起きると目の前は、きれいな青空だった。
肌を撫でる風、川のせせらぎ、小鳥の鳴き声と何かが引き裂かれ叫ぶ声、そのあとから聞こえる捕食音
……そう、とてもリアルな夢だった(現実逃避)
(うっせやろ…?ハードすぎひん?)
現実逃避したいと思いながら顔を向けるとと少し先に喰われたであろうヒトとそれを食べる狼が3匹いた。いて、しまった…。いて、ほしくなかった…。
(やばいやばい…このままいたら喰われてまう)
逃げなければ、と思いゆっくりとその場から離れようと気づかれないように匍匐前進をする。
(普通の小説ならばここで音を出して逃げるか戦うかだが、そんなへまはしない、したくないし、したら絶対に終わってまう)
狼から十分に離れ、音を頼りに川の近くまで来たところで自分の姿を見てみた。
(まぁ転生?したら、最初はじぶんの顔見るよなぁ…なんでこんなところにいるのかわからんが)
だがそんな思いとは逆に、川だと自分の顔はちゃんと見れなかった。分かったのは、長い黒髪と緑色っぽい目?と後は、普通の人体にはない突起物が頭から二つ出ていた。
(あら?これは…)
そう思いながら頭の突起物をゆっくりとした手で触るとふわりとした感触と少しくずくったい感触が返ってきた。
(獣人かぁ…異世界で獣人って多くは、差別の対象になるんだがどうなんだ)
多くの異世界転生の小説では、人間以外の種族は不利な状況が多かった、吸血だったりエルフだったり、獣人もあんなことやこんな状況が多かった気がした。
次に体を見てみた、絶壁ではないが小ぶりな山が2つとつるんとした下半身と背中には長さが肩までありそうな狼の尻尾が見えた…そして全裸だった。
(ふむ…これは、性転換じゃな?…しかも幼児化で獣人化かぁ)
悲しいなぁ
(いや小説は見てて面白かった、しかししかしな?自分で体験するのはなんか違うんだよぉ違うそうじゃないんだよぉなんで服ねぇんだよぉ異世界人生イージーモードで行きたかったよぉ)
幼児化した影響か少しうるんでしまった。
…少し時間がたって…
冷静になり始めた頭でフル回転させこの場からどうするかを考えた(強制)
(怖いが狼たちがいたところに戻るかぁ)
と、狼たちがいたところにゆっくりとした歩きで戻っていった。
(狼いねぇよな?もうどっかに行ったよな?)
周りを見てみるがさっきまでいた狼は、いなかったが喰われたであろうヒトだったものはあちらこちらにばらまかれ、着ていたものもそこら中にばらまかれていた。
(ウッ…これは、ちょっと)
(中にあったものはなんもなかったのか胃液のしか出ねぇよぉ)
草むらに吐いた後にゆっくりと人だったものに近づく。
(ウッ、グゥ、匂いがきつすぎる現代で養われた感性じゃぁきちぃよぉ)
鼻をつまみ目を少し細めてヒトだったものが身に着けていたものを拾い始める。
(服は洗えば大丈夫、ナイフは持った方がいいよね、後は…)
と集めた結果、上着とマント(そのほかはサイズがでかく着れなそうだった)、ナイフが3本、小銭袋と水筒?みたいな形のものとなんかの緑色の薬っぽい何かを拾いさっきまでいた川まで移動した。
(血ってなかなか落ちひんよなぁ…染みは仕方ないが匂いは気を付けていかんと、しかしもったいないなぁロングソードとかあったのに、身の丈に合わんとは重過ぎるし、服も幼児化したためか着るのは難しそうだし…ブツブツ)
そして洗い終わった服を着てみたがなんともワンピースみたいな感じになってしまった、もう仕方ないと思いマントを付け、ナイフ2本と緑色の薬?と小銭袋は上着の中にしまい、水筒?には新たに水を入れ上着の外側につけ、護身用として手にナイフを1本持って気持ちを新たにし、川を後にした。
(はぁ…改めて思うと何でこんな馴染んでんだろ、そしてなんでこんなところにポンっておいてかれてるんだろうなぁ、ハァまぁなっちまったもんは仕方ないかぁ頑張って人生デスモードにならんようにしなんとなぁ)
どうだったでしょうか。まぁきついですよね、俺もきついですなんでこんなの書いたのかなぁ
他の人すごすぎますねこれ、しかも1日、1Pで書く人がいるんやろ?やばすぎる