ガラルのワイルド散歩 (現在、地方巡り中) 作:愛月 花屋敷
本日健康診断で一日テンションなどが上がりにくい状態で執筆している作者でございます。(どうでもいい余談)
それではデンジ戦の続きです。
デンジが繰り出した「エテボース」は巨大に発達した二本の手のような尻尾を使い変幻自在な戦いを得意としておりこの戦法でとあるリーグにて良い成績を残したトレーナーもいるほどだ。
グレイブは気合十分なエテボースを見ながら静かに「ガブリアス」をボールに戻して、同様に素早さが高い「ゴウカザル」を繰り出した。
その後二人のトレーナーが指示を出した瞬間二匹のポケモンは「シュン」と言う音を残し姿を認識できなくなった。
唯消えたわけでは無く高速でバトルフィールドや周囲の歯車・壁を使い激しい攻防を行っていた。二人は指示を出すことはせず静かに二匹のバトルを見守っていた。
ゴウカザルが素早い連撃を繰り出せばエテボースは回避または尻尾による受け流しに時折カウンターのような反撃を織り交ぜていた。
そして…二匹は同じ思考に至ったのかバトルフィールドへと戻って来た。
お互い全身に大なり小なりの傷を負っているが闘志までは消えていない事は明白であった。「そろそろか…ゴウカザル!【バーストモード】」とグレイブが言えばゴウカザルは雄叫びを上げながら右腕を天に掲げるとそれに呼応したように頭部で燃えていた炎が勢いを増した。
「なるほど…特性【猛火】か」それをみたデンジは冷静にゴウカザルに起きている現象の正体を見破った。
特性【猛火】それを持つポケモンは自身の体力が限界に近くなると自身のタイプと同じ技威力を高めてくれる特性であるがそれと同時に敵へももう少しで倒せるという情報提供もしてしまうデメリットもあるのだ。
だが…先程グレイブが言っていた【バーストモード】の意味を理解しきれずにいた。
そんな事お構いなしにグレイブは「ゴウカザル!【火炎拳】」と指示をすればゴウカザルは先程よりも素早い速度でエテボースの背後にまわり無防備な背中へ【灼熱の炎を纏わせた拳】をお見舞いした。
とっさの事に対処できなかったエテボースはゴウカザルの攻撃を喰らって上空に打ち上げられその後バトルフィールドに叩きつけられた。
「バーストモードは、わずかな時間のみ【炎タイプ】の素早さ・攻撃を限界まで高めて発動できる状態だがそれには己の体力が少ない事が必須条件。言ってしまえば【火事場の馬鹿力】だな」
周囲に粉塵が舞う中グレイブは静かに説明を行った。
大抵一般トレーナーやチャンピオンでさえも思いつきもしない事を彼は平然とやってのける。正しく【無茶苦茶で破天荒・常識破り】なトレーナーである。
(※ このような状態はポケモンへの負担が凄まじいので一般トレーナーの皆様は、決して行わないようにご注意ください)
いかがでしょうか?
【バーストモード】に関しては、完全なるオリジナルで有り詳しい説明を求められても作者にはお答えできませぬのでご了承ください。
(理由 詳しい説明を考えていないから)