異世界現地調査   作:赤地鎌

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ネオとクリムは、協力者を得て、捜索をするも…


探し人 その二

 ネオとクリムは、羅漢を先導に、妖怪系の一夜姫がいる百鬼地区の店に来る。

 まあ、この桃源郷はどこもかしも、綺麗な朱色の屋敷世界なので、そこの店の中にいる妖怪系の一夜姫達も、同じく着物姿だが…ネオは

「んん…その…他の異種族との違いが…分からない」

 

 クリムも

「たしかに、色んな姿の方がいますよね。でも…それって他の異種族の方達と同じような感じがするので…」

 

 そう、妖怪の異種族娘、形態は様々…ろくろ首から、猫娘、爬虫類のようなカッパ、青い肌に顔が大きい鬼人のような者、基本…みんな可愛い。

 だが、その周囲に火の玉のようなモノが浮いて付いている。

 

 羅漢が

「まあ、確かに容姿をみれば、その辺の異種族連中を変わらないが…両脇に火の玉が浮いているだろう」

 

 ネオとクリムは頷き「確かに」と告げて、ネオが

「それが妖怪と異種族の違いなのか?」

 

 羅漢が

「妖怪の者達の祖先は、神様だって言われている。

 いろんなモノや存在、まあ…主に土地とか物体を自在に操る力を持った神様達が元だ。

 それが、この地上の生命達と交わって、その持っている神通力…まあ、霊力とか妖力とか言われている。妖怪の系統によって違うがな。

 その特徴として、両脇にあんな火の玉を浮かべているってすんぽうさ」

 

 ネオが顎を手に当て暫し考え

「ああ…こっちでいうなら、悪魔とか魔族とかの子孫って事か?」

 

 羅漢は

「まあ、そんなもんさね」

 

 クリムが

「じゃあ、悪魔は契約に縛られてしまうので、妖怪の人も契約に縛られるんですか?」

 

 羅漢が

「そんな事はないさ。その辺りは普通の人と同じさ。ただ…人の感情をエネルギー、栄養に出来て、さらにその感情のエネルギーを集めると様々な力に出来るってのも妖怪系の特徴かな…」

 

 ネオが興味深そうに顎を摩り

「感情をエネルギー源にするか…。興味深いなぁ…」

 

 羅漢が

「ネオの兄ちゃんみたいに、妖怪系に興味が出て調べている学者はいるぜ。まあ、感情を栄養にするって言ってもメシは食うぜ」

 

 ネオが

「一つ聞きたい。では…祖先のオリジナル…始まり神様の形質を継続して継承する者達もいるのか?」

 

 羅漢がハッとして

「なんで、そう思うんだい?」

 

 ネオが

「根本的な生命の原則さ。妖怪とは、その人の感情をエネルギー源とする形質が主なら、それが様々な生命と混ざり合った場合は、その妖怪の形質が薄まる。

 つまりだ。生命的遺伝の形質として、他の他種族の中に消えてしまう可能性がある。

 なのに、ここでは、妖怪という形状と機能を維持したまま存在する者達がいる。

 ならば…その始まりの力をずっと継承する一族みたいな者達がいるのではないか?」

 

 クリムが難しい話を聞いてかみ砕いて

「えええ…つまり、妖怪の元を維持している血筋があるって事ですか?」

 

 ネオが頷き

「その通りだ」

 

 羅漢は、ふ…んと呆れのような驚きのような溜息を吐き

「ネオの兄ちゃん。アンタ凄い学者になれるよ。その通り…実は、そういう妖怪の元、神様の血筋を守っている連中がいる。鬼神、土蜘蛛、妖狐、大太法師(だいだらぼっち)、獅子舞、麒麟、天狗、大蛇の八つの八百万本家、通称…裏御門って連中がいるのさ」

 

 ネオは好奇心な鋭い目をして

「なるほど…で、だ。あの今から行こうとしている目の前の…明かりの無い城は…」

 

 羅漢がネオとクリムを人捜しの為に導こうとしている黒い城に

「あの城は、鬼神の本家の一つで、鬼神族がいる根城、通称…鬼眼城っていう所さ。なんつうか…この辺りを担当する。力がある一族なのさ」

 

 淡い光を放つ桃源郷の傍に、光を出さない鬼の顔型の城があった。

 

 ネオが羅漢に

「その鬼神の元へいく理由は、その探す妖狐の娘に関して…」

 

 羅漢が袖に腕を入れて組み渋い顔で

「あそこにいる鬼神の連中は、裏にも顔が利く。何かしら、知っている可能性がある。が…」

 

 ネオが

「問題でも?」

 

 羅漢が顔を引き攣らせて

「ちと、凶暴な連中でねぇ…」

 

 クリムがネオの右腕を摘まみ

「凶暴って、どうします?」

 

 ネオは「行くしかない。情報が欲しいのだから…」

 

 クリムが嫌な顔で

「嫌な予感がするなぁ…」

 

 そこへ一人の老人が近づく

「ほほほ…こんばんは…」

 

 ネオとクリムが老人を見る。杖をつく老人と、その両脇に獣耳の獣人の男女の従者がいる。

 

 老人が微笑みながら

「話を小耳にしてなぁ…ワシも鬼眼城に用事があるのですよ。一緒に行きませんか?」 

 

 ネオとクリムは首を傾げ、羅漢が

「み、ミカ」

 

 老人がシーと指を立て口に置く。

 

 羅漢が顔を引き攣らせる。

 ネオは羅漢と老人を交互に見た後、レーダー波を放った。

 そして、老人と羅漢の内部を見た。

 老人が

「いかんですなぁ…勝手に人を覗き見ては…」

 

 ネオは鋭い視線になる。

 羅漢と出会って僅かだが、羅漢の身のこなしは、明らかに普通ではない。

 そして、この老人も…。

 羅漢は老人を見た瞬間、顔を引き攣らせている。

 

 ネオは色々と察してしまった。

 フッと笑いネオは

「良いでしょう。味方は多い方がいい。ご一緒しましょう」

 

 老人は人なつっこい笑みで

「わたくしは、水戸。両脇にいますのは、青丸と蘭丸です」

 従者の獣人族の男性が「青丸です」

 同じく従者の獣人の女性が「蘭丸です」

と、お辞儀する。

 

 クリムがネオに耳打ちする。

「良いんですか?」

 

 ネオが耳打ちする。

「問題ない。おそらく…彼らは…今回の事を依頼した方からの協力者だ。偶然に出会ったと見せかけて、協力するように頼まれているんだろう」

 

 クリムはハッとした次に頷き

「分かりました。一緒に行きましょう」

 

 水戸は微笑み

「いや…話が早い。助かる」

 

 羅漢を先頭に歩き出す一同。

 羅漢にネオが近づき

「何かあった場合は、ご老体の水戸を守って欲しい。私達は何とか出来る」

 羅漢がハッとした次にネオは続けて

「アンタも大変だな」

 

 羅漢は呆れた笑みで

「アンタ、やっぱりすげーぜ。竜皇帝が惚れるだけあるわ。すまねぇ…」

 

 

 一同が、鬼眼城への城門に来ると、城門の脇にある扉から鬼人らしき娘、いや…ちょっと雰囲気が違う。

 腕や肩に独特の入れ墨と、頭部に竜のような角を伸ばしている。

「何用さね。羅漢」

と、その娘、おそらく鬼神族だろう。羅漢を睨む。

 

 羅漢が

「バサラに合いに来た」

 

 鬼神の娘が

「姉様に? よりを戻そうってか?」

 

 羅漢が後ろを示し

「尋ね人に協力してんだ。バサラに聞きたい事がある」

 

 鬼神の娘が後ろにいるネオとクリム、水戸達を見て

「帰りな! 今日は」

 

 ぎやああああああああああ

と、門の向こうからスタンクの声が響く。

 

 ネオとクリムは驚き

「スタンクさん!」とクリムが

「チィ」とネオが舌打ちして「全く、何が任せろだ! さっそく…」

 と、二人は飛び出し、ネオは右腕のナノマシン端子から延長アームを取り出して城門の上を掴み、クリムがその背中に飛び乗り、ネオの飛び越えに参加する。

 

 鬼神の娘が

「テメェらーーーーーー」

と、声を荒げる。

 

 そこへ水戸が消え

「若くて生きが良い。のう…入れてくれんかのう…」

と、水戸の従者の青丸が何かの紋様が刻まれた印籠を見せると、鬼神の娘が青ざめ苛立った顔で

「城門、開城ーーーー」

と、叫ぶと城門に仕込まれたマナの力によって、自動で開く。

 

 水戸が微笑み

「ありがとう。お主の責任ではないぞ」

 

 鬼神の娘が頭を下げて水戸達を通す。

 

 

 

 ネオはクリムを背負って、鬼眼城の屋根を飛び回る。

 ネオはレーダー波を放ってスタンクを探すと

「助けてーーーー」

と、城内の屋敷から飛び出すスタンクとブルーズがいた。

 しかも、二人は裸だ。

 

 それを見たクリムが呆れ顔で

「何、やっているんですか…」

 

 スタンクとブルーズが飛び出た屋敷の障子の向こうには、同じく裸で着物の上だけを羽織る鬼神の娘達がいた。

「逃げるんじゃねぇーーー」

と、声を荒げる鬼神の娘達。

 その両手には、モザイクが必要な振動する棒があった。

 

 裸で着物を羽織る鬼神の娘達はスレンダーで、体の至る所に溢れ出る霊力が入れ墨となった箇所が光っていた。

 

 この城の主、鬼神族の長であるバサラも同じ姿で現れ

「テメェら、気持ちよくなったんだ。だったら、アタイ達も楽しませろ」

 バサラの周囲にいる鬼神の娘達が振動する大人の玩具を持って嗤っている。

 

 スタンクとブルーズが「ひいぃぃぃぃぃぃ」と叫ぶそこへ、ネオとその背に乗るクリムが来た。

「何をしているんだ」

と、ネオ。

 

 クリムが下りて

「人捜しをしているんじゃあないんですか?」

 

 スタンクが

「いや、その…誰も一夜姫が相手をしてくれないから…」

 

 ブルーズが、鬼神のバサラ達を指差し

「あの女達が…相手をしてくれるって…それで…」

 

「はぁ…」とネオとクリムは呆れて、ネオが

「連れが迷惑を掛けた。すまない」

 

 バサラが一歩前に出て

「丁度いい。人数が足りなかったんだ。お前達も加われ」

 

 バサラの周囲にいる鬼神の娘達が

「あの天使、かわいい」

「あの男、女にさせてやる!」

「四人とも、搾り取ってやる!」

と、激しく震える大人の玩具達を翳す。

 

 クリムとネオは顔を引き攣らせる。

 想像もしたくない現状が見えた。

 

 そこへ

「テメェ等! 何やってんだ!」

と、羅漢に水戸達が来る。

 

 バサラが

「なんだい? 羅漢…アタシと、よりを戻しに来たのかい?」

と、次に水戸を見た瞬間、渋い顔になり

「帝様、ここは、アタシ達…鬼神の庭先だ。アンタとて、無礼を働くなら、容赦はしないよ」

 

 水戸は微笑み、羅漢は頭を抱える。

 

 スタンクが

「ミカド様って?」

 

 ネオが渋い顔で

「占いとか色んな相談をしてくれる老人を御門様って、この地方は言うんだよ」

 

「へぇ…」とスタンクは納得した。

 

 ネオは、ちょっとバカで助かったと思った。

 

 水戸は

「のう…鬼神の娘さん達。どうかのぅ。ここはもう少し…お互いに話し合って、決めても悪くはないと思うのだが…」

 

 バサラが

「じゃあ、アタシ等を満足させたら…いいぜ」

 隣にいる鬼神の娘が

「その人族と獣人じゃあ、物足りなかったから…アンタ達も来なよ」

と、嗤う顔には鬼がいた。

 

 ネオとクリムは微妙な顔をする。

 羅漢が来て

「バサラ…この人達は、人捜しに来たんだ。お前達と遊ぶ為に来たんじゃあねぇ」

 

 バサラが

「なら、アタシ等を満足させれば、全面協力してやるよ!」

 

 羅漢が、く…と忌々しい顔をする。

 

 どうする…と、ネオにクリムが戸惑っていると、裸のスタンクが来て

「頼む、オレ達の仇を取ってくれ」

と、二人を押した。

 

 前に出た二人を裸で着物一つの鬼神の娘達が掴み

「はい、いっちょ上がりーーー」

と、屋敷の奥へ引き入れた。

 

 羅漢が「待て!」と止めようとしたが、ブルーズが

「大丈夫だ! あの天使には最強のモノがついている」

 

 羅漢が戸惑いを見せると、水戸が

「まあ、ここは待ってみるとしよう。何かあれば飛び出してくるだろう」

 

 

 鬼神族の母屋に入ったネオとクリム、その周囲を鬼火の火の玉が囲む。

 

 奥でキセルを咥えるバサラが、股を広げてくつろぎ

「さあ、アンタ達も脱ぎな」

 

 ネオとクリムは項垂れた後、服を脱いで行く。

 もう、覚悟を決めた。

 服を脱ぐネオとクリムを品定めするように見詰める鬼神の娘達。

 

 そして、ズボンを脱いだネオとクリムの付いているモノに驚いた。

「ええええええええええ!」

と、驚く声が母屋の外、縁側にいる一同に聞こえた。

 

 羅漢が「な、なんだ?」

 スタンクが「あれを見て驚いたんだろうぜ」

 

 

 母屋の内幕、裸になったネオとクリムの下に付いているそれは、155mm榴弾砲だ。

 そびえ立つ巨大砲塔に、鬼神の娘達はホホを染めた。

 

 クリムは恥ずかしげに俯く。

 ネオは腕を組み呆れ気味だ。

 

 バサラが戸惑いつつも

「良いもん、もってんじゃあねぇか…だが、デカいだけで、フニャフニャだって事は多いんだよ。お前達…やっちまいな!」

 

 鬼神の娘達は、榴弾砲なみの男のアレに興味津々なまま、ネオとクリムを囲み、始める。

 

 スタンク達は鬼神の剛力に押さえられて弄ばれたが…ネオは、竜族の力を人型で行使するドラゴントランスになり、剛力の鬼神の娘を押さえる。

 

 女の子のように扱われた鬼神の娘が「きゃあ」と声を出す。

 こんな事は、初めてだった。

鬼神族は、強力な力を持っていて、その実力は一騎当千だ。

 それが女の子のように軽々と扱われる。

 今までにない感覚だった。

 

 クリムは、押さえられる前に、一人の鬼神の娘に飛びつき、始めた。

 

 ネオも始める。

 

 ネオとクリムとドッキングする鬼神の娘達が

「そ、そんな。ええ、ああああああ」

 嬌声を放つ。

 

 大きいと柔らかい事が多い。だが、ネオとクリムの下半身の榴弾砲は、バッチリと固い。

 

 ネオとクリムの榴弾砲が吠える。

 弾着ーーーー今!

「ああああ、あああああああーーーー」

と、果てた鬼神族の娘の声が響いた。

 

 バサラは驚いた。鬼神の若い娘を攻めて満足させたのだから。

 

 次々と鬼神族の娘達が、ネオとクリムに向かう。

 それは、まるで榴弾砲の雨に挑む兵士のように無謀だった。

 

 ご立派すぎるネオとクリムの砲身に攻められ。

 弾着ーーーー今!

「あ、あああーーーあーあああああああああ!」

と、次々とその豪快な白き砲撃に鬼神の若い娘達が陥落する。

 

 クリムとネオが5・6人くらい相手にした後

「すいません。ぼく…ムリです」

と、辞退した頃には、バサラの取り巻きだった鬼神の娘達が、女の花から受け止められなかった白き花粉を零して痙攣している様が広がっていた。

 

 奥で見ていたバサラが立ち上がり

「上等だ! コラ!」

と、ネオに襲いかかる。

 

 だが、ネオは上手くバサラをいなして寝かせると被さり

「あんまり、荒々しくしているのは、可愛くないよ」

 

 女である事を意識されてバサラはホホを染めて

「うるせぇ!」

と、言った口をネオは塞いで、バサラの体に触れて解す。

 

 バサラは、ネオの解しに反応してしまい「う、ああ、うぅ」と漏れそうな声を押し殺すと、ネオはバサラとドッキングする。

「んんんんん!」

と、バサラは手で口を押さえて嬌声を止める。

 

 そして、ネオは、始める。

 

「んん、ん、う、んん」

と、バサラは、漏れそうな嬌声を押さえている。

 ここで陥落してしまえば、この鬼眼城の主としての貫禄が無くなる。

 意地で耐えると、ネオが口づけして

「口を塞げば、どんな声も漏れないから…」

と、告げると、バサラはネオとドッキングして口づけを貪った。

 

 そして、ネオの下半身の榴弾砲から砲撃が始まる。

 弾着ーーーー今!

 

 バサラの全身に電撃のような快感が広がる。

 それは何度も何度も来て、ついに嬌声を押さえる口づけさえ出来なくなり

「ああ、ああああーーーー、ああ、あああ、ああーーーーああああ」

 

 ネオにバサラは陥落して、ネオを貪り求める。

 

 鬼神族のサガが、生命力の強いオスを受け容れてしまう。

 

 

 母屋の向こう、縁側で嬌声が響く障子の向こうを羅漢は驚きで見詰め、スタンクとブルーズは、障子に指先だけの穴を開けて様子を見て

「ざまあ見ろ」とスタンクが言った。

 

 水戸は元気な若者達の声を聞いて「ほほほほほ」と笑う。

 従者の二人は微妙な笑みだった。

 

 二時間くらい、バサラの嬌声が続き

 その中では、仰向けに寝るネオの上にバサラが離れまいと寄り添って寝て

「アンタ…最高だよ」

と、バサラが告げた。

 

 ネオは、任務で来ているので微妙だった。




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