機動戦士ガンダムーBullet in the desertー 作:五河陽太
アキハは朝食を済ませ、自分の仕事、MSや戦闘車両の調整に格納庫へ向かった。
だが、格納庫前には連邦軍兵士の人だかりと、見たこともない白いMSが三機片膝を突いて鎮座していた。
ジムとは違い、人の顔に近い造形をした頭は精密機械の固まりだと考えれた。胴体は先行量産型陸戦型ジムと共通部品が多く使用されていた。だが、胸部にマシンガンやミサイル等、攻撃面で更に強化を図られていた。脚は先行量産型陸戦型ジムと同等の部品を使用してメンテナンス性を向上させているなとアキハの視点から見たら直ぐに解った。
「コイツ、少佐が昨日言われていた最新鋭機か……。その割にはジムと共通点が多いな」
「やはり、君の眼は誤魔化せないか。そう、この機体こそジムの原型となったRX-78系の派生で生まれた機体。その名も『ガンダム』だよ」
ガンダムから少し離れた場所で、眺めていたアキハにフォックスが近づいて来ては、ゆっくり語った。
「だが、この機体は本家本元のガンダムとはまた違っていてね。地上戦専用にパーツを急ごしらえで調整して作った『陸戦型ガンダム』と呼ばれている機体だ。連邦軍のV作戦で開発された本物は今頃、宇宙(そら)で最後の調整を受けているだろうさ」
「なるほど。本家のハイパフォーマンスさから限定的な力だけを余剰部品から引き抜いて作成した機体ってことですか?」
「そうだ。この機体がジオン軍に対する連邦軍の切り札だ。だが、不報が入っていてね。V作戦の主要な機体を乗せた戦艦がジオン軍の攻撃を受けたらしい。詳しい話はまだ入っていない」
「そんな……。起死回生の中で、最重要機密が破壊、奪取されでもしたら……」
「だから、この機体を扱う、君と大尉には他の人以上の信頼を置いているのだよ。君にあの三機の運用方法は一任する。君のほうが技術者としての知見は広く、深い。だから、大尉の元で戦闘データをしっかり取ってくれたまえ」
フォックスはそれだけ語ると、アキハの右肩を一回叩き、場を去った。
残されたアキハは目の前にそびえ立つ18メートルの巨人たちをどうしようかと考えた。
悩んでいると、1機の陸戦型ガンダムの胸部ハッチが上部に開いて、マリアが顔を出した。
マリアはアキハを見つけると大声で叫んだ。
「坊や、何、ボサッと突っ立っている! こっちに来て機体の調整を手伝いな! 機器の配置はジムに似ているが全く別物だ! アンタの頭を今使わないでどうする!」
視線が一気にアキハに集まる。
アキハは一瞬だが、連邦兵士全員がアキハを敵として見ていると感じた。
だが、首を二回横に振って、邪念を祓う。
「俺は連邦軍の兵士なんだ。技術士官なんだぞ。しっかりして見せろ」
そう呟くと、アキハは駆けてマリア機の元に向かった。
「機動戦士ガンダム」の二次作品として時代考察、話の内容は成り立っていますか?
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大丈夫!心配するな!
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もっと、勉強しなさい!
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実は、良く解りません!