ダンジョン攻略していたらいつの間にか魔王に雇われていた件   作:とあるスライム好き

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作者の自分語り
話には関係ないんですが、はなしたいので話します。

好きな「転スラキャラ」ランキング
一位 カレラ
 二位 ラプラス
  三位 近藤達也
   四位 ディアブロ
    五位 ゼギオン

です。ちなみにラプラスはネタじゃあなくかなりマジに好きです。
仲間思いなのは、転スラキャラの中でもかなり上位だと思います。(個人の意見です)

皆さんはどうですかね?


俺の武器

「すみませ~ん」

 

チリンというドアリンの音とともに店に入る。

だがそれでも誰一人気づかないほど、その人達は熱中していた。

カンカンカンと、鉄をたたき上げる音が響く。

 邪魔するのも悪いと思っていたがために声をかけなかった(声をかけても無駄だったかもしれないが)ため気づいてもらえたのは店に入って三十分ほどたってからだった。

 

「ん!おめえだか?リムル様の言ってたのは?」

 

低くよく通る声と共に店の奥から、一際ガタイの良い大男が出てきた。

 そして俺は人、いやこの妖鬼(オニ)を知っている。むしろ冒険者だったらよっぽどのバカでない限り知っていると思う。

何せその妖鬼(オニ)は・・・

 

「く、クロベエさん⁉」

 

 この国、いやこの世界最高の鍛冶職人だからな。この人(妖鬼(オニ))」に武器を作ってもらうことは俺達、冒険者にとっては最高の栄誉なのだ。

だがそれよりも、えっ?何?リムル様が俺のことを言ってた?どゆこと?

 

「リムル様が言ってたってどういうことなんですか?」

 

「なんだ聞いてねえだか?さっきリムル様が『思念伝達』言ってただよ。『そろそろそっちに冒険者が行くと思うから武器を作ってやってくれないか?』って」

 

クロベエさんがリムル様の真似をしながら俺に教えてくれた。

 ふうん、なるほどねーリムル様が俺に武器を作ってくれないか?とクロベエさんに頼んでくれたわけか。

うん。うん。うん・・・ええええええ!!!!

つ!ま!り!クロベエさんが俺に武器を作ってくれるってことか---!!!!????

俺の今の金なら希少級(レア)だって作れる!

 

「さ!さっさとオラの工房に来るだよ」

 

「は、はいいいいい!!!!」

 

 

 

 

「こりゃあテンペスト・サーペントの素材だか。かなり傷んでるだが、元がええだ。コイツならオラが打てば特質級(ユニーク)にはとどくだよ」

 

ん?今なんて言ったんだ?

聞き間違いじゃあないんだよな・・・?特質級(ユニーク)って言ったよね?

サラッととんでもない事を言ってるよ。この人(妖鬼(オニ))。

 ただいつもなら、ここで大はしゃぎするところなんだけど、俺にはひとつだけ気がかりがある。

先程説明したように特質級(ユニーク)というのは半端じゃないほど値段が張るのだ。

 俺が今回持っている金貨で、希少級(レア)までは何とか作れると思うけど所詮はそこまで。特質級(ユニーク)は下手な貴族では、買うこともできないのだ。そんな物が金貨三十枚前後で買えるはずがない。

この事実が俺の気持ちを消沈させる。

 

「す、すみません。そんなに凄い武器を作ってもらえるのはとても有難いんですが・・・」

 

そう言いつつ、自身の金貨が入った袋をチラりとクロベエさんに見せる。

金がなあああいんですヨォォオオ!。

 自身の顔は鏡かなんかがないと見れないがこれだけは確実に言える!俺は今、すうっっっっっっごい顔しかめてる!

そんな時、クロベエさんが唐突に笑い出す。

 

「フッ!ハハハハハッ!おめえなんだべ、その顔は?」

 

「え、あっいや、お、俺の所持金じゃ特質級(ユニーク)なんてとても買えなくて・・・」

 

改めて、俺が特質級(ユニーク)を購入出来ないという事を告げる。

 というか、俺の顔そんなに酷かったのか・・・。自分でひどい顔してるっていう自覚があってもやっぱり人の笑われると、恥ずかしいもんだ・・・。

恥ずかしさで、ちょっと目に来るものがあるよね・・・。

しかし俺がそんな風に恥辱に悶えている時、俺の耳に信じられない音が響く。

 

「ん?なに言ってるだ?今回の製作費はタダだよ?」

 

「は?」

 

 

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