それもそのはず、私の起源は…
中学校、そこは最高な思春期の園、幼女ではないがロリである12〜15の少女がいるココは、私にとって天使がいる
名乗るのが遅くなってごめんなさいね、私の名前は
「てか何独り言のように思ってるのさ……帰ろっと。」
ぼんやりとしていた頭を横に振ってシャッキリさせる。机の上には既に帰りの準備の済んだ鞄があり、それを手にしてそそくさと家へと向かった。
「ただいまー。」
寂れた一軒家の自宅の玄関を開け、私は帰ってきた時に言う言葉を言う。
「おっ、帰ったか大将!」
「ただいま、ライダー。」
リビングの方から声が聞こえた、どうやら今日はいるらしい。
「っと着替えないと…。」
一回着替えてこよう。
豊海家は寂れてはいるが、まあ丈夫だしそれなりに広いので結構気に入ってたりする。住人は私とお姉ちゃんの二人、両親とは別居している。毎月仕送りのお金が来るし、お姉ちゃんが働いて稼いでくれてるのでお金の方はなんら不自由ではない。
玄関から左に曲がり、廊下を歩いて私の部屋に行く、ファンシーな木札(兎さんの形に桔梗と彫られたもの、お姉ちゃんが作ってくれた。)が掛けられた部屋に着く、ドアノブを捻って部屋の中に入った。
「おかえりー!」
「っと警察警察…。」
「ストップストップストップ!なんで通報しようとするのよぉ!」
「自分の部屋に変態がいたから。」
「誤解を招く言い方はやめてよぅ!桔梗たんー!」
「はぁ………通報はしないよ、で?なんで私の部屋にいるの?お姉ちゃん。」
扉を開けたらそこには私の姉、豊海
「さあ出てって出てって!」
「あーもーわかったよぉー。」
お姉ちゃんの背中を押しながら(蹴りながら)部屋から出す。
お姉ちゃんが出たので、棚から白の露出度の高いワンピース(百合の花柄のものだ、背中が大胆にあいている。)を取り出して近くにあったテーブルに置く。学校指定の白のセーラー服を脱ぎ、黒のミニスカのジッパーを下ろして脱いで下着姿(ピンクのスポーツブラに熊さんパンツ)になる、鏡で見てて思うが、私は意外と良い体をしてると思うだと思う。黒のクルクルショートヘア、赤と紫のオッドアイのツリ目、白い肌、健康的な細いお腹、おっぱいはCカップ、お尻は引き締まってるし。まあ美少女だ。
「っとさすがにこの気温でも寒くなるや…。」
ワンピースを手に取って着て、私は自分の部屋から出た。
「おっ、桔梗たん着替え終わったのーん?」
「うん、お姉ちゃん。ライダー、今日は出かけたの?」
「いや、今日はどこにも行ってねぇぜ。大将。」
金髪の短髪、黒と金を基調としたレザージャケットを身につけている男が私の(色んなものが)大きい版のお姉ちゃんと一緒にいる、彼が私のサーヴァント、ライダーだ。
「うんうん!ライダーさんは私の朝から呑んでたからねー!」
「へぇー、アンタら私のいない間にそんな事してたんだー?酒盛りかぁ?え?」
「あっ…そっ、それは…!そのー……えっ、えっとねー…ラララライダダダダダササササンンンンー!」
涙目でライダーに泣きつくお姉ちゃん、ライダーはオドオドと慌てていた。
「あっ、あー…オッ、オレッチハカンケイナイゼー。」
「ライダー?お酒は美味しかった?」
「まあ中々においしかったぜ。」
「共犯じゃないの!?」
「嵌めたな!?」
「嵌めてないよ…!?」
ココに、友人のような魔術師とサーヴァントの二人組が出来ていた。
「じゃあ依頼の方、宜しくなー!」
「おう、しっかりとこなさせていただくよ。。」
「うんうん!よし、コレで一人けってーい。」
じゃあね〜!と巫女服の女が戸を開けて出ていく。
「しっかし…聖杯戦争ねェ…。」
オレ、
「聖杯戦争…聖杯戦争っと……あったあった。」
先程来た女の依頼は、今度この街でやる聖杯戦争に参加してくれ、ということだった。
「面倒臭いなぁ……殺し合いとかやだなぁ…。」
「親父、殺し合いすんの?」
「うおっ!?聞いてたのか…
「
「マッジかよー…物騒なものとは無縁な生活を送ってもらいたいんだよなぁ。」
「確かに、物騒な依頼は今まで断ってきてたもんね。なんで聖杯戦争の依頼は受けたの?」
「そんなの、お前らから危険を退けるためだろう。」
「危険…?」
「この街で聖杯戦争なんざ起きたら、お前らに危険が及ぶかもしれないだろ?それにココはお前らが住む所だ、当然守らずして何が保護者だよ。」
「普段真面目な顔してない人が真面目な顔するとなんか変な気持ちになるね……。」
「真面目な話だからね…、えてか何?オレって普段そんな真面目じゃない?」
「真面目じゃない真面目じゃない、父さんは僕達子供からはダメ親父って思われてるんだよ?」
「お前ら酷いな!?」
英霊を召喚しよう!と思ったオレは早速家の中を探しまくった。何かしら英霊に縁があるものがあるだろうなぁ……無かったら無かったでその時だし。
「パパー!パパはなにしてるのー?」
「おうつばめ、パパは今探し物をしてるんだぞ。」
いきなり背後からロリボイスで話し掛けられる。振り返ると長い茶髪をところどころ跳ねさせた鳥のような少女…まあ我が家の次女、現在小学三年生の御崎つばめがいた。
「さがしものー?」
「そうそう、さがしもの。…あーそうだ、つばめ、パパの部屋にあった本、知らない?」
「どんな本ー?」
「つばめにはまだまだ難しそうな本だ、どこかで見なかった?」
我が家にある触媒はアレくらいだった気がする、呼んでも上手くコンビを組めるかは不明だが。つばめは小さな手を口に当てて、唸りながら考え込んだ。と、心当たりがあったのかポン!と手を叩いて口を開いた。
「たしか
「ん、そっか。教えてくれてありがとなー。」
教えてくれたつばめの頭を優しく撫でてやると、嬉しそうに目を細めてくれた。
「じゃあ、パパもう行くからね。」
「うん♪」
つばめから教えて貰ったので、オレは文人…御崎家の次男の部屋に向かっていた。
階段を昇って、2階の五つある部屋の中の右から二つ目の扉にノックをした。
「文人ー、いるかー?」
「いるよ、父さん。」
部屋の中からは少年の声が聞こえた。
「部屋、入っても大丈夫か?」
「大丈夫だよ、別にやましいものもないし。」
やましいものってお前…まあいい、入るか。木造の扉をガチャリと開いて、部屋の中に入る。中には椅子に座りながらこちらを向いてる少年がいた。
「よう文人、あの本知らねぇか?」
少年─彼が、御崎文人。黒の短髪に黒の瞳、藍色の縁のメガネを掛けた顔立ちは普通で、体型も普通の平凡な中学一年生だ。
「あの本?えーっと…あぁ、
文人は勉強机の上に置いてあった古そうな本を手に取ると、ハイ、とオレにその本を渡してくる。
「うっし、コレがあれば大丈夫だな。ちょいとこの本借りてくぞー。」
「ん、了解。」
さて、材料は揃ったし召喚するか…。
「さて……じゃあやるか。」
夜、子供らが寝た深い深い夜、俺は相棒となる英霊を呼ぶべく、魔法陣を書いて準備をしていた。
「其に銀と鉄(ry」
呪文を言い終えて待つ、右手に痛みが走ったので確認してみると、赤いタトゥーのような……そう、コレは確か令呪だ。となると…
「魔法陣が光出した……来る!」
確認出来るシルエットは俺より低いな…
「サーヴァント、ランサー。貴方が私のマネージャーかしら?」
「マネー…ジャー…?まっ、まってランサー!」
この女今なんて言ったんだ!?
困惑してる俺を、ランサーはドヤ顔で見上げて
「ええ!マネージャーよ!それで?どうなのよ。」
「あー…その、だな。令呪あるし…あぁ、オレが君のマネージャー…でいいと思う。」
「なによー煮え切らないわねー。まっ、違ったら魔力源にすればいいし…えぇ、とりあえず分かるまでは貴方がマネージャーね。」
わかるもなにも、ここに居るのはオレと君だけだろ。とはいわない。殺されるような事態になったらオレは負けるからだ。英霊に勝てるやつなんて人間じゃないだろうし、オレは人間なので負けるに決まっている。
「…まあなんだ、宜しく頼むよ。ランサー。」
右手を伸ばして握手を要求する、ランサーはニッコリとしながら応じてくれた。
こうしてココに、一組のアイドルとマネージャーが生まれた。
豊海桔梗
読み:とようみききょう
一人称:アタシ
性別:女性
年齢:14
身長:154
体重:49
バスト:C
起源:『色欲』と『魅了』
属性:風
魔術回路:19
特技:料理、夜の方のごほ(殴
好き:小動物、可愛らしい男のコ、クール系の美少女、ピエロ
嫌い:スカトロ
苦手:特になし
召喚したサーヴァント:(ライダー)
触媒:不明
黒のショートカット、左右の髪を巻いてるが癖毛。可愛らしいツリ目気味の瞳は赤と紫のオッドアイをしている。肌は雪が穢れる程白い。
根は真面目なのだが普段は子供のような性格、不意打ちを食らうと顔を赤く染める。ツンデレでむっつりスケベ、風紀委員長とかやったら良さそうな性格。
召喚したサーヴァントとは友達のような関係を築いているようだ。
戦闘能力
洗脳、魅了、誘惑等の精神干渉系や誘惑系の魔術が得意。
また、豊海家の研究している魅了魔術とは相性抜群である
起源
『色欲』
七つの大罪のうちのひとつ、色欲が起源となっている。
常時色欲を察知する能力があったり、色欲を湧かせたり出来る。
『魅了』
そのまま。
相手を魅了する事が出来る、性別は関係なし、魔力抵抗で抵抗出来るのだが、それでも少しでも気を抜くと魅了される。本気を出すと魅了EXレベルらしい。
聖杯にかける願い
別の世界線の自分を見てみたい
サーヴァント(本来のステータスと違うものありの為記載)
筋力:C+
耐久:D
敏捷:D+
幸運:A+
御崎歌歴
読み:みさきかれき
性別:男性
一人称:オレ
年齢:25
身長:176cm
体重:66kg
起源:『成長』
属性:水
魔術回路:24
好き:歌、可憐なもの、花の世話
特技:模写
嫌い:汚いもの
苦手:不明
職業:教師
召喚したサーヴァント:(ランサー)
触媒:龍の紋章のペンダント(本編記載無し)と関連の書物
黒のロングに黒の半目の男。
明るくオタク気質で、裏表の無い性格をしている。
魔術師ではなく魔術使いで、彼自身が1代目当主の歴史が新しい家系。
家では航司、縁、つばめ、文人の4人の養子と共に暮らしている。
召喚したサーヴァントとは相手に引っ張られている感じのようだ。
戦闘能力
正直三流の魔術使い、但し植物の成長等を自在に操ることが出来る他、彼が研究している強化魔術においては狂化とも呼べるレベルで強化出来る。
起源
『成長』
植物の成長から人間の心の成長まで、後押しする起源。
聖杯にかける願い
養子たちが死ぬまで幸せでありますように。
サーヴァント(本来とは違うものがある為記載)
カリスマ紛失
拷問技術:C+