Take me to・・・ ~Side Story~   作:ENDLICHERI

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第3回 NOASIS -1-

「さぁ始まりました!『Quartzer Style』です!」

「はい。」

「まぁ正確には『Quartzer Style』なんですけど。」

「・・・・・・はい。」

 

なんで発音良く言い直した!?

 

「今回はね、凄く殺風景だった事務所の会議室ではなく、この番組のために用意されたスタジオで撮影してますけど──」

 

殺風景で悪かったね。

 

「でも、ここもそう大差ないよ。」

「・・・・・・そうね。今日はホワイトバックでお送りしますけども。」

「なんか無かったの?それこそ『HiBiKi StYle』みたいに『横に植物置く』とか。」

 

開始早々文句ばっかり・・・・・・。

 

「さて!今回なんですけど、ゲストが来ているそうで・・・。」

「まぁでもね、呼ばなくてもいいんじゃない?」

 

おい!?

 

「そうね。このままカメラはアタシたちだけで──」

 

『ちょっと待てーーー!?』

 

ほら、言わんこっちゃない・・・・・・。

 

「早く呼んでくださいよ~!」

「もうさぁ、うるさいんだよ。」

「「何がですか?」」

「アンタたちだよ!こっちは朝早かったのに・・・・・・。」

 

※2人は6時に起きたそうです。

 

「はい、じゃあ自己紹介して。」

「・・・・・・えぇ!?」

「私たちの扱い、雑じゃないですか!?」

「はい、NOASISのベース担当、屋良(やら)(つよし)です。」

「「あっ!?」」

「はい、同じくNOASISのキーボード担当、谷口(たにぐち)彩紗(あやさ)です。」

「ちょっ!?・・・・・・は、はい!同じく、ギターの宮崎(みやざき)吏佐(りさ)です!」

「先越された!・・・・・・同じく、ドラムの小野寺(おのでら)光一(こういち)です!」

「はい、この4人が『NOASIS(ノアシス)』でーす。」

 

映司さん、テンション低いよ~?

 

「映司さん!テンション低いっすよ!?」

 

ほら~、また言われる~。

 

「今日ね、朝早かったの。だからさ、察して。」

「ちょっとちょっと!?私たち、ゲストですよ!?」

「うん、知ってますよ?」

 

うわ~、緩~い。

 

「じゃあね、軽く説明すると・・・・・・この4人も同じ事務所です。で、主に僕たちQuartzerのサポートをしてくれてます。」

「そうですね。僕たちが、映司さんたちに『それぞれ楽器が弾けるので、バックバンドとして手伝わせてください!』って言って、バックバンドとして参加してますけど、たまに踊ったりもします。」

 

『楽器出来ます!』って言ったのに?

 

「もうね、『君たち『NOASIS』ね。』って言った後に『踊れる?』って言われたんすよ!」

「あの時は、ダンスナンバーっぽい曲もあったから、『出来るのかな~?』って思って。」

 

映司さん、凄い発想力ですね・・・・・・。

 

「でも、アタシとしてはこの4人は凄いんですよ!楽器の技術は、最初は平均的だったんですけど、どんどん上達していってね。」

「そう、ダンスも覚えが早くて。吏佐はこんな性格だけど──」

「うんうん、って、ちょい待て!?」

「でも、その曲にあった振り付けをちゃんと考えてくれて、本当に色々助けてくれる素敵な人たちとだなと思ってますよ。」

 

そうなんですね!

 

「凄~い!2人からこんな事言われるなんて~!」

「・・・・・・って、言っておけば僕の株が上がるかな?」

「「ちょい待て!?」」

 

映司さん、そのセリフはアウトだよ・・・・・・。

 

「でも、本当に思ってるよ!」

「うん、アタシも。でもね、アタシたちの株も上げたいからさ。」

「この2人が司会で大丈夫ですか!?」

「私も光一と同意見です!」

 

うるさ~い。

 

 

 

 

 




次回は自己紹介ではありません。それだけは言えます。

それと、最近『アークナイツ』にハマってます。
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