IS〜祝いの風〜   作:マイティージャック

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更新です|´-`)チラッ


第15話

本音sideーーー

 

『うし!繋がったな』

『ウルベルトさんどうかしたのですか?』

「ウルベルト君どうしたの?」

「…ウルベルト君どうしたの?」

『セシリアそれに簪に会長。今ブリュンヒルデから扉破壊の許可がでた。バラけて避難する際に邪魔な扉を破壊して欲しい。頼めるか?』

『かしこまりましたわ』

「えぇ」

「…うん」

『サンキュな』

そう言ってウルウルの通信が切れた

 

「みんな聞いていたわね」

たっちゃんの言葉にみんなでうなずいて〜

 

「二手に分かれて行きましょう。私と本音ちゃんペア、簪ちゃんと虚ちゃんペアに別れて行くわよ」

「「「はい!」」」

それから私とたっちゃんは扉付近にいる生徒にどいてもらって破壊し、誘導してたけど〜みんなパニックになってたけどたっちゃんが〜

 

「落ち着きなさい!」

の一言で多少は落ち着きを取り戻して、誘導しやすくなったよ〜

その後も同じ方法でみんなを誘導していて、かんちゃんやセッシーからも終わったと通信がきて、そうしたらたっちゃんが

 

「私は逃げ遅れがいないか探すから、本音ちゃんは先に行ってて」

「わかりました〜」

そうしてアリーナを出ようとしたら

 

ドゴーーーーーーン!!!!

 

最初と同じくらいの爆発音が聞こえて、気になって見に行ったら観客席が滅茶苦茶になっていてびっくりしたよ〜。直ぐに戻ろうとしたら

 

「…ぁ…み……がれ」

と微かだけど声が聞こえる〜。私は嫌な予感がして声が聞こえた方に近づいた。そこには、血まみれに倒れているウルウルがいた。

 

「え…」

否定をしたかった。でもそこで血まみれで倒れているのは間違いなくウルウルだ

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁ」

そこからは自分でもよく覚えていない。気づいたらオリムー達がいて、救護の人たちがウルウルを連れて行っていた。リンリンに支えて貰いながら手術室の前まで来て、私は祈っていた。途中でリンリンが帰っていき、入れ替わるようにお姉ちゃん達が来てみんなでウルウルの無事を祈った。30分後手術室から先生が出てきて

 

「手術は成功しましたが予断は許さない状況です」

「そう…ですか」

たっちゃんが答えると手術した先生が

 

「でも奇跡と行ってもいい。あの傷、あの出血量で助かるだなんて、普通だったらありえませんから。ともかく、彼をこのまま集中治療室に移送させます。では」

それを聞いた私たちは直ぐに、あとを追って治療室の前で再び祈る。しばらく祈り続けていたら、ウルウルが目を開いてこっちを見ていた。

 

ーーーsideout

 

ウルベルトsideーーー

 

「ここは……」

俺は動かせる範囲で首を動かし辺りを確認する。そうしたら布仏と目があった。その隣には虚や簪、ストー会長もいる。全員泣きながら部屋に入ってきた。

 

〜30分後〜

 

四人には色々言われた

「心配した」

「死んじゃうと思った」

「生きていてくれてありがとう」

等々言われ、俺が「なんでも言うことを聞いてやる」と言ったらストー会長が「退院したら全員とデートしかもウルベルト君の奢りで」と言ってきた。自分で『なんでも言うことを聞く』と言った手前、断ることも出来ず了承した。その後四人は部屋を出ていき、俺はナースコールをして看護士さん達を呼び自分の状態を聞いたが、我ながらもよく生きていたと思う。下手しなくても死んでいた訳だし。

 

「入るぞ」

「「お、お邪魔します」」

ブリュンヒルデと一夏、ちんちくりんが入室してくる

 

「許可出す前に入るか普通?」

「減らず口が叩けるまでは回復しているようだな」

ブリュンヒルデに文句を言ったが流させる

 

「ウルさん大丈夫ですか!?」

「入院している時点で大丈夫じゃないでしょう。考えなさいよバカ一夏」

「あんまいじめんなよ、ちんちくりん」

「いい加減名前で呼びなさいよ!」

「いや、名前知らんし。悪かったなチビ助」

「……こいつ殺す!」

「落ち着けって鈴!」

「離しなさい一夏!今すぐ双天牙月でナマス切りにするから!」

二人が騒いでいると

 

「病室で騒ぐな!馬鹿ども」

スパーーーーーーッン!!

 

「グベッ」

「グキャッ」

出席簿アタック(制裁)が二人を襲う

 

「さて、復帰は明後日と聞いたが大丈夫そうか」

「まぁ、概ね問題ないでしょう。それと俺の機体状況は?」

「損傷レベルはC寄りのBとなっている」

次の連休でオーバーホールをかけた方がいいな

 

「わかりました。被害の方は?」

「軽傷者が13人だけだ。いや重傷者が1名いたか。第4アリーナはGW中に修繕するそうだ」

「なるほど」

ブリュンヒルデが一度視線を逸らすが直ぐにこっちを見て頭を下げる

 

「申し訳なかった。教師の役目を押し付けあまつさえ、大怪我をさせてしまい本当に申し訳なかった。」

「謝罪は受け取っておきますが、気にしないでいいですよ。篠ノ之はどうなりますか?」

「順当にいけば退学か懲罰房で1ヶ月の謹慎と反省文250枚なんだが、厳罰にさせると思う」

「厳罰の内容は?」

「予想だが3日間自室での謹慎だろう」

誰も天災の逆鱗には触れたくはない…か

 

「私個人から罰を与えるつもりだがな」

「……内容は」

「マンツーマンで二時間ぶっとうしで組手と考えている」

それを聞いた一夏とちんちくりんは

 

「箒…強く生きてくれ」

「生きて帰ってくることを願ってましょう」

俺は内心で黙祷を捧げていた

 

「そろそろ戻るぞ、お前たち」

「ウルさんなんか欲しい物があったら言ってください。直ぐ持ってきますから」

「今更だけど自己紹介するわ。鳳鈴音よ。鈴って呼んで貰っていいわ」

「ウルベルト・ジェームズだ。ウルベルトで構わない」

「じゃあねウルベルト。風邪ひくんじゃないわよ」

「サンキュな」そう言って三人は出ていった

 

ーーーsideout

 

千冬sideーーー

 

病室から退室し一夏たちと別れ、学園長室で篠ノ之の処罰を聞いて、懲罰房に向かった

 

「織斑先生、お疲れ様です」

「奴は?」

「中で大人しくしています」

「面会室に呼んで欲しい」

警備員が篠ノ之を連れにその場から立ち去る。先に面会室で待っていると篠ノ之が入ってきた。席に座るなり

 

「今回は申し訳ありませんでした」

テーブルに額を擦り付けるように謝ってきたが

 

「それは私にではなく、ジェームズにするべき事だろう」

「はい…」

私は息を吐き

 

「先程、学園長から処罰が下った」

「………」

「一週間自室での謹慎と反省文100枚だ。わかったな」

「はい…」

「それと私個人からも罰を与える。内容は来週末、武道場で二時間ぶっとうしで私と組手だ。文句はあるまいな?」

「わかりました……」

これだけ堪えているようなら

 

「明日、ほんの少しだけだが時間を作ってやる。その時にジェームズに謝っておけ」

そう伝えて私は面会室から出ていき、これから待ち受ける書類との戦いにため息をつく。

 

ーーーsideout

 

Nosideーーー

 

そこは、とある研究室であるが色んなものが散乱としており、ゴミ屋敷と遜色なかった。そのゴミ屋敷から『カタカタカタカタカタカタ』と軽快なキーボードを叩く音が聞こえる。叩いている人物は『不思議な国のアリス』に出てくるようなエプロンドレスに機械仕掛けのうさ耳を付けていて、顔は十分美女なのだが睡眠を取ってないのか、目下のくまがひどい。そんな奇天烈な格好をしている人物こそ、世界中が血なまこになって探している天災・篠ノ之束その人であった

 

「流石はいっくんだねぇ〜かっこいい〜。中国のちっこいのは要らないけど……」

束が手を止め視線を向ける人物…ではなく、その者が持つ武器に目がいく

 

「なんでカスが零落白夜を使っているんだよ。あれはいっくんとちーちゃんだけのものなんだよ」

と、殺さんとばかりに視線をぶつけ

 

「それに微弱とはいえISコアの反応もあるし。このカス、いっその事殺すか」

そんな物騒なことを考えていると

《ビービービービー》

と音が聞こえ

 

「あっ、完成した!」

先さっきのことは一瞬で忘却し、完成した物に飛びつく

 

「待っててね、ほーきちゃん!お姉ちゃんが最っ高の機体をプレゼントするから!!」

そう言って彼女は別の作業に取り掛かった

 

ーーーsideout




ウルヒロインズからの報復はありませんが、ちっぴーからの折檻がありました。次回はGWくらいまでキングクリムゾンします。遂にあの人が登場します。

ではまた次回でCiao♪
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