機動戦士ガンダムーBullet in the desertー 作:五河陽太
『ジオン崩れらしく、散れ』
点滅で示すと100ミリマシンガンを捨てて、コフィン機もビームサーベルを抜き放った。
アキハ機とコフィン機の睨み合いが始まった。
どちらも連邦機。
だが、搭乗者は全く理想、理念が違う。
コフィンは強くジオンを恨んでいた。
アキハとミツハはフタバに会うために所属関係なく、生きようと共闘していた。
どちらが「正しい」、「間違っている」の問題ではなかった。
どちらも「正しい」かった。
初手を取ったのはアキハ機だった。
最新鋭機の長所を活かして、両手でビームサーベルを構えてコフィン機に突っ込む。
コフィン機はビームサーベルを左手に持ち一瞬、ブースターを右側に吹かせた。
たった一瞬、ブースターを吹かせるだけで、アキハ機の放った縦の斬撃を先読みしたかの如くコフィン機は避けた。
そのまま、串刺しにしようとコフィン機はビームサーベルを反転させて振り下ろす。
アキハ機がブースターを全開にして前に突っ込む姿勢を採る。
砂煙がコフィン機の周囲を舞い、センサーをかく乱させる。
砂がビームサーベルに当たってバチバチと弾ける。
コフィン機が突き刺した先に、アキハ機はいなかった。
ビームサーベルが大地を溶解させて、穴を作った。
アキハ機はコフィン機と距離を採ると胸部バルカンで威嚇射撃を放つ。
機体性能で圧倒的にアキハ機が有利なはずだ。
だが、コフィン機は胸部バルカンを怖がらず、バックパックのブースターを吹かせて、突貫してきた。
アキハ機は避けようと右に機体を移動させようとした。
だが、コフィンの操縦センスは筆舌に巻くものがあった。
アキハが右によく避ける癖を見抜き、絶妙な角度でシールドの角をコックピットのあ
る胸部に叩きつけた。
激しい衝撃がコックピットを襲う。
アキハ機が反撃に出た際も、コフィンは簡単にビームサーベルの一撃を避けてみせた。
アキハ機は我武者羅にビームサーベルを振る、振る。
だが、コフィンには通用しなかった。
全て回避され、遊んでいるようにシールドを胸部に叩きつけられた。
アキハは心底、悔しかった。
自分はこんなにも必死なのに敵わない相手が直ぐ目の前にいる。
コフィンの壁はどこまで高いのか解らなかった。
コフィン機は「遊ぶのはここまでだ」と言わんが如く、精密な操作でアキハ機の右手首を斬り落とした。
ビームサーベルを持っていた手が本体から離れ、エネルギー供給がなくなったため、刃が消失した。
コフィンは一緒に過ごした時間も、愛着も何もかもないかの如く光信号でアキハに語った。
『サヨウナラ』と――。
その時、地面が激しく振動し始めた。
(続)
「機動戦士ガンダム」の二次作品として時代考察、話の内容は成り立っていますか?
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大丈夫!心配するな!
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もっと、勉強しなさい!
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実は、良く解りません!