デート・ア・ライブ雷蒼の物語ZERO
これは俺の物語が始まった前の物語だ。
『ねぇ貴方。貴方は何を願う?何を望むの?』
○○の目の前で何かが喋っている。それはまるで、問うように訴え続けてるかのように―――
『貴方が望むなら私はなんでも叶えてあげるよ?』
その声はノイズがかかったような声で話していてその正体は男なのか女なのか分からない。だが、○○は何故か不愉快とは思わなかった。○○は自然に口を動かす。
「――力が欲しい。もっと誰かを守れる強さが欲しい。悪魔や天使に魂を売ってもいい。だから寄越せあんたの力を!」
○○は謎の存在に強く言う。その存在は姿は分からないがクスッと息が漏れたかのような笑った声で言う。
『ならこれに触れて?そしたら貴方の望んだ力が手に入るよ』
そこには、黄色のラインに紫を基調としたクリスタルが現れた。○○はそれを躊躇なく触る。するとその謎のクリスタルは○○の中へ吸い込まれるように入っていった。すると突然○○の体から激しい激痛が襲った。
「――――がっ、ウッ....ァァァァァ!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」
とても体験したことがない激痛のせいで言葉も出ない。だが○○はあることに気づく自分の体が別の何かに変わる違和感を感じた。だが、その違和感は一切なく。まるで慣れているような感覚だった。それを見ていた謎の存在はそれをじっと見続けている。当然姿は見えないが、雰囲気からにして笑った表情をしながら見ていたように感じた。そして、謎の存在が不気味に○○の耳元で言う。
『おめでとう。これで君の望みが叶うね、さぁ貴方の運命は何処から始まるのかな?楽しみだね』
そう言うと瞬間。○○の方向から謎の存在を目掛けて何が襲う。
『ふぅー危ない危ない。全く、力を手に入れたからってちょっとはしゃぎすぎじゃないかな?』
謎の存在は余裕そうに攻撃を軽々しく避けた。そして、さっき謎の存在のことを攻撃したのは○○だった。その右手には刀を持っていた。だが、○○はさっきまで普通の服を着ていたのだが、あの異様なクリスタルに触れた瞬間。体が再構築されるような激痛が襲い。のたうち回っていた。しかし、それを耐え抜いたのか、そのフォルムはまるで天使と堕天使の中間当たりぐらい異形の姿に変わっていた。所々に黒いラインが入った鎧に薄い赤を基調とした膜みたいなのが付いていた。そして、一番異様差を出しているのは翼だ。その形は天使と悪魔のような形状をした翼だった。謎の存在は少しこの状況について少し驚いていた。
『これは驚いたね。まさかまだ
謎の存在は冷静に状況判断していると、突如○○が謎の存在、目掛けて一直線に飛び込んで来た。すると、○○は右手に持っていた刀を謎の存在の首に振ろうとした瞬間。
『―――だけど』
パシーーン!
謎の存在は自らの手で○○の攻撃を防いだ。
『君にはまだちょっと早すぎたかもね....だから少しこの記憶は忘れて――いや、この記憶は全て忘れて、生まれ変わってきてね』
それを最後に、○○はここで意識を途絶えたのだった。
◇
「――ガ――きて、」
耳元から可愛らしい声が聞こえてくる。だが、睡魔のせいであまりその声は聞こえなかった。
「ねぇ、
すると、次は肩を揺さぶられ目が覚めた。寝起きの雷牙は少し口悪く自分を起こした少女に言う。
「たくっ。んだよ、
「駄目だよ!お母さんが言ってたよ?寝すぎは体に毒だって」
折紙は雷牙の寝起きの態度に少しムスゥとして言う。それについて雷牙はため息をつきながら体を起こす。
「ふぁぁぁぁー。んで、今日なん月何日だっけ?」
まだ寝ぼけているのか、雷牙はあくびをしながら折紙に聞く。折紙は雷牙に少し呆れた態度を見せながら返答する。
「今日は8月2日だよ。もう全く雷牙はすぐ日にちも忘れるんだから.....はぁー将来大丈夫かなぁ」
「おい。何でお前に自分の将来を心配されなきゃならないんだ」
折紙は哀れの目で雷牙の将来を心配したが、雷牙はそれにツッコミを入れてしまった。
「そうかぁもうそんな時期かぁ早いなぁ」
日にちを聞くと雷牙はまだ子供なのにおじいちゃん思考になってしまう。それを折紙はため息をしながら口を開く。
「なに朝からおじいちゃん思考になってるの、全く。そろそろ下に降りてきてご飯出来てるよ。それと、今日学校だから早くしないと遅刻するよ?」
折紙は言うと部屋から出て下に降りていった。それを聞くと雷牙はベットから素早く降り、クローゼットから学校に行く服装に着替えた。
「雷牙ー早く行かないと遅刻しちゃうよー!」
「ああ!今行くから待っててくれ!」
朝ご飯を食べ終わり、今雷牙は靴を履き終わると扉を開けるするとそこには先程雷牙を起こしに来てくれた折紙がいた。
「す、すまん!わざわざ待っててくれるとは......」
「ううん。大丈夫だよ、だって雷牙は私の幼馴染であるわけだし家族でしょ?待つに決まってるよ!」
その純粋の笑みに何故か雷牙は目を奪われた。体温が上がり心臓が早く動き変な気持ちになる。雷牙はこの気持ちはまだ分からない。いや、ずっと分からないかもしれない。と、ボッーとしていると折紙に肩を揺らされた。
「雷牙?ねぇ、雷牙ってば!」
「……!?あ、悪い少しボッーとしちまった。大丈夫だ」
雷牙は少し慌てて言うと、折紙が雷牙のデコにを手に置いて熱を確認したしてきた。それに雷牙はさっきよりも体温が上がり、心臓の鼓動も早くなってきた。
「な、何してんだよ!?」
「熱あるか計ってるの。少し動かないで」
折紙にそう言われると雷牙は終わるまでじっとしていたいや、思考が停止していたと言うのが正しいのだろう。
「うーん、熱はないね。今日どうしたの?何か変だよ?」
「いや、俺はいつでも普通だぞ?強いて言えば
「変な夢?」
雷牙は折紙に今日見た夢を少し話した。ある男が、何もかも失い絶望した時にふと、男の目の前に謎の存在現れ何かを渡される夢を。それを聞いた折紙は「そうゆう夢をだったんだ、何か新鮮だね!」と返す。
「新鮮なのか?いや、俺はあの夢を体験したことがあるかもしれない」
少し気になるのだ。それはまるで知っているより、体験したことがあるの方が正しいのだ。雷牙は頭を悩ませる。昔の自分は
「多分それは前世の記憶なんじゃないのかな?人って生まれ変わる前に前世の記憶を消されるんだって。けど、特たまに雷牙みたいな事の現象があるってどこかの本に書いてあったよ」
折紙の長い説明についていけない雷牙だが、だいたいは分かった。すると折紙が「だけど――」と1回言葉を区切る。
「たとえ前世の記憶を持ってたしても雷牙は雷牙だよ?」
「!?」
「私の知ってる雷牙は、料理が上手くて、優しくて、かっこよくて、私が困った時には直ぐ助けてくれる大切な家族で幼馴染だよ?私は前世で何かしたとしても雷牙が好き。だから雷牙は昔の記憶なんて忘れていいと思うよ」
折紙がそんなこと言ってると、言葉を思い出したのか、顔を赤く染めて少し雷牙から距離を離れた。
「ち、違うの!た、確かに雷牙は好きだよ!家族としてだけど、旦那さんてっ言う好きじゃないから...はぅー/////」
折紙の言葉に雷牙は何か吹っ切れた感じで笑ってしまった。
「ぷっふはは、あははは!」
「ちょっと!何笑ってるの!あぁ.....恥ずかしい何で私こんなこと言っちゃったんだろ/////」
折紙は自分の失言に恥ずかしさを感じて両手で自身の顔を隠した。すると、雷牙は顔を隠している折紙に左手で頭を撫でる。折紙はそれに気づいたが、それを振り払おうとはしなかった。何故か居心地がよかった。
「ありがとう折紙。お前のお陰で何か吹っ切れたよ本当にありがとう」
雷牙は折紙に感謝の礼をし、撫でるのをやめ、折紙の前に行き、左手で手を差し伸べる。
「よし、折紙行こうぜ!」
「全く調子が戻るとすぐこれなんだから、もう」
折紙はすぐ立ち直った雷牙に少し呆れるが笑顔で差し伸べられた左手を右手でとり、そして2人は歩きだす。
だが、それを何者かが見ているのを知らずに。
『ふふ。さぁ、今の貴方は何を見せてくれるのかな?』
謎の存在は不気味な笑みを浮かべながら言う。
『貴方はいずれまた絶望するそしてこの世界を恨み、壊す。果たしてこの世界はどちらに傾くのかしらね』
そして謎の存在は溶けるように消えた。
これは少年の運命の歯車が動き出す前の物語。
はいネタで書いて見ました。まぁ番外編も書けたら書きます。
ヒロインもっと増えるかもで誰がいいか
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七罪
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夕弦
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耶倶矢