憑依先が間違ってやがる   作:三島溪山

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レイヴェルってB:85(wiki抜粋)らしいんだけど原作八巻の温泉の挿絵を見るとそんなに大きいとは思えないんだけどなー。でも十一巻見ると膨らみが分かるほどに大きいし、十五巻では全裸シーンで大きすぎないかと思うぐらいだった。逆咲夜パターン?


第二話

 誕生会が終わって幾日か経過した。

 

 どうも、ゼファードルだ。リアス・グレモリーとソーナ・シトリーと知り合いになったが、決して親密という訳ではない。境遇は近いものがあるが、やはり男と女では分かり合えないものがあるってもんだ。

 それはそうとして……偶にグレモリーから電話が来るんだ。それがすっげえ長いんだよ。でも、気がある訳でもなさそうなんでちょーめんどくせぇ。それより問題なのは……シトリーの精神が成熟し切りそうって事だ。

 

 

 

 第二話 「Good Luck!って言ったら頭が痛くなった ~幸運を祈る~」

 

 

 

 激動(大嘘)の誕生会も終わり、俺はトレーニングを続けていた。親の邪魔もないってのは最高の環境であり、着々と力をつけている。特典の一つである「ダイオラマ魔法球」は環境を変えられる他に仮想敵を作り出せる様になっていた。嬉しいサービスだな。

 

 「はあっ!」

 

 本来悪魔が武器とするのは原作でヘラクレスが言ってた様に魔力だ。現魔王の内の二人も魔力で旧魔王を圧倒したと聞く。故に悪魔として生まれた俺は魔力を磨いていくべきなんだが……ここで最初の誓いを思い出してほしい。

 

 「ぐっ……!?」

 

 俺が倒すべきはサイラオーグだ。純潔悪魔の中でも異端の超肉体派のアイツに生半可な攻撃も防御も通用しない。ゴツイ図体して高速、更に闘気とかインフレが招いたとんだ公式チート野郎だぜ。だから取り敢えず両方鍛える事にした。

 

 「……くそっ、当たれっつーの!!」

 

 仮想敵は俺の魔力弾を避けていく。それどころかこっちに近づいて来ている!?

 

 「接近戦だあ?舐めんじゃねえ!」

 

 魔力を体に通し、肉体を強化する。そして向かってくる相手に見据え、タイミングを計る。

 

 「1、2の……3!こめかみパンチ!」

 

 仮想敵のこめかみを勢いよく打ち抜く。ここに出来る空白の時間を逃さずに肝臓、鳩尾へコンボをつなげてアッパーで上空に打ち上げる。そして魔力を溜めて必殺を放つ!

 

 「模倣エターナル・ネギ・フィーバー!!」

 

 体全体から魔力をレーザーの様に放出した攻撃は上空に打ち上げられた仮想敵を飲み込み、天空へ昇って行った。魔法球割れないよな?

 

 「ふう……」

 

 仮想敵との対戦も終わって一息吐く。七歳とはいえ体力がないのが恨めしい。魔力の絶対量だって大人に比べりゃ少ない。ちょっと休憩しよう。震える足に拳を打って休憩所まで戻ってジュースを開ける。

 

 「ゴクゴクゴク……ぷは~っ!」

 

 この爽快感、本物……CMっぽく感想言ってみたけど爽快感なんてないよ。スポーツドリンクだもの、甘いに決まってる。うまうまー。

 落ち着いた所で考えてみる。あれは原作サイラオーグの十五分の一程度の性能だ。「あれに苦戦してる様ではまだまだだな、ぷぎゃー」って他人事じゃないんですけどねー。やはり師匠的な存在が欲しいなー、特典で頼んどきゃ良かったなー。美人なお姉さんプリーズ。

 

 《綺麗なお姉さんなら私でもいいじゃないか》

 「頭逝ってる神様はぽいだー(笑)」

 《酷い!》

 

 事実は時に人の心を酷く傷つけてしまう。これは……悲しみが生んだ事件だったんだ。

 

 《何良い話っぽく終わらせてんのよー》

 「いや、何でいるのさ」

 《暇潰し》

 「北斗神拳奥義―――」

 《ちょっ!?それは君の能力じゃないよね!?》

 「今極めた」

 《マ・ジ・で!?》

 「嘘だ」

 

 本当に極められたらサイラオーグとか⑨レベルのイージーランクだわ。愛を取り戻し、悲しみとか背負って無想転生しちゃうぜ?

 

 「で、何の用?」

 《君以外の転生者がそっちに行ってるらしいよ》

 「おい、大問題じゃねえか」

 

 オリ主系だと聖剣みたいなカッコイイ武器で「ヒロインはオレの物ぐへへ」とか言うんだろ?正統系だと黒歌と白音の仲を改善させたりすんだろ?腐女子系だと木場×兵藤とかギャスパー×兵藤とかで妄想したりするんだろ?どれもやだー(混乱)

 

 《知識が偏ってますね》

 「大体合ってるだろ。人数は?能力は?」

 《能力の方は自分が上げた訳じゃないんで詳細は分かんないけど男が二人、女が三人ですね》

 

 重要な所が分からねえ……役立たず!変態!どM!

 

 《ああ……いいわ。もっと罵って!》

 「うわ……ないわ……」

 

 これ以上は危ない。何か世界の深淵に触れそうな気がする。

 

 「用が終わったなら帰れ」

 《それがまだあるんだよなー》

 「何が?」

 《転生者の話に戻るわね。同僚が調子に乗って男の転生者に特典あげまくったからパワーバランスが崩れてるって上司(じっちゃん)が言ってた。だから他の転生者の願いを叶えてやってもいいぜ》

 「担当者チェンジで」

 《即答!?》

 

 他の転生者は良いなー。真面な神が担当なんだもの。

 

 《ああもう!真面目にやんないから適当にやっておくわ!》

 「もう来ないでよー」

 《あばよ!》

 

 本当に何しに来たんだ……ってまた来るの!?

 

 

 

 

 

 

 「全く、神様を何だと思ってるのかしら……」

 

 同僚の暴走で転生者に接触しなくちゃいけなくなった。本来なら転生世界には現界出来ないのだけど、ダイオラマ魔法球の中なら外界と隔離されてるから何とかなったわ。夢に干渉するのは面倒なのよね。

 

 「……適当と言ったけど相手の要望を聞いてあげないと怒られるのよねー」

 

 主に上司(じっちゃん)に。あの人の説教は長くて困るのよ。そのうえセクハラ野郎だし、転属届を出そうかと本気で悩んだ時もあるわ。

 

 「確か美人なお姉さんの師匠が欲しいだったっけ?」

 

 そんな事を思ってた筈。私だって美人のピチピチギャルでゴイスーなのよ!(※人間年齢だと老婆)脱いだら凄いし、愛の技術(テク)でどんな男もメロメロよ!(※処女である)

 

 「あの子にはまだ武器を送ってなかったわね。だったら……」

 

 こんなのはどうかしら?

 

 

 

 

 

 

 神様に再開してから数日が経過した。何かもやもやした気持ちを抱えながら日々を過ごしていた。不吉な予感がプンプンするぜぇ!

 ついでに一つ言っておくが毎日魔法球に入る訳ではない。当然ながら悪魔の勉強はある。当主のスペアである他に婿養子にされて他家に追い出される可能性もある。その為に最低限の礼儀、作法等その他諸々を習得しておく必要がある。勉強日は魔法球には入らず、軽く流すだけにしている。この頃サボり気味だったので連日で勉強させられた。

 

 「あーやる気でねー」

 

 勉強日の翌日はだるい。月曜日が来たかのようにだるい。学校はないけど心理的にだるい。ちょっとアップ長めで調整しよーっと。

 

 「それじゃいきます……か?」

 

 ……おかしいな。この魔法球の事は誰にも言っていない。なのにこの眼に人の形が写ってる。仮想敵?あれは起動しないと動かないので違う。家族?論外だ。それじゃ一体何?あ、一人がこっちに手を振っている。

 

 「―――!」

 

 結構距離あるから何言ってるのか分からねえ。取り敢えず用心しながら近付いてみるか。

 

 「こっちです!」

 「……!?」

 

 な……んでここにこの人がいるんだ……!?

 

 「あ、知ってるかもしれませんけど自己紹介しますね。私、聖白蓮と申します」

 

 南無さん!

 

 

 

 

 

 

 「粗茶です」

 「ありがとうございます」

 

 ちょっと落ち着いた所でお茶を出す。粗茶どころかペットボトルものです。

 

 「爽健○茶ですね」

 「コ○・コーラに母の眷属がいるらしい。その縁で安価で大量入荷してるとか」

 

 母は眷属達をレーティングゲームには参加させないで自由にやらせているらしい。父は今でも現役の二桁ランカーだ。父の眷属に修行してもらえれば良かったかも。

 

 「……それで聖「白蓮で構いません」……白蓮さん」

 「はい」

 「何でここにいるんだ?」

 

 今一番聞きたい事が聞けた。何で東方のキャラがハイスクールD×Dにいるんだ?もしかして転生者?

 

 「貴方の師匠としてやって来ました」

 「……は?」

 「この前に確か愚痴ってましたよね?綺麗なお姉さんプリーズって」

 

 そこがクローズアップされんの!?確かにお姉さん属性だけれども!?こんなの絶対おかしいよ!

 

 「そこで神様が私を貴方の元へ手配したのです」

 「はあ……」

 「これを読んでください」

 

 渡されたのは手紙。それを受け取って読んでみる。

 

 《貴方が師匠を欲しがってたのでこの少女をよこしました。存分に鍛えてもらいなさい》

 

 真面目な文面だ。おかしい……何かがおかしい。下の方を見ると追記らしきものがあったので読んでみる。

 

 《―追記― それに伴って特典である武器も剣にしておきました。『オープン』と言ったら出てきます。しまう時は『クローズ』よかったら使ってください》

 

 武器……確かに「強い武器」と転生特典で頼んでいたな。記憶が戻った時に不思議に思ったが今渡してくれるのか。タイミング良いなおい。

 

 「オープン!」

 

 出て来たのは―――(ピー)だった。え、何これ?

 

 「これは―――(ピー)ですね」

 「もう一回……オープン!」

 

 もう一回試してみるがでてくるのは―――(ピー)だった。

 

 「オープン!オープン!オープン!オープン!オープン!オープン!オープン!」

 

 何回試しても出て来るのは―――(ピー)なものばかりだ。虐めかよ……確かに強い武器だけどさ……使いたくねえよ。

 

 「……クローズ」

 

 しまう時には全部しまえるのな。もう言う事はないかもしれないが。

 

 「あらあら、大変ね」

 「笑い事じゃないっすよ……」

 「あれを使わなければいい程強くなればいいのです」

 「……っ!」

 「そうすれば羞恥の気を持たずに済みます。そうでしょう?」

 

 そうだ……白蓮さんの言う通りじゃないか。俺の未来はこれから次第なんだ。おっぱいドラゴンみたいに精神を煩わせるか、カッコいい渾名を手に入れるかなんてのはよぉ。

 

 「よぉし……では師匠!指導よろしくお願いします」

 「はい、承りました」

 

 俺はやるぞ。絶対なって~やるぅ~♪

 

 「では早速……魔力の練度を見せてください」

 「こうですか!?」

 「力み過ぎです」

 「こうですか?」

 「それを薄く伸ばして……体を包み込むように……」

 

 言われるがままに、魔力を麺棒で伸ばす様にイメージする。それを自分で着る様な……服のイメージで体全体を包み込んでいく。

 

 「その状態を一時間持続して見てください。動いても構いませんよ?」

 

 ん?結構簡単だな……こんなのだけなのか?勿論そんな訳もなく……後々地獄を見る事になるゼファードル君なのでした、(まる)

 




ちょっとインターネットの繋がりが悪いんで投稿が遅れました。誤字脱字があれば報告お願いします。それとピーの部分は全部同じ文字が入るわけではありません。
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