ヒロアカ~俺の正義の名のもとに~   作:むらびとα

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退院

入院してから約半年

 

 

リハビリと今後について考え、お見舞いに来てくれる繭やトガちゃんと話をしている毎日だったがようやく退院の目処が着いた

 

 

最初の頃は腕を上げるだけでも痛みが走る身体だったが、今では意識を失う前以上に筋力が着いている

 

この世界の医療のおかげだろう

 

身体の成長は意識を失ってても、起きていた時と同様に成長しており、身長は170を超えている

さすがに筋肉といった部分は衰えていたが、リハビリ生活で予想以上に引き締まった身体になった

 

 

荷物をまとめて久しぶりに自宅に戻る

 

間壁さんから外出を禁じられていたこともあり、久しぶりの帰り道だ

 

外出を禁じられていた理由は教えて貰えなかったが、複数の個性を持つ俺が奴、AFOとの接触を危うんでだろう

 

ヒーロー達の中では死んだとされるAFOだが、もし奴の個性を受け継いだ者がいるとすれば、と間壁さんは考え俺の外出を禁じたはずだ

 

奴の思想を受け継いでいるとすれば、俺をこのまま世に出すのは危険と判断したのだろう

 

まぁそんなことは無いのでこちらとしては非常に困っていたが・・・

 

 

やっと自宅が見えてきた

 

約半年ではあるが非常に懐かしく感じる

 

あの日、倒れてから四年と半年

 

今は主に繭が生活している状況だ

 

今は午前中なので学校にいる

つまりは俺一人な訳だが、おかえりの一言が欲しかった

 

 

溜息をつきながら鍵を開けると

 

「「おかえり!」」

 

 

そこには繭とトガちゃんの姿があった

 

いや、繭なら学校を早退、もしくは休むという選択肢があるがどうしてトガちゃんがここに??

 

 

「た、ただいま・・・2人とも学校は?それとどうしてトガちゃんまで??」

 

 

 

そこからは衝撃だった

 

 

話を要約すると、俺が目を覚ました時期からトガちゃんはこっちで暮らしていたようだ

なんでも、この個性なら雄英も夢じゃないと繭と間壁さんが両親を説得し、ヒーローが後継人になっている人の家なら安心と言うことで引っ越してきたらしい

 

トガちゃんについては繭から間壁さんに話して、トガちゃんの居場所を作るためにこちらに呼んだようだ

 

そうして2人で生活していたようで、俺がリハビリを行っている際、よく2人で来ていた理由が判明した

 

一緒の学校に通っている&暮らしているなら頻繁にお見舞いにもこられるだろう

 

 

これはとても嬉しいサプライズだ

 

 

 

それから退院祝いを行う予定だが、間壁さんが夜に来るらしくそれまでは今後の予定について話しておいた

 

 

俺の個性のこと

 

俺たちが死んだように偽装すること

 

AFOという存在が居て、その後継者もいること

 

 

つまりUSJまでには表舞台から姿を消すことを話した

 

 

 

二人は了承してくれた

 

 

あとはいかに俺が動けるかにかかっている

 

 

二人は俺のために手料理を振舞ってくれるらしく、その間暇になった俺は久しぶりに訓練場に行くことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの個性の発動

 

 

まずは『吐喰』の個性

 

 

 

うん、上手く発動出来ている

前よりもスムーズに発動できているようにも思える

 

次に『オレ』の個性

 

前世のオレは自らの事を隠し言わなかった

それを悟られないようにもした

そして現実逃避をした

 

それであの個性だ

 

目の前にある岩に視線を向け、消えろと念じる

10秒ほどたってどんどん岩が透けてきた

さらに10秒たった後には、そこには何も存在していないように見える

 

そう、あくまで見えるだけだ

 

岩は見えないが確かにそこに存在している

 

触れでもしない限り認知出来ない

 

そしてもうひとつ

音の消失

 

それが『オレ』の個性

 

 

 

最後に『俺』の個性

 

これは容量に限界があると幼少時に覚えたせいか、それとも『俺』という存在がまだ確立していなかったために、発動しなかった個性だ

 

 

簡単に言うと亜空間の限界を無くすこと

 

 

もしかしたら繭達の存在で有限になるかもしれないが、今の俺の状態ではどんなものをどれだけ入れても、身体に傷がつくことはない

 

 

ハッキリ言ってチートだな

 

 

どんなものでも喰らえ、その上限はなく、存在を認知させない

 

 

ただし、口の数にも限界があるため全包囲攻撃などをされたらさすがにアウトだ

 

 

あと、戦闘で思いついたのが相手の攻撃をそのまま相手に返すというものだ

 

口はどこにでも設置できるため、例えば相手が俺の腹を直接殴ろうとした瞬間に、その地点に口を出現させ腕を飲み込む

噛みちぎらないのがポイントだ

 

そしてその勢いのまま相手の背後でも、俺の顔面でもいい、2つ目の口を出現させ飲み込んだ部分を吐き出す

 

そうすれば俺は攻撃を喰らわずにすむ

 

 

透過の上位互換だな

透過と、予想外の位置からの反射

 

 

うん、やっぱりチートだ

 

まぁ上手く使いこなせればの話だが

 

 

 

とりあえず存在を認知させない個性を素早く発動できるよう訓練していこう

 

 

 

 

 

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