機動戦士ガンダムーBullet in the desertー   作:五河陽太

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いつも、読んで頂き誠にありがとうございます。世界観を大切に書いているつもりですが、壊したら申し訳ありません。

今日も頑張って書いていますので、ゆっくりご覧になって下さい。

楽しいひと時になりますように、心から祈っておりおます。


それぞれの戦いかた(1)

 アキハは岩に身を隠しながら、ザクII一体に接近していた。

 

 ミツハはアキハが動き易いように三機を分断させる威嚇射撃を行ってくれた。

 

 結果、ザクIIの一機が編隊から離れた。アキハはそのザクIIに近寄っていた。

 

 ザクIIは一週間戦争からルムウ戦役まで幅広く投入され、重力戦線でも地上に多く配備されているジオン軍主力MSだ。連邦軍が一番相手にするべき敵でもあった。その分、相手に対する研究は進んでいた。また、ジオン軍内でもザクに対して様々なバリエーションを開発し、多目的な戦局に対応すべく現地改修が行われていた。

 

 アキハは元ジオン軍技術者で連邦軍技術士官だ。技術関係なら誰にも負けない自信があった。

 

 アキハはザクIIの足に飛び乗るとすねに耳を当てて駆動音を確認し始めた。

 

「一・ニ・三・四……、三秒開けて規定値に戻る。これは旧ザクの部品を流用しているな。なら、拳銃で叩き割れば足の柔軟性を硬化させることが可能だ!」

 

 アキハは拳銃の弾丸を排出すると、狙いを済ませて、ザクIIのすねの装甲内に拳銃を放り込んだ。

 

 ザクの足は整備し易いように様々な同一規格部品から構成されていた。また、機械の構成は簡略化されていて、整備性が極端に良いのも広く普及した理由だった。

 

 アキハが採った作戦は、そんな汎用機の弱点ともいえた、「異物混入の際に発生する機械の動作不良」を意図的に引き起こす作戦だった。

 

 単純な構造をしている機械ほど少しの異物混入で停まり易い。複雑な機構だと更に停まり易い。「機械は異物に非常に弱い」とアキハは知っていた。

 

 甲高い歯車同士が噛み合う音と同時にザクIIの動きがガクリッと止まった。

 

 アキハはザクIIから駆けて離れながら無線機のチャンネルを変えてミツハに連絡を入れた。

 

「今だ、四時の方向にいるザクを討ってくれ!」

 

『任されましたわ!』

 

 ドムがマシンガンを放り捨てて、背後に背負っていたヒートソードを引き抜いた。

 

 再設定した効果が表れた。ドムは急激に速度を上げると、足が止まって立ち往生していたザクIIを腹から真っ二つにした。コックピットを焼き切られ、パイロットは即死だった。

 

 アキハは無線機のチャンネルを変えて叫んだ。

 

「目標達成! お願いします!」

 

 アキハの絶叫と同時に空を高出力のレーザーが走った。これで空気摩擦で威力が減衰しているのだから驚きだ。

 

 一撃でザクのどてっぱらを撃ち抜いたビームとコックピットを貫通し、そのまま左腕まで切り裂く高出力のレーザーがザク二機を襲った。

 

 勝負は一瞬で終わった。

 

 ザクII三機は一機が隙を見せたことで全てが瓦解した。

 

 アキハは戦場の恐ろしさを改めて知った。

 

 ドムがアキハに近づいて来て、コックピットハッチを開放した。

 

 フタバとミツハは憑き物が落ちた表情でアキハへ駆け寄って来た。

 

 アキハは「今は三人、生きている実感を確かめたい」と思い、二人と言葉を交わした。

 

「機動戦士ガンダム」の二次作品として時代考察、話の内容は成り立っていますか?

  • 大丈夫!心配するな!
  • もっと、勉強しなさい!
  • 実は、良く解りません!
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