ダンジョン攻略していたらいつの間にか魔王に雇われていた件 作:とあるスライム好き
「転スラ」世界の金貨の価値が十万、銀貨が千なんですけど、
銅貨の価値っていくらでした?
多分、百円だと思うのですが自信がないので出来れば教えてください。
今はもう真夜中。出歩くものはほとんどいなくなり。輝くものといえば、街灯と酒屋の光ばかり。
そんな夜道を一人の男が歩いている。
*
いや~頑張った者には福があるってほんとだね~。
ポケットの中に入っている金貨二十三枚(230万)の鳴らす、ジャリジャという子気味の良い音に満足する。この音聞くとなんか気分上がらない?俺は上がるね。
この金貨は俺の倒したテンペスト・サーペントとサクラの代金だ。ちなみにだがこのうち二十枚は討伐報酬、三枚がサクラの代金だね。
もうさ、魔王リムル様には感謝しかないよね。魔王リムルなんて呼び方はやめないとな。様をつけなくては。敬称をつけないと!
ほとんど資金の尽きた俺をどん底から助けてくれたんだからさ。
今までの財産が大体、金貨四枚だったってこと考えるともう、一晩で全財産の約四倍を稼いだってことなんだから。冒険者のなかでも上位に位置する、Aランクの人たちならこんぐらい直ぐに稼げちゃうんだろうけどさ。
さて、それはともかくとして俺にはもう一つ収穫があるのだ。
それは~~~前に倒したテンペスト・サーペントの素材で~す。
ハッハッハ!ヤバい、めっちゃ嬉しいいいいい‼
どんぐらいうれしいかっていえば、一時的に性格変わっちゃうぐらいには嬉しいですよおおお!
何せこの二つの物があれば俺の欲しかったアレが作れるんだから。
正直言って今すぐにその店に駆け込みたいところだが、生憎今は真夜中だ。今行ったところであいてもないだろう。
ああ、朝日よ!早くさしておくれ!
*
ザアァァアアアアァア
翌日・天候・大雨
地面に打ち付ける雨粒の音が部屋中に響く。
なんだろうね?なんなんだろうね?嫌がらせかな?昨日の運が良すぎたから、もう一度不幸になれと?そうおっしゃるのですかね?
俺は昔からなんかこんな感じになる事が多い。そういう星のもとに生まれたのかな?
まあいいや。俺は大雨がふろうが雷が落ちようが目的の場所に行くのだ。
*
はい。びっしょびっしょになりながら俺がついたのは・・・
ここ
俺が何でここにいるのか言わなくても分かるだろう?
そう、俺はここに新たな装備を求めてきたんだ。
冒険者だったらより強い武器に憧れを抱くのは当然のことだろ?何たって冒険者にとって装備というのは正しく、命綱なのだ。それに装備が良ければ力の底上げにもなるし、カッコイイじゃないか。
だったらいい装備買えって思うかもしれないが、それが簡単なことじゃあないからこそ尊敬されるのだ。
ここで少し武器のランクについて説明するがこの世界には知っての通り、全部で六種類のランクがある。
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特に目立った性能のない武具。量産が可能であり、一般兵に適用されることが多い。
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腕のたつ職人が製作する武具。量産は少しではあるがされており、西方諸国で高値で取引されている。
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非常に腕のたつ職人が製作する剣の芯が「魔鋼」で形作られた逸品。剣そのものに魔力があり、思い描く剣に進化することもある。量産はされていなく、それ故に西方諸国では非常に高値で取引されていた。
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基本的に
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基本的に
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神話の時代から存在するといわれる最強の神器。
と、まあこんな感じだな。
ちなみにだが俺が今、使ってる短剣は
あと、これはあくまでも噂の話なんだが実はこの
そのランクがコレだ。
・
この
製作費や素材の値段もあって昔の俺にはとても手の届くような代物じゃあない。だから今までは買っていなかったのだ。が!今の俺には金があるのだよ。そ、れ、に!素材もな!
この二つがあればかなり良いランクの武器が作成できるだろう。
素材だってA-ランクのテンペスト・サーペントの物だ。これでクズ武器ができるわけがないのだ。
俺はこの前の戦いで学んだのだ。普段、岩がなくなったら俺は勿論、剣で戦う。
だけど、それは二十階層だから通用したやり方だ。昨日の話だとこれから低階層に上位の魔物が出現する可能性が出てきた。するとこの短剣をくれた爺さんには悪いが、
これでは武器を持ってる意味がない。というわけで新たな武器を作ってもらうためにここに来たというわけだ。
ふとその店の前にある「ショウウィンドウ」という種類のガラスの向こう側に光輝く、武器を見る。
空はあいにくの大雨で光がさしてるはずもないのにその武器はまるでそれ自身が光を発しているかの様に光り輝いている。
ゴクリと唾をのむ。まるで美術品の様に美しい。
次に自身の持つ金貨とテンペスト・サーペントの素材に目を向ける。
正直言って金貨がほとんどここで消えることは間違いない。だがそれでも良い武器を作ることのメリットが勝つ。
そして俺はその鍛冶屋に足を踏み入れるのだった。
文字に色付けるの地味に苦労しました・・・。