とあるオタク女の受難(僕のヒーローアカデミア編)。   作:SUN'S

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第34話

㌻月Ζ日

 

そろそろ事務所もリフォーム時期かな?この前から建物の半分ほど倒壊してるし、いっそのことマンションでも経営しようかな。

 

うん、そうしよう。

 

とりあえず、死穢八斎會の面々が暴れても問題ない敷地を持つ四階建てマンションを購入しておくとしよう。まあ、それより先に済ませないといけない仕事を思い出した。最近、多発している変態野郎の捜索と駆除である。

 

うら若き乙女を狙っており、裏路地や公然にて裸体を見せ付ける変態とのことだ。

 

ゆっくりと周囲を警戒しながら歩いているとブランコを漕いでいる英国紳士風の男性を撮影する小柄な体躯と赤い髪の毛が特徴的な女の子を見掛けた。

 

撮影スタッフと役者さんかな?

 

おお、すんごい回転だな。あんな不安定な立ち漕ぎなのにブランコを高速回転させるのは難しいと思うんだけど。しかし、どこかで見たような気がするのは何故だろうか?

 

㌻月§日

 

変態野郎をボコることは出来たけど。

 

変態野郎は「なんちゃら軍団に栄光在れとか」叫んでいたけど。こういう時こそホークの情報網を頼りたいのに四日ほど既読スルーなんだよね。

 

この前はエンデヴァーさんを撮影するために協力してくれたけど。そこまで接触を避けるのは酷いと思うんだよね。変態野郎のことは警察に任せるとして、民間人の中にも不自然な動きをするヤツが増える。

 

なにより私達(ヒーロー)を見る目が観察というより監視みたいな感じに変わっている。こういうギスギスした雰囲気は嫌いなんだよね。

 

なんて考えていると地面を突き破り、脳みそ剥き出しのマッチョが出てきた。たしか「USJ」にも似たようなヤツがいたな。名前は、えと、ノウナシだっけ?

 

あの時はハイパームテキを使ったけど。今は物理攻撃無効化するアイテムとか持ってないんだよ。

 

うん、まあ、生き物なら殴れば倒れるな。

 

㌻月;日

 

昨日、脳みそ剥き出しマッチョの怪人ことノウナシをボコり倒したけど。なにやら言語を話すノウナシが居たような気がする。

 

まあ、襲撃してきたノウナシは地面にめり込ませたから喋る暇とか無かったと思うんだけど。

 

おおよそ考えられるのは都市崩壊を目論んでいるアホみたいなヤツの命令を受けたか、それとも自我を持つノウナシの独断による襲撃だったのか。

 

まあ、前者なのは間違いないんだろうけど。

 

エンデヴァーさん達のところにもノウナシが襲撃してきたと聞かされた時は複数箇所を狙う理由を考えた。その結果と言えるのは「実験」だった。

 

製造者の考えていることは「今現在、ノウナシを対処することが出来るのはエンデヴァーさんやホークのようなトップヒーローだけなのか?」という一種の不安要素の摘出だと推定することが出来る。

 

今回の複数箇所を狙った襲撃は組織として活動しているヴィランだけにしか出来ない芸当でもある。

 

いっそのことトムラ君に聞いてみようかな?

 

 

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