女主だと阿知賀はテルテルさんとtieck321さん、清澄はレイ・シャドウさんが書いてるんだけどね。IFで女主書くかもよ?(←女主を書くことを諦めてない作者。だが、さすがに男主を優先)
それとこの作品は咲のキャラクターが混じってる(六女仙)のは皆お分かりだよね?麻雀要素はいるかもよー。
事件は現場で起きてるんだ!
駒王に降り立った俺と白蓮。のんびりまったりと旅をしようと思った矢先、不穏な空気を察知してしまった。気付いたからには見て見ぬ振りが出来ぬ。それが俺☆様だ!
悪魔だと感知されない様に目立たず、されど早く現場に急行する俺達。そこで俺達が見た物とは―――!?
第五話 「就職できる気がしない ~だから国はニートを公務員に教育すべきだ~」
駒王市の外れ、山や林が存在する方向に結界は存在していた。
「……見たか?」
「いいえ。しかし、近くにはいると思います」
日中にも拘らず、戦闘を始める。余程始末したい相手なのか、因縁深き相手なのか。どっちでもいいが悪魔の領土で好き勝手されるのは癪だ。
《―――!》
「!」
「あっちか!」
声や木々の倒れる音で戦闘地を特定、すぐさま走る。そこで見たのは―――堕天使と天使の争いだった。
何故、こうなったの?
「大人しく死んでください!」
始まりは一つしかなかった白い翼だったと思う。本来、天使というのは二つの純白の翼を背負う。だけど私は生まれつき右の翼が欠けていた。両親は泣いて私に謝っていたのを子供心ながらに覚えている。
天使は神が作り上げたものであり、その作品が『欠陥品』だという事は他の天使にとって許しがたい事だった。幼い頃から虐めを経験し、両親を罵られた。親の支え無しで生きてはいなかっただろう。
「我ら天使は同族殺しを許しはしない!」
『同族殺し』、か。初めに殺したのはそっちのくせに。勝手に都合のいいシナリオを立てているのに腹が立つ。今、
「今、神の御心のままに悪逆を討ち果たさん!」
もう、いっか。どうせ生きたって誰も私を必要としないんだもの。だったら死んで楽になった方が良いや―――そう思ってたのに。
「あいや待たれい!」
「これ以上、この地での横暴は許しません!」
お節介焼きはどこにでもいるってこういう事なんだね。
ふう……どうやら間に合ったか。状況を見るに堕天した天使を裁こうとする天使が糞野郎って事か。寄って集って粛清なんて、悪魔の俺でも反吐が出る下衆だぜ。
「……悪魔か!」
「これ以上我らの領土で横暴を働くなら、侵犯行為とみなすぞ。大人しく退け」
「悪ごときが天使に盾突くな!」
「複数で幼気な少女に暴行、どっちが悪ですか!」
流石妖怪にも真心もって接する白蓮だ。上辺だけで判断しないな。だが、これは言葉で解決出来ない種族間での問題。ならばここは武力で押し通すしかない。
「もう一度言う。退け」
「まずは貴様を裁いてやる!」
「交渉の余地なし。戦闘に入る。白蓮は下がっていてくれ」
「分かりましたわ」
ここらで修行の成果を見せてやるか。肉体強化は一つだけでいいかな。
「死ねぇ!!」
「ファースト・ギア、
天使の作り出した光の槍を空気を切り裂き、俺に飛来する。槍が衝突した所為で爆音と同時に砂埃が舞う。天使は俺に当たったと思い、笑っている。
「あ、ああ……」
「はははは!!天使に歯向かうからこうなるのだ!」
段々と砂埃が落ち終わり、周囲が晴れてくる。始めは天使が大笑いしていたが、槍が衝突したと思われる場所に俺がいない事に気付き焦っている。
「何っ!?」
「あ、れ?」
「クソッ、どこにいる!?」
「おい、どこを見ている」
「あ」
「秘拳、透過流し」
真正面から放たれた拳。相手の身体に接触した瞬間、パァンッと音が弾けた。
「が……はぁ!?」
「俺の右手は闇の如く光を飲み込み悪を為す」
「決め台詞!?」
決まった……!
「息絶えたか……実験台という言葉すら生ぬるい」
「そうですね。脆弱な天使にはもったいない言葉です」
「……」
「大丈夫か堕天使よ」
天使を片付けた後は堕天使か。さて、どうするか。抵抗しないなら逃がしてもいいんだがな。
「わ、私を助けてどうする気なの?」
「別に何も」
「は?」
「悪魔の領土故に警告を無視した輩を排除したに過ぎん」
「貴方が抵抗しないというなら捕虜、または逃がしますが」
「わ、私は……」
迷っているな。三大勢力はお互いが宿敵の筈。言いよどむという事は戦闘に向かない者か行き場のない訳あり者か。
「行き場がないなら一時的に俺が保護してもいい」
「貴方、が?」
「さっきはああ言ったが、別にここを統治している訳ではない。故に悪魔としてではなく、俺個人の提案だ。ただ、人間界の堕天使の居場所は悪魔や天使と違って見つかりにくい。仲間に会えるかどうかは保証できん」
「勿論、保護中の服従は絶対です。怪しい動きをすれば……」
白蓮が指をポキポキ鳴らしている。笑顔が物凄く怖い。堕天使もたじろいでるよ
「う……」
「眷属になるのも手だが……」
「
「無理矢理というのはあまり趣味ではない。それに堕天使からの転生悪魔は例が少ないからな。上級になれるかどうかは分からん」
天敵の光を扱う種族や神器はレーティング・ゲームで重宝するが、同時に扱いに気を付けなければならない。自分の弱点を討てる存在を抱え込むのは危険だからだ。
「どうする?」
「私を……悪魔にしてください」
「ふむ。してその心は?」
「天使にも堕天使にも居場所はありません。このままだと天使に討伐されるでしょう。それなら悪魔になっても生きていたい」
「分かった。君の価値は……」
取り敢えず兵士の駒を順に足して翳していく。二個、三個と行くと変化が現れて駒が彼女の体内に入っていった。
「兵士の駒が三個か。騎士と僧侶の駒一つ分と同価値……将来に期待と言っておこう」
「うふふふ、鍛えがいがありますわね」
「う……嫌な予感がする」
その嫌な予感は当たっているよ。近くに大魔王がいるよ。死にはしないけど冥府を見るよ。
「あの……」
「何だ?」
「主達の名前は何でしょうか?」
「俺か?新魔王の系譜、ゼファードル・グラシャラボラスだ」
「その
渾名に対するネーミングセンス!言っておいてなんだが有りなのか!?厨二?ハイセンス?
「わ、私は堕ちた天の使い、レイナーレです。どうかよろしくお願いします」
乗っかってきた!?レイナーレ……やるじゃない。
レイナーレを仲間にした俺。確かレイナーレって一巻のフロアボス的な存在だったよね?すれてない所を見ると堕ちて間もない時期なのかもしれん。原作は……別に俺深くかかわるポジションじゃないからいっか。
だって俺主人公じゃねえし。おっぱい大好き煩悩熱血高校生じゃないし?至って普通の悪魔ですし!?英雄派とかどうでもいいから勝手にしてちょ。
「夕方か……」
「時間が過ぎるのは早いものね」
「まあ後始末とかもあったしな」
「う……」
俺の言葉にばつを悪そうにするレイナーレ。別に責めてる訳じゃないんだがな。
「まっ、過ぎた事は置いとくとして」
「歓迎会でもやりましょうか」
「……へ?」
「何だその顔は?」
「い、いえその……想像とちょっと違うなと」
「悪魔が、ですか?」
「はい……」
他陣営にはどんな風に悪魔は噂されてるんだろうか。聞きたいけど聞きたくないなあ。
「怒らないから言ってみ?」
「残虐非道で、眷属にした者を奴隷の様に扱き使う畜生だって両親に……」
「あー……まあそんな主もいるな」
黒歌の主もそうな感じらしいし。大体リアスやソーナ、サイラオーグが例外なんだよね。レーティングゲームじゃ転生悪魔はただの戦う駒。フェニックスの
「そういうのは大体親が悪い。うちは(兄や魔王様は知らないけど)そういう事無かったからね」
「子供はやはり親の背中を見て育つものです。何気ない行動も全て教育に繋がっています」
「だから今夜は無礼講じゃーーー!!」
「え、ええ!?いい話をぶった切ってですか!?」
「私、悪魔になってもお酒は控えてましたけど今夜は騒ぎますね」
「酒乱フラグktkr!」
その後、わ○家駒王支店は三人の騒動に巻き込まれたらしい。災難だったね!
文字数がだんだん減ってきたなあ。それでも三千字は超すと思うので容赦ください。レイナーレが仲間になった事に皆賛否があるかもしれません。オリキャラにしようと思ったけどオリキャラ出しすぎ(構想段階で男含めず四人。今は一人)はちょっとなあと思ったので。男はさすがにオリキャラ祭りだけども。
それじゃ次の話でお会いしましょう。