カレイジャスⅡは壮行会が行われる場所、ミシュラムへ向けて進んでいた。
ティアは思念体として姿を現す事が出来る様になったミリアムと話をする為に船倉へ。そしてアリアンロードはローゼリアと共に甲板へ出ていた。
「ロゼ。ティアは、私の為に何を犠牲にしたのですか?」
「……やはり気付いておったか」
「魔女である貴女と違い、ティアは人の子。……貴女達は内に秘めた魔力を対価に契約が可能ですが、ティアの場合は違う筈です」
「まぁ、そうじゃな。
「ですが、私がこうして留まって居られるのはあの子が今尚何かを犠牲にしているから。一体、何をあの子は私の為に犠牲としたのですか」
アリアンロードの言葉に甲板から流れる様に過ぎ去る雲を眺め、目を閉じたローゼリア。しばしの沈黙を経て、彼女は真剣な表情でアリアンロードへ向き直って告げる。
「成長じゃ」
「成長……ですか」
「うむ。お主の娘は今後、一切身体が成長せぬ。元々あの身体は非人道的な経験から後遺症として成長が遅い様じゃったが、後10年もすれば立派な大人の身体に成れたじゃろう。だが、最早お主の娘が身体的に成長する事は無い。……あぁ、予め言っておくが魂は年を取る。寿命は来るぞ?」
それが真実なら、ティアは今の姿のまま心だけが年を取る事になる。これから先、彼女の目に見える成長を感じる事は出来ないと言う事だ。ローゼリアは更に「本人の意思じゃった」と続ける。そしてそれが、ティアに取って大きな決断であった事をアリアンロードは知っていた。
嘗て、フィーとの再会で成長していない事を指摘されたティア。それから数日は『大きくなりたい』と頑張った時期もあったのだ。デュバリィに『焦らなくても何時か成長出来ますわ』と言われ、シャーリィに『ティアはそのままで良いよ』と言われた事で成長を急ぐ事は無くなったが……それでも大きくなりたいと思っていた事に変わりは無い筈である。
「私が居る限り、彼女が大人になる事は出来ない。……私は彼女の大人になった姿を見る事は出来ないのですね」
「……そうじゃ。しかし忘れるで無いぞ。お主の娘はそれでも選んだのじゃ。あの年の子供は大人に憧れる。それでも、自分が大人になる事よりお主に消えて欲しく無かったんじゃよ」
「えぇ……分かっています。それに、見た目だけが全てではありませんからね」
「良く分かって……リアンヌ、お主今妾を見て言ったな? 本来の妾はもっと
言われた言葉に頷いたものの、その視線に気付いたローゼリアの抗議が甲板へ響き渡った。
一方、船倉ではティアが思念体となった状態で姿を見せるミリアムと話をしていた。
「そう言えば、ティアの中には僕達が生まれるより前の子達が居るんだよね?」
「うん……でも、お話は……もう、出来ないの。……あの時に……」
「そっか……ちょっと話して見たかったけど、仕方ないね」
以前はミリアムやアルティナとの再会前や、危機が迫った時のみに声を感じ取れたOz達の思念。だがルーファスに撃たれたあの時から、ティアはその声を聞く事も感じる事も出来なくなってしまっていた。
「う~ん」
「ミリアム? どう、したの?」
「いや、ティアって半分は僕達と同じって事でしょ? なら、ティアは僕のお姉ちゃんになるのかなぁ? って思って」
「私が……お姉ちゃん?」
「ティアさん。ミリアムさん」
ミリアムの言葉に驚きと共に少しだけ目を輝かせ始めるティア。すると2人の傍へアルティナが声を掛けながら近づき始める。そして何の話をしていたのかを質問すれば、ミリアムが今までの話を説明。するとティアが少し期待した様子でアルティナに質問する。
「アルティナ……私、お姉ちゃん?」
「はい? ……いえ、ティアさんは強いて言うなら妹かと」
「まぁ、だよね。僕達の中で一番小さいもんね」
「あう……良いもん……心は大人、だから」
そう言って少し拗ねた様にも見えるティアの姿が、余計に子供っぽく見えて思わず笑ってしまう2人。そして違う話を始めれば、子供扱いされた事等すっかり忘れて楽しそうに話をするティア。そんな単純なところに、もう1度笑ってしまう2人を見て本人は首を傾げるのだった。
「はぁ……」
明日の正午、リィン達が突入しようとしている空に浮かぶ要塞……幻想機動要塞にて。シャーリィは緋の騎神の傍で余裕そうに過ごす皇太子、セドリックを横目に溜息をついていた。彼が操る緋の騎神の名前はテスタ=ロッサ。彼女が扱う武器と同じ名前であり、元は騎神の方である。それ故か、呪いの影響で必要以上に力に固執する彼の面倒を見て来た彼女だが、ここ数日大きな物足りなさを感じていた。
「やっぱり、一回抱き締めないとやる気出て来ないな~。もうこの際、道化師にでも頼んでみようかなぁ」
彼女が思い出すのは、妹の様に可愛がっていた少女。彼女が黒キ星杯で撃たれた際には、その下手人を思わず殺してしまいそうになったシャーリィ。今は亡き猟兵王に止められて押し止まったものの、その後仮面を付けた少女を見た時はパンタグリュエルでも戦う気すら起きなくなってしまっていた。……それ故に、彼女が遊撃士の手で解放されたのを見たシャーリィは知っている。今、少女は元に戻って明日やって来る者達の味方をしていると。
「どうせ、明日まで動かないだろうし……話すだけ話してみよっと」
シャーリィは行動を決めて、皇太子を置いて同じ要塞内に居るであろう道化師カンパネルラの元へ向かうのだった。
ティア・プラトー
【攻撃属性】
斬A 突S 射B 剛A
※アルティナやミリアムと同じ様に戦術殻、グラーシーザで突く様に攻撃する。
【クラフト】
デュアルアーツ
2種の魔法を同時に放つ。
CP30 EP200 威力は使用する魔法に依存
「えいっ! やぁ!」
トリプルアーツ
3種の魔法を同時に放つ
CP50 EP300 威力は使用する魔法に依存
「えいっ! やぁ! もう、1回……!」
ロスト・ゼロ
全力で魔法を使用する。
※ロストアーツ選択可 このクラフトで使用した場合、再使用が可能
CP80 EP500 威力は使用する魔法に依存。次ターン、行動不可。
「そ、れっ!」
ホーリーエール
ティアの応援で共に戦う仲間の士気を高める。
CP20 円L(自分中心) 自身対象外
CP+30 HP10%回復。※一部キャラのみ、極稀に効果増大。
「皆。頑張ろう……!」
???
【Sクラフト】
エンドレスヴォイド
虚無の魔法で敵を吸い込み、消滅させる。
CP100~200 威力4S ブレイクC 崩し無効 全体 消滅
両手を前に突き出し、周囲を吸い込みながら巨大な黒球を作り上げる。それを敵の中央に投げ込むと、黒球は一気に肥大化して全てを飲み込む。そして大地が無くなり、最後には丸型の巨大なクレーターが出来上がる。
「……これで、お終い……エンドレス、ヴォイド……! さようなら」
???
【オーダー】
シャイニングカーレッジ
BP3 5カウント 与ダメージ+30% ブレイクダメージ+50% EP全回復 毎ターンCP+20
「皆に、勇気を……シャイニング、カーレッジ……!」
???
【???????】
??? 『???・???・???』
好感度『ティア→キャラ』
★★★★★
フィー・ミリアム
アルティナ
ティオ
トヴァル
アリアンロード
デュバリィ・シャーリィ
アイネス・エンネア
★★★★☆
リィン
クロウ
アリサ
シャロン
ヴィータ・ローゼリア
セリーヌ
★★★☆☆
エリオット・ガイウス・マキアス・ユーシス
ラウラ・エマ・サラ
クルト・アッシュ
ユウナ・ミュゼ
ランディ・エリィ・ノエル・キーア
アンゼリカ
アルフィン
マクバーン
★★☆☆☆
ロイド・ワジ
ゼノ・レオニダス
カンパネルラ
ブルブラン
★☆☆☆☆