異世界現地調査   作:赤地鎌

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トルーマン大佐達の動き
それを知らずネオ達は、何時ものように…


海鮮三食丼

 

 ネオの前の名前であるアラタ少佐。

 宇宙文明で伝説のネオデウスと呼ばれる程になったアラタ少佐。

 その戦歴は、恐ろしい。

 何万隻と並ぶ宇宙戦艦の艦隊を単騎で撃沈させる。

 惑星一個の軍事施設を幾つも破壊する。

 もし、アラタ少佐がいなければ…宇宙戦争は数百年と続いたであろう。

 

 アラタ少佐以外のネオデウスの適合者、トルーマン大佐、ジャンヌ、セシリア、アグネスの四人がいたが…精々、多くの無人兵器達にエネルギーを無尽蔵に供給する動力源程度でしかない。

 無論、それも戦争においては重要ではあるが、勝利のファクターでもない。

 エネルギーが無尽蔵にあるからといって、勝てるわけでもない。

 兵器が無限にあったとしても勝てる事も無い。

 

 アラタ少佐…ネオデウス1982号305番に比べれば、遙かに戦闘力は低い。

 トルーマン大佐は、軍籍だが軍務に関して無能だった。

 女性のネオデウスの適合者であるジャンヌ、セシリア、アグネスは所属する銀河でも良家とされる権力者の繋がりがあり、戦争の前面に出る事はない。

 軍務で無能のトルーマン大佐だが、アイドル戦略は一級だった。

 セシリア、アグネス、ジャンヌの彼女達をアイドル戦略で活用して、部隊や所属する銀河の者達の心を掴んでいた。

 宣伝も一つの戦争の戦略。

 

 アイドル戦略で、戦争の優位性や必要性を宣伝しつつ、戦果は全てネオデウス1982号305番が稼いでいた。

 

 多くの者達は、ネオデウスの適合者五人によって戦争は勝利という形で終わったと思っているが、実質はネオデウス1982号305番の戦果によって終わった。

 

 負けた他銀河達は、ネオデウス1982号305番の追放を条件に永遠の終戦条約を結んだ。

 

 それから数年もしない内に…終戦条約が揺らぎ始めた。

 

 敗戦した他銀河達の活動が活発になってきた。

 経済、システム、人権、法律、エネルギーが他銀河と繋がった結果、自分達の銀河だけで全てを行う事が出来なくなってきた。

 勝利者の時代は、何時も短い。

 栄光など、その時の一瞬でしかないのに…

 トルーマン大佐達は、追放されたネオデウス1982号305番、アラタ少佐…ネオを取り戻す為に無断で、時空船を奪取して、ネオがいる異世界へ来た。

 ネオが…この世界で…それを知らずに…

 

 ◇◇◇◇◇

 

ネオは、ルディリ、ドリス、レリス、ムラマサの四人と共に海岸都市ミューヘンで発生するメタン・クラーケンの対処へ向かった。

 

 ネオは海岸都市ミューヘンの港から

「あれが…メタン・クラーケン」

と、遠方に見える全長三十メートルの胴体を持つクラーケンを見る。

 その巨大クラーケンの触手十本が見えて、その内の五本から炎がファイヤーしていた。

 

 ネオの右にいるルディリが

「メタン・クラーケン、その体内でメタンを生成するクラーケンで、十メートルを超える巨体になると火炎放射の如く触手から火を放つんだよね」

 

 ネオの左にいる特使の人が

「本来は、十メートルになる手前で住民の漁船に確保されて、燃料として売られるのですが。まれに、あのサイズまで巨大化する個体が数十年に一度、現れるのです」

 

 ルディリが

「十メートルを超える前は、体内で発生させたメタンを推進燃料にして海を泳いだり海面から出て短距離を飛ぶんだけど。十メートルを超える個体になると、触手から火を出す口を備えて、ああいう風に火炎放射の如く振り回すんだよね」

 

 ネオ、黙ってしまう。

 来る前にルディリから説明を聞いていたけど。

 実物を見て…本当にこの世界の生態系は…自分達の宇宙とは違ってバリエーションが無限すぎると思った。

 まあ、驚きはともかく…

「確か、話では…何時も大魔道士戦士ディオ様の部隊が」

 

 特使が頷き

「はい、あれを海上から弾く魔法で海から浮上させて、海の上に出した後、急所である眉間に強大な魔力攻撃を打ちぶち込んで活き締めしていました」

 

 ネオは昔にあった動画の知識を思い出す。

 地球時代に確か、日本という国でイカという生物の急所が眉間との間にあって、活き締めとして即死させて鮮度を保つという方法があった。

 この世界のイカも似たような急所を持っているが…しかし、あれだけ…三十メートルのバケモノでしかも火を噴いているなんて…締める急所に届くには、相当な力が必要なのは明白だ。

「んん…さて、どうしたモノか…」

と、考えていると

「あれが使えるんじゃねぇ?」

と閃いた。

 

 ルディリが

「何かネオの持っている装備で使えるモノがあるの?」

 

 ネオが渋い顔で

「装備ではないが、人口海上都市エンテイスに、とある宇宙戦艦があるんだよ。それなら行けるかも…」

 

 そこへ、ドリス、レリス、ムラマサも来て、ドリスが

「ネオ、何か妙案は浮かんだか?」

 

 ネオが

「ああ…」

と、ネオは皆に案を話す。

 

 ドリスとレリスにムラマサが挙手して、レリスが

「じゃあ、私達は囮役をしますので、ネオのエアボードを貸してください」

 

 ルディリが

「ぼくは、街の人達と一緒に、メタン・クラーケンを海上に上げる魔法の罠を構築するから」

 

 ネオが

「じゃあ、オレは突貫電撃宇宙戦艦で、メタン・クラーケンの急所を狙うから」

 

 こうして、作戦が開始された。

 ネオの装備である空を浮かぶエアボードという飛行ボードにレリス、ムラマサ、ドリンの三人が乗って、メタン・クラーケンの囮になる。

「こっちだぞ!」

と、ドリンが叫び、三人が乗った三つのエアボードをメタン・クラーケンが追ってくる。

 

 メタン・クラーケンが追跡する場所、海岸の街では、ルディリと多くの街にいる魔法使い達が、特定の場所で罠の魔法を発動する。

 

 ドリン、レリス、ムラマサの三人が囮役になって、見事にメタン・クラーケンは罠の魔法に掛かって、海上を滑るように浮かび。

 海上から浮かび上がって滑るメタン・クラーケンは、潜れなくなった事に焦って炎をばら撒くが、その上空から一隻の宇宙戦艦が来る。

 細長い剣のような先を持ち、後部はカタツムリのように丸くなっている独特の宇宙戦艦。

 それをネオが操縦していて、暴れるメタン・クラーケンの額に狙いを定めて

「突貫!」

と、メタン・クラーケンへ突進する。

 戦艦の切っ先がメタン・クラーケンの急所である眉間に刺さるの、三十メートルの巨大だ。眉間の厚さと頑丈さは折り紙付きで、神経が集まっている場所には到達しない。

 だが、問題ない。

 ネオが乗っている突貫電撃戦艦は、高電圧の電流波を発生させて、宇宙戦艦の電子システムを破壊して動けなくする捕縛専用宇宙戦艦だ。

 突貫した眉間へ、超高電圧の電流波がメタン・クラーケンへ流し込まれる。

 メタン・クラーケンは全身を引き延ばして、超高電圧の電流波によって、神経が集中している場所を焼き破壊されて、即死、活き締めされた。

 

 作戦は成功。

 

 メタン・クラーケンはそのまま海岸都市ミューヘンへ回収されて、速やかにバラバラに解体されて燃料になってしまった。

 

 巨大な三十メートルの胴体を綺麗にさばく様にネオ達は、凄いなぁ…と感心しつつ、特使の人が報酬をくれた。

 

 凄い額を貰えた。

 家が五軒も立てられる額だ。

 これだけの額をネオ達が貰っても、燃料となるメタン・クラーケンの資源の価値から比べれば微々たるモノらしい。

 生きた石油の塊が取れたと思えば…安いのかもしれない。

 200トンもの使い勝手が良い資源が取れたのだから。

 メタン・クラーケンは、色んなモノに加工されるらしい。

 燃える燃料としてもそうだが、無酸素による加熱によって様々に成分は分離、服にも薬にも様々な薬品の触媒にも、更にメタン・クラーケンにだけしか取れない成分もある。

 巨大生物の亡骸は余す事なく再利用されるのだ。

 

 そんな、この異世界のバリエーションの面白さを知りつつ、ネオ達は海岸都市ミューヘンの海鮮を楽しむ。

 

 そして、ネオは初めての経験をする。

「ええ…」

 海岸都市ミューヘンは様々な海鮮が豊富で、初めてイカの踊り食いを体験する。

 目の前で、生きたままさばかれるイカ。

 ネオ達の世界では、残虐すぎる行為だとして、誹謗中傷が飛んできそうだが。

 この世界では、それが食前の楽しみとして通っている。

 手早くイカが生きたままさばかれる様に、ネオは唖然としつつ、目の前にイカの半分にされた胴体が乗った丼が来た。

 イカの踊り丼

 イカの半分にされた目の付いた胴体を上に、下にはイカの胴体をイカ刺しにして、イクラが載っている。

 隣にいるルディリ達が平然と醤油という調味料をイカの胴体にかけると、イカが踊るように触手を動かす。

 

 ルディリが

「美味そう」

 

 レリスが

「良いですね。新鮮で」

 

 ドリンが

「来たら食べたくなるんだよね」

 

 ムラマサが

「やはり、イカはその場でさばいたモノが一番だ」

 

 ネオは四人反応に唖然とする。

 ネオの世界では、全ての食料が工場で生産されるバイオ細胞の塊だ。

 無論、肉風や野菜風に加工されるので、似たような感じだが…根本的に生きているそれを…楽しむ文化は古い時代の事になっている。

 でも、この世界では、当然の如く。

 それが文化として根付いている。

 

 ネオは困惑と驚きと共に、四人が食べているのを見つめる。

 四人は最初に触手がある胴体から食べて、

「美味い」

「新鮮」

「触手の吸盤が吸い付いて最高だ」

「イカの脳みそが美味い」

 

 ネオも同じように胴体から食べる。無論、醤油を掛けて動く触手を見た後に、口にして

「ああ…確かに美味しい」

 

 ルディリが

「でしょう! やっぱりミューヘンに来たら、海鮮を楽しまないと」

 

「うん、そうだね」

と、ネオはショッキングと美味しさの両方を味わっていた。

 

 その後、四人は海岸都市ミューヘンにある新鮮な海鮮の踊り食いの場所を巡る。

 伊勢エビの残酷焼き。魚の生きたままの活け作り。生きたまま醤油漬けにされたイカ。

 生きたままのタコのさばき料理、ウナギの生きたままのさばかれて焼かれる様。

 

 因みに、生だけど、一度、捕獲された獲物達は、特別な殺菌消毒用に作られた魔法海水に一日から二日ほど放置されて、体内の排泄物を排出や、寄生虫、菌やウィルスを殺菌消毒される。

 そして、ここの店の全てには、その殺菌消毒する魔法海水の生け簀が当然のようにある。

 衛生管理は万全だ。

 

 ネオにとって、この海岸都市ミューヘンは、ショッキングと美味しさの両方を味わえる場所であった。

 

 残酷すぎて美味しすぎる体験をネオは体感した。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

 トルーマン大佐達は、全身をステルスにする装甲スーツに身を包んで帝都の屋根を飛び回って夕暮れの光に照らされる皇帝城へ向かっていた。

 トルーマン大佐達のネオデウスと共振するネオデウスの反応が皇帝城にある。

 

 広い帝都の屋根を飛び回って進み、皇帝城へ侵入。

 上部の通路や壁を経由して、皇帝城の奥深くにある居住区へ来ると…

「な…」

 トルーマン大佐は驚きの声を漏らす。

 

 一つの町のような皇帝城の居住区の最奥、皇帝ロンバルディアの一族が暮らす区画で、ネオの奥方である五人が楽しく談笑しつつ、奥方達…竜族のティアマ、レティマ、アマティアに鬼神族のバサラに旧神ルドランの血族オーガのドルガ

 その五人が談笑するテーブルの前の庭園で子供達が遊んでいる。

 ドルガとバサラの子は、まだ小さいので二人は抱えているが、竜族から生まれた子はしっかりと歩いている。

 

 トルーマン大佐は、ネオデウスの反応が五人の幼子達から感じられるので、困惑する。

 念の為、ジャンヌが極小のナノマシン昆虫装置を飛ばして、子供達の表面にある人体の皮脂を採取してDNAをチェックして、更に信じられないという顔になり

「そんな、全員が…アラタ少佐の子供で…ネオデウスを遺伝している」

 

 トルーマン大佐は予想外の展開に困惑する。

 アラタ少佐は、堅物であり堅実で、知性が高い。

 宇宙戦争を終わらせたレジェンドと言われる程の人格者だ。

 それが、多くの伴侶を得て子供を残しているなど…旧世界の愚かな支配者と同じ悪行を犯した。

 トルーマン大佐は、信じられなくて無能を発揮する。

「これは、きっと…何かの理由があるはずだ。アラタ少佐に限ってこんな間違いを起こす事は絶対にない」

 

「そうですよね」とジャンヌ

 

「アラタ少佐に限ってそんな事はないですよね」とアグネス

 

「彼は高潔な方だ。きっと理由が」とセシリア

 

 四人が困惑していると、奥方達のテーブルにある通信の魔導結晶からネオの通信映像が出て

「やあ、みんな」

と、楽しそうなネオの姿が出る。

 

 奥方達は明るくなる。

 

 ネオとの会話を楽しむ奥方達。

「聞いたわよ。メタン・クラーケンを討伐したんでしょう」

 

「ルディリ達が手伝ってくれてね」

 

「それでも凄いわよ。普通なら部隊を派遣しないといけないのに…」

 

「対応できる装備があったからね」

 

「また、その話を聞かせてよ」

 

「一週間後くらいかなぁ…そっちに帰るよ」

 

「大丈夫なの? ミューヘンにいるんでしょう?」

 

「問題ないよ。途中で鉄の実を取って、帝都へ帰るから」

 

「ええ…鉄の実を…まあ、いいけど。鉄の実を取るなら三つほど、オミアゲにしてね」

 

「おう、任せろ」

 

「じゃあ、来週ね」

 

「ああ…来週にね」

と、ネオとの会話を終えた奥方達。

 

 トルーマン大佐達は、ネオがミューヘンという街にいる情報を得る。

 帝都からミューヘンには、戻る感じになるが…問題ない。高速飛行モードでなら一時間程度で…

 トルーマン大佐達は皇帝城から離れてミューヘンへ向かった。

 時刻は夕暮れを越えて夜だった。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

 ネオは、ルディリとドリス、レリスの三人と一緒に夜のリリスガール街へ遊びに行く。

 色とりどりのネオンの光が煌めく海岸都市ミューヘンのリリスガール街

 そこには、海とか、人魚とか、浜辺とか、海の文字が入ったリリスガールのお店がたくさんある。

 

 主に海系の女の達がたくさんいるリリスガール街。

 

 ネオ達は、海鮮三食丼というリリスガールのお店の前に来た。

 ネオは苦笑いだ。

 海鮮三食丼って…ここ、女の子とセクロスする事を食べるとして…。

 この世界の下品は、天元突破だなぁ…。

 ここまで突き抜けていると、笑うしかない。

 

 お店に入ると、そこは…色んな海系の女、ダゴン族、人魚族、魚人族、色んなタイプの女の子をチョイスできるお店なのだ。

 

 ルディリは、何時も通りたこ足のダゴン族の女の子を、ドリンは人魚の女の子を、レリスは珍しいエイのヒレを持つ魚人の女の子を、ネオは…どれにしようか…迷っている。

 

 チョイスできる本が薄いなら簡単だが、分厚い。

 数十人くらいもある。

 このお店は、相当にリリスガール街でも大きいのか、抱えているリリスガールの人数も半端ない。

 ネオが迷っている間に、次々とお客が来て、お気に入りのリリスガールの部屋へ向かう。

 

 ネオはチョイスできる本を閉じて

「今日は、良いかなぁ…色々と驚いたし…」

 やめて外に出ようとしたが、その背中をちょんちょんとダゴン族の女の子がつつき

「ねぇ…お兄さんって、今日、メタン・クラーケンを退治した人達でしょう」

 

 ネオは振り向く

「う、うむ。そうだが…」

 

 ダゴン族のかわいい女の子が微笑み

「メタン・クラーケンで困っていた人達がいてね。それを助けてくれたお礼に本当は、常連さんしか出来ないけど、裏オプって隠れたサービスがあるんだよね」

 

 ネオは天井を見つめて

 ああ…このパターンか…

 

 ダゴン族の女の子が

「料金は一番上の三倍増しだけど…どう?」

 

 ネオは素直に、店で最高料金三倍増しの24000Gを渡して

「頼むよ」

 

 ダゴン族の女の子が笑顔で

「ありがとうね!」

と、ネオを引っ張って行った。

 

 ネオが案内された部屋、そこは…丼型の大きなベッドがあった。しかも枕は上蓋型だ。

 いわゆる、この丼に模したベッドでリリスガールを食べる。セクロスするという、最高に下品で、スケベすぎる意味合いに、色んな不謹慎を突き抜けて笑えてしまう。

 

 ネオが周囲を見て

「あの…体を洗うには…」

 連れてきたダゴン族の女の子がネオの服を脱がしながら

「大丈夫よ。あのベッドがお風呂兼ベッドでもあるのよ」

 

「えええええ!」とネオは驚く。

 

 丼ベッドが丼の形のまま変形する。お風呂になって白乳色のお湯が入り満たされると、二人目の綺麗なイルカ系のリリスガールが入ってきて、そのお風呂に入り

「はい、どうぞ…」

と、手を伸ばす。

 

 そして、三人目に足がある魚人系の綺麗な女の子も来て、イルカ系のリリスガールと一緒に入って

「さあ、一緒に入りましょう」

 

 ネオが困惑している間に、気付いたら裸になっていた。

 

 ダゴン族の女の子がネオの手を取って

「さあ、一緒に…」

 

 ネオは、三人の海系のリリスガール達に挟まれ洗われて、綺麗にして貰う最中に下半身のご子息が立派になった。

 

 ネオ達の入っていた美肌に効きそうな白い湯船は抜かれて、今度は体が浮かび上がるスライムのような液体が入ってきた。

 

 ネオが驚いて困惑していると、イルカ系のリリスガールが

「このゼリー液は、水中属性の女の子なら水となって、そうでないお客さんのような人にはベッドと共に余分な水分を吸収してくれるタオルベッドになるのよ」

 

 ネオが更に驚く。

 そんなハイテク技術をこの世界は、エッチをするお店に投入している事実に、ただ…驚くしかない。

 海鮮三食丼のリリスガール店、恐るべし。

 

 超ハイテクウォーターベッドで、まずは元気になったネオのご子息を丁寧にしゃぶってくれるリリスガール達。

 最初のフィニッシュが発射されるが、その汚れも超ハイテクウォーターベッドが吸収して掃除する。

 それでも元気なネオのご子息。

 

 魚人系のリリスガールが何かを口にして、ネオの口に深いキスをしながら舌で転がして、ネオの口に入った飴が溶けて体に染み渡る。

「お客さんの体調維持と、元気になって貰う精力的なヤツよ。大丈夫、安全性はバッチリだから」

 

 ネオの頭が熱くなる。もう、理性やら知性やらが吹き飛んでしまいそうになる。

 

 そんなネオの口を深いキスで包むダゴン族のリリスガール、イルカ系のリリスガールと魚人系のリリスガールは、ネオの元気なご子息を舐めて刺激する。

 

 ネオは、理性が消えて行く。

 そして、乱れた。

 

 まずは、ダゴン族のリリスガールに飛びく。

 もう、理性が消えてやるだけのサルになったネオに、三食丼のリリスガール達はセクロスで食べられるのであった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 トルーマン大佐達は、ミューヘンに到着。

 直ぐにネオデウスの共振を探すと、あの煌びやかなリリスガール街に反応を察知して、直ぐに向かう。

 建物の屋上から屋上へ飛び移り、ネオがいるであろう建物へ侵入、ステルスで完全に姿を隠して、ネオがいる部屋の通気ダクトから、ネオの…あの姿を見た。

 

「ああああ…」

と、女性陣は涙してしまった。

 

 そこには、色っぽい声を放っているリリスガール達に飛びつき、腰振りしている。最低最悪なネオの姿があった。

 

 トルーマン大佐は、それを見て信じられないショックを受ける。

「そんな…我らのレジェンドが…」

 

 だらしない顔で、よだれを垂らして、発情した雄犬のように三人のリリスガールの雌しべに雄しべを挿入して気持ちようさそうにするネオがいる。

 

「う…う…」

と、セシリア、アグネス、ジャンヌは号泣する程に悲しかった。

 

 かつて、聡明で鋭く、厳しく軍人中の軍人とまで言われた誉れ高きネオが、アラタ少佐が、奥さんがたくさんいて、子供もいるのに、他の女達にオスの欲求を爆発させて楽しんでいる姿は、もう…最低で最悪で下劣で、全てに置いて尊厳が喪失している。

 

 トルーマン大佐が

「こんな世界に、我らのレジェンドを置いてはいけない…」

 

 ネオのオスとしての最悪な姿にショックを受けて、トルーマン大佐達は退散した。

 

 そんな事を知らずに、ネオは全力で裏オプを楽しんだ結果。

 腰が立たなくなって、朝帰りではなく、昼に帰る事となった。

 

 

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