ヒロアカ~俺の正義の名のもとに~   作:むらびとα

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編入試験

訓練と勉強会での日々が3ヶ月を過ぎた頃、俺の編入試験の日がやってきた

 

繭達が通っている学校は雄英や士傑などヒーロー科の名門校に現役で合格する人が毎年何人かいる、これはまた名門校だ

 

だからといって俺が合格できない訳では無い

流石に前世のレベルよりは高いが、あくまで中学の編入テストだ

前世の知識と今世で学んできた事を統合すれば十分合格圏内だ

 

その日は休日で間壁さん同伴で試験を受けに行く

試験は学科と面接の2つだからだ

 

 

 

「今日は時間を取ってくれてありがとうございます」

 

 

「いや、元々僕のせいで君の学校生活を送らせてしまったからね。これくらいしか出来ないけど、試験の方頑張ってね。君なら合格出来るだろうし、先に少し事情を話しておくから」

 

 

「あれはあくまで事故です!間壁さんが今も気にすることじゃありません。ありがとうございます。繭達との時間も無駄にしないよう頑張ります」

 

 

 

そう車の中で話していると、これから通うであろう学校が見えてきた

 

雄英程の大きさでは無いものの、様々な個性に合わせて作られたであろう大きい校舎だ

 

 

 

学校の教師用玄関から中に入り、受付の女性に要件を述べる

 

 

「すみません。本日編入試験を受けに来た口多吐喰です」

 

 

「はい、ただ今確認致しますね」

 

 

1分もかからないうちに確認が取れたようだ

 

 

「確認が取れました。後ろの方は保護者様でよろしいでしょうか?」

 

 

そう言われて間壁さんはヒーロー免許証を提示して、その通りだと言った

 

 

「では学科試験は2階のAクラスで行われます。そちらの階段を上がって、真っ直ぐ進めば着きますので。頑張ってくださいね」

 

 

「ありがとうございます。じゃあ間壁さん、試験後にまた」

 

 

「うん。ミスのないようにね」

 

 

 

 

言われた通りに階段をあがり、試験を受ける教室を目指す

 

この、階段の一段一段がひどく懐かしく感じる

いや、事実懐かしいのだ

学校は違えど、『学校』という雰囲気がこの世には存在する

 

前世で毎日のように上がっていた階段の懐かしさでいっぱいだ

 

だが、2階という事もあって直ぐに登りきってしまったが

 

 

 

当目からでもAと書かれたクラスが見えた

 

あそこがこれからを左右する場所だ

だが、今までしてきた努力は無駄ではない

それを証明しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験は3回ほど見直しができるほどスラスラ解けた

実際学科試験は心配していない

面接も多分大丈夫だろう

 

 

お昼を挟み面接を行い、2〜3日以内に合否の発表らしい

 

 

 

 

「試験はどうだった?」

 

片手にコーヒーを持ちながら間壁さんは聞いてきた

 

 

俺にはいちごミルクを渡してきた

別にコーヒーでも良かったんだが…

 

 

「バッチリですよ。繭達との時間は無駄になることはなさそうです」

 

「それは良かった。あとは面接だけだけど、君なら試験以上に簡単だろう」

 

 

「そうだといいんですけどね」

 

 

2人で笑いながらお昼をすごした

 

 

 

 

 

面接の時間がやってきた

 

聞かれたことと言えば、学校に入学したあとの進路と個性

周りと上手くやっていけるかということだった

 

 

進路については雄英のヒーロー科

元々両親がヒーローだったこともあるし、この個性だ

 

問題は次だ

周りと上手くやっていけるか

 

まぁたしかにいじめやら何やらで学校に通ってなかった上に、数年意識を失って1年経たないうちに入学だもんな

 

精神年齢のことが気がかりなのだろう

 

だが、自らの考えと繭やトガちゃんがいること

また間壁さんのアシストのおかげで、精神年齢は問題ないと思って貰えたようだ

 

ちなみに学科に合格していれば、編入可能とまで面接で言われてしまった

 

おい名門校、それでいいのか?

と思ってしまったのは内緒だ

 

 

 

 

 

 

「今日はお疲れ様。面接でも学科さえ大丈夫なら合格ってあの場で言われるくらいだから心配する必要は無さそうだね」

 

 

「間壁さんもお疲れ様です。まさか面接でそんなことを言われるとは思いませんでしたよ」

 

 

「それはそうだ。僕も驚いたからね」

 

 

 

他愛もない話をしているとあっという間に家に着いてしまった

 

 

間壁さんはこれから自らの事務所に戻って仕事があるらしい

 

 

 

「今日はありがとうございました。結果が来たら連絡しますね」

 

 

「うん、待ってるよ。じゃあまたね」

 

 

 

そう言って間壁さんは去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

 

 

 

「「おかえりなさい」」

 

 

どうやら編入試験の終わる時間を教師に聞いていたらしく、訓練場ではなく自宅の方で待っていてくれたようだ

 

 

 

 

「試験の方はどうでした?」

 

 

「トバ様なら余裕の筈なので私は聞かなくても大丈夫です!」

 

 

「ああ、大丈夫だったよ。学科の方さえ合格基準ならすぐにでも編入可能って面接で言われたよ」

 

 

 

「それは良かったです。今日はお祝いですね」

 

 

「やっぱりです!トバ様はすごいです!」

 

 

 

いや、まだ合格したわけじゃないんだけどな…

まぁいいか

 

 

「ありがとう。近いうちに結果が来るみたいだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2日後、合否通知が送られてきた

 

 

 

 

 

 

 

繭達は学校でいない

二人に勉強を見てもらった恩もあるし、二人がいる時に見た方がいいのかもしれないけど、間壁さんにも報告しなきゃだからなー

 

仕方ない

一足先に見るとするか

 

学科試験は余裕と言っていいほどスラスラと解けたが、いざ結果が来るとなると心臓がばくんばくんと鳴る

 

 

手紙の封を切って結果を確認する

 

 

そこに書いてあった文字は

 

 

 

 

 

 

合格

 

 

 

 

ま、まぁ当たり前だよね

ここで不合格とかだったら笑えないから

俺の計画とかガッタガタに崩れ去るからね

 

 

 

 

 

 

とりあえず一安心

 

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