機動戦士ガンダムーBullet in the desertー 作:五河陽太
アキハが格納庫に向かう途中、補給部隊が数多くのトリアーエズと陸戦型ジム、陸戦型ガンダムを搬入する姿が見られた。
「コイツは本気でジオン軍のMA製造工場を叩くつもりだな」
アキハは独り言を語っては格納庫に向かった。
格納庫では整備士たちが慌ただしく、搬入と各機の整備を行っていた。
その中でも新たな編成で第〇四小隊に割り振られたマリアの元にアキハは駆け寄った。
マリアはスパナを持っては、コフィンに怒鳴りながら陸戦型ガンダムの整備をしていた。
コフィンはマリアの怒鳴り声を受けても素知らぬ顔で、陸戦型ジムの整備を黙々を続けていた。
コフィンが最初のアキハの姿を見つけては声をかけて来た。
「ジオン崩れがこんな場所にいていいの? 謹慎処分中と聞いたけど?」
「今は少しでも身体を動かしておかないと、気が晴れないので、来たんです。コフィンさん、手伝えるなら言って下さい。俺も第04小隊に配属となりましたし」
「なら、煩い隊長殿の相手をしてやってくれ。さっきからずっと喚いているんだ。どうやら、隊長殿は君がいないのが心配で、心配で気が落ち着かないと見える」
コフィンは皮肉交じりの言葉を吐くとマリアを見上げた。
マリアはコフィンに「馬鹿野郎が!」と短く怒鳴るとアキハに声をかけて来た。
「坊や、そんなに働きたいならアタシの手伝いをしておくれ! アタシはどうにも機械って奴が苦手なんだよ!」
「その割にはMSの操縦は手慣れたものですね。整備と操縦は別と言いたいのですか?」
「そうだ! アタシは操縦を担当しているのさ! 細かい機械知識は坊やに任せた!」
マリアはそう言い切るとコックピット内に滑り込んだ。手慣れた操作で機体の運転を開始すると、アキハに言って来た。
「坊や! 右腕部と、左脚部に砂が詰まっている! 除去を頼むよ! アタシは照準の誤差修正と、今後アンタが乗る複座機材の確保に向かう!」
アキハはマリアの言葉を聞いてハッとした。
マリアがまだ、アキハの案を大切に考えてくれていたのが嬉しかった。
アキハは、マリアの言葉を受けて元気良く「はい!」と答えた。
マリアはアキハの返事を聞いて「元気だね。いい事だ」と呟くと作業に移った。
アキハは自分の出来る精一杯のことをしようと考えていた。
フタバとミツハは気になる。
でも、きっとこの先頑張っていれば良い形で再会する機会が訪れると強く信じた。
だから、落ち込むのは止めよう。前を見よう。
アキハはそう考えた。
アキハは陸戦型ガンダムの砂除去作業に入った。
黙々と作業に集中していると、汗が滲(にじ)み出た。今日もオマーンの地は暑かった。
そんな中、様々な情報が格納庫内は錯綜していた。
アキハたち04小隊は現在三名。
本当なら4名で運営される小隊だ。一人足らない状態だった。
そんなアキハたちに暴言を吐く小隊もいた。
「4小隊はいいよな! 人不足とスパイのお陰で昼間から格納庫で機械を弄っていれば良いんだからよ!」
「俺たちはこれから偵察任務だ。スパイが敵を逃がしたからこんな面倒な役回りを任されるハメになったんだぜ? 本当に勘弁願いたいぜ」
「あんまり事情を話すなよ。スパイがジオンに密告するからな!」
06小隊のメンバーがアキハの気持ちを無視して下品な笑い声をあげた。
前のアキハなら容赦なく突っかかっていた。
だが、今のアキハは違った。
「彼等の言う事も一理あるよ。言われても仕方がない行動を俺はとった」と冷静に自分を顧みれていた。
「機動戦士ガンダム」の二次作品として時代考察、話の内容は成り立っていますか?
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大丈夫!心配するな!
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もっと、勉強しなさい!
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実は、良く解りません!