月鋼 ー復讐者の人理救済ー   作:橆諳髃

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最新話までに新しく評価を付けて下さった読者の皆様

☆9 エレナ256 様

ご評価頂きありがとうございます! 今回は何とか最低1月に1度投稿する事が出来ました‼︎

1話からお付き合いいただいている読者の方々に関しては、投稿が遅いにも関わらず当作品をご覧頂きまして本当に感謝しかありません! ありがとうございます‼︎

はてさて前置きはここまでに致しました、第4章の最終話となります! 果たしてソロモンの運命はいかに⁉︎

では、ご覧下さい!


29話 復讐者は遅れてやって来て仇敵をブチのめす

 

 

 

 

 

side ソロモン

 

 

 アスタロトを纏ったアルジの攻撃によりソロモンは瓦礫に頭から突っ込んでいた。簡単なイメージで言えば犬○家である。勿論1発殴られた程度でソロモンは意識を失ってはいない。殴られた箇所はズキズキと痛みはするが……

 

(我の障壁が全くもって意味を成さん……これではフラウロスと同じ道を辿る事は必須……なれば)

 

 ソロモンは瓦礫から出ると宙に浮かんだ。

 

「貴様……散々好き勝手にやってくれたな。だが……我をここまでしたのだ。ならば本気d「んな時間テメェにねぇんだよ‼︎」ナグバァッ⁉︎」

 

「テメェが」ドゴッ

 

「俺の目の前にいる時点で」ドゴッ!

 

「既に死刑判決以上は確定してんだよ」ドゴォッ‼︎

 

(なっ……いつの間にか目の前に……そもそも我が簡単にこうも攻撃を受けるなど⁉︎)

 

 ソロモンはアルジに頭を掴まれて腹パンされていた。それも殴られる度に威力が増していく。

 

(こんな見た目が小童(こわっぱ)な者に⁉︎)

 

「見た目なんて関係ねぇんだよ!」

 

(し、思考を読まれただとっ⁉︎)

 

 アルジからの殺戮に等しい暴力は始まったばかりだ。

 

 

 

 

side out

 

 

 

「ただこう殴ってるだけじゃあ、テメェに対しての恐怖にならねぇよな?」

 

「な、なにをっ……」

 

「だから……今から更に貴様の精神をズタボロにしてやるよ」

 

「バルバトス・ルプスアーム、装着」

 

 アルジがそういうと、展開されていたアスタロトの腕が違う物に変わった。基本色である白は同じであるものの、ショルダー部分が丸み帯び、そして赤く塗装されていた。また指先も鋭い肉食獣の様な爪を彷彿とさせる。

 

「グシオンリベイク、グシオンリベイク・フルシティアーム展開」

 

 更に薄茶色の腕を計8本宙に展開した。

 

「まだ足りねぇ……だから……」

 

もっと力を寄越せ! アスタロトッ‼︎

 

 

 アスタロトのツインアイが水色から紅に変わる。

 

(ま、また纏う魔力の質が上がっただとっ⁉︎)

 

「おい、そんなにボサっとして大丈夫かよ?」

 

「っ⁉︎ ぐっ⁉︎」

 

 アルジの攻撃に対して何とか障壁を張って防ぐ。それでも簡単に障壁にヒビが入ったが。

 

「それが全力か? 次もこの程度ならさっさとお陀仏するぜ?」

 

 アルジのその一言は、まさにその通りだった。次々と両手の小さいメイスから繰り出される連打。それにより障壁は何度もヒビ割れる。

 

 宙に浮かぶグシオンリベイクの腕が持つのは、アルジの身長よりも大きなハルバートであり、それらの一振りはまるでソロモンを弄ぶかの様に障壁ごと弾き飛ばす。

 

(こ、この我が防御に徹するだけで精一杯だとっ⁉︎)

 

 この時点ではまだソロモンは起死回生のチャンスを諦めていなかった。だがいかんせん……アルジからの攻撃は更に苛烈を極める。そこから更に……

 

「そろそろその障壁邪魔だな……さっさと捻り潰すか」

 

 ここでグシオンリベイクの手からハルバートが消え去った。しかし代わりに現れたのは……

 

(な、何だそれはっ⁉︎)

 

 かのソロモン王でも見たことがない様な武器を、それらの腕は手にしていた。まるで恐竜の頭蓋を模したかの様な形で、ソロモンは初見であれ禍々しい物に感じた。それが4本もあれば、誰しもがそう警戒するだろう。

 

 そしてその悪い予想は当たる。

 

 ガコンッ

 

「っ⁉︎」

 

 白い恐竜の頭蓋とも取れる武器が上下に開く。その装甲の中から覗くのは、これも恐竜の鋭い歯を彷彿とさせる刃を持ったチェーンソーが収納されていた。

 

 それを見てソロモンは……これから自分の身に起こる事を直感的に理解する。

 

(このままではマズイッ⁉︎)

 

 そう思いながら行動を起こそうとするも、一手アルジの方が早かった。4本の武器、レンチメイスが口を開けた状態でソロモンを四方から挟み込もうとする。

 

 それに対してソロモンは何とか球状の障壁を周りに張って直撃を避ける。

 

 だがそれも……

 

「テメェがそうしてくれる事を願ってたよっ‼︎」

 

「なっ⁉︎」

 

 ソロモンが呆気に取られる一瞬で、4本のレンチメイスは障壁に沿って口を閉じる。それによって障壁は、ヒビ割れこそ起こさないものの4方向から圧力を加えられた。

 

 更にレンチメイスの刃が回転し始め、障壁を削り取ろうとする。障壁が刃に削り取られそうになる度に不快な音が辺りに鳴り響いた。

 

「ぐおぉぉぉっ⁉︎」

 

 ソロモンは耐えるしかない。瞬時に障壁を解除して宙を飛び、そのまま自分の拠点に帰る事も考えた。

 

 だがそんな考え……目の前の存在が予想しない訳がない。それどころか……

 

「さぁ、もっともっと……絶望しろ

 

 アルジが両手で黒金の棒を構える。その装備の名をソードメイスといい、ソードと名は付いているがこれもれっきとした相手を叩き潰す為の武器だ。

 

 それをアルジは障壁に叩きつける。レンチメイスの刃が障壁を削り取る不快な音よりも大きな音が鳴り響いた。

 

「まぁさっきよりも強く張っているな……まぁ、そうじゃないと俺が面白くない

 

(っ⁉︎ 更に濃い圧だとっ⁉︎ 我が張る障壁も震えるほどの……)

 

 それからという物、レンチメイスで固定しつつノコギリ状の刃で障壁を少しずつ削り取りながら、アルジはソードメイスを何回も障壁にぶつける。

 

 ソロモンも本気で魔力を障壁に注ぎ込み何とかこの場を打開しようと策を練るが……それでも先に根をあげたのはソロモンの方だ。

 

(ぐっ……先程のサーヴァントどもとの戯れで魔力を幾らか使った影響がここで出てくるとは……)

 

 そう思ったと同時に、何回目か分からないソードメイスによる叩き付けが障壁にヒビを入れた。その瞬間ソロモンには、フルフェイスで見えない筈のアルジの顔が邪悪な笑みを浮かべたと感じていた。

 

 そこから3回目のソードメイスによる叩き付けで、ソロモンを覆っていた障壁は完全に割れたのである。同時に4方向から障壁を固定していたレンチメイスが、今度はソロモンの四肢を地面に縫い付ける様に固定した。

 

「グアッ⁉︎」

 

 その衝撃が予想よりも凄まじかったのか苦悶の表情。浮かべるソロモン。そのソロモンの腹をアルジは踏み付ける。地面に縫い付けられるよりも激しい衝撃をソロモンは体感し、身体の中の酸素を全て吐き出した。

 

(み、身動き1つとして取れぬなど……)

 

「おいおい……もう終わりか? 言っておくが……オフェリア達が味わった苦しみはこんなもんじゃねぇぞ?

 

 次にアルジが手に取ったのは、先程の小さなメイスだった。それを両手に1本ずつ装備する。そして右手に持つメイスを持ち上げて……

 

オラッ‼︎

 

「っ⁉︎」

 

 ソロモンの顔めがけて振り下ろされた。ソロモンは振り下ろされるメイスを視認することが出来ずに喰らう。そしてメイスが離れたかと思えばもう一撃、今度は違う手に持たれたメイスを振るわれる。

 

 それからも同じ様に何回も振るわれるメイスによる攻撃……本来ならばソロモンの顔は原型がとどめていない程ボロボロになっている筈だった。だが……

 

(なっ……何故我の身体が元に戻っている⁉︎)

 

 ソロモンがそう思った通り、先程まで受けた傷はほぼ回復していた。あらぬ方向に折れ曲がった腕も元の状態になり、所々に折っていた裂傷や火傷も最初から何事もなかったかの様だ。

 

「き、貴様! なんのつm「ウルセェ」グハッ⁉︎」

 

「オフェリア達が受けた苦しみや絶望がこんなもんだと思ってんのかよ? ほざけ雑種が」

 

「わ、我をざっs「だからウルセェっつってんだろ?」オガッ⁉︎」

 

「テメェには地獄に落ちる事すら生温い程……恐怖と絶望を植え付けねぇとな……それを抱えたままテメェがこの世から消え去る事でようやくトントンなんだよ」

 

 メイスを顔面に何回も叩きつけられていたソロモンは、アルジの一言に引っかかる所があった。“それを抱えたままテメェがこの世から消え去る事でようやくトントン”の部分……

 

(ま、まさかこの男は……っ⁉︎)

 

「今更後悔したか」

 

「っ⁉︎ な、何をいっt」

 

 自然に口から出た疑問が最後まで言われる事は無く、メイスの一振りで顔を再度潰される。潰されると同時に何故かまた傷は癒えるのだが……

 

「俺は」

 

テメェがこの世界から消え去ったとしても!

 

英霊の座まで追いかけ回して、輪廻の輪からさえテメェを追い出してやるっ‼︎

 

 アルジの目は……フルフェイスで囲われているが、やはりソロモンからすれば本気でやる目だ。通常並みの魔術師がそんな事出来よう筈がない。

 

 だがアルジは……目の前で見せる姿もそうだが、並みの魔術師には当てはまらない。寧ろ英霊、否神霊と同等かそれ以上の魔力を持ち合わせている。英霊の座に辿り着く事は普通に可能だろう。

 

 そこでソロモンは……相手にしてはいけない存在を相手にしてしまったと後悔した。なにせ殺そうとする相手を叩き潰しながら相手の傷を回復してしまうのだから……その意図をソロモンが分からない筈がない。目の前で自分を殺そうとする存在は……殺す前に完全なる恐怖を植え付ける為に自分を生かし続けているのだと。

 

「クククッ……ハハハッ……アハハハハハハハハハッ……‼︎

 

 高笑いしながらソロモンをメイスで一心不乱に叩き付けるアルジは……まるで悪魔の様だったと管制室にいた面々は言う。

 

 

 

 

 

side 邪ンヌ

 

 

 

 

 

 ようやく……アルジとこの世界線で会えた。私は……心がいっぱいになる程嬉しく思ったわ。

 

 だけどアルジはこちらに歩み寄ってくれない……顔半分をこちらに振り向かせただけで、その顔も笑っているけど辛そうに見えた。

 

 それからアルジは聞いた事がない詠唱をしたかと思うと、アルジを中心にして青い光の輪が広がっていった。それに触れた瞬間、無理をして負った左腕の傷が何事もなかったかの様に癒えていて、使った魔力もほぼ元に戻っていたわ。

 

(それに……あの輪に触れた瞬間貴方の優しさを感じたわ)

 

 そう感じたのに……彼の顔は未だに辛そうにしていた。それでソロモンと対峙する為に、オルレアンとローマで出していた鎧を纏っていたわ。ただ……

 

(あの時よりも魔力が大きいわ。それに……憎悪が魔力以上に滲み出てる)

 

 オフェリアって子を傷付けられた事……これが彼の憎悪を引き出す根本で、彼女を苦しめた元凶が目の前に現れれば、アルジは間違いなく元凶を殺しにかかる事くらい容易に想像できたわ。

 

でも……

 

「アハハハハハハハハッ……‼︎」

 

(あの子は……あんな下品な笑い声を上げながら戦う子じゃないわ!)

 

 何かがおかしい……そう思ってアルジの方を見ると、1箇所だけ違う部分があった。そこは……

 

(目が紅く灯ってる……)

 

 確かにアルジが怒りを露わにした時は、いつもの青い瞳が紅くなる事はあった。でもあの鎧を纏った時に紅くなる事なんて……

 

(それに……アルジから流れ込んでくるこの感情は……)

 

 そう思ったと同時にアルジの方へと駆け出す。背後から嫁バカ達の声が聞こえるけど、そんな事はお構いなしに……今のアルジをこのままにしておかない為に動いた。

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 嗚呼……もうすぐだ。

 

 ガギンッ

 

 俺はようやく……

 

 ガギンッ!

 

 この元凶に復讐する事ができる‼︎

 

 ガギンッ‼︎

 

(だが……まだだ。まだこんな所で終わらせない。オフェリア達が喰らった痛みや恐怖、絶望はこんなもんじゃない! もっと……もっとコイツに痛み、恐怖、絶望を足先から頭のてっぺんまで植え付けないとっ‼︎)

 

 それで……ようやくオフェリア達が味わったものと同じくらいになるんだ。だがそこで終わらせない……

 

(例え貴様が座に還り付いて記憶だけが保管されたとしても……俺が直接テメェの座まで行って、今回植え付けた記憶を引き摺り出した状態にしてから輪廻の輪との縁を絶ってやるっ‼︎)

 

 そう考えただけで……俺から笑いが消えなかった。いつもならこんな汚い笑いなんて出ない筈なのに……今はこれが心地良く感じる。その度に俺の腕から振るわれるメイスの一撃が、奴の身体を潰しながらも回復させての繰り返しを行う。

 

 最初はどうにか障壁を展開しようとしていた様だが、今見るともうそんな動きは感じない。

 

(まぁそもそも諦めているんだろうなぁ〜……俺に対抗するって事を)

 

 ソロモンの顔を見れば……本当に笑いが出てくる。顔を重点的に狙っている為、メイスによって1度はどこか潰れるが、それと同時に回復呪文も付与しているから外面は元通りだ。

 

 だが精神はそうでもない。一撃が加えられていく度に擦り減っていく。そして俺に対して手も足も出せない。無様に避けれる筈の攻撃は、四肢を固定されている為にそのまま喰らい続け、プライドもボロボロ……

 

 途中からは抵抗を諦め、俺の姿に恐怖しだす。奴の顔にはその表情が窺えた。それにプラスして耐え難い痛みと、それが永遠に続くかの様な絶望……

 

(完璧じゃあないか……ハハハッ……これでようやく俺は……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場のコイツを殺しきれる‼︎

 

 もう十分だ。これで後は意識を手放すくらいの攻撃を繰り出して、そこから身体を八つ裂きにしつつこの世から消し去り、英霊の座に還り付いた事を確認してから続きを再開しよう。

 

「さぁ……これて終わりだ‼︎」

 

 最後のメイスの一振りを叩き付ける。今までが長く感じたが、それもようやくひと段落だ。これでオフェリアにも良い報告が出来るな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、その一振りはソロモンの顔に当たる直前に止められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……何のつもりだ?」

 

「そんなの……見て分からないの?」

 

 

 

 

 

 

 邪ンヌが俺の背中から抱き締めていた。それによってソロモンに振るわれる筈の一振りが停止する。

 

「邪魔……するなよ……」

 

「邪魔するわよっ!」

 

「何でだっ⁉︎ コイツはオフェリアを苦しめてあんな姿にした元凶だっ! 邪ンヌ達に汚い言葉を投げかけて傷付けた下衆野郎だっ‼︎ なのに! なのに……どうして邪魔するんだよ……」

 

「アルジが……貴方が辛そうだったからよ」

 

「俺が……辛い?」

 

「さっきまでコイツを痛めつけていた時の貴方は……表面上では歓喜していたかもしれない。心の中でもコイツをようやく殺せると思って愉快に思っていたかもしれない」

 

「でもっ! でも……私は感じたわ。貴方が辛そうにしているって……心の奥底がぐちゃぐちゃな事になっているって……そんなの、見ていられる訳ないじゃ無い‼︎」

 

「そんな……そんなもんで……」

 

「貴方にとってはそんなでも、私にとっては大事な事なの! 貴方が今のぐちゃぐちゃな心のままコイツを葬ったら私……許さないんだから」

 

「そんな……そんな勝手な事‼︎」

 

「勝手よ‼︎ だって私は、貴方には真っ直ぐな憎悪でコイツをやってほしいんだもの‼︎」

 

「っ⁉︎」

 

 邪ンヌの告白にアルジは一瞬黙り込んだ。

 

「俺はようやく……ようやくオフェリアの仇を討てるんだ! この時を……どれほど待ったと思ってる⁉︎ 期間としては確かに数ヶ月単位の短いものだったかもしれない。それでも俺にとっては……待ちに待ちかねたんだ‼︎」

 

 その邪ンヌの告白に対して、どうにか捻り出した言葉がそれだった。それでも

 

「そんな事……私だって分かっているわよ」

 

「でも……今の貴方を見ていられないの……いつもの様に真っ直ぐな意志じゃない! 何かに振り回されながら憎悪を振るう貴方なんて……私は見たくない‼︎」

 

 フルフェイスで覆われているが、未だソロモンを射殺さんとする目線を向けるアルジ。この一撃を加えればここでの戦いは終わる。後この一撃さえ加えれば……

 

「……この機会を逃せばいつコイツを叩きのめせるか分からない。こんな機会を失うなんて……今目の前にいる奴を殺す機会を捨てるなんて……そんな事出来る訳ない‼︎」

 

「ならどうして貴方は今攻撃の手を止めているの⁉︎」

 

「っ⁉︎」

 

「例え私が貴方を全力で止めたとしても、貴方はそれを簡単に振り解く事なんて容易に出来るじゃない! その後に貴方がアイツに一撃を加えれる事なんて、誰が見ても出来るって思うわよ! なのに何で貴方は、私に抱き締められた時にその一振りをやめたの?」

 

「そ、それは……」

 

「私の心に……貴方の想いが流れ込んできたわ。悲しみと怒りと、自分に対してのやるせなさと……自分に力があるのに、いつも自分は全てが終わった後その場にいて、大切なものを守れなかったって後悔を」

 

「今回だって……勘違いだったら悪いけど、私達が傷付きそうだったから、貴方の前からいなくなりそうだから怒ってくれているんでしょう? オフェリアって子の為だけじゃなくて、私達の事も思って」

 

 アルジは邪ンヌの言葉に言い返す事が出来ないでいた。それは一種の肯定を意味している。フルフェイスのツインアイは紅いままだったが、先程よりかは落ち着きを取り戻す。

 

「……俺は」

 

「俺は……もう、誰にも居なくなって欲しくない。俺の事を大切にしてくれる人に……」

 

「アルジ……」

 

「ここで……コイツを逃したら、また俺の大切な人達を傷付ける。だから俺は……ここでコイツを」

 

「分かってるわ……アルジがコイツに対して激しい憎悪を抱いている事なんて分かってる」

 

「……それでも邪ンヌは、ここはコイツを見逃せって言うんだよな?」

 

「えぇ。だって私は……今の貴方の心のまま、コイツを葬って欲しくないもの。その時は、いつもの様な貴方が良い。今の様に……あの時憎悪に振り回されて全てを壊そうと思っていた私じゃなくて、いつも私達に見せてくれる……真っ直ぐな貴方のまま」

 

「……」

 

 邪ンヌの言葉を聞いて、アルジはアスタロトを解除した。同時にソロモンを拘束していたレンチメイスも消え去ったが、当分の間ソロモンは恐怖や絶望に支配され思考を停止している為その場を動かないだろう。

 

 アスタロトを解除したアルジはただ俯く。邪ンヌ達に今の自分の姿が見られたくない様に……

 

 それでも……

 

「ねぇアルジ……こっちを向いて?」

 

「……嫌だ。こんな顔……見せれるわk「良いから!」っ⁉︎」

 

 邪ンヌが無理矢理アルジを振り向かせると、アルジは大量の涙を流していた。その涙は頬を流れて地面へと落ちていく。その姿に邪ンヌは、オフェリアと同じく愛おしそうにアルジの顔を撫でる。

 

「初めて……私に面と向かって泣いた所を見せてくれたわね」

 

「こ、こんなダセェ顔……見せたくなかったのに……」

 

 微笑みながら言う邪ンヌに対し、アルジは未だに涙を流しながらも恥ずかしいのか頬を赤くして目線を逸らす。

 

「そんな事無いわ。貴方にしてみればダサいと思うかもしれないけど、私はそんな貴方の事も大好きなんだから。ねぇ知ってる? 本気で好きな奴のことは、例えその人にとって情けない姿でも愛してしまえるものなのよ?」

 

「まぁそれでも貴方が今の情けない自分を見られたく無いって言うなら……」

 

「っ⁉︎」

 

 途端にアルジの視界は黒一色に染まる。一瞬の事でアルジは何が起こったか分からない。

 

 そもそも邪ンヌという大切な存在に情けない姿(自分が泣いている所)をマジマジと見せてしまって幾分か判断力が低下している時にその現象が起こったのだ。そうなって数秒は何が起こったのか把握できないでいた。

 

「ねっ? これだったら誰にも貴方の情けない姿を見られないでしょう?」

 

 それも頭上から邪ンヌの声が聞こえたことによって、何となくだが今自分が何をされているのか理解し始める。

 

「じゃ、邪ンヌ……何を?」

 

「貴方の事を精一杯、私なりに慰めているのよ?」

 

「こ、この体勢は……」

 

「貴方の顔を私の胸で抱き寄せながら頭を撫でているのよ?」

 

「っ⁉︎/// じゃ、邪ンヌ! いますg「ダーメ」えっ⁉︎」

 

「貴方が今の感情に折り合いをつけるまで、いっぱいいっぱい泣いてスッキリするまでやめないわ」

 

「っ⁉︎///」

 

「アルジは今まで頑張ってきたんだもの。皆を守る為に……それがオフェリアって子を救う延長線上でも、貴方は精一杯頑張ってきたんだもの。そんな貴方の真っ直ぐな瞳に……あの時私を助けてくれたその瞳に私は惹かれて、貴方の事が大好きになった。誰よりも貴方の事を愛したいって心の底から願える様になった」

 

「そんな感情を……憎悪しか持って生まれる事が出来なかった私にこんな大切な事を教えてくれた。他の奴らだってそう。過去に辛い事を押し付けられた奴らばかりだけど、そいつらだってそんな真っ直ぐな姿勢の貴方に会ったから今ここにいる」

 

「そんな頑張っている貴方の事を……私達に支えさせてちょうだい。それで、めいいっぱい甘えて欲しい」

 

「っ⁉︎ はは……本当に俺は……バカだな。こんな憎悪しか持ってない俺の周りに、こんなにも頼りになる奴らばかりだっていうのに……独りよがりになって、あまつさえ自分の憎悪に振り回されるなんて」

 

「良いのよ。今度間違えなければそれで良いの。それでも貴方が間違えそうな時は私達が、私が貴方の事を正してあげるんだから」

 

 邪ンヌはまるで聖母の様に、アルジを優しく抱き締めて頭を撫でる。自分の想いがアルジの心の奥底に伝わる様に。

 

 そしてアルジは、情けないと思いながらも赤子の様に泣いた。邪ンヌに縋り付く様な姿は情けないと思いながら、だが邪ンヌの温かさと優しさが今は心地よく感じて安心できた。

 

 だからこそ自分の目から零れ落ちる涙は……止まる事を知らない。止めようと思っても止まってくれない。でも……

 

(でも今は……このままでいたい)

 

 アルジが邪ンヌの背中に手を回して抱き締める。ソロモンへ向けていた先程までのドス黒い憎悪はいつの間にか晴れており、仇敵を倒せてはいないもののアルジの心は穏やかになっていた。

 

 それが意味する事は、先程の憎悪が邪ンヌの想いによって敗北したという証拠である。確かにソロモンに対しての憎悪は残っているものの、そんな事よりも今は邪ンヌの温もりが大事であると、アルジは思った。

 

 

 

 

 それから数分間……アルジは邪ンヌのなすがまま抱きしめられて頭を撫でられていた。泣き腫らして目の辺りは赤いが、既に泣き止んでいたアルジはもう大丈夫だと邪ンヌに言った。

 

「いぃえ……まだよ。貴方はまだこのままでいなさい」

 

 まぁその一言でアルジは離してもらえず、逆に邪ンヌの抱き締める力が強まった影響で温かさと柔らかさがアルジを襲った。

 

「ちょっ⁉︎ じゃ、邪ンヌ……」

 

「なに?」

 

「そ、その……もう大丈夫だから……離して欲しいんだが……」

 

「だからダメよ。貴方は何でもかんでも無理しすぎるんだから。あのまま暴走して憎悪に呑み込まれでもしたら……貴方自身が貴方を見失うかもしれないもの。そんなの……貴方のお姉さんとして許せないわ」

 

「いつのまに俺の姉になった……そ、そんな事よりm「そんな事?」あっ、いや……もう無理しない……と思うから、それにあの憎悪に呑まれるなんてもうしないから、邪ンヌにも十分甘えたと思うし、だからそろそろ……」

 

「ダメったらダメよ。私が良いと言うまでこうされていなさい」

 

「でもあのゲス野郎まだここにいるし……」

 

「あの顔見たら分かるわよ。アイツが再起するまでまだまだ時間があるわ」

 

「いや、俺そのゲス野郎の顔見たく無いけど物理的に顔を向ける事なんて出来ないし……」

 

「それとも……この体勢が恥ずかしの?」

 

「は、はぁっ⁉︎ そ、そんなことある訳」

 

「やっぱり照れているのね。もぅ、本当に貴方は愛らしいわね♡ だからそのご褒美にもっとギュッてしてあげるわ♡」

 

「んむっ⁉︎」

 

「んっ♡」

 

(あぁもぅ〜……本当にアルジったら……反応が可愛いんだから♡)

 

 本来ならアルジの暴走していた憎悪を抑える為に、そしてアルジの心を慰める目的で抱き締めていた訳だが……邪ンヌはアルジの反応がとても愛らしく見えてしまった。普段も偶に見せはするのだが……それでも今この場での反応が邪ンヌを更に深くまで虜にした。

 

 勿論最初は嫁ネロ達も納得していた。アルジが暴走している事にいち早く気付いて側まで駆け寄り、手遅れになる前に止めた。そしてアルジの感情を受け止める為に抱擁をする。そこまでは彼女達も許せた。

 

 だが後半部分は明らかにやり過ぎで、邪ンヌの後方からは口々に文句が飛び交う。当然邪ンヌには聞こえていたが、今はアルジを独り占めしたい気持ちが溢れていた為、それらの罵倒は普通に無視していた。

 

 それに対して立香と立香を助けていたサーヴァント達は、現状をどうして良いか分からず見守るしか無い。ただその中の1体は、邪ンヌがアルジを抱き締めている姿を見て羨ましさと嫉妬の念を向けていたが……

 

『あの〜……今の状況って……』

 

「黙りなさいエセ医者。この時間を邪魔する事は許さないわ」

 

『は……はい……』

 

 そして管制室からも今の状況がどうなっているのか聞かれても威圧して黙らせた。

 

 そんな状態がもう数分続いた時、ソロモンがようやく動き出した。

 

「き、貴様ら……よくも哀れな姿の我を何もせずじっと拝んでいたな! この怒り……いまここd「黙りなさい」っ⁉︎」

 

「私は今愛おしいアルジをめいいっぱい甘えさせてるところなのよ。それにアンタはアルジに肉体的にも精神的にも敗北したでしょ? なのになんでまだここにいる訳? アルジも今回は見逃すと言ってるし、私にとってもアンタは目障りだから、さっさと失せなさい」

 

「こ、小娘の分際でぇ! ちりあくt「ああっ?」っ⁉︎」

 

「テメェ……今邪ンヌに向かってなんつった?」

 

(っ⁉︎ こ、このプレッシャーはっ⁉︎)

 

 ソロモンの方へとゆっくりと振り向きながらアルジは憎悪の言葉を投げかける。それはソロモンだけを射殺さんと向けられた威圧であり、先程までのばら撒く様なものでは無かったが、ソロモン曰く今向けられたプレッシャーが今まで受けたものよりも恐怖を感じた。

 

 だがいかんせんアルジの体勢は未だに邪ンヌに抱き締められたままだ。なのでソロモンの方へと顔を振り向かせた時、少しくすぐられた感じがして邪ンヌの口から少しだけ甘い吐息が漏れる。

 

 そのため後ろから嫁ネロ達が真面目な場面でイチャつくなぁーっ‼︎ と叫んでいた。まぁもしも邪ンヌの立場が自分だったら同じ事になっていたであろうからブーメランな訳だが……

 

 それはさておき……

 

「テメェ……邪ンヌに対して塵芥になれって言いかけたよな? 邪ンヌがせっかく俺の事を止めたのに……最後にはこうなるってか……分かった。テメェはこの場で殺めはしないが、テメェのHPが1の状態でこの空間からお去らばさせてやるよ」

 

「だから邪ンヌ……もうそろそろ離してくれねぇか?」

 

「……はぁ〜。続きは帰ってからやってあげるわ」

 

 邪ンヌの言に対して内心帰ってからも続きをやるのかぁ〜、と少々ゲンナリしたが、取り敢えず今は目の前の雑種をここから退場させる事にする。

 

 右手にはデモリッションナイフを、左手には対物ライフルを構えてソロモンへと接敵すると同時に垂直な飛び蹴りをかました。

 

「ぐうぅっ⁉︎」

 

 先程のイチャ付き空間からの急なシリアス展開についてこれなかったこともあるが、アルジの攻撃に何も備える事が出来ず地面とは水平に吹き飛ぶ。

 

 そこを先回りしていたアルジがデモリッションナイフで打ち上げ、打ち上げた先にも先回りしてソロモンをデモリッションナイフで地面に叩き落とす。

 

 この時点でHPバーがあれば既にソロモンの体力は3分の1削られた状態である。そのソロモンに対して今度は対物ライフルを向けた。

 

「目ぇかっぽじってよく見てな! これがテメェの最後の光景だ‼︎」

 

 対物ライフルから5発、魔力を纏った銃弾がソロモンへと殺到する。ソロモンは悪あがきで障壁を作り出すが、最初から何事もなかったかの様に銃弾はソロモンの胴体、両腕、両足に着弾した。

 

 そしてアルジはデモリッションナイフの刃が付いてない方へと対物ライフルを連携させ、ナイフの持ち手を逆手に構えた。同時にライフルと連結したデモリッションナイフが紅い魔力を纏って光り輝く。

 

「きれい……」

 

 誰が言った言葉だろうか……アルジが手に持っている武器が放つ紅い魔力光……アルジからしてみればソロモンに対する憎悪をふんだんに込めたものではあるのだが、その純粋な憎悪が放つ物は……今この場にいる者達を魅了した。

 

 アルジは宙を蹴り、逆手に持ったデモリッションナイフを上段に構えてソロモンへと突撃。僅か数秒もしない内に紅い魔力光を放つデモリッションナイフはソロモンを突き刺した。

 

エクスペンダブルプライド‼︎

 

「オォォォォォォッ⁉︎」

 

「今回はこれで見逃してやる……」

 

「だが次会った時は……テメェの本当の最後だ

 

 紅い魔力が爆発を起こし、アルジが宣言した通りソロモンはHPを 1残して自分の本拠地へと強制送還された。

 

「さて、これで邪魔者はいなくなった訳だから……立香!」

 

「えっ? は、はい!」

 

「確か地下に聖杯が残ってたよな? あれを確保しに行ってくれるか?」

 

「う、うん! 任せて! 行こう、マシュ」

 

「はい、先輩!」

 

「それだったら俺も着いていくぜ。またガイコツとかに邪魔されるかもしれないからな!」

 

 立香とマシュ、そしてこの特異点で立香と仮契約を結んでいたモードレッドが地下に置かれたままの聖杯を回収しに行く。それを見届けたアルジは未だ分厚い雲に覆われた空を見上げた。

 

(オフェリア……ごめん。あの屑野郎を……俺の未熟さのせいで倒せなかったよ)

 

 確かにこの場では倒せた。だが邪ンヌが言った様に、自分の憎悪に流され暴走したままソロモンを討ち倒す事を……心の奥底では納得しきれなかった。

 

 空を見上げるのは、オフェリアを想いながらか、再び涙がこぼれ落ちない様にする為か……

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫よ」

 

「えっ……」

 

 アルジはいつの間にかまたあの白い空間におり、そして正面を向けば、ニコリと笑っていたオフェリアいた。

 

「オフェリア……」

 

「あの戦いもずっと見ていたわ。確かにあのソロモンを倒せたでしょうけど、それより私は……」

 

「っ‼︎///」

 

「貴方の心が壊れないか心配していたんだから。もうあんな無茶……しちゃダメよ?」

 

 オフェリアが抱き締めながらアルジに言う。先程の邪ンヌと同じく顔をオフェリアの胸に抱き寄せられながら頭を優しく撫でられるアルジ。それだけですぐに顔が赤くなる。

 

「ふふっ……この前あれだけ愛しあったのにまだ恥ずかしい?」

 

「い、今のが唐突だったから……」

 

「もぅ、相変わらずなんだから……でも、そんなアルジのことも大好きよ♡」

 

「っ⁉︎/// ま、全く君という人は……」

 

「それで……ジャンヌオルタだったわね。あの子の時の様に、私には泣いて甘えてくれないのかしら?」

 

「は、はぁっ⁉︎ ……急にんな事言われても涙は出てこねぇし、それに邪ンヌのところでカラッカラだ」

 

「そう……それは残念だわ」

 

「……もしかして揶揄ってるのか?」

 

「ふふふ、それはどうかしらね? でも貴方とこうして触れ合って話していると、とても満たされるわ」

 

 オフェリアが優しい笑みを浮かべながらアルジに言う。

 

「まぁ、オフェリアがそれで満たされるなら、俺はそれで良いか」

 

「それで……ね。今回も貴方に甘えても良いかしら?」

 

「また唐突だな。でも、俺も君に甘えたいと思ったよ」

 

「ふふっ、両想いだったわね♡」

 

「ある意味でな。じゃあ……」

 

「えぇ……んっ♡」

 

 そこからアルジさんとオフェリさんは数時間に渡って愛しあったといいます。勿論本番はしていませんが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……元に戻ったか)

 

 それからアルジは現実に意識が戻る。現実時間で言うところ2、3秒程だろう。空を眺める体勢のままだった。

 

「さて……オフェリアにもまた元気を貰ったからな……ここでは息の根を止めることはできなかったが……

 

 

 

 

 

 

 

次こそは必ず地獄に堕ちた方がマシだって思い知らせてやる‼︎

 

 新たなる決意と共に、アルジは進む。全てはオフェリアを取り戻す為に……そして今度こそ自分が大切だと思った存在を守る為に……

 

 

 

 

 

 

本編1部 第4章 死界魔霧都市ロンドン ー復讐者は遅れてやって来て仇敵をブチのめすー    完








解説


・ソロモンがアルジに掴まれて腹パンされているシーン

イメージとしては闇金ウシジマくんの一部シーンを参考にして描かせて頂きました。私自身ウシジマくんを某動画配信サイトでの切抜きでしか見た事がない為ウシジマくんに対しての原作知識はほぼありませんが、なんか使えそうだなと思い書きました。



・バルバトス・ルプスアーム

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ2期』にて主人公である三日月・オーガスが搭乗する機体。ガンダムバルバトスを改修した姿になります。今回は両腕のみ装着なので、武装などの解説はルプス本体が出た時に書こうと思います。

・レンチメイス

ガンダムバルバトスが鉄血のオルフェンズ1期で地球に降り立った際に使用した武装。形は恐竜の頭蓋を模した様なメイスだが、メイス部分が開くと中にはチェーンソーが内蔵されている為、敵を拘束しつつ対象を切断する事が可能。

今回アルジはグシオンリベイクアームに4本持たせてソロモンを障壁ごと拘束して用いていた。

・ソードメイス

ガンダムバルバトス・ルプスの武装の1つであり、両刃の大剣ではあるものの刃自体も分厚い為ほぼ打撃武器となっている。

・グサオンハルバート

ガンダムグシオンリベイク、ガンダムグシオンリベイク・フルシティの武装の1つであり、中世ヨーロッパの方でよく見られたハルバートの形に似ている。

・ツインメイス

ガンダムバルバトス・ルプスの武装の1つであり、小ぶりなメイスではあるが質量としては重く、鉄血メイスに比べて素早く振るう事ができる。また相手を拘束しつつ連撃を叩き込む事で相手をじわりじわりとダメージを与えれる。

・エクスペンダブルプライド

『テイルズオブエクシリア』、『テイルズオブエクシリア2』にて登場するアルヴィン というキャラクターの秘奥義。

本来の決め台詞

「目ェかっぽじってよく見てな! オタクの最後の光景だ! エクスペンダブルプライド‼︎」

今回アルジが言った台詞はこれに自己流のアレンジを加えております。アクションについてはゲームとほぼ同じ動きをしていますが、アルヴィンの場合両刃の片手剣に小型の銃を用いてやっているので、武装の種類が若干違いが出てます。



と、解説はここで終了しまして、ようやく4章が終わりました! いやぁ〜……ここまで来るのが長かった。

次回は5章に移ろうと思いますが……何話で終わらせようか考え中です。今月にもう1つ投稿できればと思いますので、それまでお待ちいただければ幸いです。

それではこの辺で……
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