ダンジョン攻略していたらいつの間にか魔王に雇われていた件   作:とあるスライム好き

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この話を挙げるにあたってタイトルを変更致しました。
タイトル長くてすいません。


招待されました・・・魔王に・・・

俺は今、体中ガクガクです。

なぜって?魔王に呼び出されたからだよ!MA・O・Uデスヨ!!!

 いやああああ!!!俺何やったよ⁉強いて言えばテンペスト・サーペントの件があるけど!あるけれども!それで何でこんな所に呼ばれるの⁉

 

 俺がいるのは高級そうな細工やテーブルの置かれた応接室だ。俺みたいなやつとしては、もっと質素な感じの部屋にして欲しかった。もし汚したら?と思うと体が震える。

 目の前には、俺の稼ぎじゃあ買うのさえ難しいのでは?と思うような見るからに高級そうな菓子が出されているのだが、余りの緊張故それらも喉を通らない。

 こんな俺を情けないと思うかもしれないが、これにビビらないやつはよほどの大物か、ただのバカだ。しかしながら俺はそのどちらでもないんだよ。こうなっても仕方ないだろ。

まだここに来て数分しかたってないのだが、もう一時間たった気がする。

そんな空気の中緊張に悶え、顔をうつむけた俺に、かけられた声があった。

 

「何だお前食わねえの?おいしいのに」

 

驚いて顔を上げるとそこには一人の美しい少女がいた。

流れる清流のごとき色を放つ蒼く輝く髪、まるで月の様に金色に輝く瞳。

そしてみるものが見れば目玉を飛び出させる様な高級感漂うまるで夜空の漆黒の様に美しい服装。

一目で分かった。この少女こそが、俺をここに招いた 魔王リムルその人だと。

どうやってここに?とはあえて聞かない。魔王リムルはこの世界でも最強の存在。

何が起こせても不思議ではない。むしろBランク冒険者の俺にそれらを理解せよ、という方が厳しい。

そして俺は一番気になっていたことを聞く。

 

「すっすみませんが、俺ってなんか悪い事でもしましたかね・・・?」

 

声もガタガタだ。自分で言うのもなんだが、質問というよりも懇願に近い気がする。

すると魔王リムルもそんな俺の状態に気づいたのか俺に声をかけてくれた。

 

「ああ、そう言えば書いてなかったな。悪い悪い。お前が何か悪いことをしたわけじゃないからそんな緊張しなくてもいいぞ」

 

その言葉にこの部屋に来てから初めて肩から気が抜ける思いだった。今までセーブしていた汗が安心のせいかドッと流れる。

 

「そっそうなんですね!良かった-!いやーダンジョンに出入り禁止になるのかと思ってたんですよ」

 

「はは!何だそんな事を気にしてたのか安心しろよ。そんなことはしないからさ」

 

そう言いながら頭をかく。

 極度の緊張から抜け出した反動から俺の顔には自然と笑みが浮かんでいた。魔王リムルが俺のイメージより遥かにフレンドリーだったのも気が抜けた原因の一つかな。

魔王としてどうなんだ?と思うそれは、一昔前のイメージだし、俺自身こういう人は好きだ。何というか「かりすま」?ってのがつよいのかな。

だがここでふと疑問がうかぶ。だったら何で俺をここへ呼んだのか?

 

「そう言えば俺って何で呼ばれたんですか?」

 

その言葉に魔王リムルが口角を吊り上げる。

その時、直感的に思った。あっ。なんかヤバい事言われる予感。

 

「フッフッフッ!それはな君にこれからダンジョンに導入しようと思っている新企画に一役買ってもらいたいのだよ!」

 

そこで一息間を開けて・・・

 

「サクラとして‼」

 

と、一際大きな声で俺に告げた。

 

 

 

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