艦が戦う理由は何だ?」
私が一番聞きたかったことだ。
私の知識に当てはめれば恨みなどの理由で人類を滅ぼそうとしていたはず…。
私としては静かに暮らしたいだけだ。
確かに人間に対して恨みは持っている。
おそらく人間に出会えば衝動的に殺してしまうだろう。
だが殺したくないという気持ちもある。
だから聞いておきたかった。
人を殺すためかあるいは……。
そうだレ級お前はどう思っている?
『僕はレイと一緒に居られればいいかな。あっでもたまに主砲撃ちたいなぁ。』
要するにレ級は好戦的なんだな。
運動ぐらいならいいかもしれないね。
それで肝心の中枢棲姫達はどうだろうか?
「我々は…いや私たちはただ静かに…邪魔されずに静かに過ごせればいい。みんなとここで楽しく過ごしたいのだ。」
そうか。
彼女達も私と一緒なのか。
深海棲艦もいい奴ばかりじゃないか。
ならば私が彼女達を守ろう。
彼女達の代わりに私が戦おうじゃないか…!
「…っ!私の分体からの緊急連絡よぉ。敵がアイアンボトムサウンド内部に侵入。もうすぐ私の陣地に到着するそうよぉ。」
瞬間談話室がざわめいた。
「アイアンボトムサウンドが攻略されるのはまずいのか?」
「ああ、すごくまずい状況になる。アイアンボトムサウンドが落ちれば、奴らにとってはここに来る足がかりとなるだろう。」
なるほど、それはまずいな。
さっき彼女達から願いを聞いたばかりだ。
できるならばアイアンボトムサウンドを守りたい。
だが今からここを出発して果たして間に合うだろうか?
より速く進むことができるもの……。
……そうだ艦載機。
艦載機に乗ることができればいけるのではないか?
あれは船よりもスピードが速いはず。
私が使える艦載機は深海猫艦戦改が使えるらしい。
だが深海棲艦の艦載機は本体より小さい。
やっぱり無理だったか…。
『フフフ…。僕にできないことはない!レイ僕に任せろ!』
レ級艦載機を大きくすることはできるのか?
『僕はレ級だぞ?できないことなんてないのだ!』
できるのか!
流石レ級だな。
これでいける!
「中枢棲姫私が行く。」
「なに?間に合うわけがないだろう?」
「私はレ級だ。できないことはない!」
「わはははは!中枢棲姫いかせて見てはどうだ?こいつは本気のようだしな。」
戦艦棲姫の援護射撃。
「ここにいる姫級は前線に出られないんだろう?だったら私が貴方達の代わりに戦う。ここを守る!」
「…わかった。レイ危険だと思ったらすぐに戻ってくるんだぞ?いいな!」
コクリと頷く。
私も死にたくないからね。
絶対に生きて帰ってくる。
さぁアイアンボトムサウンドに向けて出撃だ!
結構無茶苦茶なこと言ってますね笑
次は戦闘回です!
そこで一つ注意をしておきます。
皆様の大好きな艦娘が轟沈する可能性があります。それが嫌な方はブラウザバックをオススメします。