「さっさと起きろ」
ばしっと、勢い良く頬を叩かれた。その痛みで、意識が覚醒する。
一体何だよ、と思いながら目蓋を開ける。すると視界いっぱいに、こちらを中腰で覗き込んでいる少女の顔があった。
「うあああ!!」
思わずびっくりして大声を上げる。飛び起き、あたしはそのまま後ずさろうとした。しかし、すぐに何かが背中にぶつかる。
後ろを見ると、赤い色をした長い背もたれがある。それでいつの間にか、ソファで寝かされていたということを知る。
周囲もいつの間にか路地裏から狭い個室に変わっていた。
大きなテレビが壁につけられていて、その下にマイクが並べられている。あたしが寝ていたソファの向こうには、もう一つソファが。その間に小さな机がある。そして隣からは、バラード調の音楽と微妙に下手くそな歌声が聞こえてくる。
……ここ、カラオケボックス?しかも割と近所のじゃない?何であたしはこんな場所にいるんだろう。
「私がお前をここまで運んできたの。あのまま路地裏に寝かせとくわけにいかなかったからね」
少女──変身を解き、制服に戻っている阿岡入理乃は、はあと溜息を吐いて背筋を伸ばすと、さも面倒くさそうに顔を歪めた。
あたしは彼女にビビリ、萎縮する。恐怖はまだ、続いているのだ。
「取り敢えず落ち着いて。彼女が襲ってくる心配はないから」
「キュゥべえ……」
視線を入理乃の足元に向けると、そこには白い獣の姿があった。彼女の横にいることは、とても危険であるはずなのに、どうやらあえてその位置にいる事で、安全であるとこちらに伝えているようだった。
あたしはとりあえず彼を信じることにし、身構えるのを止めた。
……わざわざこんな、一般人も利用する場所にあたしを連れ込んだんだ。これ以上襲う理由など存在しないということだろう。
「賢明だね。それでこそ私の手駒だよ」
入理乃は目を細め、くすくすと馬鹿にしたような笑い声を漏らす。
……あたしは屈辱的な気分になる。いつも学校でからかわれているあたしだが、同年代に笑われるのと、年下に笑われるのでは訳が違う。
「あたしをこんな場所に連れてきて、……一体何のつもりなの?」
「お前を私がこの先どうするのか、話をしたいと思ったの。お前も色々気になっているでしょ?」
そんなの当たり前に決まってるでしょ。こっちはこう見えても、訳が分かんなくて、大混乱中なんだから。
「私もお前には、この状況を把握してもらわなきゃ困るの。だから、丁寧に説明するよ。事細かく、詳細にね」
少女は向かい側のソファに座る。それに続いて、キュゥべえも彼女の隣に座った。
「それは実にありがたい。ボクとしても、キミがどうしたいのか、知る必要があるからね。でもキミがボクを追い出さないなんて、珍しいね」
「……別にお前に知られても、どうでもいいから」
あからさまに入理乃は嫌悪感を顔に出す。……やっぱりキュゥべえが大嫌いなようだ。
どうしてそこまで嫌うんだろう。……まあキュゥべえって胡散臭いところあるから、気持ちは分からなくはないけど。
「まあ、お前にとって決して悪い話ばかりじゃないよ」
入理乃はそう言うが、あたしは疑いの視線を止めることが出来なかった。……なんか悪い話しか待っていない気がする。
「まずは、お前をどうするのかを説明する前に、私の事情から話すね」
そうしないと分かりにくいだろうから、と入理乃は腕を組んだ。
「私はお前が知っての通り、この牛木草の人間じゃない。だけどね、私達のチームは、地元の早島に加えて、ここの一帯にも縄張りを持っていたの」
「縄張り?」
「ざっくりいうと、魔法少女が所有する魔女の狩場と考えてもらって良いよ。魔女を倒せば、グリーフシードという魔女の卵が出る。それは魔力の回復に必要なものであり、魔法少女への報酬でもある。だからグリーフシードの奪い合いも頻発しているし、魔女の狩場は魔法少女の縄張りそのものになるんだよ」
うわ……。そんな事情あるとか、想像もつかなかった。
……でも、普通に考えみれば、命がけで戦っている分、報酬は他者を踏みじってでも欲しくなるよなあ……。あたしも話を聞いてて、そのグリーフシードとかいう魔女の卵(気持ち悪いけど)、欲しくなっちゃったくらいだもん……。
「……元々、その牛木草の縄張りは、譲られたものだった。譲ってきた魔法少女──伊尾ミズハ……、いいえ、東ミズハは、魔女と戦えない魔法少女だったの」
何でも、東ミズハは、“自身に降りかかる災難を回避する”という魔法の使い手だったらしい。
それは、あらゆる物理的な危機から逃れることができる強力な魔法であったが、厄介な魔法でもあった。
せっかく魔女を狩ろうと思っても、近づいただけでその固有魔法が発動し、魔女という“危険物”を遠ざけてしまうのである。しかも、制御ができないタイプの魔法だったので、本人がいくら頑張ってもどうにもならなかった。
これでは、魔女が野放しの状態になり、被害を食い止めることができない。だから、ミズハは入理乃とその相方、船花サチに自身の縄張りを託した。
……だが、ある日いきなり状況が一変したという。
ミズハが固有魔法を、自ら無意識に封印してしまったのだ。稀にある現象で、強い精神的ショックを受け、願いを否定すると、それによって生まれた能力が使えなくなるらしい。ミズハの場合は、クラスメイトの自殺が封印の引き金となった。
固有魔法を封印して以来、ミズハの様子はおかしくなり、早島が自分のものであると主張。その理由は不明で、今も分かっていないそうだ。
とにかく、彼女は無理やりな方法で早島に引っ越してきて、入理乃達から早島の縄張りを奪おうとし、争いに発展した。同時期に牛木草でも新しい魔法少女が生まれ、牛木草の縄張りも狭くなってしまった。決して楽な状況ではなかっただろう。
一応今は争いは解決しており、早島をそれぞれ半分割し、一方を入理乃達が、一方をミズハが縄張りとする取り決めがされているという。
他にも、早島の魔女の数を互いに調整することも取り決められた。早島の魔女は普通の土地よりも少なく、そうしなければ、どちらとも半分の縄張りだけでは生き残れやしなかった。
「でも、魔女の頭数を調整するためには、色々やらなければならないこと多いの。それに、私は最近、魔力の研究をスタートさせた。それらに集中していたら、牛木草の縄張りの管理まで出来ないんだよ。だから、牛木草の管理をお前に任せようと思う」
「それはつまり、牛木草をこゆりに譲るということかい?」
キュゥべえが驚いたように問い返す。それに入理乃が頷くので、あたしは困惑を隠しきれなかった。
あまりにも話が上手過ぎる。あたし、そこの縄張り好き放題に出来るじゃない。裏があるとしか思えない。
「うん。でもその代わり、いくつかやってもらうことがある」
ほれ、やっぱり裏があった。
「一つ目は、私達のグリーフシード供給源になること。グリーフシードを定期的に、私の元へ届けて欲しいの」
「な……!!」
初っ端からとんでもないこと言うわね……。
……縄張りをあげるなんて言ってるけど、実質はあたしにあげるつもりなんかないんだ。ただこいつは自分の用事を優先するために、あたしを使うつもりでいる。
「二つ目は、牛木草の情報を週一で、決まった時間に私に伝えること。出来れば周辺地域のことも含めてね」
「牛木草の情報を知ることは当然としても、周辺地域のことを伝えさせるのは、情報収集の一環ということかい?」
「そうよ。なーんか、最近寝巣扉都市圏って、魔法少女が増えてきてるの。その動向も少しは知りたいんだよ」
入理乃は複雑そうに溜息をついた。
魔法少女は、ある意味グリーフシードを巡って争うライバルだ。自分の地域と離れた場所であっても、数が多くなれば微妙な心境にもなるだろう。
「最後に、私と船花ちゃんに何かあったら助けなさい。拒否権は一切ないからね」
それって、もしもの時、あたしにどうにかしろってことか?面倒なことばっかり、全部あたしに押しつけるわね。
……手駒の意味がようやく分かってきた気がする。入理乃にとってあたしは、都合良く動く動かせる便利な道具なのね。
「……でもあたしが逃げたり、抵抗したりしたらどうするの?」
あたしは頼みを断れない性格なので、悔しいが入理乃に従ってしまうだろう。
あたしはまだ“答え”を得ていないから、自分の意思を出すべきじゃないのだ。
しかし、そんなこと、入理乃は知らない。あたしが他の場所に行ってしまう可能性を、考えない訳がないのだ。
「ええ、もう言ってなかったっけ?そうできないように、お前に呪いをかけたって」
面倒臭そうに入理乃が答える。
そういえば、意識失う前に呪いとか何とか言ってたような気がするな……。
いや、そんな呪うとか本気でやるなんて馬鹿な……。
「そんなの信じられないって顔してるね」
そこで、入理乃は少し考えるような仕草をする。そして、ふと思いつたかのように、両手を可愛らしく叩いた。
「信じられないなら、試してみようか。実感するのが一番良いよね」
入理乃がすっと、あたしに人差し指を向ける。彼女は面白い玩具を動かす子供のように、無邪気に命令した。
「そこから動かないで」
「!?」
瞬間、急に体が動かせなくなった。
目も、腕も、指の一本一本も、すべてが硬直している。力を入れようにも、上手くいかない。
あたしはかなり狼狽える。まるで自分が突然、人形にでもされたような気分だ。
「もう動いて良いよ」
入理乃が再びあたしに命じると、体の硬直が解ける。
途端、どっとあたしは嫌な汗をかいていた。確かめるように、あるいは安心させるように、しきりに手で握り拳を作ったり、開いたりをを繰り返す。
……大丈夫、体の操縦権はあたしに戻ってきている。
「これで分かったでしょ?私に逆らえないって」
ええ、充分理解できたわよ……。
さっきのを、入理乃は自分の意思一つで出来るのだ。やられたら、あたしに抵抗する術はない。
もっと酷い命令だって出来てしまうのも、容易に想像がつく。
まさしく“鎖”そのもの。あたしを縛りつけ、飼うための“首輪”同然だ……。
「また裏切られたら困るもん。だからお前は逆らえないようにしたんだよ」
だからって呪いをかけるなんて……、随分と抜かりがないというか、容赦がないというか……。
それに、あたしを利用して牛木草の縄張りを維持しようという考えが思いつく時点で、かなり頭が良い。天才児の噂は、どうやら本当のようだ。
……入理乃ははっきり言って、色んな意味で異常だ。ここまでやるとか、普通思わないだろう。
「……入理乃、これはちょっとやり過ぎだ」
キュゥべえが嗜めるように言う。流石に、看過出来ないらしい。
入理乃は一瞬むっとしたものの、すぐにニヤついた顔になった。
「何とでも言えば?それに、最後まで話は聞くものだよ。お前にとっても、メリットがない訳じゃないから」
キュゥべえを映すその目が、細められる。キュゥべえも、じっとそれらを見つめ返した。
「まあ、ボクにはどうすることも出来ない。……今回は諦めるよ」
やがて、しょうがないと言わんばかりに、その場で伏せのポーズをとった。
……もうちょっと頑張って欲しい。この場でガツンと言えるのは、キュゥべえだけなのに。
「あの、何でそもそもあたしをそもそも襲ったの?」
事情は大体分かったが、そこだけがまったく意図が把握できなかった。
呪いをかけるだけなら、もっと簡単な方法もあった。それをしなかったのはどうしてだろう。
「ああ、それは、お前の判断力とか、戦闘力とかを知りたかったんだよ。急に襲わないと、そういう純粋な能力は測れないから。ある程度抑えはしたけど」
ええ……、あれで抑えてたとか冗談だろ……。
あたしを襲った理由も理不尽だとしか言いようがない。あたしの戦闘力とか、知ってどうすんのよ。
「牛木草の縄張りを無くすわけにはいかないんだよ。そのためには、お前には強くなってもらわなくちゃ」
「こう言うのもなんだが、それだったら強い子に呪いをかければ良かったんじゃないのかい?こゆりが強くなるのは時間がかかるよ」
あたしはキュゥべえの言うことに、心の中で、うんうん、と頷いた。だからあたしの呪いを今すぐ解いてよ。
「あたしだってそうしたかったんだけど、あの呪いは“新人”にしか効かないのよ」
入理乃はそんなにあたしが嫌だったのか、不機嫌そうに悪態をついた。
……その様子を見ていると、何とも言えない気分になってくるわね。
「しょうがないから、二週間で強制的に強くなってもらうよ」
入理乃が悪戯っぽく笑う。その顔から察するに、多分、ロクなこと考えちゃいない。
一気に不安になってくる。頼むから、まともなものであってくれ。
「とにかく、特訓するよ、特訓」
そう入理乃が言った途端、あたしは胸を撫で下ろした。
良かった……。至極真っ当な方法で……。
「今ほっとする場面だっけ?」
あたしを奇妙に思ったのか、じと目で訝しそうに見てくる。しかしすぐにどうでも良くなったのか、数秒で気にする素振りを止め、また腹立たしい笑顔を浮かべた。
「船花ちゃんに頼んでしばらく時間作ってもらったから、私がお前に、色々教えてあげる。最初に言った通り、結構悪い話じゃないでしょ?」
確かにありがたくはある。恐らく普通の新人は、一から自分で試行錯誤しながら魔法を学んでいくだろう。その必要がなく、しかも先輩から鍛えてもらうのは、凄く恵まれていることだ。
二週間で強くなれというのは滅茶苦茶だが、鍛えてあげると言ってくる辺りが意外と優しい。やらされようとしていることが“あれ”だから、妙に怪しく思えてくるわね……。
「キュゥべえもこゆりには強くなって欲しいでしょ?」
「そうだね」
キュゥべえは、苦言を呈することなく素直に頷いた。彼は近辺の魔女の野放し状態をどうにかしたいと思ってるから、あたしにさっさと強くなって欲しいんだろう。
「これで私の話は終わりだよ。質問ある?」
あたしは首を振った。本当は何故相方のサチがここにいないのか尋ねたかったが、あまり細かいところを聞くのも何だか怖くて質問できなかった。
キュゥベエも何も言わなかった。彼の方は、あたしと違ってもう気になるところがないのだろう。
「じゃあ、自分の立場も理解出来たよね?色梨こゆり」
入理乃はいつの間に知ったのか、あたしの名前を冷酷な声で呼んだ。
ソファから立ち上がると、こちらに近づき、あたしの前の立つ。
その瞬間、彼女の顔が無表情になった。それはただの無表情ではない。作り物のようなと形容すべき、恐ろしいものだった。
「あ、阿岡さん?」
心配になって、あたしは声をかける。だが、それは無視された。
彼女は俯くと風のように小さな、しかしはっきりと通る声で言った。
「……
入理乃はところどころ、自分とあたしの立場を強調する。
それは、お前なんていつでも殺せる、という脅しに他ならなかった。そして、入理乃は本当にその力を持っているのだ。言葉の一つ一つに重みがある。
脳裏に、路地裏で襲われた時のことが思い浮かぶ。ぞっとするような、背筋から伝わってくる冷たさが、抵抗しようという感情を凍らせていく。
「……わ、分かった」
あたしが頷くと、入理乃は満足気になった。明らかに上機嫌になって、嬉しそうにしている。
わざとらしい口調で、入理乃はあたしの手を掴んだ。
「これから存分に私と船花ちゃんのために働いてね、私の手駒」
◆◇◆◇
「こゆりに牛木草を任せたのは、さっき話したこと以外にも何か理由があるんだろう?」
こゆりをに大きな紙を被ってもらい(私が魔法で生み出した和紙だ。これで覆ったものは透明になる)カラオケボックスから出て別れた時だった。
私についてきたキュゥべえが、ふと唐突に先程の話題の続きを切り出してきた。
「例えばどんな理由があるっていうの?」
私は試しに、からかうように聞いてみる。まあ、大体察しがついていることだろうけど。
「キミは“寝巣扉都市圏の魔法少女が最近増えている”と話したね。それはつまり、“グリーフシードの奪い合いも増える”ということだ」
「そうね」
魔法少女が増えれば増えるほど、グリーフシードの数も“増える”が、同時に“魔法少女同士が遭遇する率”も跳ね上がる。すると、“魔法少女が対立”するケースも必然的に多くなる。魔法少女の数と縄張り争いは共に表裏一体なのだ。
「しかし、ここの縄張りには、キミを除けばこゆりは一人しか魔法少女はいない。ましてや彼女は新人。ここは魔法少女にとって“奪いやすい狩場”──“手に入れやすい狩場”だ」
……そうでなくても、自身の縄張りを奪われた魔法少女が来ないとも限らない。魔法少女がいなくなったという噂はすぐに広まる。どっちみち牛木草の縄張りには魔法少女がやってくる可能性は高い。
「キミはまた、縄張り争いをしたくなかったんだろう?だから牛木草を手放し、こゆりに任せることで、縄張り争いを避けた。単純に手放すのではなく、こゆりを手駒にしたのは、キミが話した通り、グリーフシードが少しでも欲しかったからだろう?互いに魔女の頭数を調整しても、最低限のグリーフシードしか得られないしね」
キュゥべえは、狙いはそれだけじゃない、と続ける。
「こゆりは多分、すぐに魔女化してくれるだろう。しかし彼女の素質は高いから、万が一生き残り、縄張り争いにも勝って生き残れたら、戦闘に長けた魔法少女となるだろう。そうなった場合、キミは自分の意のままに操れる戦力を手に入れられる。ミズハがもしまた縄張りを奪おうとしても、こゆりという切り札を使って、迎撃することができるんだ。……どうかな?ボクの考えは当たっているかい?」
その問いかけに、私は自分でもよく分からない表情を浮かべた。だが、下らない感じの顔に相違ないだろう。私が抱いている感情は、とても醜いものだ。
「……私を止めるなよ。私にグリーフシードが集まれば集まるほど、私の研究も進んでいく。私の研究は、お前にとっても役に立つものだろう?」
「ああ、今回限り、止めやしないさ」
私は口角を上げる。
今こそ、利益と合理性を優先するインキュベーターの性質に感謝したことはない。これで心おきなく船花ちゃんのために、こゆりを利用できる。
……“あの子”を消し、ミズハに裏切られた私には、もう貴女しか友達がいない。
貴女は私の灯火。真っ暗で怖いこの世界を照らしてくれる道標。
その炎を絶やす者がいるのなら、たとえ非道なことをしてでも、徹底的に排除する。
だって取り除かないと、私は一人ぼっちになるから。
阿岡入理乃
早島市出身でありながら、牛木草にも縄張りを持つ魔法少女。小学六年生だが、数々の分野で賞を受賞している天才児で、非常に頭も良い。過去の親戚によるいじめ、両親からの無視、周囲からの妬みにより、おどおどとした自信のない性格になってしまったが、自分より弱い立場の者や、敵だと思った相手には強気の態度を取る。相棒である船花サチが唯一の親友であり、少々歪んだ思いを抱いている。
今後の小説の参考のために、アンケートを取ります。この小説で良かったところはどこですか?
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