機動戦士ガンダムーBullet in the desertー 作:五河陽太
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それいけ装甲強化型ジム君
youtu.be/X9CIPAjqadA
@itukayouta
まちまちな更新になると思いますので宜しくお願いします。
「あれが地球か、思った以上に大きいな! それに、青色に白色、茶色、複雑な色が凄く綺麗だ! あそこが俺の行くべき大地なんだ!」
スペースシャトルの中でアキハ・アンドーは無邪気にはしゃいでいた。
スペースシャトルの中の表示板には「0079年9月1日」と文字が流れて、戦争の時事ニュースが無慈悲に流れていた。
地球はアキハにとっては理想の新天地だった。
大事に抱えた白銀の防弾アタッシュケーズと単身でアキハは今日、地球連邦軍に亡命をする。
18歳のアキハには亡命の意味も覚悟も「地球」の前では霞んでしまっていた。
アキハはシャトル内で流れる機長の大気圏突入に関する注意を聞く。
その上で、シートベルトを身に付けて、無事に大気圏突入を果たせるように祈る。
スペースシャトルの窓が防熱シャッターによって閉まる。
風景が見えなくなる。
すると、アキハは自身の身の上に起こった意味と今後の生活について席の上で考える。
アンドー家はジオン公国内でも有数の日系技術士官排出の名家だ。
だが、ジオン公国と地球連邦軍の戦争が激しくなるに連れて、アンドー家の安泰も危なくなっていた。
アキハが18歳になり戦場に行く前の日に、父親、テツハがアキハに語った。
『アキハ、貴様は技術士官としての才能がある。アンドー家をここで絶やすわけにはいかぬ。儂はジオン公国に残る。貴様は連邦軍に行け。そうすれば戦争でどちらが勝とうが、アンドー家は続く。貴様はアンドー家の長男としての役割を果たせ――』
アキハはテツハの真摯な言葉と表情に押された。
テツハはジオン公国内でも技術者としては屈指の実力の持ち主だった。
その男が必死にアキハに説明する姿は息子として、一人の、技術者として認められた証でもあった。
アキハはテツハの言葉を受けて、内密に用意されたシャトルで地球を目指した。
手には地球連邦軍への手土産として自身がジオン公国内で開発した「自己成長プログラムAI」を持って指定場所である北米を目指していた。
「亡命してでも成さねばならぬ事がある」
アキハにはまだそこまでの覚悟はなかった。
唯、テツハに技術者として認められ、一人で事を成す内容に自分自身に酔っていた。
アキハは夢見がちな所があった。
幼い時から一度、地球に行ってみたいと考える節があった。
その、願いが叶った今、アキハは自身の身に起こる運命について全く考えもしていなかった。
シャトルが大気圏突入体勢に入った。
機体が空気との摩擦で激しく振動する。
アキハは自身の分身でもあるアタッシュケースを抱きしめる。
「本当に大丈夫か?」、「爆散しないよな?」
そんな疑念に駆られながら、無事大気圏突入が終わるのを祈る。
何分、いや、何時間にも感じる時が経過した。
激しい振動がおさまり、防熱用のシャッターが開かれる。
アキハが覗き込んだ窓から見える世界はコロニーとは全く異なる世界だった。
広がるのは蒼い海。波打つ海原の上を魚たちが飛び跳ね生命の息吹を感じさせる。木々は青々敷く茂り、戦争が起きているなんて嘘だと感じさせる。鳥たちがアキハを歓迎するように群れでシャトル下側を滑空していく。全てが新鮮。全てが未知の世界だった。
アキハは身体が怠く感じた。
「これが……、重力か」
アキハ以外誰も乗っていないシャトル客室内で1人事を喋る。
無重力になれたスペースノイドにとって重力は憧れであり、一度は体験したい神秘でもあった。
アキハは自分がその憧れを体感していると解ると無性に嬉しくなった。
地球最高!
今後、待つ試練だって簡単に行くさ!
そんな気分でいると、スペースシャトルは森林の中に建造された滑走路に吸い込まれるように高度を下げて行った。
着陸まで秒読みだ。
3、2、1――。
大気圏突入時以上の振動が身体を襲う。
激しい音を立てながらパラシュートを展開したスペースシャトルは勢いを徐々に殺していく。
結果、見事に滑走路内で止まるのに成功した。
アキハは振動が止み、風景が止まったのを窓越しに見ると、大きく安堵の息を吐いた。
アキハは搭乗員搭乗用の連絡路が接続されるのを待って、席を立とうとする。
すると、アキハが降りる前に、客室にサングラスを着けた黒い服で筋肉質な男たちが3名乗り込んできた。
アキハの席の横で出る行為を封鎖した男たちはアキハに低く、唸る獣の如き声をかけた。
「アキハ・アンドーだな。我々と一緒に来てもらおう。君には色々と聞くべき話がある」
「俺に話があるのは当たり前ですね。何せ俺は亡命者ですから――。でも、少し仰々しくないですか? 俺は逃げも隠れもしない。だからそんなにギラつかないで下さいよ」
「肝が座っているのか、無知なのかは解らない。だが、余り我々を舐めないで欲しい。我々は戦争をしている。君からは大切な情報を聞き出す必要がある」
アキハは肩を垂らせて、愚痴った。
「重力に慣らす時間すらなしですか? 亡命者に対する扱いがなっていないですよ。ちゃんと条約を守ってもらえると聞いたので俺は亡命をしてきたのですが?」
「勿論、条約は守る。それは話を聞いた後だ」
アキハの身体にバチッと何かが触れた瞬間、意識が吹っ飛びかける。
最後に視た光景は黒服がスタンガンを持ち、無表情で立ちすくむ姿だった。
(続)
「機動戦士ガンダム」の二次作品として時代考察、話の内容は成り立っていますか?
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大丈夫!心配するな!
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もっと、勉強しなさい!
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実は、良く解りません!