ガラルのワイルド散歩 (現在、地方巡り中) 作:愛月 花屋敷
今回でアカギ戦(一回目)は終了となり湖の二匹は解放となります。
にしてもこれからは、ちゃんと投稿ペース戻して頑張らねばいけないな。
グレイブの繰り出したレントラーが放った強力な「放電」によって、アカギの繰り出したゴルバットは一気に瀕死寸前まで削られた。
それを見たアカギは「ほぉ」と小さく言葉を漏らし、目の前で余裕な表情を見せている少年グレイブに向けて一言放った。
「やはり…君は手ごわいな…幹部どもが手も足も出ないのも納得がいく」
「それは…ありがたい賞賛として受け取っておくが、お前の行っている悪事を見過ごすほど甘くはないぜ!!」
グレイブはアカギの言葉に笑みを浮かべながらも「レントラー!電光石火!」と指示を出せば、レントラーはその場から一瞬で姿を消し去りゴルバットの背後へ移動すると、その勢いのまま攻撃を行いゴルバットを床に叩きつけた。
ゴルバットはレントラーが一瞬で姿を消したことに驚き周囲をホバリングしながら見渡していると、急に背後から途轍もない衝撃を喰らい、碌な受け身も取れないまま床に叩きつけられた。
アカギは床に叩きつけられ目を回しているゴルバットをモンスターボールへと冷静に戻し、次のポケモンを繰り出した。
現れたポケモンは両手に鋭い鍵爪をもっている「ニューラ」だ。
それを見たグレイブは「お疲れレントラー。よく休んでくれよ」と言い、モンスターボールへレントラーを戻しながら次のボールをベルトから取り出しそして、
「さぁてと暴れてこい!!ムクホーク!」と言いながらボールを投げた。
投げられたボールが開き光の中から出てきたのは、鋭い目つきをした鳥ポケモンの「ムクホーク」だ。登場した瞬間ニューラは少し身震いをして、どこか委縮したように感じられる。
それはムクホークの特性「威嚇」によるもので、威嚇は登場時相手のポケモンの攻撃力を一段階下げるというものであった。
グレイブは静かに「ムクホーク、インファイト」と指示を出した。
その瞬間ムクホークはニューラに急接近。怒涛の猛攻をお見舞いし、見事ニューラを一撃で打ち破った。
勝負が終わりグレイブの元に近くで見ていた愛月が近寄った。
それを見ていたアカギは静かに部屋の入り口へ歩きながら、「なるほど…ではこれは君たちにこそふさわしいな」と言って愛月たちにひとつのボールを放り投げてきた。
グレイブがキャッチしたボールは、【あらゆるポケモンが確実に捕まえられる】と称されるマスターボールであった。愛月は何故自分たちにこれを渡したのか理由を聞こうとしたが、すでにアカギの姿はなかった。
その後グレイブと愛月はワープ装置に乗り、湖のポケモン達が捉えられている部屋へとたどり着いた。そこにはギンガ団の幹部であるサターンがおり、二人に対してバトルを挑もうとしたが、その前に彼めがけて強烈な電流が流れサターンは黒こげになりながら倒れ伏した。
「ふぅ…グレイブ本当にこれでよかったの?」と愛月が横でバチバチと暖気を出している【コイル】を撫でながら(感電防止の為にゴム手袋を装着してます)グレイブに聞けば、「アイツの相手は面倒だからな。よくやった」と満足げな表情で言った。
その後二人は二匹が捉えられていた装置の動作を停止させ、ユクシー・アグノムを解放した。
どうですかね?多分アカギの性格ではあのようなセリフは言わないのですがまぁご容赦していただけると幸いです。
それではまた次回。