男の娘ですが何か?   作:ゆッピー

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第4話 胃薬ください

「千冬さんは僕の事がlikeじゃなくloveって事なの?」

 

「そうだ」

 

「で、でもさ?僕が千冬さんに会ったの小2ぐらいだよ?僕が千冬さんに好きになられるような事したかな?」

 

まったく、覚えがないんですけど・・・

 

「私が譲を気になり始めたのは今から4年前に家に遊びに来た時だ」

 

千冬さんと初めて会った時からなの!?

 

「そんな早くから気になり始めてたんですか・・・」

 

「そうだ、あの時は・・・

 

 

 

.

...

......

..........

................

 

 

『千冬姉!ただいま!友達連れてきたよ!』

 

『おかえり、一夏。そうか、友達を連れてきたのか』

 

一夏が初めて家に友達を連れてきた。

 

『お邪魔しま〜す』

 

そう言いながら玄関で靴を脱ぎ、靴をきちんと揃える。一夏から聞いていたが、男に見えんな。知っていなかったら間違えていた事だろう。そんな事を考えつつ、いつものように無愛想な顔で声を出す。

 

『一夏がよくお世話になっているな』

 

『いえ、いえ。逆に僕が一夏の世話になってますよ。一夏に合わなければあまり友達なんてできないですからね。一夏には本当に感謝してます!』

 

ふむふむ、この歳でこれほどの礼儀正しさ。将来は立派な人になるだろうな。アイツと違ってな・・・

 

『そうか。それはよかった』

 

『そんな事より早く遊びたいよ!すぐ、準備してくるから、譲は千冬姉と話しながら待ってて!』

 

一夏は急ぎながらリビングに走って行った。

 

『まったく、友達を置いて行くとは・・・』

 

『大丈夫ですよ、一夏はとても楽しみにしてましたし。実際僕も楽しみです』

 

『優しいんだな』

 

『友達として当然のことですから』

 

いい友達を持ったな一夏・・・

 

『なら、これからも仲良くしていってあげてくれ。一夏も喜ぶ。』

 

『それはもちろんです!でも、僕は千冬さんとも仲良くなりたいですね。』

 

『どうしてだ?』

 

『一夏が言ってたんです。千冬姉は最近目の下に隈があって心配なんだ。千冬姉は学校があるのに、私のために毎日夜中までずっとバイトしてるからって。だから、僕は少しでも千冬さんに元気になってほしくて、仲良くなりたいんです!』

 

『一夏がそんなことを...すまないな私のために。』

 

『全然気にしてませんよ!それに家族のためにそこまで頑張ってる姿、かっこいいと思います!もっと自分を誇ってもバチはありません!』ニコッ

 

『そ...そうか///』

 

そこでその笑顔は反則だろう!なんて可愛さだ!!そんなことを考えていると、一夏がリビングから歩いてくる。

 

『譲〜準備できたから早く遊ぼ!』(((o(*゚▽゚*)o)))

 

楽しみなのが丸わかりだな。まぁ、友達が遊びにくるのは初めてだからな。仕方ないか。

 

『分かった〜!ほら!千冬さんも行きましょう!』

 

『あぁ』

 

私も一夏とあまり変わらないな。楽しみで仕方ない。今から遊ぶことも、これからの事もな。

 

 

 

................

...........

......

...

.

 

 

 

とっ、言うわけだな」

 

「千冬姉だめだよ!譲は大人になったら、私と結婚するんだから!」

 

「えっ!?」

 

「いーや!譲とは私が結婚する!私が一番愛してるからな!!」

 

二人の言い争いはだんだんヒートアップしていく。やめて!私のために争わないで!!状態だなこれ...ていうか、

 

「僕の意思は...「「ない!!!」」え〜...」

 

だめだこれ、収拾がつかない。一体どうすればいいんだょぉ。

 

 

 

 

ピリリリリリリリ!!ピリリリリリリリ!!

 

 

 

言い争いをしていた二人のポケットにあるスマホに、ほぼ同時に電話がかかってきた。

 

「チッ...束か。もしもし、一体なんのようだ。こっちは今取り込んでいる。用件があるならさっさと話せ。」

 

「箒からだ...もしもし?どうしたの今忙しいんだ。手短にお願いね。」

 

束さんと箒から電話がかかってきたようだ。てか、同時に電話ってすごいね。流石、姉妹だね☆

 

『もすもすひねもすー♪束さんだじぇ!用件はねぇ...

 

『あぁ、電話した用件はな...

 

あっ。なんかやばい。嫌な予感がする。

 

『『譲(ゆーくん)とは私が結婚する(ね☆)』』

 

/(^o^)\オワタ

 

「「な...なんだと」」

 

この年でおかしいと思うけど、胃薬買っても是非もないよねっ☆

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