そのくらい眠いの、まあ原因はクトゥルフシナリオを夜遅くまで作ってた私にありますが。
なので短いでしゅがゆるちておじひ。
『な──』
地面に着地したその瞬間、魔人の心臓が一本の
『……意識を散らす魔術か。そして、爆裂の魔術で鉛玉を飛ばす魔導器か? 猪口才な……二度目はないと思え……』
しかし、即座に離れた魔人は毅然としている。
「なっ、どして倒れんのかい……? 貫いたってんになんで……」
狼狽するリサを前に、急かされるようにグレンは拳銃を再装填しようとするも、その隙を与えられる訳もなく。
『よかろう! 愚者の牙で何処まで抗えるか、存分に試すがいい!』
一歩でグレンの眼前まで来た魔人は無情にも魔人が一度魔刀を震えばグレンは肉塊となる距離にいる。
「システィ!」
「《集え暴風・戦鎚となりて・撃ち据えよ》──ッ!」
ルミアの異能を載せた黒魔【ブラスト・ブロウ】が魔人を穿たんと迫る。
『……児戯』
それすら魔人が振るう刀に触れた途端霧散する。
「嘘!? ルミアの力を載せても駄目なの!?」
「問題ない──いいいいやぁああああああ!」
その隙に魔人へと迫り、懇親の一撃を振るったリィエル。魔人はその斬撃を左の魔刀でうけるもリィエルの剣はボロボロと崩れ落ちる。
『ぬ──ッ!?』
リィエルの錬金術によって作られた大剣は魔刀によって崩される。それを本能的に察知したが故の本命は迫る傍ら回収したセリカの
切り上げた一閃が、魔人をバッサリと裂き吹き飛ばすも……。
『──見事なり。真逆、愚者の民草らに二つも持っていかれるとは……未だ我も未熟、か…………む、二度目は効かぬぞ』
「うがぁっ……うぐっ」
「リサ──ッ!?」
ふわりとグレン達から離れた場所へ降り立った魔人が余裕を持ってまた同じ
右肩から先を切り離されたリサは後方に吹き飛ばされながら酷い虚脱感に襲われる。
しかしそれも一瞬の事、離れた腕は着地と同時に再生しきり、虚脱感も消失。
急激に力を失い気絶したセリカとは違い絶好調に戻っていた。
『意識を散らす魔術に、我が右の
ボソボソと魔人が何かを悩むように呟く。
『……行くぞ、愚者の子らよ。わが攻勢捌いて見せよ……《███──》……』
魔人が聞いたこともないような言語を話す。すると頭上に真っ赤な球体、否。縮小化された炎と熱の塊、太陽のように燃え盛る物体が形成される。
グレン達はあれが何かを知っている。よく使っているもの、魔術だ。
確かに魔術だと言うのだが。
「う、嘘だろ……お前、どっからそんなに魔力をひねり出した……ッ!?」
そう、どこからあれほどのことを成し得る魔力を出したのかが分からない。
唖然としているリサをよそにグレンは思考を加速させる。
(あれが魔術だと言うのなら、俺の固有魔術で封殺できる。だが、今あれを封殺してどうする? その後はどうする? 俺達まで魔術を失って……)
『《──████》……逝ね』
固有魔術使用を躊躇ったグレン、その一瞬で魔人の魔術が完成してしまった。
一際輝く灼熱の球体が全員を焼き滅ぼさんと輝き全てを飲み込もうと…………。
「……え?」
気付けば、色も音もない空間に立たされていた。
時間が停止したような空間で、色彩を持つものはグレン達だけ。
「何が起こったんかいな、これ……」
「わからん……」
今回誤字確認すらしていない。