そう言って私は家出をした。めんどーくさいあんないえはもうこりごりだ。……ほんとう、平和主義の私には合わない。
「あ"〜…。」
「マスター…少しは動いたらどうです?」
「やだね!」
「即答ですか…。」
「うん♪」
「何故そこでいい顔で頷くんですか…ほら、お外に行きますよ。」
「やーだー!」
はじめましてみなさま、わたし、名前をエミヤガウナともーします。
ここ、四季山市で聖杯戦争が行われるらしいので、まあとある一族のだいひょーとして来てる訳なんだけど……。何分、まだ全然始まる予定がないので今はサーヴァント……アーチャーとダラダラ待ってるつもりだった、だったのに…。
「なんでおそと行かないといけないのぉ……。」
「鍛錬です!しっかりと鍛錬しなきゃ負けちゃいますよ!」
「大丈夫大丈夫!わたしたちが負けるわけないもん!」
「なぜ言い切れるんですか?本当に負けないと?」
ジンジャのみこしょーぞくの彼女…アーチャーはりんとした顔をズズイ!と近づけてこわい
「だっ、だってわたしホムンクルスだしぃ!?たかだかニッ、ニニニニンゲンなんかの魔術師に負ける訳ないじゃん!?」
「本当にそうだと思いますか?」
「なっ、なにさ!なら負けるとでも?我ホムンクルスぞ?ニンゲン共よりあっとー的な魔力量持ってるんぞ!?簡単簡単。」
「ハァ…慢心、ダメゼッタイ。ですよ。そんなではいつか足元をすくわれます。」
「さーれーまーせーん〜。ガウナちゃんはさいきょーですぅ〜。」
「それはフラグって言うんですよ。日本の漫画だとそう言うと大体負けるんです。」
「まっ、負けないもん!アーチャー不吉なコトしか言わないからきらい!」
「貴方がだらけるからでしょう!んもう…なんでこんなマスターなのかなぁ…。」
アーチャーとの出会いはとても不思議だった。
実家から出たわたしは、交流のあったニホンジン、エミヤシローさんの家に訪れていた。
「たのもぉおおおお!シィイイロォオオオどのぉおおおおおおおおおおおお!」
「なっ、なんだ!?誰だ!?……ってガウナ?」
「YES!YES!YES!お久しぶり、シローさん!とりあえず中に入れてー!」
「あっ、おい!はぁ…。」
「……で、なんで来たんだ?」
呆れ顔で来た用件を問うシローさん、わたしは持ってきた荷物(実家の財産の一部と最低限の日用品と魔道具。)を置いて話した。
「実家がね、イヤになってきて家出してきたの。シローさんには悪いと思うんだけど…ココに住まわせて!」
「城の方に行けばいいじゃないか……。」
「きゃっか!一人はイヤなのー。」
「ならメイドを連れてくれば良かったじゃないか。」
「あの子たちは実家の方でていっぱいなの!今は連れてけない。」
「…というかそもそも、何が原因なんだ?ガウナの実家は確か……。」
「そう、イリヤさんと同じあそこ。…クソオヤジがイヤでね…というかわたし平和主義だし?あの家とは全然合わないっていうかー。」
「成程な…なら仕方ないか、ここに住んでもいいぞ。」
「やったー!」
ということで…私はエミヤていでお世話になることとなったのだ。それから2ヶ月くらいたった頃。どうやら聖杯戦争が開戦されるらしく、何故かアインツベルンの代表として私が選ばれたのだ。…しかも今回はマトウやトオサカは参加しないらしい。
「にしても……今回は冬木じゃないんだな、聖杯戦争。」
「冬木とは別のとこで聖杯が確認されたみたい。代物はガチのやつ、まあ少し変わってるみたいだけど…。」
「少し変わってるっていうのはどういう意味だよ。」
「本来、聖杯戦争で東洋のサーヴァントって呼び出せないの、聖杯は『西洋』のがいねんだからね。それなのに…。」
「それなのに……?」
不思議そうな顔で私を見るシローさん、いやはや本当に驚いた事があったのだ。
「私ね、さっきちょちょいとしょうかんしてきたの。サーヴァント。その……見てくれればわかるんだけど、ニホンのサーヴァントだよなぁって。……アーチャー、もう姿見せていいよ。」
そうぽつりと呟く、すると近くからはジンジャのみこしょーぞくを着た少女が出てきた。
「初めまして衛宮士郎さん、私はガウナさんのサーヴァント、アーチャーと申します。この度はマスターのサーヴァントとして私のような若輩者が来てしまい申し訳ありません……。」
アーチャーは申し訳なさそうにあやまる。つーかシローさんは私のおかあさんじゃないぞ、
「あぁいや…こちらこそ、ガウナをよろしく頼む。コイツは危なっかしいからな…どうかみてやってくれ。」
「ええ、私がいるからにはマスターを見事勝利させてみせます!さあマスター鍛錬をしましょう!鍛錬を積めばそれだけ確実な勝利に近づけるのです!さあさあ!」
「ヤダァァァァァ!うーごーきーたーくーなーいー!助けてシローさん!ヘルプミーだよシローさん!」
「頑張ってこい!ガウナ!」
とてもいい笑顔でガッツポーズをするシローさん、私は抵抗虚しく道場に連れていかれたのだった……。
ここに、二人の少女の二人組が出来ていた。
「セイバーセイバー!お話してー!」
わたしは、今日もかれに話を聞く。
「あーはいはい、今日は何を話せばいい?」
おっくうそうに話し出すかれ、セイバーはいつもそうだ。
「セイバーのお話はどれもおもしろいもの!でもそうね…今日はセイバーの親友のお話をして!」
「ああ了解だ、さて、アイツを話すのにはまずは…」
わたしのりょうしんは、今はとおくにいます。
九さいのころです、お父さんもお母さんもわたしを置いてどこかいっちゃいました。
まわりの人は死んじゃったって言いました、あなたのご両親はもういないのよって。
でもそんなのしんじません、わたしはしんじないです。ぜったいにしんじないです。
お父さんはきびしい人でしたが、絵本を読んでくれました。
お母さんは優しくて、わたしが立派なまじゅつ使いになるためにたくさん色んなことを教えてくれました。
そして、今日はその教えを全うする日です。
「素に銀と鉄。 いしずえに石とけいやくの大公。
降り立つ風にはカベを。 四方の門は閉じ、王かんより出で、王国に至る三叉路はじゅんかんせよ
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻をはきゃくする
――――告げる。
なんじの身は我が下に、我が命運はなんじのけんに。
聖はいの寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
ちかいを此処に。
我はとこよすべての善と成る者、
我はとこよすべての悪をしく者。
なんじ三大の言霊をまとう七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
…あとは、来てくれた人とけいやくをむすぶだけ
「…オイ、貴様が私を呼んだマスターか?ん?」
しょうかんを終えると、目の前には一人のイケメンがいました。
「…だれ?」
見覚えのないその人にといます。
「私はセイバーだ、で、貴様が、私を呼んだのか?」
「セイバー……うん、わたしがよんだの。」
「…貴様にそれがある限り、私は貴様の近くにいよう。死んだら願いも叶わないしな。…それで、マスター…貴様の願いは何だ?」
「わたしの……ねがい……。」
もし、もし、かなうなら。
「わたしは、家族が欲しい。」
「よし、そのためには勝利せねばな。まずマスター、そんな暗い顔をするな。いいか?顔の暗い船長の船なんて乗りたくないだろ?だから明るい顔をしろ、お前はまだ子供だからな。」
…いいのかな…
「貴様冒険譚は好きか?私は船長でな、私の話をしてやろう。」
ニッと笑ってくれるセイバー、わたしは、その笑顔にすくわれたんだ。
「とまあ…アイツは十二の試練を乗り越えたわけだ。…おいマスター、おい。…なんだ、寝てるのか。」
オレは幼い少女に召喚された、恐らく触媒となったのはコイツの心の中に強く残っていた冒険譚だろう。
ベッドまで連れていき、上に乗せて布団を被せる。よく寝るがいいマスター、せめてこのオレがいる時だけは、貴様は一人ではないのだから。
ここに、一人の船長と少女の二人組が出来た。
名前:ガウナフィール・フォン・アインツベルン
読み:がうなふぃーる ふぉん あいんつべるん
外国語表記:Gaunerviel Von Einzbern
日本国名:衛宮ガウナ
性別:しょーじょ
一人称:わたし
年齢:20
身長:150cm
体重:かるーい
バスト:おーきめ(D)
起源:『紡ぐ』
属性:地
魔術回路:89
好き:ねこ!うさぎ!
特技:相手の毒気を抜くこと
嫌い:権力、アインツベルン、翁
苦手:心霊番組
召喚したサーヴァント:(アーチャー)
触媒:不明
白のショートカットに赤のジト目の少女。
ホムンクルスではあるが極めて人間に近い生命体、だが決して聖杯の器などではない。(この聖杯戦争においての聖杯は時が来たら現れるような形らしい。)
また、下記の性格故にアインツベルンを嫌っており、六年前にアインツベルンとは疎遠になっており、現在は衛宮の家でお世話になっている。
争いごとを好まず、ゆるゆるだらだらしているのが素の性格。本編中もほとんどがこんな感じ
また、喋り方もだらしがない。
アインツベルンから掠めとってきた多大な財産(と沢山のホムンクルス即席セット)があるらしく、お金には一生困らないとか
召喚したサーヴァントとは仲のいい同居人として関係を築いているようだ。
戦闘能力
一応アインツベルンの錬金術を扱える、他にも純粋な治癒魔術が得意。
起源
『紡ぐ』
言葉を紡ぎ祈りを紡ぎ全てを紡ぐ。本人曰く、「さいほーが得意になる起源」
聖杯にかける願い
アインツベルンからこれ以上聖杯の器を出さないこと。
名前:如月冬
読み:きさらぎふゆ
性別:女性
一人称:ふゆ
年齢:11
身長:139cm
体重:27kg
バスト:AA
起源:『氷』
属性:火
魔術回路:32
好き:雪だるま、お鍋、金髪、冒険譚
特技:影鬼、しりとり
嫌い:面倒事
苦手:無し
召喚したサーヴァント:(セイバー)
ウェーブがかかった銀のロングに青の瞳の童顔少女。
常に涼し気な目をしているが性格自体はムードメーカーのような少女。
そもさん涼し気な目は起源が影響している、尚体温も起源のせいで低いが健康には問題は無いようだ。
オヤジギャグやダジャレを言うことが多い。
また、両親は既に他界しており現在は施設で暮らしている。
召喚したサーヴァントとは結構仲良くしてるようだ。
戦闘能力
火系魔術を扱えるが腕は二流レベル。むしろ彼女の本来の力は氷を飛ばすことにある。
起源
『氷』
液体などを一時的に凍らせることの出来る起源
聖杯にかける願い
家族が欲しい