進撃の涙   作:神崎 吹雪

4 / 14
キャラのイメージを壊したくない方はUターンお願いします。
キャラの性格が異なる可能性があるので、温かい目でお願いします。
今回はかなりふざけてます。次回以降真面目になるので、ご了承お願いします。


今回の登場キャラクター…☆はオリジナル

☆マティアス=ドレーアー
自作キャラクターの主人公。調査兵団に属する。

エレン=イェーガー
本作の主人公。

ミカサ=アッカーマン

アルミン=アルレルト

リヴァイ

ハンジ=ゾエ

☆クラウス=バルト



〜肉を求めて〜編(本編)
ー0ー紅蓮の涙


 

「おーいみんなー?聞いてよー!」

俺達が個室で話していると、ハンジさんの声が廊下から聞こえてきた。

 

今集まっていたのは俺、エレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ兵長の、来週の壁外調査に備えた相談をしていたからであった。

 

 

俺はマティアス=ドレーアー。前期訓練兵次席で卒業した調査兵団員だ。

因みに首席は親友、クラウスだった。

 

ーそしてその親友は、前回のミッションで仲間のために心臓を捧げた。

 

俺達を守るために飛び出して行った。

 

そしてそいつの腕章を俺は右手に装着していた。

肌身離さず。

 

 

「ちょっと聞いてよ!」

ハンジさんはついにこの個室の扉を開けた。

 

「おい、今日ここに来いと言ったのになにしてやがった。」

リヴァイ兵長の冷静な声。

「そんなことより!今日さ。凄く良いものてに入れたんだよねー。」

ハンジさんはそう言うと、手に持っていた鞄をゴソゴソと開けて、パックに詰まった肉を取り出した。

 

「滅多に食べれない高級なすごい美味しい肉を手に入れたんだよー。みんなで食べない?…って話。」

 

 

…俺、エレン、ミカサ、アルミンは顔を見合わせた。

 

「おい。」

リヴァイ兵長が怒り出すと誰もが思った時。

 

「全員聞け。

 

 

 

 

ーーー今すぐ鍋の用意をしろ。」

 

 

 

はい?

「え?兵長どうしたんすか?」

俺が誰もが疑問に思ったであろうことを口にした。

 

「いいから黙って指示に従え。鍋の用意だ。」

「リヴァイも乗り気?そう思って野菜とかも買ってきたからねー。…あれ?皆は食べない?…因みにこの肉は…」

「俺も食べるっ!!!」

ハンジさんの言葉を遮りながら、エレンが勢い良く挙手した。

 

「エレンが食べるなら私も食べる。」

「じゃあ僕もっ!!」

ミカサ、アルミンも続いた。

 

「マティアスは食わないのか?」

エレンが俺に言った。

 

やべえ、

 

肉は大好物だ。

 

「俺も食っていいっすか?」

「何言ってんの!全員で食べようよ。」

ハンジさんは俺の背中をバンバンと叩いた。

 

 

❇︎

 

 

10分程経過した頃だった。

 

全員の協力でこの部屋に鍋セットが揃い、あとは食べるのを待つ状態となった。

 

すげえ、見事に全員箸、皿装備済み。

 

獲物を狩る目。

 

全員マジだ。

 

 

「食べ頃だ!!」

ハンジさんの掛け声とともに皆の箸が交差する。

 

「全ての肉を駆逐してやる!!!」

エレンに至っては違うことを言い出した。

 

全員が取った肉を一つ、口にすると。

 

ーーーーー美味い。

 

なんなんだこの肉は

美味すぎる!!!

 

「エレン、ごめん。いくらエレンでも勝負には負けない…。」

ミカサまでが普段は言わないようなことを言い出した。

「これなら僕だって負けないよ!」

アルミンも燃え出す。

 

「食い尽くす!!」

俺もいくら先輩達であっても負けられなくなった。

 

美味。

 

ーーー?!

 

 

ふと目線をリヴァイ兵長に向けると、驚くべき光景が広がっていた。

 

す、凄い…もの凄い速さだ!

戦闘のようにリヴァイ兵長は目でも追えない速さで箸を動かしていた。

 

負けじと俺も箸を伸ばすがとても追いつけるレベルではない。

 

食った肉の量が違いすぎる!!!

 

そして目がマジだ。

 

 

 

ふと床を見ると少量の野菜が転がっていた。

垂れたスープが泣いているようにも見える。

 

「悪いな。マティアス。余所見をしてたら負けだぞ!」

エレンは俺にそう声をかけた。

 

しくじったー。

「いや、これからっすよ!」

 

「ーーエレンの負け。」

ミカサがそう呟いた。

 

 

?!

俺は一瞬理解出来ずにミカサを見た。

「もちろんマティアスも負け。…余所見の注意も時間をロスする。」

 

?!

鍋の肉を見ると、なんと既に肉は残っていなかった。

「リヴァイ兵長には叶わないけど僕も結構食べれたよ。」

アルミンは腹を摩りながら言った。

 

「私は2番ってところかなー。」

ハンジさんも満足そうに呟いた。

 

 

俺とエレンは硬直する。

 

そして顔を見合わせた。

 

 

あまり、食えなかった…。

あの美味い肉を。

 

悔しい。

 

 

悔しい。

 

 

「あまりの悲しさに血の涙を流してる人が…。」

ハンジさんの指差す先にはエレンが。

そこまでか!!

 

でも泣きたい。

 

 

「おいお前ら。」

リヴァイ兵長が思い立ったように立ち上がる。

「まだまだ未熟だな。仕方ない。もう一度食えばいいだろうが。」

 

うおっ…。

兵長が輝いて見えるっっ!!

「流石兵長!…ところでこの肉はいくらなんすか?ハンジさん。」

俺の問いに、

 

「ああ、これは1万くらいだったよ…、因みにこの肉は…

 

 

 

 

 

巨人の肉なんだよねー。特別な奇行種の!」

 

 

 

 

 

 

………。

 

 

 

 

 

 

カチッと音がしたかと思うと、扉を飛び出したリヴァイ兵長が立体機動に乗ってトイレの方向に向かって行く。

無言でミカサも続いて行った。

 

「僕も…待っ…」

アルミンも青い顔で走っていく。

 

俺も耐えられなくなり立体機動でトイレに向かう。

 

「巨人…駆逐…巨人…駆逐…。」

エレンも狂い出しながら向かってきた。

 

アルミンも途中から立体機動でやってくる。

この細い道をこんなにうまく乗れるなんて神だと思う…、咄嗟ってすげえ。

 

 

「皆ー…?」

ハンジさん…。

 

 

 

「腹のそこから駆逐してやる…」

「リヴァイ兵長それ俺のセリフです!…うっ…」

「頼みますから早くっ…」

「僕限界…」

「俺も非常に吐き気が…やばいっす…」

 

俺達はリヴァイ兵長がトイレから出るのを待っていた。

 

その時、ハンジさんが到着する。

 

「皆、美味しかったんでしょ?だったらそれでいいじゃん。特別な奇行種の肉ってだけでさ…。豚と何が変わらないの?!紅蓮の弓矢だって豚よって言いながら巨人が映ってるじゃん!!」

 

ハンジさん…!!

 

 

 

それもそうじゃないか…。

 

 

 

美味しかったんだからいいじゃんか…!!!

 

「「ハンジさん!!」」

俺とアルミンは同時にハンジさんに飛びついた。

「まあ、確かに…。」

ミカサも納得の様子だ。

 

「そうだ!俺が食い尽くしてやればいいのか…。」

エレンも自分をうまく納得させることが出来たようだ。

 

すると、トイレからリヴァイ兵長が出てきた。

 

「それもそうだ。ということで、明日から壁外へ奇行種狩りに行く。」

 

 

不思議とミッションなのに気持ちが弾んだ。

 

 

謎の奇行種についても調べたいところだ。

 

 

ー0ENDー




見ていただきありがとうございます!

今回はかなりのふざけありでしたが、次回からは真面目に調査を行って行きます!そしてオリキャラがドッと増えます!見ていただければ嬉しい限りです!

読んでいただき本当にありがとうございました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。