ガラルのワイルド散歩 (現在、地方巡り中) 作:愛月 花屋敷
今回は、メガ進化の解説とグレイブ対イリゼのポケモンバトルが始まるまで書きたいと思います。
それでは、どうぞ。
【メガ進化?】と小首を傾けるイリゼと近くに降り立ったるーちゃんに愛月は、一瞬心の中で(かわいい)と思ったがすぐに咳払いをして解説を始めた。
「メガ進化っていうのは、簡単に言えば時間制限つきの一時的変化をする現象なんだけど…今のるーちゃんみたいに本来の進化を先取りするものではないんだよ。まぁ言い方を変えればパワーアップ形態だよ。」
愛月は、スマホロトムを操作して一人と一匹に「メガチルタリス」のページを見せると目を丸くして驚いた。イリゼは「わぁ~今のるーちゃんより更にモコモコ」と隣で翼をはためかせアタフタしているるーちゃんと見比べながら呟く。
るーちゃんの口からも、自分にこのような姿もあるんだな、とばかりに「ち、ちるぅぅぅ」と小さな鳴き声が漏れ出た。
「それでも本来のメガ進化とは、違うから研究をしているプラターヌ博士に見てもらったら詳しくわかるかもしれないけど」と愛月が言えば横で聞いていたグレイブが「でも博士がいるのはカロス地方だからな~」そう言った後スッと立ち上がり一言「決めた」と呟いた。
そんなグレイブを見た愛月は、何か嫌な予感を感じたのかブルリと体を震わせながらも「決めたって…何を?」と聞いてみた。グレイブは「バトルの相手だよ。本当なら愛月が明日の対戦相手だったけど…やろうぜ?イリゼ、るーちゃん」その言葉にイリゼとるーちゃんは『えっ…?』と声を発した。
「何する気だよ?お前」と愛月が顔に手を当てながら言うとグレイブはテンションを上げながら「だってよ~~考えてみなよ。世界初かもしれない進化法を見せたチルットと、別世界からやって来た神のコンビ…最高にワクワクするじゃねえか!!!!」かなりの早口で説明したグレイブは、夜空を見上げ「くぅ~~早く明日にならねぇ~かな」と【某配管工のように飛び跳ねていた】。
愛月は「あぁ~そうだった。お前は、そういう奴だったな」とため息をつきながら「それでルールの方はどうするんだ」と未だに飛び跳ねているグレイブに対し少し大きめの声で問いかけると、グレイブは戻りながら「使用ポケモンは、一匹だけかな」と言った。
その後、イリゼはるーちゃんと静かに頷きあって対戦を了承し愛月はアドバイザーとなることでお互いに同意した。
(なお、愛月はイリゼに呼び出された後何故か顔を赤くして帰って来た)
翌朝、三人は遺跡の祭壇前にやって来たのだが…目の前に現れたのは昨日グレイブ・愛月と激しい戦いを繰り広げた二匹のポケモン【ボスゴドラとバンギラス】であった。二人は、すぐさま迎撃態勢を取ったのだが、少し経っても二匹は戦闘を行わないどころか敵意がまったくと言っていい程無い。そんな二匹を見た二人は、
「なぁグレイブこれってもしかして」と愛月が言えばグレイブも「ああ言いたい事はわかるぜ」頷きながら答える。そして二人は、それぞれモンスターボールを一つずつ手に取りそれぞれ二匹に投げた。
投げられたボールは、二匹の胴体部分に当たり明らかに十倍以上のサイズを誇っている二匹を吸い込み、地面に落ちたボールは何度か左右に揺れた後「ポォン!」と音が響き、グレイブがボールを拾い上げながら「これが本来の捕まえ方だぜ」と言った。
「さてと、宜しくな?【バンギラス】」とグレイブがボールに向けて一声かければボールは小さく揺れてまるで(了解)と言っているように感じた。
愛月も拾い上げたボールを見つめ「後で話し合おうな?【ボスゴドラ】」と声をかけた。
そんなやり取りを見ていたイリゼは、二人の声が優しさと温かみに満ちている事に気付き、その表情が嬉しそうな笑みである事を理解した。
その後、グレイブとイリゼは祭壇のある場所にたどり着き愛月は「審判役」として中央に立ちこう言った。「それじゃ始めるぞ。使用できるポケモンは、それぞれ一匹のみ相手を戦闘不能にする、もしくはリタイアさせた方の勝ちでいいね?」それを聞いた二人と一匹は頷き、イリゼはるーちゃんを「チルタリス」に進化させグレイブは、ベルトのボールに手をかけ上空に放り投げた。
そのボールから出てきたのは「エンブオー」の獄炎であった。ここでイリゼと愛月は疑問を抱き愛月が何故獄炎なのか?とグレイブに聞くとこう言った。
「ハンデでもあり本気の勝負に臨む…だからこその獄炎なのさ」
こうして、イリゼとグレイブのバトルが始まった。
いかがでしょうか?色々と詰め込んだらこのような長文になってしまった。
恐らく次回も同じかそれ以上の長さになると予想します。
感想やアンケートなどは、お気軽にどうぞ。
(詠唱については、さすがに丸パクリするのはまずいと判断し省略させていただきました。)