ガラルのワイルド散歩 (現在、地方巡り中) 作:愛月 花屋敷
それでは四天王キクノ戦です。
四天王最初の一人である「リョウ」を撃破したグレイブが次の扉をくぐるとそこには、白いコートにマフラーを付けている老齢の女性が立っていた。
女性はグレイブに気づいたのか「おやおや これは可愛らしいお客さんがやって来たねぇ」と微笑みながら声をかけてきた。
「可愛らしいとか…やめろよ。恥ずかしいから」あまり「かわいい」などの言葉に耐性がなかったのかグレイブはそっぽを向きながら顔を赤くしていた。
キクノはそれを温かい視線を向けていた。
(さながら祖母と孫のような雰囲気であったと後にグレイブは証言していた)
そんな会話を数回行った後二人は、互いにボールを投げてポケモンを繰り出した。
グレイブが繰り出したのは両腕に赤と青のバラのような腕に頭部はまっ白いバラをかぶっているようなポケモン「ロズレイド」対してキクノが繰り出したのは能天気な表情に水色と背中から尻尾にかけて伸びるひれ模様が特徴のポケモン「ヌオー」だ。
二匹の戦いが始まった。
ロズレイドはヌオーのタイプが水と地面であり自身の草タイプと相性が良い事をグレイブから教えられていたので即座に【マジカルリーフ】を両腕から発射した。
対するヌオーは自身に迫りくるマジカルリーフを横へ滑るように回避しそれと同時に口の中から【どくどく】を発射してきた。
ロズレイドは自身に毒タイプがついているため喰らっても何ともないが起点を築くために後方へ跳躍したのちに素早くヌオーへ接近し【エナジーボール】をこれでもかと言わんばかりに打ち込んだ。
いくら耐久に自信のあるヌオーもあんなに連続でエナジーボールを発射されたら耐え切る事は出来なかったのか目を回して倒れた。
ロズレイドが勝利に喜んでいるのもつかの間キクノが次に繰り出してきたのは、遠目から見たら一本の木にしか見えないポケモン「ウソッキー」だ。
このような見た目でも侮るべからずでそこそこ高い攻撃力を持っているのだ。
その通りと言わんばかりに、ウソッキーはこちらに猛烈な勢いで突撃しに来た。
ロズレイドもトレーナーのグレイブも一目でその技が判明した。
その技は【すてみタックル】発動すれば自身への反動ダメージがあるがそれを考慮しても途轍もない威力があるノーマルタイプの技であった。
(まぁ正直な所あんな威力で反動がなかったらぶっ壊れ技になっていますしね)
ロズレイドは当然の如く回避を行い攻撃をかわした、回避されたウソッキーは再度【すてみタックル】で攻撃してきた。
此の瞬間グレイブは「(すてみタックルを連発?なるほど反動ダメージがないところを見ればこいつの特性は【いしあたま】だな)」と判断した。
特性【いしあたま】それはあらゆる反動ダメージが発生技に対して何度使用しようが反動ダメージを一切受けないという火力正義なトレーナーにはうれしい特性だ。
無論相手になれば面倒なのだが。
この難敵にグレイブとロズレイドはどう対処するのか?
いかがでしょうか?
暦上ではもう夏なのにこの大雨、参っちゃいますよね~。
皆さんも体調面に考慮しながら日々を過ごしてください。