錬金術のアトリエ 1   作:東京のぷるぷる

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錬金術のアトリエ 10

錬金術のアトリエ 10

 

朝、コルちゃんと子供達、ソフィーで並んでキルヘンミルクを飲む。

そんな儀式が始まり出した。

 

……朝のカフェでホットミルク飲む必要無くなったなぁ……

そう思いながら、ソフィーはリュックを見る。

インゴットが入っていた。

……そうだ、ロジーさんに渡そうと思っていた2個のインゴット。

道理で、いつもより重いと思った。

 

遂にできたコルちゃん露店は、ストリートの噴水広場寄りのはしっこ……

鍛冶屋さんの前に出来ていた。

コルちゃん露店の店番に、コルちゃんと教会の子供達2人が居る。

なんかディーゼルさんが通り掛かり、子供達の様子を伺うと……どこかへ歩いて行った。

「あれ?今ディーゼルさんが通った?」

ソフィーはディーゼルさんを目で追うも、ディーゼルさんは、賑わうキルヘンベルのストリートに紛れた後だった。

 

「バーニィ先生もディーゼル先生も、僕らがいじめられたりしてないか、見に来るんだよ。職場によっては、僕らは手伝ってあげられなくなったりするんだよ」

子供が、そう話す。

逆に働きが悪くて、子供が注意される事もあるそうだ。

 

「……ディーゼルさんも、ちゃんと働いているんだねぇ……」

ソフィーは呟く。

「……そりゃ、先生だからな……ところでソフィー姉ちゃん……」

「うわ!何これ錬金釜じゃん!!」

子供の話の途中で、ソフィーは「練習用の錬金釜」が500コールで売られているのを見つけた。

「妖精の泥だんご」も安いし目を引く。

 

「ふふふ。ソフィーさんなら買うかと思いまして。仕入れちゃいました」

そんなソフィーに近寄り、コルちゃんは口許を隠して笑う。

「買うし!泥だんごも買うし!」

ソフィーは手持ちがあったので買う。

妖精の泥だんごは、錬金術材料だし。

「あ。それとこれを登録で。今ロジーさんに見て貰おうと思ってたけど、1つは登録するね」

ソフィーは、リュックから取り出したインゴットを、コルちゃんに渡す。

「うおおぉぉ!これは……錬金術インゴット!行商の人も扱っていなかったから、凄く助かります!」

コルちゃんは目を輝かせて、インゴットを受け取る。

「じゃあ、ロジーさんにも渡さないと……」

 

そんなやり取りの後、ソフィーは話していた子供を見ると、他のお客さんと話をしていた。

コルネリア露店に溶け込んでる……

 

 

ともかく、ロジーさんの鍛冶屋へと行く。

なんか壁に木の棒ばかり飾ってあった。

「あれ……?剣とかあったのに……」

ロジーさんは暇そうにライデン鉱を撫でてる。

「おう……ソフィーか……今、鉱石なら入荷してるぞ」

なんか、元気がない。

「あの……なんかあったんですか?」

ソフィーは尋ねる。

「売れたんだ……剣も何も。でも金属が手に入らなくてな……新しいのが打てないんだ……」

ロジーさんは遠い目をした。

「あの……あたしが作ったんですけど……この金属が使えれば……コルちゃんにも渡してあるので、増えて来ると思うし……」

ソフィーはインゴットを渡す。

「ソフィーが作った金属?」

ロジーさんは、インゴットを手に取る。

 

「これを……!?あの鼻たれお転婆な……ソフィーが……!?」

使える金属のようだ。

ロジーさんが、そんな表情をしてソフィーを見る。

……イメージ悪かったんだなぁ……と思う。

「嘘ぉ……鼻は垂らしてなかったよね?」

さすがに反論する。

「俺が見た時は両ハナぶら下げて、誰かを追いかけていたけどな……あまりに立派な青っパナだった記憶があるな」

ロジーさんは、平常心で答えた。

 

……そんな事してたっけ?……一体何歳くらいの記憶だろうか……

「ま……まあ……今、プラフタって言う本なんですけど……錬金術の師匠が居ますので……確かな手順で作った物なんですけれど……あと……鉱石下さい」

インゴットを手に、何かしら考えてるロジーさんから鉱石を買う。

ここの鉱石も安いし……

そしてライデン鉱で、ドナーストーン伯爵を閃く。

 

……そしてアトリエへと帰る。

時間があるなら12時間掛かる大調合、錬金釜の改良をしたい。

「おかえりなさい。ソフィー」

プラフタがお出迎え。

「ただいま。プラフタ……さて、錬金釜の改良、やるよ~……」

早速おばあちゃんの錬金釜のセットを外し、練習用の錬金釜をセットする。

小さくなると置物みたいなサイズになるし、中身があるように見えるけど、無くなる。

不思議なアイテムだ。

 

セットした練習用の錬金釜は大きくなり、中身が満たされる。

錬金術って……この家を作るのが1番大変な気がする。

「さて、カテゴリパワーのある材料が重要になりますよ……」

ソフィーは材料を練習用の錬金釜の中に並べて行く。

おばあちゃんの錬金釜に比べて広い……使いやすい……

「材料が左右で反転、もしくは回転までしてくれるくらい柔らかくて、広いのがいいけど……材料のパワーが足らない……」

結局は妥協して作る。

……歯痒いけど……ダークマターしか出来なかったあの頃と比べれば……いいけど……

 

 

12時間の大調合、とは言うものの、ほとんど浸け置き時間なので暇だったりする。

お昼過ぎに、コルちゃんがやって来た。

「いらっしゃ~い。あ、これが中和剤石鹸(青)泡立ち重視なんだけど、それと汚れ取りふわふわゼッテルね」

プラフタとおしゃべりしながら、ティータイムのソフィー。

コルちゃんに、ちょこっと調合品を渡す。

「おおおお……これは増やしやすそうな……増やしやすければ……お安く提供出来て、お客さんにも喜んで貰えるです」

コルちゃんはコンテナへと行く。

 

そして1時間くらいして出てくると、増やしたふわふわゼッテルと中和剤石鹸(青)をくれた。

「増やしやすかったです……これならお客さんに提供しやすいです」

ふわふわゼッテルは10枚になり、中和剤石鹸(青)は3個になった。

「ありがとう。改良とかしてみるね」

ソフィーはふわふわゼッテルと、中和剤石鹸(青)を受けとる。

錬金釜浸け置き12時間は、まだ終わらない。

 

 

夕方、オスカーが来た。

「オスカー!待ってたよお」

ソフィーは例の如く体当たりすると、抱きつく。

「なんかモニカに話して来ようと思ったんだけどな。居ないんだよ」

オスカーは、いつものおとぼけボイスで呟くように言う。

「きっとジュリオさんと一緒にイイコトしてるんじゃない?あたし達も負けてられないね!」

ソフィーはオスカーのほっぺたに、ほおずりする。

背丈が同じくらいなので、ほおずりしやすい。

「錬金釜の出来上がりは、私が教えますのでごゆっくり……」

プラフタはそう言うと、本棚の方に行った。

 

「でも途中で、モニカが訪ねて来たりしないかな……」

ソフィーと、暖炉に並んで向かうオスカーは言う。

……確かにそうだ……とソフィーも思う。

「じゃ、寝るだけにしよっか」

ソフィーが言い、オスカーが頷く。

 

アトリエで夕食を食べて、暖炉の前で不思議な毛布でオスカーを洗う。

少し濡らして擦るだけで、みるみる汚れが落ちる。

「これ、すげえなぁ………知らなかったよ」

オスカーも驚きだ。

「あたしも知らなかったんだけどね」

身体を洗う時間が早くなった。

それに、より綺麗になる。

 

そうして、ベッドでイチャイチャする。

「やっぱり……」

オスカーが、ソフィーの下着に手を掛ける。

「えへへ……大人しく寝てられないよね?」

ソフィーは笑う。

イヤらしい匂いがするって言って、やたらワレメを嗅ぎたがるようになった。

……鼻を鳴らされるのは、さすがに恥ずかしいのだけど……

 

「マナの柱が現れてから……変わったよな」

オスカーが言う。

……確かにオスカーがギンギンになった……

「ん~……わかんないけど、オスカーが嗅ぎたがるから……そこが変わったかなぁ……」

ソフィーはオスカーにしがみついて、心地好くぴくんぴくんしながら答える。

「ソフィーのここの匂いだよ。凄く興奮するんだよな………」

オスカーは太ももの付け根を揉み、ソフィーをぴくんぴくんさせる。

「んあっ……あっ……それっ……んうう~っ……」

しがみついていたソフィーは力が抜けて、オスカーから離れ、後ろに倒れる。

……なんか凄く弱くなった……慣れたような感じだったり……めっちゃ平常心だった時もあったのに……

 

そしてオスカーのいいようにされて、ハジケまくる。

お腹マッサージまで追加でされて、ソフィーはふにゃふにゃにされる。

 

「まだこれが治まらないんだよなぁ……あとソフィーが、すげえ可愛くなったよな」

ふにゃふにゃになったソフィーをお腹の上に乗せて、仰向けのオスカーは言う。

……腰を撫でて、お尻のふくらみを撫でてやると、ソフィーは恍惚の表情でオスカーのほっぺたに頬をつける。

「オスカーギンギンすぎだよ……あたしもうダメ……」

抜かずに3発出して、それでもギンギンなのだから、何かあるんだろう。

マナの柱が現れるまでは、そんなんじゃなかったのだから。

「可愛いなぁ……ソフィーは」

イヤらしくキスをして、眠った。

 

 

「ソフィー……なんて格好で……錬金釜の出来上がる時間ですよ」

プラフタが声を掛けて、ソフィーは目を覚ます。

「も、もう!?」

ソフィーは身体を起こす。

オスカーも目覚めた。

 

不思議な毛布に頼って身体を洗う。

そして下着を着けて、錬金コートを着る。

「オイラは帰るかな。ソフィーの匂いがする限り、無駄にギンギンになってるからな」

オスカーも服を着る。

「もー!匂い匂い言わないでよ!」

ソフィーは顔を赤くしてそう叫ぶ。

 

 

かくして夜中に錬金釜の改良が終わり……

早速新しい錬金釜に、束ねた金糸を仕込む。

銀いもに付く「変異物質」を付ければ、後々これで装飾品などを作った時に、防御+10とHPバリア回復という、破格の恩恵を受ける特性となっている。

しかも、この銀いもは、現状であまり無い………

「金属」カテゴリーのアイテムとして扱えるのだ!

 

ソフィー特性ノートに特性も纏めたけれど、現状ではこの特性がピカイチだ。

そして「変異物質」束ねた金糸を使ってクロースを作成する。

……もちろん、「変異物質」の付いたクロースとなる!

 

……プラフタとそんな錬金生活をしていると、もうすぐ朝……

そんな時間にモニカが来た。

「ソフィーが起きててくれて良かったわ。寝てたら引き返すつもりだったのよ」

まだ朝方の暗い時間……モニカはそう言って笑う。

「えへへ~……錬金術に今日も夢中でして……」

ソフィーは胸の前で指を遊ばせて、言う。

近況を少し話して、モニカはぷにちゃんの部屋へと行く。

 

「ちょっとぷにちゃんにお世話になりたかったのよ」

棚の廊下でモニカがそう話す。

「へえ……でも綺麗になるもんねぇ……」

ソフィーは呑気に話す。

そして2人は、ぷにちゃんの部屋へと入る……

 

「よく来た。時間は膨らます……までもなく膨らみそうだな……」

ぷにちゃんはそう話し、口を開ける。

「モニカもエロエロしてきたの?」

ソフィーがモニカにしがみつく。

「まあ、女の子が楽しいってソフィーの話も今、身をもって知ってる所よね……」

モニカから、にやけてしまうオーラが出て、ソフィーもにんまりする。

「モニカもエッチだもんね?ジュリオさんには、あまえんぼさんだし!めちゃめちゃ可愛い!」

ソフィーは、モニカの身体をまさぐる。

「もう!」

モニカも負けじとソフィーの身体をまさぐる。

「ひゃんっ!そこ反則だから!」

 

2人はそんなこんなで時間を膨らませて、ぷにちゃんの部屋で色々とまったり過ごして……

 

 

「じゃあ、プラフタ行ってくるね~」

ソフィーとモニカは、アトリエを出る。

どんより曇っていて、雨がパラパラ降って来てる。

「行ってらっしゃい、ソフィー」

プラフタは今日も、お見送りだ。

そして2人は広場へと歩く。

朝早くて空がどんよりしているから、街灯が光ってる。

 

 

「やあ。今日もよろしくね」

広場でジュリオさんが合流。

ジュリオさんは噴水広場がお気に入りだそうで、朝イチはここに居る事が多くなりそうだ、と世間話をする。

3人になって、ストリートへと向かう。

 

……そして八百屋前に、コルちゃんと教会の子供達が居た。

「おお。ソフィーさんではないですか……一緒にどうです?……あとジュリオさんも……ミルク飲むです?」

ホルストさんのカフェで、ホットミルクがサービスで出るから……と今日は遠慮する。

朝のミルクタイムは、コルちゃんと教会の子供達の、毎朝の儀式みたいになっているそうだ。

マルグリットさんが、「お陰で売り上げも増えてね」と笑った。

 

 

カフェで、ホルストさんがモーニングサービスを出してくれる。

依頼を受ける人なら、誰にでも出してるらしい。

「アダレット教会の騎士様が一緒に居るなんて、頼もしいパーティーになりましたね。ソフィー」

ホルストさんが言い、依頼と噂の書類を出す。

以前より厚い。

「なんか、依頼も増えてません?」

ソフィーが尋ねる。

「最近、このキルヘンベルも人が増えてまして。ソフィーの錬金術が、噂になっているみたいなのですよ。錬金術士はこの辺りにはどうした訳か、居ないらしいんですよ」

ホルストさんが言う。

隣国アダレットにも居ないらしい。

「ほえ~……あたしとコルちゃんが居るこの街は……今話題の街って事ですか~……」

ソフィーは感心する。

 

それで、はるばる遠くから集まるなんて、情報って早いんだなぁ……と思う。

「僕も錬金術士の噂を調べていて、ここに辿り着いた1人なんだけどね」

ジュリオさんが言う。

「そ、そんな話だったなんて……で、あたしの作った何が人を呼んだんですか?納品したアイテムって……まだ山師の薬とソティーくらいしかないんですけど……」

 

ソフィーは言う。

まだ噂になるアイテムなんてないのに……いや……ソティーかも……個性バッチリの、ソフィーのオリジナルのお茶……

素人の味、と評判だ!

「まあ、マナの柱の覚醒と錬金術士はセットだからね。マナの柱が覚醒した地域からは、素晴らしい力の宿った鉱物植物等々が、豊富に採れるようになるんだよ。今はその噂だね。マナの柱を知らなくても、こんな鉱物植物があった!とか噂になるから」

 

……作った物では無かったようだ……てゆうか……錬金術士の噂……じゃ、ないじゃん……

「まあ、とにかく行く所を決めないとだよな。木の依頼が多いみたいだし、獣たちの寄合所……なんてどうだい?あそこは様々な芋がある美味しい場所でもあるし」

オスカーが言い、ソフィーとモニカが賛同する。

甘いお芋なんて、大好きに決まってるし。

そしてキルヘンベルを出発となった。

 

 

雛鳥の林を抜けて先、木々が日差しを遮る、木漏れ日の道をひたすら行くと、獣たちの寄合所………

となる。

「ジュリオさんは元々強かったんだろうけど……モニカとエッチして何か変わった?」

ソフィーが尋ねる。

もう女性の身体の扱い方まで習った人だし、何でも話せる的な所がある。

「はははっ……かなり変わったよ。これほどの力があれば……まあ、まだ育てないといけないけれどね」

何の能力を得たのかは分からないけれど、ジュリオさんはモニカを見る。

「そ、そうよね……頑張らないと……ね」

モニカは照れて顔を逸らした。

 

ぷにちゃんに会えたら、能力は分かるみたいだけど、男の人とは会わない仕組みをしてるので、オスカーとジュリオさんの能力は分からない。

……ひょっとしたら、聞いたら答えたりするかもだけど……

「ぷにちゃんの力って凄いんだねぇ……あたしの錬金術も、ぷにちゃんのおかげで……そしてプラフタのおかげだもんなぁ……」

ソフィーは呟く。

 

……4人は歩き……お昼くらいには目的地、獣たちの寄合所。

 

……なので目的地寸前で、ちょこっとだけ木漏れ日の森の街道を離れた所の、小さな泉で野営をする。

ここでは紅いも、銅いもが採れるので、それを食べる。

「甘い~……これ好き!」

銅いもは甘く、その銅の皮で焼く紅いもも甘い。

この優しい甘さに、ソフィーもモニカも大絶賛した。

「オスカー……これ沢山持って帰ったら、街の人皆喜ぶんじゃないかしら?」

モニカもノリノリだ。

「うん。でもこいつらは腐るのが早いんだよ。特に銅いもは早いな。だから帰りに掘れば、当日と明日は使えるかなぁ……」

銀いもは悪くならないんじゃないか、くらい日持ちするのだけど、銅いもは悪くなるのが早く、紅いもはそこそこ大丈夫なのだそうだ。

 

「なかなか難しいのね………」

モニカは納得する。

芋の中には古くなると毒になるやつもあるから、要注意なんだそうだ。

 

 

ともかく、獣たちの寄合所へと到着したのは昼。

それからは採取生活。

キーファ、銀いも土いも、妖精の毒草と……

荷車をたちまち満たして行く。

キーファがでかい。

敵としては、キメラビーストが当たり前のように出てくる。

しかも緑プニをお供に連れて。

フラム大先輩、レヘルン先生を使って撃退していく。

こちらのダメージも大きいけど、何とかなる感じ。

 

「……ここにも豚ネズミ居るんだな。しかもなんだあのサイズ……」

フラム大先輩の爆発に、地面から出てきてうろうろ、まごまごする豚ネズミ達を見て、オスカーが呟く。

中にはオスカーと同じくらいの大きさのやつが居た。

「この辺りの豚ネズミが大きいのかしら……」

モニカも豚ネズミ達を眺めて呟いた。

もはや100kgクラスまで居そうなのだ。

雛鳥の林の豚ネズミ10kgクラスも、でかいと思ったけれど、アレは小者だったようで……

 

……夜の野営は豚ネズミの肉となった。

雛鳥の林の奥でもあるし、居るのだろう。

丸々と太っていて美味しい。

「教会の者としては、心苦しくもあるけどね」

苦笑いしながら、ジュリオさんが言う。

「ネズミの命は心を痛めるけど、芋の命は心が痛まないって言うなら、オイラは単なる無知のこだわりだと思うな。命を頂いて生きるのがオイラ達、生き物の宿命じゃないか」

オスカーが言う。

ソフィーは頷く。

……でもなんか険悪な空気になりそうでちょっと怖い。

「これは手痛いな。でもオスカーの言う通りだね。これから考えてみるよ」

ジュリオさんが大人だった。

騎士様が庶民に手を上げる訳にも行かない、と言う事だろう。

ジュリオさんは「こだわりを抜くにも時間は必要だから……」と、豚ネズミは食べなかった。

 

 

更にキーファを採取し、キルヘンベルに帰ると朝。

緑プニ汚れが凄くて、お互い笑う。

ジュリオさんが特に凄かった。

「ジュリオさんもアトリエで洗います?不思議な毛布に、中和剤石鹸(青)で綺麗になりますよ。モニカと一緒に使うといいですよ。終わったらオスカーと洗うから……ね!」

汚れたソフィーがオスカーを見る。

オスカーもかなり緑色になっている。

「なんか、便利道具の感想を求めてるのか?」

オスカーが鋭い。

「えへへ……まぁそうなんですけどね」

ソフィーが笑う。そしてジュリオさんに迫る。

「そういう事なら、使わせて貰おうかな……いいかな?モニカ」

ジュリオさんも、そう話してモニカに向く。

モニカが頷いて、4人でアトリエに行く事に。

 

 

「なんか、ソフィーっておおらかよねぇ……あのアトリエ、ソフィーの家じゃないみたいだわ」

アトリエへの山道……モニカが言う。プラフタしか居なくても、コルちゃんが出入りしているし……

「そう?でも不便な場所だけど、立派な家だもん。頑張ってるジュリオさんとモニカにも、使って貰いたいってゆーか……ジュリオさん、新入りだから宿舎が不便だって、言ってたからね!」

ソフィーはそう言って、杖を振り振り歩く。

 

 

そしてアトリエに着くと……先ずソフィーとモニカと、調達品でアトリエへ。

ぷにちゃんに綺麗にして貰うのだ。

「プラフタただいま~!」

元気良く帰る。

「おかえりなさい、ソフィー……表に知らない方が居ますね」

プラフタは窓の付近をパタパタと飛ぶ。

「なんと教会騎士団のジュリオさん、って言うんだよ。なんとモニカがね……」

開口一番、ソフィーはにやけながら……

「こら!ソフィーは何を言おうとしてるの!」

モニカがソフィーの口を塞ぐ。

……コイツ、絶対会った途端にエッチした……とか言いそうな空気を、素早く察知した。

……プラフタには既に話したのだけども……

「モガモガ……」

「あまり待たせちゃ悪いから……早く行かないとね!」

モニカはソフィーを連れて、コンテナへの地下扉の閂を外す。

 

 

ぷにちゃんに綺麗にしてもらい、ソフィーがアトリエから出てきた。

「あはは……じゃあジュリオさん、どうぞ。モニカは中で待ってますので……」

出てきたソフィーは、服こそ汚れたままだけど、髪と顔色があまりに綺麗になっていて、ジュリオさんは驚く。

「本当に凄く早いんだね……しかも髪も肌も凄く綺麗になってる……驚いたよ」

そう言って、ジュリオさんはアトリエに入る。

 

アトリエの外のソフィーとオスカーは、少し離れた場所で待つ事にした。

「あの毛布、便利だもんなぁ……」

オスカーは朝の空を見上げる。

雨に降られたり戦闘したり掘り起こしたり……

旅から戻ると、結構汚れていたりするけど……

空は綺麗だ。

 

「いつかあたしも、あんな毛布作るもんね!今の所は、ふわふわゼッテルだけど……プラフタと鋭意研究中でございます!」

ソフィーは自分のメモを眺める。

旅をしたりすると、メモ帳もなかなかのダメージを受けている。

「頼りにしてるぜ、錬金術士様」

オスカーは空を見上げたまま、そう呟く。

「えへへ……やる気はあるよ~っ!」

ソフィーは足をバタバタする。

これからの錬金生活も、やりたい事が沢山あるのだ。

 

 

そうして2人で話をしてると、モニカとジュリオさんが出てきた。

「ありがとう。凄いねあの毛布。毛布は汚れちゃったけれど……本当にいいのかい?」

ジュリオさんは申し訳なさそうに言う。

「すぐ落ちるからいいんです。それよりも、また旅先で頼りにしてます」

ソフィーは笑顔で返す。

そして、モニカとジュリオさんが帰るのを見送った。

 

 

……ソフィーとオスカーがアトリエに入る。

不思議な毛布を先ず洗って外に干して……

もう1つの毛布を使う。

プラフタは本棚へと向かう。

ソフィーとオスカーも身体を洗い、洗濯をする。

そしてオスカーは帰って行き、錬金術生活。

遂にマイスターミトンの作成。

 

 

お昼になり、コルちゃんが訪れる。

「こんにちわ~……」

嬉しそうな表情。

「どうしたの?なんか売り上げでも良くなったとか?」

ソフィーもつられて笑顔になる。

「実は……ロジーさんと結ばれまして……」

毎晩押し掛けて、遂に結ばれたと言う報告だった。

そういえば……

コルちゃんとぷにちゃんの部屋には行かなくなったけど……

今日もモニカとフル回復したばかり……

でも更に寝ちゃうと、浸け置き時間をどう過ごしていいのか分からないし……

 

でも!コルちゃんとコンテナへと行く事にした。

「生々しい報告をするには、ぷにちゃんの部屋だよね?」

ソフィーはイヤらしい笑みを浮かべる。

「嬉し恥ずかし気持ちいい……色々とぐるぐるしました」

コルちゃんは、そう言って微笑む。

……ソフィーから見ても可愛い……

 

「でもコルちゃん……ゴリ押したね~……」

ぷにちゃんの部屋の前、棚の廊下で服を脱ぎながらソフィーは言う。

「かわされる事がありませんでしたので……ロジーさんが優しい人で本当に良かったです。金属の調達も出来て、思う存分打てると喜んでいました」

コルちゃんも服を脱ぎながら言う。

服を丁寧に畳んでて、ソフィーも畳む事にした。

 

 

ぷにちゃんの部屋で、コルちゃんの体験した嬉し恥ずかし気持ちいい……

初めての2人のエッチを堪能する事にする。

「なんか、随分とウキウキしてない?そのウキウキで飛んで行っちゃいそうなくらいだね」

そう言って、ぷにちゃんがぷるぷるしてた。

 

 

………

鍛冶屋ロジックスの地下の寝室の記憶……

ソフィーは初めて知る場所。

シックな部屋の作りで、黒いソファーと、低いテーブルに置かれた、古びた銅のランプが目立つ部屋。

「なんか、布団で一緒に寝るなんて、恋人みたいです」

コルちゃんとしても、初めて通された鍛冶屋の地下の寝室。

いつも1階のお店の傍ら、カーエン石が入った壺の側のソファーで寝てたけど、お互いベッドで……

と、誘われて……

2人で明かりを落として、コルちゃんはロジーさんとベッドに入る。

 

……

……うわぁ……めちゃめちゃドキドキしてるよぉ……きゅんきゅんしてるよぉ……

その時のコルちゃんの、苦しいくらいのドキドキに、ソフィーもコルちゃんも、ぷにちゃんの中でもじもじする。

息苦しいくらいにドキドキしてて、決めた覚悟もどこかに飛んで行きそうな感じ。

 

……

「なんだか俺もコル助を意識してきて……なんだかコル助のドキドキとか移ったみたいだよ……」

今まで子供扱いだったけれど、ロジーさんはそう耳許で話す。

「へへ……ロジーさんも……ドキドキしてくれたなら、嬉しいです……でも私は……もう、爆発しそうなくらい……」

そう言い掛けた時に、布の擦れる音と共に抱き締められた。

「んあぁ……っ……はぁぁっ……」

肌襦袢のコルちゃんが、ロジーさんに抱き締められて、いつもよりも高い声で鳴いた。

ぴくんぴくんして、強く目を閉じて身体に力が入る。

 

「だ……大丈夫か……?」

ロジーさんは驚き、離れて、コルちゃんを気遣う。

コルちゃんは目を開けて、ロジーさんに手を伸ばす。

涙が零れて目の辺りが熱くて、ロジーさんが滲んで見えた。

「爆発……しちゃいました……」

コルちゃんに覆い被さるように身体を起こしたロジーさんが、視線を外して困った顔をする。

ロジーさんも照れて、真っ赤な顔をしていた。

 

「そ、そうか……なんかごめん……俺もこんな事をするのは初めてで……」

少し戸惑いながら、ロジーさんは謝る。

「泣いちゃうくらい、嬉しいんです……嬉し過ぎて苦しいなんて気持ちは、初めてです」

コルちゃんは両手を口許に当てて、ゆっくり話す。

「そ、そうなのか……そんな事を言われるなんて……光栄だな……」

ロジーさんは照れながら戸惑い、コルちゃんは身体を起こす。

 

あれだけ苦しかったドキドキも、落ち着いて来た。

「また……ぎゅっ、てして欲しいです」

そう言って両手を伸ばす。

「俺も……コル助をまた……」

ロジーさんが近付いて、身体を合わせる。

また強いドキドキが戻って、熱い涙がじわっとして、1つ零れる。

「あの……ちゅ~して……下さい……」

顔がすれ違って抱き合う2人……ロジーさんの耳許で、コルちゃんが小さな声で言う。

ロジーさんがほんの少し身体を起こし、ロジーさんの顔の影が正面に来た。

 

……

「初めて、女の子の唇にキスしたな……」

薄く開いた唇と唇が触れて、離れる。

「初めて……男の人と……キスしました」

コルちゃんはロジーさんの瞳を見る。

暗がりで、でも僅かに光る瞳……

 

……

「なんでまた……コル助は俺が好きになったんだ?」

もう1度、顔がすれ違って抱き合って、ロジーさんが尋ねる。

「分かりません……とにかく好きになっちゃったんです……キスしたら……もっと好きになりました」

コルちゃんは答える。

そしてコルちゃんも、ロジーさんを抱き締めるように手を回す。

「そ……そうだったな……」

抱き合って、お互いのドキドキを感じる。

 

……

……

……

お互いに、長い沈黙。

その後でロジーさんは、コルちゃんの両肩を撫でる。

「はぁぁ……はぅぅ……」

……布の擦れる音……身体をふるふると震わせながら、コルちゃんは息を吐く。

……どうしようもない、爆発してる気持ちを吐き出す。

吐き出しても吐き出しても、その気持ちは吐き出しきれない……

するっ、と肌襦袢がほどけて肩が出て、コルちゃんは、ロジーさんにしがみついていた、両手を降ろす。

そうすると、更に肌襦袢はほどけて、おっぱいが少し出るくらいまでほどけていく。

 

……

「はあぁぁぁ……」

なんかソフィーがぴくぴくしだした。

……あたしもこういう便利な服欲しい……

「ひゃああっ……あのソフィーさん……?」

ソフィーがそのままコルちゃんにしがみついて、コルちゃんもぴくんぴくんする。

「なんか初めてなのに色っぽくてずるい!コルちゃん!」

「そんな事言われても……」

2人でうねうねする。

「ちゃんと集中したいのですが……」

「あ、ごめんごめん……あたしも集中したいけど思わず……」

 

……

コルちゃんは肌に温い空気を、熱を感じて、強く目を閉じる。閉じてから、目を開ける。

「ど……どうしたらいいんだ?」

ロジーさんが聞く。

「どうしましょうか……あの……ちゅ~して欲しいかな……と」

コルちゃんは答える。

一番して欲しい事……と思って、それしか浮かばなかった。

……もう一度、開いた唇と唇を合わせる。

今度はさっきよりも長くくっつけて、離れた。

「はあぁぁ……」

ぷにちゃんの中で、色々と予習してきたけれど、こんな気持ちにはなった事がない。

モニカの初めては、なんか凄く上手くリードしてくれて……

ソフィーは、あまり覚えてなくて……

でもそんなのも、今はうまく思い出せない。

そのくらい、ドキドキがはじけ飛びそうで……

息が荒いのが恥ずかしくて……

足が落ち着かなくて……

 

「触って、いいか?」

ロジーさんの顔の影が、そう聞いた。

「はい……大丈夫です……」

コルちゃんは、恐る恐るそう答える。

「ひゃうぅっ!?」

熱い手が肩に触れて、コルちゃんは上擦った悲鳴を上げて、強く目を閉じる。

「あ、大丈夫か?コル助……」

ロジーさんは手を引っ込める。

「好きで……嬉しい……のがもう、どうにも……」

コルちゃんはぽろぽろと涙をこぼしながら、そう言って身体を震わせる。

「泣いてるみたいだけど、大丈夫……なのか?」

ロジーさんが心配そうに聞いた。

「大丈夫……です。もっと……あの……」

そう言うコルちゃんの唇に、唇が重なって……ロジーさんのてのひらは乳房を覆う。

「はあぁっ!」

コルちゃんの唇は開き、重なってる唇も開く。

唇の裏を濡らし合うような、そんなキスと、熱いてのひらの感触に、コルちゃんは堪らず身体をかくん、かくん、と震わせた。

「あっ!あっ……あっ……」

 

足が開いて、お股が濡れて溢れて……ハジケてる……肌襦袢は左右にはだけて、完全にとろけた気分になって、身体から力が抜けて、ベッドに沈む。

 

……

……初々しい~っ……

ソフィーは思う。

でもソフィーも、そんなだったんじゃ……

いや、痩せてる身体を見られたくなくて、脱いで見られたのは、結構経ってからだったような。

 

……

ロジーさんの唇が離れて、ロジーさんは身体を起こし、ベッドから離れる。

そして服を脱ぎ出した。

暗がりの中、コルちゃんは肌襦袢で涙を拭いて、そんなロジーさんの姿を眺める。

……ハジケた後だからか、凄くぼ~っとしていて、影が少し色を付けたなぁ……

と、ぼんやり思う。

少しだけロジーさんに見える影……

 

「コル助……いいのか?」

脱ぎ終わり、その影は言う。

「明かりを……ロジーさんがよく見えないもので……」

コルちゃんはそう言って、左手をロジーさんに伸ばす。

「あ?……ああ、明かりか……」

ロジーさんはまた、ベッドを離れると低いテーブル辺りを探る。

 

そして古びた銅のランプに、火を灯した。

 

暗闇に慣れた目に、古びた銅のランプの灯りが刺さる。

「普通、消して、って言うもんじゃないのか?」

そしてロジーさんは、横たわるコルちゃんを覗き込む。

「へへ、ロジーさんです……暗くて……ロジーさんではない人なのかと……思ってしまいました」

すっかり毛布をかぶったコルちゃんが、ロジーさんに微笑みかける。

 

……

2人とも……可愛いよおおおおお……ソフィーがうねうねする。

「あの……ソフィーさん……だだもれ……」

「しょうがないじゃん!コルちゃん可愛いぃ!」

ぷにちゃんの中、ソフィーはコルちゃんに抱きつく。

「うぐぐ……ソフィーさんのきゅんきゅんと……私のドキドキで苦しいです……それに恥ずかしい……です……」

「あたしも同じだよおぉぉ……!」

2人でうねうねする。

嬉しくて恥ずかしくてドキドキして……

きゅんきゅんする。

 

……

それから、2人はたどたどしく肌を合わせて、ちゃんと繋がって……

ゆっくりゆっくりと。

でもエスカレートしていく。

「ふあぁぁっ……熱い……ぎゅっ、て……ぎゅっ、てして……下さい……」

ロジーさんに、ハスキー眠くなるボイスで言う。

 

……

……何この可愛い生き物ぉぉぉ……

「生き物……!?」

そんなこんなで2人して、もじもじうねうねする。

思った以上に濡れてしまい、時間を膨らませ過ぎた。

 

 

「13時間も……どうするんですか……」

「きゅんきゅんしたぁ……なんか……疲れたよ……」

……取り敢えず眠る。

 

 

……起きても、13時間なんて消化できるはずもなく……

「……なんか……惰眠という贅沢を……」

コルちゃんはよく眠る。更に起きても眠ろうとしてる。

「コルちゃんよく眠れるねぇ……あたしなんか……退屈で死にそうだよ……」

ソフィーは6時間くらい眠ったけど、眠れなくなった。

ぷにちゃんの中でふわふわしたり、ぼよんぼよんしたりして過ごしてる。

 

「ぷにちゃんぷにちゃん……」

ぼよんぼよん着地ごろごろして、うつ伏せになった所でソフィーはぷにちゃんを呼ぶ。

「何?ソフィー」

「オスカーとかジュリオさんの能力って……どうなってるのかな?」

「ん~……ソフィーから、モニカからの情報があるから分かるよ」

「分かるの!?」

「うん。えーと……」

 

 

オスカーの能力は……

 

魔法HPMPLP……HPMPLPバリアを得る。

ダメージを受ける時、魔法を行使する時、疲労を受ける時に魔法のバリアが肩代わりする。

魔法……魔法を使える。また、技として常人離れした攻撃ができる。

マナの伊吹……この能力を持つ者の近くに採取物が現れる。

識別(植物)……この能力はマナの柱でなく、生まれつき覚醒している能力。植物と会話ができる。

 

「マナの伊吹凄くない!?採取物が現れるって……どうゆうことなの!?」

ソフィーは驚いてぷにちゃんに尋ねる。

「外でどんな作用を及ぼしてるのか、我には……分からぬが……」

ぷにちゃんは、老人ぷにちゃんの真似をする。

「ぷふーっ!間がそっくり!」

ソフィーは笑ってごろごろする。

「あたしも会ってみたいんだけどねぇ……」

ぷにちゃんは呟くように話す。

「話した事ないの?」

「無いんだよねぇ……あたしが寝てる時は老人の人格だって伝わってはいるんだけど」

「あ。あとそうだロジーさんの能力も知りたい!」

 

 

ロジーさんの能力は

 

錬金術、力。……新しい物を作り出す事が出来る。

錬金術、技。……特性を移す事が出来る。

特性適用。……特性を自身に適用させる。

魔法HPMPLP……HPMPLPバリアを得る。ダメージを受ける時、魔法を行使する時、疲労を受ける時、魔法のバリアが肩代わりする。

魔法……魔法を使える。また、技として常人離れした攻撃ができる。

 

 

「錬金術士じゃん!」

「そうみたいだね。まあ錬金術っていうのが、なんか凄く個性豊かで、ソフィーみたいに釜を使う人も居れば、使わない人も居る……って記憶はあるなぁ」

「釜って必需品だと思っていたけど、そこからあたしの誤解だったんだねぇ」

「まあ、釜を使う事で出来る錬金術とかあるんじゃない?アレを作るなら釜必須。コレを作る時には釜いらない。みたいに」

「そうなのかなぁ……錬金術士って色々なんだねぇ……」

「そもそも皆色々だよね。音楽作ってる人、物語作ってる人、料理する人……誰しもが何かに決めるんじゃないかな?」

「ほほ~ぅ……ぷにちゃんも人に詳しいんだねぇ……」

「そりゃ、ソフィーとモニカ、コルちゃんを美味しく頂いてるからね。勉強になってます」

「なるほど……エリーゼお姉ちゃんも引き込めたら……ぷにちゃんすごい物知りになれそう」

「それ……いいね!」

「さて……ジュリオさんはどんなんなの?」

 

 

……ジュリオさんの能力は……

 

魔法HPMPLP……HPMPLPバリアを得る。ダメージを受ける時、魔法を行使する時、疲労を受ける時、魔法のバリアが肩代わりする。

魔法……魔法を使える。また、技として常人離れした攻撃ができる。

 

 

「以上だね」

「モニカと同じくらいシンプルなんだね?」

「そうだねぇ……」

そんな話をして、膨らみ過ぎた時間を過ごした。

 

 




ここには、ゲームには無い、勝手に付け加えた設定を書いておく所。

[両ハナぶら下げてた話]
天真爛漫の証。ガチ天真爛漫だと、周りも引く。

[コルネリア露店]
化粧品や様々な器、謎の商品の並ぶ謎の店。見た目華やか。

[バーニィ先生]
教会の子供達を管理監督している先生。常にキルヘンベルをパトロールしている。

[ディーゼル先生]
教会の子供達を管理監督している筋肉先生。バーニィさんと行動を別にしている。常にキルヘンベルをパトロールしている。

ドナーストーン[伯爵]
雷の爆弾。ドナーストーン伯爵という名前の伯爵、どっかに居そう……

[汚れ取りふわふわゼッテル]
ちょこっと調合品。汚れ取り紙よりも低コスト。

[朝のミルクタイム]
子供達のテンションも上がる!

[エロエロ]
退屈な田舎街。夜に楽しい事と言ったら……

[森の街道を離れた、銅いもだらけの泉]
旅の道中に休憩ポイントが欲しくなったので登場。ゲームでも、ランダムイベントで泉が湧く。

[紅いも]
甘いおいも。旅をして良かった感じが、ここにある。

[銅いも]
銀いもの銅バージョン。紅いもよりも更に甘い。とろける甘さ。でも腐るのが早い。

フラム[大先輩]
凄い爆弾。お世話になりっぱなし。

[ジュリオさんのこだわり]
別にゲームに於いて、菜食主義者、という事でもない。というか、何かしら食べてるシーンがない。
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