「はー、あっちいー」
暑い。
ひたすら暑い。
もう長月なのに葉月の熱気を残したままだ。
これでは秋なのに暑いという嫌なことになるのではないか。
秋の神二人が秋だと気づかず出てこなかったりして。
そうなったら農民が発狂するな。
発狂している光景を思い浮かべて、
一人でニヤニヤしていることに気付き、自重して顔をパシッと叩く。
暑さに殺されそうになってきたので、
香霖堂で買ってきた甘い氷、あいすとかいう物を冷蔵庫から出して、口に加える。
甘くて冷たい。
こんな暑い日にはぴったりの食べ物だ。
体が少しだけ冷えて、気分的にマシになって落ち着いてきた。
そろそろ動かなければ。
私は昨日書き上げたレポートを手に取る。
さて最終チェックだ。
【今回の異変についての考察】著.射命丸文
【目的.新聞のための整理と後にこの異変のことを詳しく残すため】
まず、私がこのレポートを書いているかというとそれは他でもない、
私が異変の解決者であるからである。
異変解決者目線のレポートは書けることがあまりないので残そうと思い、筆を取るに至った。
異変内容は、女性の胸がなくなるというもの。
なんとも馬鹿馬鹿しいものだが、精神的ショックによる英気の低下も見受けられたため、
少なからず異変と呼べるものではないかと思う。
範囲はわからないが主に、妖怪の山、人里、地底などで被害が報告されている。
私は人里にて教師をしている半人半獣の女性、上白沢慧音と、
同じく人里で、幻想郷縁起や求聞口授などの編纂などをしている、
稗田阿求に頼まれ、この異変の解決に向けて行動を起こすに至った。
紅魔館、守矢神社などを回ったが、成果が得られず(東風谷早苗に能力をかけてはもらったが)、
途方に暮れているところに、私に幸運が訪れた。
(東風谷早苗の能力が少なからず影響を与えていることは、明らかである)
その幸運とは犯人を目撃したことである。
その人物、彼女は、上白沢慧音や稗田阿求に頼まれた際、
始めに向かう先を考えるための犯人の考察の時、出された条件に最も合っている人物だった。
『貧乳』『愉快犯』
この二つの条件を併せ持っている人物。
-今考えれば、何故三人が考えて彼女の名が出なかったのか不思議でならない。
三人寄れば文殊の知恵とは嘘だったのか。
少し脱線したが本題に戻す。
二つの条件を併せ持っているその人物の名は、
《比那名居天子》
彼女である。
まず『貧乳』。
彼女は貧乳の代表格である。
その胸は壁のごとし、といった感じで女性とは思えないほどだ。
そして次に『愉快犯』。
これは彼女が起こした異変から察することができる。
彼女程の愉快犯はそうはいないかもしれないほど。
この事実に辿り着くに至った経緯を、
会話、動作等を事細かく記しておこうと思う。
わかりやすくするためにイラストを挟もうかと考えて、
軽く書いていると、キャラも背景も面倒くさくなってやめた今日この頃。
綺麗な自然の書き方が知りたい。
書き初めて二ヶ月たってた。
やっぱり私って書くの異常に遅いんですかね。