ガラルのワイルド散歩 (現在、地方巡り中) 作:愛月 花屋敷
さてはてリョウ戦の続きいっきまーす。
倒れたアゲハントをボールに戻したリョウは「僕の虫ポケモンがこうもあっさり倒されちゃうなんてずいぶんとお強いですね」とグレイブに言えば「当たり前だろ、にしても虫ポケモンであんな戦術を行うとは中々侮れねぇな」と返す。
次にリョウが繰り出したのは胴体が蜂の巣のようになっており上半身はいかにも女王蜂なポケモン「ビークイン」だ。それを見たグレイブは(あ~こりゃ愛月に見せたら確実にバトルどころの話じゃなくなるな)とバトルの前に愛月へ「最初の四天王との戦いは見ない方がいい」と忠告しておいて正解だったと内心ほっとしていた。
(愛月は五歳の頃に大量のスピアーなどの蜂系統のポケモンに襲われてから苦手なのだ)
グレイブはひとまずガブリアスをボールに戻した。
チャンピオンとの対決まで温存させるのとこれ以上手の内を見せて対策を練られる事を回避するためだ。
「行って来い!ムクホーク!」と投げたボールから出てきたムクホークは『任せろ!』と言わんばかりに両翼を翻しながら鳴いた。
特性「威嚇」によってビークインの体は若干震えてはいるがすぐさまムクホークに対して【攻撃命令】を行うと胴体部分の巣穴から無数の子供たちが一斉に飛び出しムクホークめがけて突撃を行った。
ムクホークは強行突破は無謀だと判断し両翼で数回羽ばたきその際の強風である程度こう猛攻の威力を減らしたのちに【ツバメ返し】でビークインへと攻撃を仕掛けた。
しかし…ビークインはすんでの所で回避しており【ぼうぎょしれい】によって自身の防御と特殊防御を上昇させていた。
ここで何とかしないといけないと感じたムクホークは全身に力を貯め始めると一気に上空へ飛び上がってから一気に急降下して速度を増しながらビークインへ突撃していった。
ビークインも【こうげきしれい】を行って攻撃の威力を抑えようとしたが猛烈な勢いで突っ込んでくるムクホークを止められずムクホークの【ブレイブバード】を喰らい壁に叩きつけられた。
ビークインに突撃したムクホークも攻撃終了後に【ブレイブバード】の負担で少し苦しそうな声尾を出したがすぐに何ともないようにふるまった。
リョウはビークインをボールに戻しすぐさま次のポケモンである「ヘラクロス」を繰り出した。
ヘラクロスは正しくカブトムシのような見た目のポケモンで高い攻撃力が特徴だ。
ムクホークは警戒を解かず上空でホバリングをしているがヘラクロスが両腕を地面に突き刺した時点で何かを察したのか自身のいた場所から大きく左に移動すればそこへ多くの岩が降って来た。
先ほどのこうげきは【岩雪崩】のようで当たっていたらブレイブバードの負担でダメージを受けていたムクホークはやられていただろう。
二匹の睨みあいは続く。
ふぅ…連続投稿終了。
次話でリョウ戦を終わらせて次の四天王戦に進みたいと思っています。