完走まで2年かかってるとかちょっと編集遅すぎんよぉ…
ピコン
画面にトロフィーを獲得しましたの文字が出た時、周りからは沢山の歓声がそれはそれは大きく上がりました。
そんな中、
「父祖よ、ご覧あれ!私はやりました!やりましたぞ!!」
その小さな体で一体どれだけ飛んだのか、やがて落ちてきたイムを誰かが受け止めるとイムは周りにいる様々な神様と一緒になってまるで憑りつかれたかのようにひとしきりワイワイと騒ぎました。そして騒ぐ神様達は次第にイムのRTAの感想を口々に言い始めたのです。
「楽しかった」
「面白かった」
「またやってくれ」
いつもガバを楽しんで笑っていた神々から賛辞を受け、イムの目にはうっすらと涙が浮かんでいました。しかも中にはイムがRTAを走るきっかけになった神までいたのですから、彼、もしくは彼女の喜びは計り知れないでしょう。
「稚拙でも、ガバってもとにかく最後まで終わらせる」イムの目的はこうして果たされたのです。
次第に感想を言ってくれる神も去り、やっと終わった…辛かったけど楽しかったなぁとイムが自分の盤を閉じて他の盤を見に行こうとしたその時の事でした。
いつの間にかイムの背後ににじり寄っていた神様がいたのです。その神様の速いこと速いこと、まさに電光石火の早業でイムは《混沌》に捕まってしまいました。イムは驚き、汚い声で「流行らせコラ!」と身をよじらせますが離してくれる気配はありません。言ってしまえば首だけの神ですからこうなってしまえばイムに逃げることなど不可能です。
そして冷や汗でダラダラになったイムに混沌はニヤニヤと笑みを浮かべながら口を開いてこう言いました。
「走って❤」
「ヤダ!小生やだ!!」
「嫌だって言ってもやるんだよ!!RTAを!」
自分の陣営の駒を使ったんだしね?と物理的にも精神的にも圧力を掛けられてしまえばイムに断ることなどできません。しかしそれでも、いや、えっとと言葉を濁すイムについに痺れを切らした混沌がイムの体をガッチリと盤に固定してしまいました。
もう逃げられないッ!と自分の死期を悟ったイムは泣く泣くWikiや攻略サイトを調べます。そうです、混沌はイムに続きを見せてもらうことにしたのです!方法はあまり喜ばれるものではありませんでしたがこれには周りの神様も喜びました。
最後に俺も走ったんだからさ…と小さく声をあげてイムは再び盤に戻りました。
イムの操る駒、狂戦士。実はもう少し彼の物語は続く、のかもしれません…
文章量少なすぎィ!!!本編の方もう少しかかります、お待ちください…
狂戦士の過去編を?
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見たい
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見たくない
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わたしは一向にかまわんッ!