ここは魔法使いの世界
魔法つかいの世界とは違ってキュアップラパパという呪文は使わず全て黒い粉で魔法を発動する世界である。
そしてこの世界で牛耳っている組織の名は
煙ファミリー
煙(えん)をボスとする魔法使いの世界の巨大組織で、ホウキ(魔法使いの世界での乗り物)のブランドからラーメン屋に至るまで幅広い事業を展開している。組織の邪魔になる存在や、魔法や魔法使いを使ってあくどい事業を展開している組織、人物などを抹消すべく動いている。組織の構成員は掌に収まる程度の大きさながら強大な魔力を有するキノコを持っており、これがファミリーのメンバーである証明になる。
心と能井はホールとは別の世界に行った時の境遇を煙に話した。
煙「ホールとは違う別の世界だと・・・・?」
赤紫色の長髪を逆立てた独特の髪型を生やし。歯茎を剥き出しにしたようなデザインのマスクを被った男 煙
彼はこの組織のリーダーであり、ファミリーのボス何もかもをキノコにする非常に強力な魔法を使い、組織のリーダーとしても周囲から慕われ恐れられるカリスマであり、魔法使いの世界で絶大な力を誇る男。。そして煙の住む城とも呼ばれる広大な屋敷に数千人のファミリーとともに暮らしている。
心「ああ・・・・俺達はホールに向かおうとドアを出したとたん外は別の世界だった。周りは瓦礫だらけで人っ子一人もいねえ廃虚だったよ」
煙「・・・・」
心「それに俺達がそこにくる前から何やら戦闘があった跡があった。しかもこれも落ちていたからな」
心はポケットからあるものを取り出した。
煙「弾丸?」
その弾丸はクロがフェリーチェエンドに撃ちまくったガトリングの弾丸であった。
心「煙さん・・・・魔法使いが銃を使うということは魔法使いのプライドを踏みにじることだ。・・・・恐らく戦っていたのは・・・・」
煙「魔法使いではないと・・・・」
心「そういうことになる・・・・」
煙は膝の上に乗っている犬かあるいは猫のような生きものキクラゲをなで回した。
この生き物には死んだ人間を生き返らせる魔法を持っているらしい
キクラゲ「ンニャンニャ」
煙「なるほど・・・・後一つわからないことがあるが聞いていいか?」
心「なんだ煙さん?」
煙「今・・・・能井が両手で支えているその小さいのは何なんだ?」
心「ん?」
能井「さあ、ミルクだぞーどんどん飲めよー」
能井のデカイ手で哺乳瓶の中のミルクを飲ましているのはキュアフェリーチェエンドがクロ達に倒されてバブバブ期に戻ったはーちゃんの姿であった。
はーちゃん「んぐんぐ」
心「いや・・・・これは能井が勝手に見つけ出したもんだから・・・・つい」
煙「それで・・・・お前らはこの赤ン坊をどうする気だ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
煙の顔が怒りを露にしていることに気づいた心はこの打開策をどうしようかと考えているとき・・・・
カアアアアーーーーーー!!!
能井「うおっ!?」
心「うっ!」
煙「なんだこの光は!?」
キクラゲ「ンニャンニャ!!?」
突然、はーちゃんがひかりだし心達は顔を塞いだ。
そして光が収まりはーちゃんの姿はバブバブ期からヨチヨチ期になっていた。
はーちゃん「はー!」
「「「ええええええええええ!!!!」」」
3人は早すぎる成長に驚いてしまった。
ようやく3人は落ち着くとヨチヨチ期のはーちゃんは心や能井によくなついていた。
はーちゃん「はー!」
能井「おーいい子だな!」
心「ベロベロバー!!」
心と能井ははーちゃんを我が子のように可愛がっていた。(お二人はそう思ってない)
煙「おい!お前ら!!」
心「え?」
能井「あ?」
煙「お前らまさかその赤ン坊を育てるとかいうんじゃないだろーな!!ウチの組織に赤ン坊は不要だ!!」
心「いや・・・・でもこいつの親御さんいなさそうだし・・・・」
能井「オメーもこいつの顔をよく見ろよ!」
煙「な・・・・何を!」
はーちゃん「・・・・・・・・」キラキラ
はーちゃんの濁りもないキラキラな目が煙の顔を覆っていきそうな感じがした。
はーちゃん「・・・・」キラキラキラキラキラキラ!
煙(やめろ・・・・俺に・・・・その顔で・・・・見るな!!)
はーちゃん「・・・・」キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ!!
煙(うおおおおおおあおおおおおおおおおお!!!!)
煙何かのネジが・・・・外れてしまった。
煙「・・・・・・・・・・・・・・・・おい」
「「ん?」」
煙「お前らがそのガキを拾った以上・・・・責任もって育てろ!」
心「いいのか?」
能井「やったあああああ!!!」
煙「ただし!!」
心「?」
能井「?」
煙「俺も暇な時間が出来たら様子を見に行く。サボった姿を見たらその赤ン坊を没収するからな!!」
それだけ言い残しキクラゲを抱えて部屋を出た。
能井「先輩!こいつに名前をつけましょうよ!」
心「名前・・・・・・・・んー」
心がはーちゃんの名前を考えようとした時、はーちゃんが
はーちゃん「はー!はー!はー!」
はーちゃんはまるで自分の名前をいってるように二人に話す。
心「その名前でいいのか?」
はーちゃん「はー!」
はーちゃんは目を輝かせて大喜びした。
心「お前の名は・・・・葉亜だ!どうだいいだろ!」
はーちゃん「・・・・・・・・」ズーーン
心「え?」
心がはーちゃんの名前を言ったその時不機嫌になった
はーちゃん「・・・・」ぷいっ!
心「え?ちょっ!」
能井「先輩駄目ですよ!もっとこう格好いい名前のほうがいいと思うんですよ」
心「いや俺のほうが・・・・」
というような夫婦漫才が始まった。
煙「・・・・・・・・・・・・」
そして出ていった振りをしていた煙はそーーっとドアの向こうから耳を当てて心達の言葉を聞いていた。
キクラゲ「ンニャンニャ・・・・」
キクラゲはあきれ顔でヤレヤレのポーズをしていた。
ちゃんちゃん♪
to be continued
第三話でわかったこと
その一
煙ははーちゃんを見て驚く
その二
はーちゃんは心と能井になつく。
その三
心と能井は責任もってはーちゃんを育てる。
その四
煙ははーちゃんを陰で見守ろうと決意する。
これが混沌の世界
それがドロヘドロ!
次回 熊は王ドロボウと知り合う。