一夏sideーーー
試合開始のコールが鳴った直後俺と鈴の前にレーザーのような光が降ってくる
「危ねぇ!」
「キャッ!」
「鈴!」
俺は鈴を抱きかかえてその場から離脱する
「大丈夫か、鈴」
「えぇ、ありがとう//」
「降ろすぞ」
「…うん//」
俺は鈴を降ろしてハイパーセンサーを働かして周囲を見渡す。そうしたら
「一夏構えておきなさい」
「わかった」
土煙が晴れるとそこにはISにしても異形といえる物が居た。
「何者よ。所属と名前を言いなさい」
向こうは黙り続ける
「いきなりで悪いけど最後通告よ。ISを解除して大人しく投降しなさい」
「………………」
「そう」
俺と鈴がアイコンタクトを取り、乱入者に突っ込もうとすると
『一夏待て』
通信はウルさんからだった
「どうしてですか!」
「鈴、落ち着けって」
『理由は簡単だ。観客の避難がまだ済んでないんだよ』
「はぁ?そんなもん扉から出てい………もしかして扉が開いてないの?」
『正解だ。アリーナの扉全部にロックが、かかっている』
「そんな、もしかしてあいつが」
俺は乱入者の方を向く
『今、整備科の人たちがロックを解除しようとしているが、如何せん時間がかかる。そこで危険を承知で頼みたいんだが、時間を稼いで欲しい』
ウルさんの頼みに俺は迷いなく
「わかりました」
と答える。鈴も
「了解よ」
と答える
『すまない。無理に攻撃を与えず、注意を引いて欲しい。奴はアリーナのバリアを突き破って侵入してきた 。同じ方法を今度は観客席にでも向けられたら…後はどうなるかなんて火を見るより明らかだ』
「「はい!」」
『頼んだぞ』
ウルさんはそう言って通信を切った
「一夏はあいつの周りを飛んで的を絞らせないで。あたしは龍砲で牽制射撃するから」
「わかった。いくぞ鈴!」
ーーーsideout
ウルベルトsideーーー
『『はい!』』
「頼んだぞ」
そう言って俺は通信を切る
「先生そっちの方は?」
「ダメです!カウンターシステムが全部はじかれてます」
山田ちゃんからの報告を聞きながらブリュンヒルデに提案をする
「ブリュンヒルデ、現在アリーナ内にいる専用機持ちに扉破壊の許可だすがいいか?」
「わかった。あと織斑先生だ」
俺は会長たちに連絡をする
「うし!繋がったな」
『ウルベルトさんどうかしたのですか?』
『ウルベルト君どうしたの?』
『…ウルベルト君どうしたの?』
「セシリアそれに簪に会長。今ブリュンヒルデから扉破壊の許可がでた。バラけて避難する際に邪魔な扉を破壊して欲しい。頼めるか?」
『かしこまりましたわ』
『えぇ』
『…うん』
「サンキュな」
通信を切って一夏たちに通信をする
「一夏、ちんちくりん聞こえるか?」
『ウルさんどうしたんですか』
『誰がちんちくりんよ!』
「あと10分もすれば避難が完了する。もう少しだけ耐えてほしい」
『『わかりました』』
俺は通信を切り
「俺もでる」
「無茶だけはするなよ」
「すみません。よろしくお願いします」
ブリュンヒルデと山田ちゃんが言ってくる
「了解」
そう言ってピットに向かって走る
五分後ピットに着き直ぐにイル・デ・テンピを展開する。
「一夏待たせた」
「ウルさん!?どうして」
「援軍的なやつだよ。おい、ちんちくりん!こっちに来い」
「誰がちんちくりんよ!誰が!」
文句を言いながらこっちに来る
「奴の事でわかった事があればどんな些細な事でもいい。教えてくれ」
奴に関する情報を聞いて整理したい
「なんか動きが人間って感じがしなかったです」
「あたしはこうして話している時、何故か攻撃をしてこないか意味不明だわ。さっきの通信もそうだし」
俺はハイパーセンサーの機能を使って奴の『ある事』を調べると
「…やっぱりか」
「どういうことよ」
「あれに人は乗ってない」
「はぁ?ありえないでしょ!そんなこと!ISは人が乗ってないと動かないし、そもそもコア自体が起動しないわよ」
「だったら生体スキャンしてみろ」
ちんちくりんは、生体スキャンをかける。すると
「嘘でしょ!?ホントなの!?」
「事実だ。だがおかげで作戦も決まった」
「ウルさん。作戦って」
「お前の零落白夜であれを真っ二つにすればいい。そのための援護は俺とそいつでやる。出来るか二人とも」
俺がそう聞くと
「俺はいけます」
「あたしも」
「さて…やるぞ!」
「「はい!」」
「作戦かい『一夏ァァァァァァ!』なんだ!?」
『男なら……男なら、そのくらいの敵に勝てなくてなんとする!』
放送室から言っているのか。奴が篠ノ之の方に腕を向ける。
《高エネルギー反応を感知》
おいおい、そんなもん撃たれたら
「ちっ。一夏!何がおきても迷わず突っ込め!おいチビ!一夏の援護任せるぞ!」
「ちょ、あんた…まさか!!」
俺は
《ヘイ!ウラガーノ!ヘイ!ブルーティアーズ!ヘイ!白式!》
奴が高出力のレーザーを撃ってくる
俺はトリガーを引く
《白式デュアルタイムブレイク!》
「ぉぉおおおおお!」
俺はデュアルタイムブレイクをぶつけて放送室から逸らすが相殺出来ず、俺もろともレーザーがアリーナのシールドを破壊し観客席を呑み込む。観客席に叩いつけられ意識を手放す瞬間、一夏が奴を腕ごと横に真っ二つにするのが見えた
「ざまぁ…み…や…がれ」
そう言って俺は完全に意識を手放す
ーーーsideout
一夏sideーーー
「ちっ。一夏!何がおきても迷わず突っ込め!おいチビ!一夏の援護は任せるぞ!」
ウルさんが指示を出し、鈴がなんか言ってるが、俺は迷わず突っ込み零落白夜を発動する。あいつがレーザーを撃ち終わった瞬間、鈴が龍砲であいつの足元を撃ってバランスを崩し俺は
「うぉおおおおお!」
バランスが崩れたあいつを、レーザーを撃った腕ごと真っ二つに斬る。静寂が流れるなか、鈴が近くにいき確認をする。
「大丈夫ね。完全に機能が停止している」
「あれ?ウルさんは?」
辺りを探すと
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」
絹をさくようなような悲鳴が聞こえる。声が聞こえた方に向けると、全身から血を流して倒れているウルさんと泣きながらウルさんに声をかけている布仏さんがいた。俺は全速力で駆けつけた
「ウルさんしっかりしてください!ウルさん!!」
何度も揺すって声をかけるが返事がない
「二人とも落ち着きなさい!すぐ千冬さんに連絡をいれて、救護班を呼ばないとその人の命が危ないわ!」
そう言って鈴は千冬姉に連絡をいれる。その後、鈴の指示のもと俺は応急処置を行う。処置が終わった直後、救護班が到着しウルさんを引き渡した。
〜二時間後〜
千冬姉に呼び出されアリーナでおきた事の顛末を話した
「そうか、山田先生。篠ノ之を反省房から懲罰房に移送しておいてください」
「わかりました」
「ちょっ、千冬姉それは流石に…」
「織斑先生だ。あいつはそれだけの罪を犯したんだ。まぁ、厳罰にされると思うがな」
「なんでですか?」
「篠ノ之があいつの妹だからだ」
「ッ!そうですね…」
千冬姉が一度息を吐いて
「ジェームズだが、手術は終わったが予断は許されないそうだ」
「わかりました。あの布仏さんは?」
「彼女ならい「織斑先生!」…なんだ」
榊原?先生が慌てて入ってくる
「ジェームズ君の意識が戻りました」
「わかった、直ぐに行く。お前たちはどうする?」
「俺は行きます」
「あたしも」
俺たち三人は病室に向かった
ーーーsideout
次回箒死す!デュエルスタンバイ!
冗談です。冗談ですよ!?でもウルヒロインズの報復がワンチャン……
それと最近シンフォギアも書きたいなと思ってたり思ってなかったり……
そんな訳で次回もお楽しみに!Ciao♪