旧神様のお店レビュー
スタンク
よう、野郎共! 今日は最近、地面から復活を遂げた旧神様のお店に来たぜ!
流石、旧神と言われるだけあって、その背中から色んな存在を生み出せるが、端的に言って旧神様の分体は触手みたいなもんだから、あんまり迷惑は掛けるなよ。
旧神様復活にて、旧神様の背中にお店が復活。
そのお店の女の子は、ちょっと灰色っぽい感じの女の子ばかりだが、様々に体型を変えられるので、自分の好みの体型、容姿の女の子を選べるぞ!
基本コースとしては、いっぱいの旧神様分体の女の子とのイチャイチャを楽しむスタイルだ。人族のオレとしては、ハーレムで楽しめたからグットだ!
10点中9点
ゼル
エルフなんか、ゴミみたいに思える億年単位の存在のお店は、まさにテクニシャンな女の子ばかりだ。
自分の好きな容姿や体型の女の子、しかも各種族の特徴を的確にコピーして再現する旧神様分体のクオリティの高さは凄い。
今回は、好みの人間ではなく、アラクネ、ケンタウロス、アルラウネ、妖精と色んな種族を交えてのハーレムをやってみた。
分体達の持つ魔力や、そのフレーバーは、どれも最上の一品で…本当に分体なのか?と戸惑うくらいだ。
最高のハーレム体験をしてみたいなら、来る価値はあるだろう
10点中8点
クリム
ぼくも、始めてたくさんの女の子との致し方を体験しました。
好きな種族や容姿に変えられる分体さん達の力は凄く、本当にその通りの姿や、その身体機能まで再現してしまう程です。
僕は、天使なので…それに近い翼人達のハーレムをお願いしました。
たくさんの女の子達としていると、本当に…なんというか…自分が分からなくなる程に…。
とにかく、最高でした。
10点中10点
ブルーズ
大柄の獣人であるオレにもピッタリな体型の女の子、特に獣人形態に変身してハーレムを体験できたのが良かった。
すこし、肌が灰銀色だが…匂いまで変化できるので、オレの好きな匂いにさせて貰った。 獣人系は、体格差が大きくなるので、中々、気に入った女の子と出会う確率は低いが、このお店なら、自分の好みを指定できて、尚且つそれが多数のハーレムなのだからお得感が半端ない。
10点中9点
カンチャル
小柄なハーフリングであるオイラでも体型が合うように変形してくれるのはありがたい。そして多数プレイのハーレムが出来る当たりもポイントとして高いが…何分、プレイが普通のベッドでハーレムだから、色んなプレイをしたい人には物足りないだろう。
何でも、旧神様が…そういうプレイが好きではないらしいので、普通に男女の致し合いから外れる事はない。
道具とか、色んなプレイを楽しみたい人には、残念だけど…普通にハーレムプレイをしたいなら、OKかな
10点中7点
こうして、旧神アースガルドの復活は、スタンク達のレビューによって大々的に広まっていった。
その旧神アースガルドは、現在…ドラグアース帝国へ向かって飛行移動していた。
その巨大な背中の上にネオ達がいた。
ネオは、アースガルドの背中から伸びるミサイルようなトゲを見上げて
「まさか…空間制御の力を持っているとは…」
アースガルドの背中に生える無数のトゲには空間の密度、エネルギーの値を変える力が備わっている。
それによって全長3500メートルの超巨体が浮き上がり、ゆっくりとだが…ドラグアース帝国へ向かって飛行移動していた。
その巨体の移動を通る町や村の人達は、驚きで見上げて噂の的になっている。
ネオはアースガルドの飛行能力から
「この力があれば…宇宙だって移動できるぞ」
そう、アースガルドは宇宙を渡っていける能力があるのを見抜いた。
数億年前に来た…とアースガルドは言っていた。
つまり、惑星から惑星へ移動しているという事だ。
驚愕して見上げるネオへ
「何を見上げているんだい」
ドルガが隣に来る。
ネオは、ドルガを見詰めて
「本当に良いのか?」
ドルガは楽しげに笑み
「アンタの隣にいれるなら、地獄だって平気さ」
アースガルドの移動前の時、ドルガがネオの前に土下座した。
「頼む、アタシをアンタの隣に置いてくれ」
ドルガの土下座告白だった。
スタンク達はニヤニヤと笑い、ルディリ達は呆れと共に仕方ないと…。
ネオがドルガを立たせ
「何を言っているんだ?」
ドルガは意を決した顔で
「アンタに、奥さん達がいるのも分かっている。だから…贅沢は言わない。アンタの隣にいさせてくれれば、それで…十分だ。だから…アタシも連れて行ってくれ」
ネオは困惑を向け
「そんな、ムリだ。君は…君の人生がある。私なんかに関わるより」
ドルガは、ネオに抱きつき
「アンタがどんなにダメだって言っても、アタシは…絶対にアンタの隣に居続ける」
ネオは呆れてしまうが、通信でロンバルディア皇帝が出て
「ネオ、話は聞いた。どうだね? 少し…お前の妻達と話をさせてみないか?」
「えええ」とネオは青ざめる。
現地で惚れられた女がいました。それと彼女達、嫁四人と話し合わせると言っているのだ。しかも一人は身重だ。
ネオは必死に
「それは…ダメでしょう」
ロンバルディア皇帝が
「良いから、話させてみろ」
こうして、ネオのドラグアース帝国でも妻達、竜族のティアマ、レティマ、アマティアに鬼神族のバサラ、そして…ドルガと話し合いが始まり、ネオは席を外されて遠くから見守っていると、何か盛り上がっていた。
ネオは嫌な予感を感じて
「まさか…」
話し合いがわった。
四人の妻達、ティアマ、レティマ、アマティア、バサラは、ティアマが
「アナタ、ドルガも私達に加えるから」
えええええええええええええっとネオは無言の驚きをした。
バサラが
「ドルガ、見所があるよ!」
ネオが戸惑い気味に
「え、いや、えええ! えあ? え? 良いのか?」
疑問を四人の妻達に向ける。
レティマが
「私達は、皆、子供がいるから…当分の間、アナタの相手が出来るまでドルガにアナタの相手をさせるから…」
ドルガが喜び飛び上がっていた。
ネオは魂が抜けたように呆然としていた。
ロンバルディア皇帝が「良かったなネオ…」と怪しく楽しげに微笑んだ。
こうして、ドルガが五人目の妻になり、ドラグアース帝国へ向かう事になった。
ドルガへネオからの条件が加わる。
妻達全員を平等に扱うから、不平等と思ったら遠慮無く言う事。
それを約束させた。
こうして、ドラグアース帝国への帰路へ向かうネオ達を乗せたアースガルドだが、途中の港町に着水して、スタンク達を下ろした。
スタンク達と共に、Dデミア、ヘパティアとデモンティアも降りた。
Dデミアが
「さっき、ドラグアース帝国のロンバルディア皇帝と話したけど、どうやら、ロマーヌス帝国とは、アースガルド殿の資源を山分けするって事で合意したみたい」
ネオが頷き
「争いにならないなら、十分だ」
ヘパティアが
「では、アースガルド殿!」
アースガルドは巨大な頭部の目の一つを向け
「分かっている。色々と調査やサンプルにくるんだろう。待っているよ」
こうして、スタンク達達と別れて、ドラグアース帝国へネオ達を乗せたアースガルドが出発した。
ネオ達が見送るスタンク達に手を振ると、同じく手を振り返すスタンク達、そして、Dデミアが投げキッスをした後、右手の握る拳を見せた。
ネオはDデミアが去り際に、ネオに何かのメモを握らせた。
Dデミア達が遠くなり、ネオは左手に握るDデミアのメモを読む。
フラスパの法皇の思し召しが…。
それを読み終えるとネオは鋭い顔をしてメモを握りつぶして手中内にエネルギーを照射してメモを焼き切った。
炭になったメモを風に乗せて消す。
Dデミアが伝えた事。
つまり、スタンク達の国々にある教会、フラスパ教会の力も働いたという事だ。
ネオ達の世界もそうだが…そういう政治的な力関係の争いは、この世界も同じらしい。
「嫌な部分が一緒だなぁ」
と、ネオは皮肉に呟いた。
スタンク達が自分達の町への帰路の森の途中、クリムが同僚の見えない天使達が来た事に気付く。
クリムが
「スタンクさん、ちょっと外します」
スタンクが
「クソか? その辺でもひねり出せよ」
クリムが顔を真っ赤にして
「違います!」
ゼルが
「じゃあ、対戦車砲から、発射か?」
と、下半身にムスコの形の手をしておどける。
クリムが怒り気味に
「もう、本当にデリカシーがないんだから…」
クリムは、見えない仲間の天使達と共に、スタンク達から離れ話をする。
クリムが
「何用ですか?」
天使の一人が
「君は、あのネオって人物と親しいのかい?」
クリムは、ネオとの色んな事を思い返してホホを染めて
「ま、まあ…その…色々と…」
天使の一人が
「君にお願いがある。我々はドラグアース帝国との契約の関係上、ドラグアース帝国へ行く事はできない。だが、君は天使の枷から外れている」
クリムは、掛けている自分の天使の輪っかを触り
「まあ、確かに…」
天使の一人が
「ネオと交流を持って色々と監視して欲しい」
クリムが嫌な顔をして
「その…監視だなんて…」
天使の一人が
「世界の監視は、我々の責務だが…。君が気に病むなら…友達として付き合って、何か問題が起こったら報告して、我々に協力を仰げばいい」
クリムが微妙な顔をして
「つまり、友人であれと…」
天使の一人が
「友人でなくてもいい。彼の伴侶の一人としてもいい。我々は男女が、雌雄同体なのだら…。その辺りの偏見は、彼に…ネオに無いようだから」
クリムが色んな事を思い返して顔が茹で蛸になる。
天使の一人が
「じゃあ、そういう事で、よろしく」
と、天使達が空へ登る。
クリムが「友人か…」と呟いた次に、伴侶という言葉を思い出して真っ赤になった。
そして、天使達は、フラスパ教会の総本山、聖地ゲッティへ
総本山の大聖堂内の巨大ホールには、最古のメンバー、世界樹のエルダートレント、古龍のエンシェントドラゴン、海竜のリヴァイアサン、不死鳥のフェニックスの四人がいた。
最古の四人は、天使達から報告を聞いて
世界樹のエルダートレントが
「そうか…古の旧神がドラグアース帝国へ」
古龍のエンシェントドラゴンが
「旧神ルドラン様は、争いを望む方ではない。当分の間、放置で良いだろう」
海竜のリヴァイアサンが
「我の方から、海の者達に話を通そう。海底火山噴火の際には、マグマを取り込んで火山活動を抑えてくれるだろうから」
不死鳥のフェニックスが
「しかし、我々の関心は…旧神ルドラン様より、あの男…ネオです」
世界樹のエルダートレントが
「報告によると、別世界から…」
古龍のエンシェントドラゴンが
「集めた情報によると、例のアレが産まれた世界と酷似した別世界らしい」
海竜のリヴァイアサンが
「では、あれの再来に…」
そこへカーテンに隠れる法皇が
「アレは、特別でした。それだけの事」
世界樹のエルダートレントが
「そうとも…アレによって、この世界は…壊滅寸前まで追い込まれた」
海竜のリヴァイアサンが
「我らフラスパ教会が異種族との交流を積極的に行うようにしているのも、アレが原因だったからだ」
カーテンに隠れる法皇が
「激減した命達、おびただしい死者達、アレが復活した時に、その牙に掛からない為にも」
不死鳥のフェニックスが
「アレは…本当に恐ろしい存在でした。絶対の審判のラッパであり、究極の大量殺戮兵器だった。いや…神だった」
世界樹のエルダートレントが
「アレは封印されているが…いつ、封印が解放されるとも分からん」
古龍のエンシェントドラゴンが
「女神様が封印の重しとなっているお陰で影響はないが…」
カーテンに隠れる法皇が
「希に…封印のスキマから地上へ現れる」
世界樹のエルダートレントが
「
天使達の中でも最古の天使、六枚翼の大きな体の天使が現れた。
天使は雌雄同体、男女が合わさっているなかで、唯一、男としての片方が許された存在の天使ルシーファが、艶やか金髪を靡かせ
「罪食い大神の復活は、絶対に阻止しなければ、なりません」
カーテンに隠れる法皇が
「あのような地獄は、もう…見たくありませんから…」
法皇と大天使ルシーファには、聞こえていた。
この世界の裏に封印されたそれが、今でも叫び続けている。
悪は、どこだ! クズは、どこだ!
死ね、死ね、死ね、誰がお前のような悪が息をしていいと言った。
死ね、死ね、死ね、誰がお前のような悪が生きていいと言った。
死ね、死ね、死ね、誰がお前のような悪が存在していいと言った。
全ての悪が憎い、オレは悪を喰らう悪。
悪尽悪滅
今でもそれは、蠢き存在して、解き放たれるのを待っている。
解放された時、全ての悪が駆逐されるだろう。
殺人、強姦、窃盗、詐欺。
悪の根幹を見つけ出して喰らい殺す。
その為だけに、それは存在している。
罪食いの大神が、解放されるのを待ち焦がれている。
そして、それは…ネオを感知していた。
ネオを知覚してほくそ笑んだ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次話もよろしくお願いします。