彼方のアストラ 帰還RTA   作:あかさたな

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初投稿です。いろいろ大目で見てくれナス。


一話

 大人気アクションゲーム「彼方のアストラ」RTAはーじまーるよぉーーー。

 はい。というわけで今回は一歩間違えれば即死、棺桶で宇宙を旅するゲームこと「彼方のアストラ」の最速帰還RTAをやっていきたいと思います。

 

 なぜかこのゲームを走っている人が私以外見当たらなかったので、私がレギュレーションを決めます。いいですね?(威圧)

 今回走るのは基本モードの主人公カナタ・ホシジマプレイをクリアした後に解放される「ifモード」です。この「ifモード」、その名の通り原作に登場する9人のキャラではない、全く新しい『10人目』のキャラクターとしてプレイするモードなんですが、かなり自由度が高く、また個別キャライベントも豊富にあるというまさに神モードなんですね! だからみんなも走ろう? 私も走ったんだからさ??(同調圧力)

 

 というわけで、早速キャラクターを作っていきたいと思います。

 このモードで最速RTAをやるに当たって最も重要なパラメータは大きく分けて3点、「背景」、「後天技能」、「容姿」、「性格」です。え? 3つって言ったのに4つあるじゃないかって? はい。それがこのゲームモード「ifモード」の落とし穴要素です。そして私が度重なる114514回のリセマラを迫られた最大の要因でもあります。

 

 まず要素の解説をしていきます。

 「背景」、これは単純ですね。そのキャラがどのような家庭環境で生まれたかを決めるものです。これにはかなりたくさんの種類があり、溺愛から疎遠、果ては虐待まで、本当に多種多様です。基本的にはコミュニケーションに補正のかかるパラメータですね。そして最も大事なキャラの才能を決定します。

 

 次に「後天技能」。これはキャラが自身の才能とは別に持つ知識や技術を表したものですね。いわずもがな本作は役立たずは肩身の狭い思いをすること間違い無しの宇宙間サバイバルなので、これがかなーり重要になります。ちなみにこれ、才能とは別と言いましたが才能と同じ系統のものを選ぶことができます。例えば「背景:水泳選手」に「後天技能:水泳」を選んだ場合、アストラ号に乗る段階で、既に世界トップを狙えるレベルになっています。「ifモード」を通常プレイする素人さんは、ここを揃えるのもいいと思います。そしてゲームに慣れて、RTAを投稿してね? ね?

 

 はい。さらに「容姿」です。これに関しては言うまでもありませんね。容姿です。主に対人関係の第一印象補正や、行動やセリフの説得力が上がります。世の中は結局見た目だってはっきり分かんだね。

 「容姿:最悪」でプレイしたことがありますが、はっきり言って話にならないレベルでした。とにかく原作メンバーから信頼されるのが遅く、何かのアクシデントのたびに真っ先に疑われるとかいう悲劇でした。そのプレイ動画も撮ってありますので、また見たいという声があれば、ダイジェストでお送りできたらな、と思っております。

 

 そして最後に「性格」です。こいつが厄介なステータスなんですね。正直運営がこれを作った意味がわかりません。普通に考えて性格って「背景」の成長環境によって決まるものじゃないんですかねぇ? なぜこれを「背景」と独立させたのか、甚だ疑問です。この点で、私は背景と性格を同一視しています。なので3点なんですね!

 

 そしてこれが先ほど言ったこの「ifモード」の落とし穴です。

 そう、この「性格」と「背景」なのですが、「性格」は完全ランダム、「背景」もプレイヤーが選べるのは『親の才能』だけで、それ以外の条件は完全ランダムです。

 まぁ親のクローンとして生み出される関係上、その才能はバッチリ受け継ぐことができるんですが、いかんせん親との関係性やそれに伴う人格形成の過程が完全ランダムなんですね。うーん、チャート壊れちゃうぅ〜〜。()

 

 つまりどう言うことかと言うと、この「性格」と「背景」が大きく矛盾してしまう時があるんですね。

 例えばですが私が遊んでいたとき、一度「性格:陽気」、「背景:ボクサー・虐待」を引いたことがあります。

 陽気と虐待とかいうほぼ正反対の設定を引いた結果、このキャラは笑顔で他人を殴りまくるようなR指定されるキャラになってしまいました。

 要するに、ここが大きく矛盾するような値を引いてしまうと、それだけでまともなプレイが出来ないレベルの人格破綻者が出来上がってしまいます。私はこのことを「矛盾バグ」と呼んでいます。

 ほんっとここは一つに纏めるべきでしたね。聞いてますか、運営さん??

 さらにダメ押しで対人関係の補正がかかる「容姿」に関しても、身長体重、および性別しか選ぶことができません。ちょっとこれ厳しいなァーー。

 

 しかしそうも言ってられないので、今回私が幾千もの試走を繰り返した結果たどり着いた、おそらく最速の「名探偵カリスマ美少女惑星学特化チャート」のため、「背景:名探偵・一般」、「容姿:特優」、「後天技能:惑星学」、「性格:カリスマ」を引けるまで粘ります。

 

 ……………………はっ、出ました!

 「容姿:特優」。白髪オッドアイのすらっとした美少女ですねぇ。おっ、いいゾ?(歓喜) 

 さて性格は……「性格:饒舌」。

 これは少し厳しいですねぇ。しかし饒舌は対人においてうざがられ、好感度が上がりにくくなるという若干のデメリット要素はありますが、逆に会話で得られるフラグの獲得量増加や説得力の微増加など、RTA的にはそこそこうま味です。これは他のパラメータ次第ですねぇ。

 

 ……あぁぁぁ!!! 「背景:名探偵・劣悪」です! これは家族との関係も最悪で、ほとんど育児放棄をされているかのような状況ということです。

 あっ、これはリセマラですかね……。(諦観)

 

 先ほども言いましたが、「背景」と「性格」はある程度矛盾しないものでないと、キャラの行動選択肢がやばいものばかりになるというデメリットがあります。今回引いたのは「性格:饒舌」ですので、「背景」はある程度平均的、悪くても疎遠ぐらいが良かったんですが、なんと劣悪を引いてしまいました。ちなみにこのゲームで劣悪を引く確率は2%以下です。何もこんな時に出なくても……。(呆れ)

 これは絶望的とは言わないまでも、中々噛み合わせが悪い2つです。RTA的には余計な選択肢が出る可能性のある「矛盾バグ」はそこそこまず味なんですね。またリセマラかぁ……。

 

 …………おや? なんだかエクストラボーナスが付いてますねぇ。

 説明し忘れていましたが、このゲーム、「ifモード」で遊ぶ場合に限り稀にステータスにボーナスが付きます。これはそもそもの発生が完全ランダムで、付いたとしてもバフ効果はほとんど誤差レベルのものなので、厳選するのはやめましょう。

 

 何々……「後天技能:惑星学+3」!!??

 エクストラボーナスで+3が出たの初めて見ました。ほぇー、このボーナスってここまで高い補正がかかることも有るんですねぇ。知りませんでした。

 ちなみにこの+というのは後天技能をどれだけ習熟しているかという値を示すものです。基本的に「ifモード」のキャラは+0で、ある程度専門的な知識を持った人というレベルなのですが、今回の+3だと大体その分野で歴史に名を残すレベルですね。

 あの知らないこと以外何でも知ってるmr.便利屋の植物マニアことシャルス兄貴が植物学+2だというとその凄さが分かるでしょうか? あとはアストラの中馬博士枠こと、天才科学者リア充のザック兄貴も科学+2ですね。あ、主人公ことカナタは運動神経+1です。お? 弱者かな?

 ちなみにシャルスは容姿でイケメン+1も持っています。あのさぁ、シャルス君……。

 

 原作メンバーの中で最も才能値が低いのは孤高のボッチ厨二病ガンナーこと隻眼のウルガー君ですね。彼はなんと「背景:管理職」とかいうクソステータスでこの死の遊覧船に乗せられています。とは言っても「後天技能:射撃」がそこそこ使える便利スキルなので、ぎりぎり食料と水をわけてやってもいいレベルですね。

 ただしユンファ、てめーはダメだ。(唐突)

 自己否定メカクレ女子ことユンファはなんと先ほど述べた天才二人に並ぶ+3能力、「背景:歌姫+3」を持っています。しかしこの能力はサバイバルでほとんど役に立たないクソ技能で、はっきり言ってひとかけらの価値もありません。さらに「性格:内向」を持っており、とりあえずハプニング要素を生み出す達人です。「彼方のアストラ」原作では比較的早期に改善され、お邪魔虫からお荷物程度になっていましたが、RTA走者的にはどこまで言ってもお邪魔虫です。(断言)

 

 少し話が逸れましたが、今回クズ運かと思いきや+3とかいう豪運もありましたね。

 ………………はい、これで走りたいと思います!(暴挙)

 

 だって仕方ないだろぉ?! 何回目のリセマラだと思ってんだ! こっちは地獄をくぐってきてんだよぉ〜。許してよぉ〜。(懇願)

 はい、許してくれましたね。ありがとナス!

 

 まぁ冗談はさておいても、今回はこれで走りたいと思います。なぜなら「後天技能:惑星学+3」だからです。

 今回のRTAのミソはいかにして探索パートを早くするかにありますので、惑星学+3は大きなアドバンテージになる訳です。その分カリスマによる説得力と洞察力のプラス補正が無いわけですが、+3にはそれだけの価値があると思います。というかあってくれ。(白目)

 

 はい、というわけで次回からは早速即死トラップ盛り沢山の大宇宙サバイバルに突入したいと思います。

 

 それでは本日はここまで。

 ご視聴ありがとうございました。

 

 

 




リセマラを断念する走者がいるってそれマ?
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