とりあえず繭たちが帰ってくるまでは訓練を行うことにした
今回は『俺』本来の個性
はっきり言って『吐喰』の個性がなきゃなんの意味もない個性だが・・・
だが上限が無くなったおかげで、一気に喰らうことができる
あくまで『口』を集合させて出来た『特大の口』の範囲だが
取り込むだけなら視認さえできれば家だろうとビル、果ては山だろうと関係ないだろう
見た瞬間に相手を取り込むこともできる
勝てないと思える相手が出てくれば、取り込み先程の取り込んだ山の下敷きにしてもいい
繭やトガちゃんの緊急脱出というか、救助にも使える
とりあえず壊れても大丈夫なものを地下室から持ってきた
とりあえずリハビリも兼ねて少しづつ取り込んでいく
少なくとも今のところ異常は感じない
以前はなんとなくだが、圧迫感というものがあったのだがそれすら感じない
本当に取り込んでいるのか?と疑うほどだ
ならしが終わったので以前の許容上限ギリギリまで一気に取り込んだ
・・・・・
何も感じない
本当に取り込んでいるのか不安になったので、取り出してみると、確かに取り込んでいた
ならば次だ
許容上限オーバー
訓練に使用している岩などの障害物が置かれているエリアを地下10メートルまで取り込むことを強く意識する
集中しろ
これは俺なんだから
自分で自分を信じろ
繭達が信じてくれた自分を信じろ
取り込んだ感覚があった
目を開けてみると障害物エリアが消えていた
急いで消えたエリアに向かう
そこには今まで使用していた障害物や地面が全くなくなっており、本当に10メートルかは分からないが地下深くまで消えていた
平気な感じでいるが本来なら、腕が弾け飛ぶどころか全身が爆散して死んでいる状態だ
次は取り込んだエリアをそのまま元に戻すことだ
流石にこのままにはしておけないからな
またしっかり集中をし、取り込んだエリアを元に元にイメージをしっかりする
でないと少しのズレで訓練場が破壊してしまう
取り込んだものがものだからな
汗がぽつりと手のひらに落ちた感覚で目を開けた
よしっ!
取り込む前の状態に戻っている
だが取り込んだ為に生じたエリアとそうでないエリアでは線が出来ていた
つまりこれは夢ではなく現実だってことだ
成功してよかった
これを繭達が帰ってくるまで繰り返し行った
繭たちが帰ってきた
俺が学校に編入すること伝えると二人してニコニコして、どっちが勉強を教えるか言い争いになっていた
二人に教えてもらうのが一番なのだが、二人にとっては訓練を一番に考えて欲しいので、その主を伝え訓練休みの時に教えてもらうことになった
だが自分たちの学校に俺が編入してくることが嬉しいようで、まだ編入が確定していないのにお祝いだと食材を買いにいった
二日連続でパーティーなのか?
まぁ楽しければそれでいいか
『今』は楽しめることは楽しもう