魔法少女で魔女の救済戦線   作:キューラ

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第三話 放課後のお隣さん

「つ…つかれた…」

 

授業が終わり、放課の時間になると凛花は今日からしばらく世話になる自分の机にへたっていた。

 

「えっと…大丈夫?狂識さん」

 

まどかがそう心配して聞いてきた。

 

ああ…天使。

 

「う、うん…なんとか」

 

「災難だね~転校生も」

 

さやかもそう労ってきた。

 

「他人事だと思ってぇ…」

 

さらにへたりつく。

 

「あはは…そうだ!ねぇ、転校生。今日これから暇?」

 

「へ?暇だが…どうしたの?」

 

な~んか嫌な予感が…

 

「いやさ、今日発売のCDがあるからCDショップに行きたくてさ。転校生も一緒にどう?あ、まどかは決定ねー」

 

「ぇえ!?私は確定なの!?…まぁ、私も空いてるけどね」

 

…今日って原作開始じゃないよね

 

「さ、そうと決まれば行くよ!」

 

そう言うとさやかは凛花とまどかの手を掴んだ。

 

「「え?」」バシッ!

 

「しゅっぱーつ!!」

 

さやかはそう言って凛花達を引っ張って行った。

 

「「ちょ、ちょっと~!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~inマンション~

 

はぁ、なんとか終わった…なんかインキュベーターが来なかったな…なんでだ?

 

『また明日学校でねー!転校生!』

 

「なんであんなに元気なんだろ…」

 

別れ際のさやかの言葉を思いしつつマンションの扉の鍵を開ける。するとそのすぐ後、隣の部屋の扉が開き、中から黄色の髪を持ったマミられさんがいらっしゃった。

 

「ど、どうも。隣に越してきた狂識凛花です」

 

反射的に挨拶をした。

 

「あ、はい。私は巴マミ、よろしくね。狂識さん」

 

「あれ?その制服…あなたも見滝原中学なのね。転校生?」

 

oh…

 

「ええ、今日からでした」

 

そう言って足早に部屋に入ろうとするとマミに呼び止められた。

 

「あ、狂識さん。よかったら家でお茶しない?」

 

あー…これは…

 

「ダメかしら…」ウルウル

 

「は、はい。ではお邪魔します」

 

…断れなかったZE!

 

──────────────────

 

ウッ!?なんでインキュベーターがここに!?

いけない。無視、無視。

 

「今からお茶を用意するわね。ちょっとまっていてもらえる?」

 

「あ、はい」

 

凛花がそう返事をするとマミはお茶を用意しに部屋を出ていった。そこを凛花は見逃さず、インキュベーターに話しかける。

 

「インキュベーター、なんでお前がここにいる?」

 

「君もわかっているだろう?マミが魔法少女だからさ」

 

…原作でもいたけどこの頃からいたのかよ…

 

「マミは案外働いてくれるからね」

 

「お前は腐っても回収係だからな」

 

嫌味10%に返す。

 

「君は変わらないね…」

 

「そう簡単には変われないぞ?人間は」

 

インキュベーターと話しているうちにマミが帰ってきて扉を開け、中に入ってきた。

 

「お待たせ、ケーキと紅茶よ」

 

そう言って凛花の前にケーキの載った皿、フォーク、そして紅茶の入ったカップが置かれる。

 

「あ、ありがとうございます」

 

軽く礼を言い、カップに口をつける。丁度良い温度で口当たりも良く不意に言葉がこぼれた。

 

「…おいしい」

 

「あら、ありがとう」

 

マミが礼を言ってきた。それから凛花はマミに話を振った。

 

「ねぇ、巴さん」

 

「?何かしら?」

 

マミが聞き返してくる。

 

「巴さんのソールジェムは何色かな?」

 

 

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