とある侍の漂白剤   作:カツヲ武士

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飛ばされることを前提とした第一話。

まぁプロローグですからね。

オリ設定・オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!


1話 簡単なプロローグ

なんか目が覚めたら転生していた。

 

いや、いきなりこんなことを言われても

良く分からないだろうが、俺もよく分かっていないんだ。

 

本当に目が覚めたと思ったら5歳位の

子供になってたんだよ。

 

夢とか超能力とかそんなチャチなモンじゃねぇ。もっと根源的なナニカの干渉を感じたぜ!

 

そんな感じで、正確には憑依になるのかも

知れないが、とりあえず俺は転生したんだ。

 

それも江戸時代みたいなところに。

 

転生なら未来だろ?!何で過去なんだよ!

そう思ったけど、寝ても覚めても元の

世界に戻ることは無かったので、今では

色々諦める事にしている。

 

 

不幸中の幸いと言うか何と言うか俺が

転生した先はそこそこ裕福な家らしく、

なんときちんとした苗字があったんだよ。

 

その苗字を聞いて俺のテンションが上がったのは仕方のないことだと思う。

 

何せ俺の苗字は、円乗寺。そう龍造寺四天王の

一人として有名なあの円乗寺家だったんだ!

 

現状で裕福な家ってことは沖田畷の戦いは

まだ発生していない!つまりなんとかして

鍋島と繋ぎを付けることが出来れば、俺は

生きて行ける!そう思ったんだ。

 

だけど問題は、今の俺の名前なんだよな。

辰房。円乗寺辰房ってのが俺のフルネームになる。

 

四天王の方の名前は信胤だったハズだから

辰も房もないんだよな。

 

いや、クマーな隆信自身が大内義隆から

名前を貰ったわけだし、元の名前が辰房

の可能性も無いわけでは無い。

 

それに俺は信胤の親とか子供に関しての

知識が無いから、世代が違う可能性もある

と考えれば、特に不自然な点は無いんだ。

 

それに親父は普通に刀を差してるから

廃刀令の前ってことは確かだし・・・

 

と、とりあえず、龍造寺に仕える前だってんなら話は早い!

 

毛利とか島津に降るも良し、中央に

逃げて織田とか徳川に仕えるのも

悪く無いだろう。

 

そしてその為には周囲の情報をしっかり

と集める必要がある。

 

そう考えた俺がまず最初にしたことは

父親がやってる道場で剣術を学ぶことだった。

 

今は小康状態かもしれんが、いつ

世紀末のモヒカンが襲って来るか

分からんのが戦国時代の九州だからな!

 

力こそが正義。力の無い者は奪われる。

そんな時代を生き抜く為には救世主を

待つだけじゃダメなんだ!

 

必要なのは救世主が来るまで持ちこたえる

ことが出来る武力。そして時には敵と手を

結び、悪に染まることを厭わぬ精神力!

 

そして何より重要なのが、主君をとなる

人間を間違えないこと!

 

信長に近付いたら信孝の家臣にされたり

秀吉に近付いたら秀次の家臣にされたり

家康に近付いたら信康の家臣にされたり

 

こんな目に遭わないように、しっかりと

情報収集をするんだ!

 

 

 

 

・・・・・・こうして気付いたら円乗寺辰房となった少年は、この世界を生き抜くことを決意する。

 

彼がこの世界にどのように順応し、

どのような爪痕を残すのか。

 

それを知る者は未だ居ない。

 




誰得、円城寺辰房である!(どぉん)の人。

いや、なんか頭に浮かんだんです。
ネタを誰かに使われる前に使いたかったんです!ってお話。
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