ミシュラムの海が見える食事処は、バーにもレストランにもなっていた。アリアンロードやローゼリアがお酒を強さを競う戦いの後、再びヴィータと共にお酒を嗜む中、彼女達とは違う別の席ではアリアンロードの飲むお酒と同じ物を前に頬を赤く染めたデュバリィがユウナ、アルティナ、ミュゼの3人を前に声を上げる。
「良いですかぁ! マスターは、マスターは素晴らしいのです!」
「あぁ、うん。もう4回目だよ、デュバリィさん」
「ふふ、本当にお好きなんですね」
「これは、何時までも繰り返されるパターンでは?」
絡まれている様にも見える2人の姿に、バーカウンターで飲み物を飲むリィンとクロウとランディは思わず苦笑いを浮かべる。別の席に座る彼女達の同級生、クルトとアッシュは別の席だった為に巻き込まれない事に安心する中、来店を知らせる音が響いた事で全員の視線は出入り口へ。そこにはアイネスと共に入るティアの姿があり、彼女は少し周りを眺めた後に空いていたアリアンロード達の席へ。アイネスはリィン達の座るカウンター席へ座った。
「テーマパークは楽しんだかしら?」
「色々、遊んだよ……楽しかった」
ヴィータの質問にティアが頷くと、彼女は進められて飲み物を注文する。因みにお店の人とは上手く話せない為、選んだのは本人だが注文したのは別の人物であった。……そして出て来たのは、ホットココア。
「今日を楽しむのは大事じゃが、明日に支障が無い様にの」
「うん。……大丈夫」
ローゼリアの言葉に頷いて、ホットココアに口を付けるティア。そんな彼女の姿にアリアンロードを始め、多くの者が優しい笑みを浮かべる。……するとヴィータが優しい笑みを浮かべたまま、ティアへ質問した。
「ティアちゃん。貴女は今後、どうして行きたいと思っているのかしら?」
「今後……分かんない」
彼女の質問にティアはフィーからの言葉を思い出し、首を横に振って答える。そんな2人をやり取りを前に、今度はローゼリアがアリアンロードへ同じ様に質問した。
「リアンヌ。お主もじゃよ。明日を超えた先、どうするつもりじゃ?」
「……ティアと同じですね。……分からない。元々この戦いの勝敗がどうであれ、私は消える運命にあった筈なのですから」
騎神の力で生き続けていた彼女にとって、この戦いの結末は消える事だった。故にこれまで、戦いのその後を考える事が無かった。が、思わぬ形で生き残る事になった今。彼女も今後について考える必要がある。
「今は、明日の戦いに集中するつもりです。そしてその後は……3度目の人生になるのでしょう」
「マスター! 私は、私はぁ! 例え火の中水の中、地の果てでもついて参りますわぁ!」
「ふふ。ありがとう、デュバリィ」
「マスター! はぅ~……」
話を聞いていたデュバリィが立ち上がって告げた言葉にアリアンロードが微笑みながらお礼を言うと、彼女は胸を抑えながら幸福そうな表情で椅子に座り込む。……そしてそのまま、幸せを感じながら彼女は眠りについてしまった。
「全く、鉄騎隊筆頭が情けない。まぁ、気持ちは分からなくも無いがな。……マスター、私やエンネアも同じ気持ちです。貴女の元で、これからも」
アイネスはそう告げて、デュバリィを抱えてお店を後にする。ローゼリアが「慕われておるのぉ」とアリアンロードへ告げれば、彼女は去り行く2人の背中を眺めて呟いた。
「えぇ。私の自慢の部下達ですよ」
その言葉に全員が鉄騎隊とそのマスターであるアリアンロードの関係性に優しい思いを抱く中、バーカウンターで飲んでいたランディが口を開いた。
「そう言えば話は戻るが、ティアらんは元々リィンと同じⅦ組だったんだよな?」
「ティ、ティアらん……ランディ先輩、また変な呼び方を」
「うん。短かった、けど」
「あぁ。でも、同じ場所で過ごした仲間だった事に変わりは無い」
「リィン……ありがとう」
ユウ坊。ティオ助。デュバりん。等々、女性の名前を特徴的な呼び方で呼ぶランディのティアを呼ぶその言い方にユウナが苦笑いを浮かべる中、ティアは頷いて答える。そして続けたリィンの言葉にお礼を言えば、ランディは笑みを浮かべる。すると、話を聞いていたクロウが気付いた様に口を開いた。
「ん? でもティアは姉に会いにクロスベルへ行ってそれっきりだろ? 在籍とかはどうなってんだ?」
「サラ教官の話だと、休学のままだったらしい。今はどうなってるか、流石に……」
「つう事は、だ。ティアらんはまだ卒業してない訳だろ? なら、
士官学院を卒業していないティアには、もう1度卒業の為に在籍する事も可能であった。現在の年齢は士官学院入学当時のフィーに近く、そこまで大きな問題がある様には思えない。が、ランディはそれを言い切ってから「だけどなぁ」と続けた。
「ティオ助がどうするかだな。お前さんの為にまた離れる事を受け入れるか、一緒に居ようとするか……多分後の方だと思うんだよな」
「ティオ先輩、ずっとティアちゃんを探してましたからね。見ていた私としては、一緒に居る方が良いと思います」
今この場にはいないティアの姉、ティオの行動を予想する2人。血眼とも言える様子を見て来た2人からすれば、ようやく再会出来たのだ。今度こそ、共に過ごす方が良い様にも感じていた。だが、2人の会話を聞いていたアルティナは徐にティアの元へ。
「ティアさん」
「? アルティナ?」
「一緒に、勉強しましょう……!」
その手を取って告げる彼女の目は、とても輝きに満ちていた。
「おいおい。もしそいつが俺達と同じ場所に入るとしても、同じクラスとは限らねぇぜ?」
「……教官。お願いします」
「いや、俺に言われてもな……」
「何と言うか……僕にはアルティナの雰囲気が何時もと違う様に見えるんだが」
「ふふっ。話によれば、私達と出会うよりも前からのお知り合いで彼女にとって最初のお友達だとか。仕方ありませんね」
アッシュの言葉にアルティナがリィンへ告げ、困る彼の姿を横にアルティナの様子を見ていたクルトとミュゼが話をする。アルティナとティアの関係については本人からも話されていた新Ⅶ組の面々。故に仕方ないと思いながらも、ティアが同じ学院で生活する様になった時の光景を思い浮かべる。……まず、誰よりも幼い彼女を前に先輩として行動する者が多い事だろう。そしてその中でも特に目立つのは、間違い無くアルティナである。
「姉の元へ戻るか、勉学に勤しむか、将又別の道か……お主の娘の未来は可能性に溢れておるな」
「えぇ、そうですね……」
見ていたローゼリアがアリアンロードへ告げれば、言われた彼女は昔から好きだったお酒を口にしながら頷いた。……身体は成長せずとも、願わくばティアが立派な人間になる事を願って。
「何を他人事の様に考えとる。導くのは母であるリアンヌ、お主じゃぞ?」
「分かっていますよ、ロゼ」
壮行会も終わる間際。リィンが
眠気を感じてティアは遊ぶ事も何処か行く事も止め、ミシュラムの2階。ホテルの入り口へ。すると、その待合室ではサラとトヴァルが座っていた。
「よう、随分楽しんだみたいだな」
「子供はもう寝る時間よ……って、だからここへ来たのよね」
「トヴァル……サラ」
ティアが現れた事で声を掛ける2人。その手にはグラスがあり、2人を挟むテーブルにはワインが置かれていた。
「お前さんを最初に見つけた時は、噂に聞いた鋼の聖女とまさか同じ建物で過ごすとは思わなかったな。本当に色々あったが……まぁ、大きくなったな。ティア」
「全く。リィンもあんたも心配させて、驚かされて。……でも、良い教え子を持ったわ」
「……うん。……トヴァル。サラ……ありがとう」
見た目は出会った当時から余り変わらない。だが、話し方や雰囲気を比べればその違いは大きいと2人には分かっていた。過去の出会いや今までの出来事を思い出しながら告げる2人に、ティアはやがてお礼を告げる。2人の前に立ち、しっかりと頭を下げて。
それから一言二言話をして、ティアが離れる姿を見送った2人は互いに目を合わせる。
「娘の1人立ちって、こんな感じなのか?」
「さぁね。私はまだ、子供を持ったつもりは無いわよ」
「それは俺も同じだっての……まぁ、でも。あいつの成長に、って事で」
「……そうね」
2人は互いにグラスを差し向け、触れ合うガラスが綺麗な音を響かせる。……その後、ティオと共に割り当てられた部屋で眠りについたティアは作戦決行となる明日まで眠りについた。
ティア・プラトー
【攻撃属性】
斬A 突S 射B 剛A
※アルティナやミリアムと同じ様に戦術殻、グラーシーザで突く様に攻撃する。
【クラフト】
デュアルアーツ
2種の魔法を同時に放つ。
CP30 EP200 威力は使用する魔法に依存
「えいっ! やぁ!」
トリプルアーツ
3種の魔法を同時に放つ
CP50 EP300 威力は使用する魔法に依存
「えいっ! やぁ! もう、1回……!」
ロスト・ゼロ
全力で魔法を使用する。
※ロストアーツ選択可 このクラフトで使用した場合、再使用が可能
CP80 EP500 威力は使用する魔法に依存。次ターン、行動不可。
「そ、れっ!」
ホーリーエール
ティアの応援で共に戦う仲間の士気を高める。
CP20 円L(自分中心) 自身対象外
CP+30 HP10%回復。※一部キャラのみ、極稀に効果増大。
「皆。頑張ろう……!」
???
【Sクラフト】
エンドレスヴォイド
虚無の魔法で敵を吸い込み、消滅させる。
CP100~200 威力4S ブレイクC 崩し無効 全体 消滅
両手を前に突き出し、周囲を吸い込みながら巨大な黒球を作り上げる。それを敵の中央に投げ込むと、黒球は一気に肥大化して全てを飲み込む。そして大地が無くなり、最後には丸型の巨大なクレーターが出来上がる。
「……これで、お終い……エンドレス、ヴォイド……! さようなら」
???
【オーダー】
シャイニングカーレッジ
BP3 5カウント 与ダメージ+30% ブレイクダメージ+50% EP全回復 毎ターンCP+20
「皆に、勇気を……シャイニング、カーレッジ……!」
???
【???????】
??? 『???・???・???』
好感度『ティア→キャラ』
★★★★★
フィー・ミリアム
アルティナ
ティオ
トヴァル
アリアンロード
デュバリィ・シャーリィ
アイネス・エンネア
ヴィータ・ローゼリア
セリーヌ
コッペ
★★★★☆
リィン
クロウ
アリサ・ラウラ・サラ
シャロン
ロイド・ランディ
エリィ・キーア
レン
アルフィン
★★★☆☆
エリオット・ガイウス・マキアス・ユーシス
エマ
クルト・アッシュ
ユウナ・ミュゼ
ノエル
アンゼリカ
マクバーン・カンパネルラ
★★☆☆☆
ワジ
ゼノ・レオニダス
ブルブラン
★☆☆☆☆
ティアに相応しい未来は? ※結果は物語に影響しません。また、ママと鉄騎隊はどの選択でも共に行動する事とします。
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誰にも付いて行かない
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フィーと共に(遊撃士ルート)
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ティオと共に(本当の家族ルート)
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アルティナと共に(士官学院再入学ルート)