おはようございます。皆さん。
現在、ネオ・サーペイント・バハムートは何処にいるでしょう?
状況その一、まずは隣に裸で寝ている鬼神族の娘バサラがいます。
そして今現在、早朝です。
そして、ここはバサラの寝室です。
答えは、鬼眼城で朝チュンを迎えています。
今から二日前、情報を求めて、クリムを連れて羅漢と水戸ご一行と共に鬼神族がいる鬼眼城へ来ました。
そして、どういう訳か知りませんが、鬼神族の娘達に気に入られました。
そして、どういう訳か、鬼眼城で寝泊まりする事になりました。
そして、ネオは起き上がろうとすると、となりで朝チュンを迎えたバサラも起き上がって、ネオに被さり、ネオの唇を貪る。
それはもう、大好物の肉を貪る肉食獣のごとくネオを貪ると、ネオの男の部分が刺激されて下半身のご子息がご立派になると、そのまま、続行。
バサラは、女の花弁の中に、ネオの白い花粉を受け入れると
「ありがとう…」
と、告げてネオと朝の男女の肉体言語をした寝床を後にする。
ネオは額を抱える。
「どうして、こうなった?」
と、悩みつつ寝床を片付けて寝室から出ると、目の前の廊下の奥からクリムが、両隣に自分より少し大きい鬼神族の娘達に挟まれて歩いてくる。
クリムは、ホホを染めて俯き、その両脇から抱き挟んでいる鬼神族の娘達は、うっとりした顔だ。
ネオは、頭を抱える人捜しに来たのに、それはアタシ等に任せろと鬼神族の娘達がやってくれているらしいが…らしいが、ここで自分がやっているのは、日々の散歩とトレーニングに食事と、夜は男女のチュンチュンだ。
「私は何をやっているんだろう」
と、ネオは青空を見上げていると、そこへ
「よう、ネオの兄ちゃん」
と、羅漢が来た。
庭先にいる羅漢にネオが歩み寄り
「やあ、おはよう羅漢」
羅漢がニヤニヤと笑み
「バサラが何時も炊いているお香の匂いがする。今日も朝チュンかい」
ネオは額を抱えて
「なんで、こんな事になっているのか…分からない」
羅漢が苦笑いしながら
「バサラは、のめり込むからなぁ…」
ネオは羅漢に
「アンタは、バサラとつき合っていたような話を聞いたが…」
羅漢は肩をすくめて
「あの
ネオがふ…んと頷いた後
「そろそろ、アンタの羅漢の正体を教えてくれないか?」
羅漢がフッと笑み
「何時からバレていたんだ?」
ネオが口だけの笑みで
「始めからだ。その身のこなし、体格、そして…歩き方。どうも…普通じゃない。ドラグ・アース帝国にいる時に、それなりの者達を多く見てきた。それを参考にして、アンタは…ただ者じゃあないと…」
羅漢がネオに近づき小声で
「オレは、いや、自分は、帝に仕える八神将の一人、白角のラダンだ」
ネオが羅漢に寄って小声で
「八神将…確か、ヤマト皇国で、帝に仕えてヤマト皇国の防衛を担う…
羅漢が頷き
「その一人さ」
ネオが
「じゃあ、水戸ってご老体は…」
羅漢が呆れ顔で
「帝も…本当に驚く事をする。お忍びで、皇居以外を歩き回る事は多々あるが…」
「ワシが何かな?」
と、水戸がコソコソと話しているネオと羅漢の後ろに現れる。
その両脇には従者の青丸と蘭丸がいる。
青丸と蘭丸は、苦笑いだ。
羅漢とネオも苦笑いだが、ネオが
「水戸様、今日は皆で情報を探したいと思うので…ご一緒に…」
水戸は嬉しそうに笑み
「ほほほ、こちらこそ、よろしく頼むぞい」
と、水戸が告げて真剣な目をして
「高い所にいては、民の気持ちは分からない。かといって身分を明かしてしまえば、同じく高い場所に上がってしまう。ワシはこの国が好きじゃ。だからこそ、間近で民の声を直に聞きたいのだ。民あっての国なのだから…」
と、告げてあの人なつっこい笑みをする。
羅漢が困り顔で
「ご老体、ムリはしないでくださいよ」
ネオは、何も言い返せない。なぜなら、ドラグ・アース帝国の皇帝ロンバルディアも、その皇族も同じように身分を偽って度々、帝国内をお忍びで歩く。
そして、色んな人達の話を聞く。聞いて聞いて聞きまくる。
そうして、民が何を思い、何を考えているのか、真剣に耳を傾ける。
きっと、そういう姿勢があるからこそ、二千年もドラグ・アース帝国は続いているのだろうと思う。
そんな感じで、ネオ達は、人捜しを続ける。
一団は、三つに分かれる。
スタンク達の一団は、人買いをしている者達の所へ。
ネオ達一団は、バサラを筆頭に裏の情報を仕入れる所へ。
羅漢達は、国関係の場所へ。
ネオ達は、宿舎にしている鬼眼城から、数キロ離れた、とある街に来る。
大きな通りの和風の店が並ぶそこ、バサラを先頭にネオ、ルディリ、ドリン、レリス、ムラマサの6人。
バサラが大きな店の暖簾を潜って先陣を切り
「邪魔するよ」
そこには、いかにも強面の男達がいた。
ネオ達もそこに入ると、いかにも…極道って感じの室内だ。
その男達の一人、獣人のチンピラが
「テメェ勝手に」
と、言った瞬間、バサラがそのチンピラの腹部を殴り、チンピラが天井に突き刺さった。
「アタイの顔を忘れたのかぁ?」
と、バサラが苛立ち気味だ。
バサラの全身に青く輝く魔力の入れ墨が光って浮かぶ。
それを見た極道の連中が、並んで頭を下げて
「すいやせんでしたーーー」
バサラは笑み
「分かればいい」
ネオ達は微妙な顔だ。
速攻に力業に、嫌な予感しかしない。
ネオがそう思っている隣、ムラマサが何処か不安な顔をしている。
「どうしたんだ? ムラマサ…」
ネオの声にムラマサがハッとして
「何でも無い…」
と答えるも、その表情は暗い。
その間に、店の奥から極道の親分のような獣人が姿を見せ
「何用かね。鬼神のお姫様よ」
バサラが
「ほら、最近、帝を暗殺しようとした連中の一派に、妖狐の五尾の家の者がいたろう」
極道の親分が、上がり場に腰を下ろして
「ああ…あの外のバカに被れた野郎の…」
バサラが
「その五尾の家の娘で、麗狐っていう五尾の妖狐を追っているが…」
極道の親分が、鋭い顔で
「止めときな…ありゃぁ…もう、仕方ないんだよ」
ネオが前に出て
「事情を知っているんだな」
ネオを見る極道の親分が、ハッと驚く顔をして
「おいおい、アンタ…何者だい?」
バサラがネオを下がらせ
「話がややこしくなる」
極道の親分が
「鬼神の姫様。この男はなんだい? 優男だが…その全身から濃密な戦の匂いがする。まるで、八神将の荒土のようだぞ」
バサラは下がらせたネオを凝視する。
ルディリが
「あながち間違っていないかもね」
極道の親分がネオを見詰めて
「兄ちゃん、アンタ…何しに来た」
ネオは真剣な目で
「その麗狐という娘を保護する為に来た」
極道の親分が頭を振り
「今…その五尾の娘は…この町の近くにある、裏御門のダイダラボッチの連中が囲っている」
ネオが鋭い顔をして「つまり…」と告げるとネオの殺気が膨れあがる。
要するに弄ぶ玩具にしていると…。
極道の親分が
「勘違いするな。辱めとかそんなんじゃねぇ。ってか、帝様を殺そうとした者の妹なんて不気味で抱く気にもなれんさ」
ネオが殺気を持ったまま
「だが、それでも不当な…扱いを…」
極道の親分が
「良く聞け、そんなヤバい謂われがある女は、誰も引き取り手がなかった。
それでだ…とある神事の景品にされる事になった」
バサラがハッとして
「まさか、大太法師相撲の…」
極道の親分が
「その通りさ。ダイダラボッチの連中が、相撲でぶつかり合う神事の景品になったのさ」
それを聞いたムラマサが飛び出して、何処かへ走って行く。
ネオが
「おい、ムラマサ!」
レリスが
「どうしたんですか? ムラマサ…」
ルディリが
「何か、ここに来てから…落ち着かないって言うか…」
極道の親分が
「多分、その五尾の妖狐の娘と知り合いだったんじゃあないのか?」
ネオ達は顔を見合わせて「まさか!」と告げてムラマサを追った。
バサラは袖から金貨が入った包みを極道の親分の前に置き
「悪いね。天井にくすがっているヤツの治療費と、修理代、それと情報代さね」
と、ネオ達を追う。
極道の親分は額を抱え
「全く、面倒事はこりごりさね」
ムラマサは走る。
目指すは、10メートルを超える壁が囲っているダイダラボッチ達がいる場所だ。
ムラマサの脳裏に
”ムラマサ様、ありがとう”
と、微笑む金髪の和服を纏った幼い妖狐の娘。
「麗狐さまーーーーー」
と、ムラマサは叫んで魔法道具の鉤爪で、10メートル越えの壁の上に引っかけて昇る。
それを遠くからネオ達が見て、ドリンが
「マジか!」
ネオ達は急ぎ向かう。
ムラマサは、壁の上に来ると、内部にある巨人の和装住居を見渡す。
十メートルの達する巨人の住居には、数倍も大きくした住居品の数々があった。
ムラマサは、壁の上を走りながら探すと、巨大な鳥かごの中に見つけた。
「麗狐さまーーーーー」
その声に、巨大な鳥かごの中にいた金髪で五尾の妖狐の娘が顔を上げて、その方向を見る。
「ムラマサ…様」
と、驚きで顔を押さえる。
「麗狐さまーーーー 今、お助けします!」
と、ムラマサは、魔導具の鉤爪を使って麗狐の囚われる鳥かごへ向かう。
だが、それを十メートルの巨人が捕まえる。
一握りで掴まるムラマサ
「なんだテメェは?」
と、ムラマサを捕まえた巨人族、ダイダラボッチの男。
ムラマサが
「離せーーーー」
鳥かごにいる麗狐が
「止めてください! その人は関係ありません」
捕まえたダイダラボッチの男が
「まさか、この忌み子を解放しに来たのか!」
と、捕まえる手を強める。
「ぐ!」と悶えるムラマサ。
「ムラマサ様ーーー」と叫ぶ麗狐。
そこへ
「待ってくれーーーー」
ネオ達が壁を飛び越えて入った。
そのダイダラボッチの男の足下に来てネオが
「頼む。彼を離してくれ」
ダイダラボッチの男がネオ達を睨み
「テメェ等、なにもんだ?」
ネオが巨大な鳥かごに掴まっている麗狐を見て
「その…鳥かごなのか? その掴まっている娘を欲して来た」
ダイダラボッチの男が鋭い眼差しで
「理由は?」
ネオが戸惑いつつ、本当の事を話す訳にはいかないとして
「麗しい妖狐の娘が売りに出されたと聞いて、我が主が」
ダイダラボッチの男が
「ウソを吐くな」
ネオが懐から
「金貨は幾らでもある。ほら、プラチナ金貨だ」
と、ダイダラボッチの男の足下へ置くと、ダイダラボッチの男は空いている左手でそれを手にして確認して
「確かに、だが…売れねぇ。この娘は」
「騒々しいぞ」とダイダラボッチの男の後ろから一人の、巨人族ではない屈強な体をしたエルフと獣人が混じったような男が、ダイダラボッチの男達を伴って来た。
エルフと獣人のハーフの男は、ネオの前に来ると
「キサマは何者だ?」
ネオは自分の胸に手を置き
「私はネオ・サーペイント・バハムート。この娘を手に入れろ…主に言われて来た」
エルフと獣人のハーフの男が
「その主とは?」
ネオが渋い顔で
「とある、ドラグ・アース帝国の竜族の方だ」
エルフと獣人のハーフの男は
「我は、ヤマト皇国の軍の一角を担う八神将の一人、荒土。残念だが…娘は渡せない。それに…」
と、荒土は掴まっているムラマサを睨み
「まさか、我が一族から破門をくらったお前が帰ってくるとは、なぁ…ムラマサ」
ネオが荒土に
「知り合いなのか?」
荒土が胸を張って腕を組み
「我の遠縁に当たる八神将の一人、刀陣殿の息子の一人だ。腕に物を言わせて暴れていたので刀陣殿から離縁と破門にされた。そうだったな…ムラマサ」
掴まっているムラマサは項垂れる。
色々と事態が立て込むも、ネオは選ぶ優先順位を決めて
「分かった。色々とあるが、まずは…ムラマサを」
荒土がムラマサを捕まえているダイダラボッチの男に
「離してやれ」
捕まえているダイダラボッチの男が、ネオの傍にムラマサを下ろす。
ムラマサは動こうとするも、その肩をネオは持ち「待て」と止めて
「次の話だが…そちらにいる妖狐の娘を…」
荒土が首を横に振り
「譲らない。この娘は近々ある神事、大太法師相撲の景品となる。帰れ」
と、ネオが床に置いたプラチナ金貨の袋を蹴って返した。
そこへ
「ケチくせぇなぁ」
と、バサラが壁を昇って現れ、ネオの傍に飛び降りて
「良いじゃねぇか、プラチナ金貨だぞ。国同士でしか使えない特別でド高い金貨なんだぜ。十分じゃあねぇかぁ」
荒土が鋭い顔のまま
「黙ってろ。鬼神の荒獅子女が」
バサラがフンと鼻で笑う。
荒土が
「この娘の兄は、大罪を犯した。その罪は父親の極刑と、その兄の流刑に、家のお取りつぶしで終わらせる筈だったが…。それでも民の怒りは収まらない。ならば、モノとして扱われる事で…民の怒りを収める」
ネオが
「じゃあ、どういう条件なら譲ってくれる?」
荒土が
「そんなモノはない」
ムラマサが走ろうとすると、それをドリンやルディリ、レリスが押さえる。
暴れようとするムラマサにダイダラボッチの男達が警戒しているのだ。
ここで、暴れるともっと事態が悪くなる。
ネオが鋭い目で
「では、私は主から…どんな方法でもいいから、麗狐様を保護しろと言われている」
荒土が鋭い目で見下ろし
「面白い。やって」
「待った」とまたしても止めの声が入った。
そこには、玄関から入って来た水戸達と羅漢の四人がいた。
荒土が水戸にひれ伏すも、水戸が
「無用じゃ」
と告げるも、荒土はひれ伏して頭を下げた後
「帝…これは、皆で話し合った事です。幾ら帝とて…」
水戸である帝は微笑み
「分かっておる。ならばどうじゃなぁ? この者達を神事の大太法師相撲に出させるという事で…」
ルディリとレリスは、え…という顔になり、ドリンとムラマサは真剣な顔になる。
水戸である帝が
「つまり、こういう事じゃ。この者達も神事の競いに入れて、そして…勝ち上がって、その娘を景品として持ち帰る。それなら問題なかろう」
荒土は立ち上がり目を閉じて考え
「分かりました。ですが、敗れれば…」
水戸である帝は頷き
「それは勿論じゃ」
ムラマサが、麗狐の入る巨大な鳥かごの格子に飛びつき
「麗狐様。必ず…お助けします」
麗狐は涙を流して微笑み
「ありがとう。ムラマサ様…」
その夜、一同が鬼眼城に戻ってきて、食事をしながら
「マジかよ」とスタンクが呟く。
ブルーズが
「巨人族と正面からやり合うか…」
カンチャルが
「巨人と戦う場合は、不意打ちが基本。それを正面からとは…」
ゼルが
「自殺に等しいわなぁ…」
ドリンが
「それでも戦うしかない。そうしなければ…」
レリスが
「勝算は、ゼロに等しいけど…」
ルディリが
「でも、神事の選手としてネオとムラマサにドリンだけじゃあ」
ムラマサが
「オレは、何としても麗狐様を助ける。それだけだ」
ムラマサはムキになっていた。
ムラマサは夕飯を口にかき込んで一人、出て行った。
ネオはそれを心配げに見詰めていた。
クリムが
「何かあったんですかねぇ?」
スタンクが味噌汁を口にしながら
「過去を詮索しない方がいいぞ、クリム」
その口調にクリムは「はい…」と頷いた。
その夜、ムラマサをドリンは、共に木刀で模擬戦闘をしていた。
二人は躍起になっているそこへ、ネオが来て
「熱が入ってるなぁ…」
ネオは簡単な浴衣である。今日も今日とてバサラとやって来た後だった。
ムラマサは、木刀を握る手を見詰めて
「オレは…なんとしても、麗狐様を助けなければならない」
ネオが額を掻いて
「そこまでムキになる理由を…聞きたいが、プライベートみたいだから、止めて」
ムラマサは苦しそうな顔で
「オレは、バカなガキだった」
思い出すように口にする。
「オレは、このヤマト皇国の八神将の一人、刀陣の息子の一人だった。幼い事から剣を鍛えられ、オレも…剣術が好きだった。
その剣術仲間として、麗狐の兄の麗人と、妹の麗狐と共に鍛え合った。
バカだったんだよ。とある野良試合で勝ってなぁ…。
オレは強いってのぼせて…色んなヤツと野良試合をして、相手の大ケガをさせる事故を起こした。それに呆れた親父が…オレを破門と離縁にした。
その日から、オレはブチのめされていった。
結局、オレは強くなんてなかった。みんな…親父の八神将の息子だって事で、負けていたんだ。
オレが強かったと思っていたのは、親の七光りだったんだよ。
死にそうになった所を助けてくれたのは…麗人と麗狐だった。
そして、他国への渡航も…暮らしも色んな事を助けてくれて」
ドリンが
「その時に、オレとムラマサは知り合ったのさ。母親が…その…麗狐殿の母親の知り合いだったから…」
ネオが
「恩人を助けたいか…」
話を終えた後、不意に周囲を囲む壁の上に気配を感じて、三人がそこを見ると、一人の忍びがいた。
三人が構えると、忍びが
「せっそうは、戦いに来たのではありません」
と、壁から下りて、懐から一枚の包みを取り出し
「これを…」
ムラマサに渡した後、去って行った。
それは麗狐からの手紙だった。
ムラマサだからこそ、筆跡が麗狐本人だと…。
ムラマサ様へ。
出会えて本当に良かったです。
わたくしを助ける為に出陣します大太法師相撲、退いてください。
ムラマサ様には、大切な奥様とお子様達がいます。
ここで、貴方様の身に何かあった場合は、奥方とお子様達に顔向けができません。
どうか、直ぐに退いで、お帰りください。
わたくしの事は、もう…お忘れください。
これは、運命なのです。
兄があんな事になり、それを止められなかったわたくし達の罰なのです。
ですから、無関係なムラマサ様は、どうか…お帰りください。
一目だけでも出会えてよかったです。
ありがとうございます。
ネオは共に文を見て
え! ムラマサって結婚して、子供が! 確かに…依頼は堅実なモノを選んでいたら…えええ!
と、少し混乱するも、気を取り直して
「どうするムラマサ?」
ムラマサは、文を破り捨て
「関係ない。ここで退けば妻のアティナに恩人を救えなかった恥知らずと罵られ、子供達、ムラサト、ムラオトにも顔向け出来ない」
ムラマサは覚悟を決めていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次話もよろしくお願いします。