錬金術のアトリエ 1   作:東京のぷるぷる

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錬金術のアトリエ 13

錬金術のアトリエ 13

 

「あのフリッツ、という人……腰の剣からただならぬ気配を感じた……かなりの熟練剣士じゃないだろうか……」

夜の帰り道、ジュリオさんがそう言って何もない道を振り返る。

「それは私も感じたわ。私達に気付かれずに真ん中に立っていた事もそうなんだけど……ただ者ではないわね」

レオンさんもジュリオさんの隣をそう呟いて歩く。

 

「本当だ!フリッツさんが言う通り、ピンクの苔が生えた岩があるぜ!」

「おお!ここにピンクのミミズが……居るですか!?」

オスカーとコルちゃんは、フリッツさんに聞いた、傭兵がよく使ったとするミミズを探して、荷車から離れて歩いていた。

昼は緑色の苔なのだけど、夜はピンク色になる不思議な苔に、そこに住むピンク色のミミズ。

このミミズが薬になるそうだけど……

干して粉にしなければならないそうだ。

 

「フリッツさんの言った通り、これがマルカリナムル……?の巣だね!空っぽの巣があるある!」

ソフィーとモニカも、また別の所でマルカリナムルと言う蜂の巣を採取して歩く。

これもフリッツさんから聞いた蜂で、蜜は全くないけど、上質なロウが採れる巣で、しかも空っぽばっかりなのだとか。

木のこぶにしか見えないので、知らないと分からない巣だ。

驚かせたお詫びに、と……

傭兵の薬のもと、人形に使うロウを教わった訳だ。

どこかの国でマルカリナムル、と呼ばれていた蜂は、キルヘンベルでは何と呼ばれてる事やら……

そうして夜の12時、キルヘンベルへと帰り着いた。

ホルストさんのカフェに行くには……

ぷに汚れてるし……

なので、手紙だけ渡して、アトリエに帰る事にした。

ぷにちゃんに洗って貰いたくもあるし……

 

 

コルちゃんの悩みもあって、オスカーとジュリオさんとは別れて………

と、八百屋辺りを歩いてると、ハロルさんがカフェから出て来た所に出くわした。

「あ~!あなた!完全に飲んでるじゃない!」

レオンさんに発見されて、なんか怒られている。

ハロルさんはすっ、とクールに顔を隠す。

そして姿勢を低くすると……

カサカサと時計店へと逃げて行った。

「カサカサ早いわね……」

モニカが妙に感心する。

確かになんかやたら早かった……

「あはは、酔ってるみたいなのに、すっごく早かったね」

ソフィーもその姿に笑う。

 

 

そして3人でアトリエに帰る。

「おかえりなさい。ソフィー」

プラフタが出迎える。

「プラフタただいま~!」

ソフィーが抱きつこうとして、プラフタがかわす。

「どうしてあなたは私を汚そうとするのですか」

「いや~……なんか出来心で……」

ソフィーが頭を掻き、でも更にプラフタを狙うコルちゃんに気づく。

「ちょっと!コルネリア!」

まるでネコみたいに、低い姿勢から飛びついたコルちゃんも、プラフタはかわす。

こちらもかなりのぷに汚れだった。

「プラフタさん……かなり素早いです……」

 

そんなこんなで3人で服を毛布にくるみ、ぷにちゃんの部屋へと行く。

「全く……イタズラっ子なんですから……」

プラフタはそんな3人を見送る。

 

 

「ロジーさんがヘンタイねぇ……でもオスカーも結構ヘンタイなトコあるけど……」

ソフィーはコルちゃんの悩みについて考える。

寝てる時にオモチャにされてるとかなんとか。

コルちゃんも寝たら起きない所があるから……

 

そして3人でぷにちゃんの部屋に。

「……よく来た……あまり疲れていないようだな……」

ぷにちゃんは口を開ける。

その中に入りながら、コルちゃんは続ける。

「オスカーさんのヘンタイとは、また違うのです……ぷにちゃんから伝わる分知ってる……はっ!……ソフィーさんを通す事で……ヘンタイな事でも……そんな嫌じゃない……みたいな感じになるのでは……!」

ぷにちゃんの中でそんな思いが巡る。

「でも……何回もしてるうち、過激になっちゃう時とかあるよね……とくにぷにちゃんパワーでオスカーがギンギンになっちゃうと、尚更だよね……凄く激しく腰振っちゃう時とかあるもん……」

ソフィーのイメージも巡る。

 

オスカーもサービスいいものだから、ソフィーをかなり狂わせてハジケさせてる……

そんな最近の思い出。

「ケ……ケダモノです……!?」

「ソフィー……それはまずいわよ……そんなぶつけ合っちゃ……!!」

相変わらずのソフィーのイメージに、2人は混乱する。

「でも……コルちゃんみたいにきゅんきゅんして……なんか触られただけでドキドキしてる時は……そんなきゅんきゅんドキドキを楽しみたいよねぇ……あたしも大事にされたいのに……って時もあった……はずだけど……あれ……イマイチ思い出せない……」

 

ソフィーのイメージが柔らかくなって、コルちゃんもモニカもため息をつく。

「ソフィーさんにオトメゴコロが残ってて助かったです……」

「本当……知りたくないぶつかり合いエスカレートを体験しちゃったわ……なんか汚れちゃった気分……」

「ええーっ!?コルちゃんもモニカも……馴れてくとそうなってくって!!」

3人で思いをぐるぐるさせる。

 

 

……朝になり、コルちゃんの悩みも何かしら思う所があったみたいだし……

コルちゃんもモニカも帰っていく。

 

ソフィーは錬金術生活に。

マルカリナムルの巣からロウを取り出す錬金術……

「図鑑には無いね……」

「まあ、物を分けるだけですのでちょこっと調合ですね」

プラフタと錬金釜に向かう。

「ピンクのミミズの薬も……ちょこっと調合だね……」

ソフィーは、緑色のミミズ達の入った瓶を持ち上げる。

「見るからに緑色のミミズですけど……」

プラフタは少し離れて、そう言った。

「夜はピンク色だったんだよねぇ……不思議」

ソフィーは瓶ごと、錬金釜に入れる。

どうせ瓶とも取り分けてしまうので、瓶ごと入れても問題ない。

そんなちょこっと調合をして、それでも朝7時。

図鑑はまだまだ白紙ばかりだ。

 

 

図鑑を埋めないと錬金術の発展も頭打ち……ソフィーは悩みつつ、新しい錬金術を求めて、キルヘンベルをさまよう事にする。

 

噴水広場に差し掛かると、冒険者と子供達が、大きな荷車を準備していた。

「あれ?モニカも。これどうしたの?」

ソフィーはモニカに聞いてみる。

ディーゼルさんも居た。なんか、ワイワイしてる……

「なんかね、巡礼街道に荷物を取りに行くんだって。これ……フリッツさんの作業台とかってやつじゃない?」

モニカはそう話す。

ディーゼルさんも、この依頼の報酬を教会に納める為、また子供達を見守る為にも手伝うそうで、フリッツさんの話をモニカに聞いてた所なのだとか。

「じゃ、あたしも行くよ。なんか目新しい錬金術を探して、ふらふらしてるだけだったし」

賑やかなのは好きだし、参加する。

ホルストさんに渡した手紙から、こんなでかい荷車の出動になったみたいだ。

畑の収穫の時に使う奴を借り受けたみたいで。

 

「じゃあ、ヴァルム教会号、出動だー!」

冒険者の人が合図をして、子供達とモニカ、ソフィーが手を上げる。

「おー!」

 

 

「冒険者って儲かるのか?ねえねえ……」

子供の1人が辺りを警戒する冒険者に話す。

「……まあ……それも要領次第、腕次第だな……」

冒険者の1人はそう答えて、1人の悪ガキはソフィーを見る。

「ソフィー姉ちゃん、最近ふっくらしてきて美人になったよなぁ……」

そう声を掛けて悪戯に笑う。

「ふふふ。荷車押すパワーも、以前よりあるんだよー!」

ソフィーは荷車を見つめる。

誰よりも役に立たないと思っていた自分は、今やそうではない。

そんな自信がもたらす笑顔。

とはいえ、行きの荷車は空っぽなので特に頑張る必要もなく……

 

「おっちゃん、頑張れ~♪」

「ディーゼルさん、凄い!」

筋肉男、ディーゼルさんが引く荷車にソフィーと子供達が乗って移動してたり。

しかし、ジュリオさんにも負けないくらい力強い。

そんな感じで巡礼街道へと、荷車と冒険者と子供達は進む。

2時間程で辿り着く道のり。

子供達の仕事の話や、冒険者の豚ネズミ取りの話……

色々な話を聞けた。

 

 

巡礼街道の指定の家……

フリッツさんが作業台をいじっていた。

荷車とソフィー達を見ると立ち上がり、荷車にぼろぼろの作業台、机や棚を皆で乗せる。

 

「本当に1人当たり1000コール払うんだろうな?」

冒険者の1人がフリッツさんに尋ねる。

荷車押して巡礼街道の往復だけで1人1000コールは、破格だ。

「勿論だ。これから私もキルヘンベルに居着くつもりだからな。近所付き合いは大事だろう?子供とてキッチリ払わせて貰うつもりだ。ホルストの顔も潰したくはないからな」

フリッツさんはそう言って笑う。

冒険者3人に子供達8人……ソフィーとモニカとディーゼルさん……合計14000コール!?

「フ、フリッツさんてお金持ちなんですか?」

ソフィーが尋ねる。

「ん……少し手持ちがあるだけでお金持ち、というのは当たらないな……」

フリッツさんは荷車の上で揺れる作業台を眺めて、そう答えた。

 

 

キルヘンベル、本屋近くの空き家が手配されていて、荷物はそこに運び込む。

冒険者、ディーゼルさんにフリッツさんは約束のお金を支払う。

子供達とディーゼルさんの分は教会に納めるそうだ。

「さて……貴重な作業台をしっかり運んでくれて、すごく助かった。これは約束とはいえ、心ばかりの礼だ。また、この街の事も……色々教えて貰えると助かる」

モニカにもソフィーにも1000コールを手渡す。

このフリッツさんというおじさん……

紳士な感じ……

「ありがとうございます!あと、そこの本屋さんもキルヘンベル名物なんですよ」

お金を受け取って、ソフィーはエリーゼお姉ちゃんの本屋を紹介する。

「私も、暇してたから付いてっただけなのに、なんか嬉しいです。ストリートに壺屋さん、教会側にヴァルム食堂、ホルストさんのカフェでも食事が取れますので立ち寄ってみて下さい」

モニカも、そう言ってお礼する。

「少し作業台を見て……食事はそれからにするとしよう……」

フリッツさんは余程作業台が気になるのか家に入り、別れた。

 

 

まだお昼過ぎ……でもお腹減った頃合いだし、モニカとソフィーでホルストさんのカフェに行く事にした。

「コルちゃんは、今日はどうするのかな?ロジーさんのトコで寝るとまたなんか……イタズラされてイライラしそう?」

ソフィーがモニカに言う。

「……コルちゃんも起きたらいいのかしらね?」

そんな事を話しながらコルちゃん露店に行く。

 

「おお。ソフィーさんにモニカさん。フリッツさんの引っ越しはどうだったのです?……ぼろぼろの塊を3つばかり運んでいましたが……」

コルちゃん露店の前を通った訳だし、袖をパタパタするコルちゃんに、そう聞かれる。

「凄く大事そうだったよ?着くなり作業台に取りついてたもん。そして1人1000コールも貰ったんだ。あんな沢山居たのに、皆にだよ!?」

ソフィーはそう話す。

そしてそのまま立ち話に突入する。

作業台とフリッツさんの話をして、昼食を取りにカフェに行く。

 

 

「……あ!ロジーさんの話忘れてたね……」

結構立ち話してたけど……ソフィーはカフェを前に思い出して、モニカを見る。

「なんか……悩んでないみたいだし……お仕事中にする話でもなかったから……いいんじゃないかしら?」

モニカもそう話し、一緒にカフェで昼食。

ホルストさんは、なんか忙しそうだった。

「明日、どうしようかしら?」

モニカが呟く。

「考えてなかったけど、外に出て仕事しないと……みたいな感じはするよね」

一応、明日はカフェからスタートでどこかしら行く、と決めた。

 

 

そして錬金術生活……色々とコンテナが充実してきた。フラム大先輩を追加しておいたりする。

「ふと思ったんだけど……」

自分用のマイスターミトンを作り、ソフィーが呟く。

「どうしました?ソフィー」

プラフタがパタパタと近づく。

 

「……このミトンって見えざる手となって戦う時に助けになる訳ですけど……」

ソフィーはマイスターミトンを装備してみる。

するとミトンは消えて……ソフィーはてのひらを開いて見せる。

「レシピ通りに出来ると……そうですね。そうなりますね」

プラフタはパタパタとソフィーの手を向いて、浮かんでいる。

「ゴーストって魔物がね、胴体から離れて……こんな感じの手袋を2つ使ってるんだよね……」

「……?」

「絵に書くと……こんな感じ」

ソフィーはゴーストの絵を描く。

絵心が無くても、ゴーストは描きやすい。

 

「こんな可愛い顔をしてるのですか?」

ソフィーの絵を見て、プラフタはそう尋ねる。

「顔は……まんまこんな感じで可愛いんだけど、手が離れてるんだよね」

ソフィーはペンをゴーストの絵に向ける。

本体と手がバッチリ離れている。あと、舌がでっかい。

「ふむ……繋がってないのですか……」

「そうそう。だからプラフタも、このマイスターミトンを手のように動かせたりするんじゃないかと思ったんだ」

「……なるほど……訓練次第でやれるかも知れませんね……」

「でしょ?やっぱ間に合わせでも、手があると何かしら便利だろうし、プラフタ用に置いておくね」

プラフタはパタパタとマイスターミトンに近寄る。

マイスターミトンもふわっ、と浮いた。

「おおー!」

ソフィーはそのマイスターミトンを見つめる。

プラフタもマイスターミトンに集中する。

今回は少し動くだけだった。

そして消えそうになっている。

 

「少し改良の余地アリなのかも」

プラフタとソフィーで、また錬金術談義を始める。

プラフタ用、マイスターミトンの作成も企んで。

 

 

「じゃあ、行って来るねー!」

……朝になり、ソフィーはアトリエを出る。

「はい。あまり無理な所には行かないように」

プラフタはそんなソフィーを見送る。

思い出してきた採取地は幾つもあるし、錬金術の幅が広がりそうだけれど、雛鳥の林~獣たちの寄合所、でも魔物の強さがハネ上がる事を考えると、先に行くのにも準備が要る。

……プラフタの手の話とか……

錬金術を発展させたいのは山々だけれど、1番大事なのはソフィーがアトリエに帰って来る事……

と、錬金術談義で話していた。

 

 

ホルストさんのカフェに6人が集まり、どこへ行こうか相談する。

木材需要と、更にいわくつきの木材の噂……

獣たちの寄合所に決まった。

 

「銀いも♪銅いも♪紅いも~♪」

ソフィーは変な歌を歌う。

「おいもの名産地なの?」

レオンさんがオスカーに尋ねる。

「かなり採れるんだよな……腐るの早いやつだから、現地でしか食べられない味なんだよ。甘くて旨いんだぜ?」

一行は獣たちの寄合所へと向かう……

 

 

そして獣たちの寄合所の手前、街道外れの泉……

またもや、ぬめぬめした溶けたヘビの群れみたいなのが、芋を掘って食べていた。

「え!?タコなんて居るの!?」

レオンさんが驚く。

「タコ?」

ソフィーもオスカーもコルちゃんも、首を傾げる。

「これ、タコなのかい?もっと赤くてハッキリした形だとばかり思っていたな……」

ジュリオさんも注目する。

 

「海にしか居ない生き物なんだけど……なんでこんな所に居るのかしら……」

レオンさんが考え込む。

そんな一行を尻目に、タコは泉へと入って行った。

「海の水みたいにしょっぱいって事もないんだけどな。この泉は」

何度か使ってるので知ってるんだけど、普通に綺麗な水の泉だ。

 

「タコって言うんだ……とろけたヘビの群れみたいなの」

タコの潜った泉を眺めて、ソフィーが呟く。

しかし、芋を掘って食べてる姿、これで2回目だ。

ともかく、野営する。

ソフィーもモニカもコルちゃんも、銅いもの甘さにご機嫌だったけれど、レオンさんには甘過ぎるみたいで、そんなに評判はよろしくなかった。

「ソフィーとモニカ、コル助が好きなのは7番の子供とか、6番の子供なんだよな。オイラの方がレオンさんには好みかも知れないな」

 

オスカーはそう言うと、また芋を掘って芋煮を作る。

銅いもは、親玉から下に、1番の子供、2番の子供と深く芋が出来ていて、大体3番から5番で終わる。

たまに6番、7番と出来ているやつが居て、深い子供程甘いんだそうだ。

この6番芋、7番芋が厳選銅いも、と呼んでいたり。

オスカーとジュリオさんの食べるのは、3番までしかない株の1番。

こちらは甘さ控えめなのだそうだ。

 

「もう、初めからそっちを出してよ~……っていうか、そんなに違う物なの?」

芋を煮るオスカーにレオンさんが言う。

「いや、レオンさんが若い子同様甘いのが好き、って言うから………」

どうやらレオンさんの、まだ若い子なのよアピールが仇になったみたいで。

作り直した銅いもの煮物は、甘さ控え目でレオンさんにも美味しかったみたいだった。

 

 

そして……

獣たちの寄合所での採取ライフは、お昼~夜中まで。

プニプニとキメラビーストを倒したりしながら、いわくつきの木材を拾う。

 

それぞれが立派な太さで、荷車がすぐにいっぱいになり、プニ汚れに雨にも降られて、帰る事になった。

「しっかし、全部バッチリ呪いが付いてるけど……これで何するのかしら?」

レオンさんが運ぶ木材を眺める。

ソフィーから見ても呪いのオーラが見えるけど、ジュリオさんとモニカ、コルちゃんとオスカーにはオーラは見えないようだ。

オスカーにだけは、怨嗟の声が聞こえてくるらしい。

「教会でお清めしたら、大丈夫なんじゃないかしら?」

「なんか、ヘンな物を引き受けたもんだなぁ……」

モニカとオスカーも呟く。

 

 

ともかく夜中の森の帰り道を行き、朝にキルヘンベルに到着。

まだ雨が降り続いていて、プニ汚れもなんだか少し落ちてた。

……そして解散する。

荷車の品物は、オスカーがホルストさんに提出してくれるそうで、アトリエ行きの物も運び込んでくれると言う。

 

 

ソフィーとモニカ、コルちゃんはアトリエへと向かう。

コルちゃん露店は子供達が暇そうにしてた。

「雨が降る日は、あまり売れてないの?」

モニカがコルちゃんに聞いてみる。

「まだまだ商品に課題はありますが……こんな日はそんなに売れてないです。注文、お届けが本命ですので」

プニ汚れてるコルちゃんはそう言って、少し寂しい笑顔を見せる。

「まあ……あたしのアトリエはまだ商売以前だからなぁ……」

ソフィーも寂しい笑顔を返す。

 

そんな昼過ぎ……

「そうそうソフィーさん、以前欲しがっていた肌襦袢、ソフィーさんの分もモニカさんの分も作ったのです」

そう言うと、コルちゃんは鍛冶屋さんへと入る。

そして魔法の蔦を編んだツタ袋を手に出てきた。

「あの寝る時の上品な服!?本当に!?」

「私のまであるの?なんか嬉しいわ!」

汚れてる3人でツタ袋を見つめる。

中身は見えないけど、コルちゃんの肌襦袢は、憧れの寝間着だし。

「特にソフィーさんは、めちゃくちゃ欲しいって思ってましたから……」

アトリエへと向かう山道、コルちゃんは話す。

ぷにちゃんの中で、そういう気持ちが筒抜けなのだ。

それに、エロエロに展開しやすいな~……とか思ったのも筒抜け。

「確かに!めちゃくちゃ欲しいって思ったもん!コルちゃんありがとう!」

はしゃぎながらアトリエへ帰る。

 

 

「おかえりなさい。ソフィー、モニカ、コルネリア」

マイスターミトンをふらふらさせて、プラフタが出迎える。

「おおー!プラフタが使いこなしてる!」

ソフィーが驚く。

コルちゃんはプラフタのマイスターミトンに手を伸ばす。

 

「まずは服や身体を、洗うといいのではないですか?」

プラフタはその手をかわし、窓際にふわふわと戻る。

机には、プラフタが読んでたと思われる本も置いてあった。

「あ!プラフタ、本を読みたくて頑張ったんでしょ?」

ソフィーがイタズラに微笑みながら声を掛ける。

「それはもう……ここの本達にも興味はありましたし、魔物と同じ方式とはいえ……手があるというのは、便利ですね」

そうして本を読むプラフタを脇目に、3人はコンテナへと入る。

 

「着てみたいけど、綺麗にしてからにしよっか……」

ソフィーは蔦の袋を棚に置く。

やっぱりこういうのは、綺麗なカラダで着ないと……

「そうね。なんだかドキドキしちゃうわね……なんとなくエロい服みたいなイメージあるから……」

モニカはそう話す。

コルちゃんがハダカ族にこれ着てるから、エロい服みたいなイメージ。

まあ、下着着ければいいだけなんだけど……

「エロい服……それはあんまりな……」

コルちゃんもショックを受けていた。

そしてソフィーとモニカは、 棚に乗せたツタ袋を見る。

 

 

「いらっしゃい、時間は止める?」

ぷにちゃんの部屋へと入ると、ぷにちゃんは口を開ける。

「なんだか、今日のぷにちゃんは商人ぽいです」

裸の3人が口の中に入り、それぞれの舌の上に身体を預ける。

「時間は止める感じで!」

「はいな」

ソフィーが思うとぷにちゃんが返した。

 

「ん……っ!あうっ!……なんであたしだけ……!?」

ソフィーの身体だけ、イヤらしいマッサージをされて、ソフィーは不思議に思う。

「モニカはなんかそんな感じじゃないし、コルちゃんは昨日男の子にガマンさせちゃったから、自分だけ気持ちいいのしたくないみたいだし……」

「ずるいぃっ!やばっ!それっ!」

ソフィーはハジケて身体を伸ばす。

肩のマッサージから二の腕にぞわぞわさせて………乳首と背中でイヤらしい気持ちになって………お尻の穴へ………そう感じるソフィーの感覚はモニカにもコルちゃんにも伝わる。

「そんな気持ちいいの……私もジワってしてる……」

「ぷにちゃんは相変わらず凄いツボを……突いてくるです……」

2人はもじもじして、ソフィーは女性器の中の弱い所にトドメを受けてびくんびくんする。

「少し時間が膨らみすぎたかも。ゆっくり寝てってね」

ぷにちゃんは眠らせるようにマッサージして暖め、3人は眠る。

 

 

目を覚ますと、ぷにちゃんは平たくなっていてコルちゃんとモニカはまだ眠っていた。

ソフィーは少し考えて、やっぱりモニカのおっぱいに甘える事にする。

まだ膨らんだ時間が終わらないみたいだし。

「モニカのおっぱい、そんなに安心するの?コルちゃんのおっぱいじゃダメなの?」

ぷにちゃんが尋ねる。

思いが伝わるので聞く必要は無さそうだけど、質問をする事で更に「どうしてだろう?」と思わせて答えを引き出せる。

「やっぱり大きいおっぱいに、お母さんを感じるからかなぁ……コルちゃんだと妹みたいな感じなんだよねぇ……」

ソフィーは答える。

お母さんはおっぱいの大きな人だったのだろうか……?

そして元気になると、ぼよんぼよんタイムが始まる。

なんで人はぼよんぼよんすると、笑顔になるのだろうか。

 

「うおぉっ!天井近い!」

ぼよんっと飛び上がり、ソフィーはてのひらを天井に付けて、落ちていく。

「あははっ!はははっ!」

モニカも髪を振り乱しながら、ぼよんぼよん跳ねる。

「これはっ!やめられないです!」

コルちゃんは壁に向かって、ぼよんぼよんして、三角飛びでまた、ぼよんぼよんして、違う壁へと飛ぶ。

 

 

そんな、ぼよんぼよんタイムを過ごし、ぷにちゃんの部屋を出る。

「さて!綺麗になった所で肌襦袢!着てみるよ~♪」

ぷにちゃんの部屋の扉の前、ソフィーはツタ袋を開ける。

 

薄い青の肌襦袢と、薄い緑の肌襦袢が入っていて、青がソフィー、緑がモニカのやつ。

「これ!凄くお洒落じゃない?素敵だわ!」

殆ど白……そんな淡い緑の肌襦袢に、モニカがはしゃぐ。

「あたしも!これ本当に素敵だよね!もういっつも着て寝るもん!」

ソフィーも大喜びだ。

「着れば着るほど、馴染んで行きますので、ぜひ使って下さい。こんなに喜んで貰えて、この肌襦袢は幸せ者です」

そんな2人を、コルちゃんは猫の目の笑顔で眺める。

普段着に着替えてアトリエに。

時間は昼過ぎのままで、プラフタは本を読んでた。

「では、お店に行かなくてはなりませんので……」

「私も、なんかたまにはジュリオさんと会いたい気分かな」

 

コルちゃんとモニカはアトリエを出る。

「いつも会ってるじゃないですか……」

「それはそうなんだけど……そうじゃないのよ……」

そんな2人の声が遠くなっていく。

 

「あの丈夫そうな袋は、何だったのです?」

ソフィーと一緒に、2人を見送るプラフタが尋ねる。

「へへ~……新しいパジャマだよ!コルちゃんのパジャマがお洒落で羨ましいって思ってたら、作ってくれたんだ~♪」

「それはそれは。ソフィーは単に下着で寝ているようでしたから、パジャマがあるのはありがたいですね」

「だよね~……さて……何を作ろうかな……プラフタ師匠」

錬金釜の前に歩き、ソフィーはプラフタを見る。

プラフタは窓の方を向いた。

「それはともかく、お客様のようですよ?ソフィー」

ソフィーも窓を見る。

昼過ぎ、雨上がりの緑がキラキラしてて、荷車を運ぶオスカーとフリッツさんの姿が見えた。

 

「お客さんだね。それに今回の素材も届くみたいだし、お茶入れないとだね」

ソフィーはちょこっと調合、普通のソティーの準備をする。

これが1番得意かも知れないな……

と、ふと思う。

 

「どうぞ。今お茶の準備をしていますので」

マイスターミトンを使い、プラフタがドアを開ける。

「おおー!なんかドアが勝手に開いたように見えたな」

オスカーがアトリエ前に荷車を置き、雨に濡れた外テーブルを拭く。

「ここが錬金術屋敷……いやアトリエか……なかなかどうして立派なものだな」

フリッツさんはアトリエを眺めて頷く。

そして開いたドアから見えるプラフタを眺める。

「君がソフィーの錬金術の師匠、プラフタだな。オスカーから少し話を聞いた……私は旅の人形師、フリッツと言う。色々と頼みたい事がこれからもあるかと思う……是非とも宜しく頼む」

フリッツさんは丁寧に頭を下げる。

「な……なんと礼儀の正しい人なのでしょう……こちらこそ宜しくお願いします。……人形師……という事は人形を作っているのでしょうか?」

 

プラフタが尋ねるとフリッツさんは顔を上げる。

「今は人形を作る為の作業台を直している所だが……人形を作り、人形劇などをしたりしている。それでは生計が立たぬので、傭兵も生業としていたが……今は冒険者のような者かな……」

そう話す所に、お茶とお菓子を持つソフィーが顔を出す。

「えへへ~……ようこそフリッツさん。外れの山奥で驚きました?」

ソフィーは外テーブルにお茶とお菓子を並べる。

「いやいや、途中にコルネリアとモニカにも会った。いい所だと思うぞ。これからの生活も楽しみになるというものだな」

フリッツさんはにこやかに頷く。

 

「荷物、コンテナ前までは入れておくぜ?」

オスカーが荷車の荷物をアトリエに運び込む。

コンテナに入れるのはソフィーの仕事。

男の子が居ると、ぷにちゃんへの道でもあるコンテナは、開かなくなる。

「ありがとう、オスカー。じゃあ、ちょっとしまって来るね」

ソフィーはアトリエの中に入る。

荷物を運び込み、オスカーが出てアトリエのドアを閉める。

 

 

………

「なんか、マナの柱とやらが……って話しても良かったのかな……こんな事……」

外のオスカーが、フリッツを向いて……話しかけて止める。

「適当ではないな……だが私はマナの柱の事を良く知っている。この地に来たのもマナの柱の力に呼び寄せられて来ているようなものだ……」

フリッツはそう言うと、外テーブルに置かれたお茶を口にする。

「え……?それって……?」

オスカーは思う。

マナの力を受けた女性と交わる事で、覚醒する力がある。

……それが……目的……?

 

「ふふふ……マナの力が目覚めた土地で採れる素材は……そこから出来る人形をも、生き生きとさせるのだ。……更にこの地に残された名も無き人形師の作業台!……ふふふふふ……私は未だに見た事もない魂を持つ人形を!この手で……!作り出せるかも知れないのだな……!ああ……!」

なんか自分の世界に入り出した。

 

……

そんなこんなして……

荷物をコンテナに入れ終えたソフィーも、外テーブルに座る。

「雨上がりのキラキラした緑、綺麗ですよね……」

ソフィーはフリッツさんを見る。

何故か立ち上がったまま、両手を震わせる謎のポーズをしている。

 

「あ……おお、思わずまた……人形の事を熱く語ってしまったようだ……」

フリッツさんは我に返り、ソフィーを見る。

倒れた椅子を直して座ると、幸いにもこぼれなかったお茶の続きを口にする。

「あ……あはは……人形、お好きなんですね?」

ソフィーも座る。

「まあ……大好きだな。まあ……それはともかく、作業台の修復に錬金術で作る木材、スプルースがあれば……と思ったのだ。あれは初歩の錬金術で出来ると聞く。ひょっとしたらここなら手に入るかも知れない、と来てみたのだ」

意外にもフリッツさんは、他の国で錬金術士に出会っていて、錬金術の品物に詳しいみたいだった。

「図鑑が埋まらなくて少し困っていたんですよ!スプルースなら、銀いもパワー付きのがありますので、ちょっと錬金術の品物の話、聞かせて貰えませんか?」

ソフィーは目を輝かせる。

そしてアトリエに戻る。

 

「ありました、これで大丈夫ですか?」

スプルースを2つ持って、またソフィーは顔を出す。

「おお!これだこれ!しかも……良いな。これからの希望……分かるぞ……これから色々な物を作ろうとする期待……気合い……良い思いに満ちている。図鑑を見れば、何かしらヒント的な事は言えるかも知れないな。少し拝見してもよろしいかね?」

 

スプルースを抱いて上機嫌なフリッツさんに、中和剤(緑)中和剤(黄色)マナフェザー、リフュールボトル、モノクログラス、クラフト、シュタルメタルの話を聞かせて貰った。

 

 

「む?もうこんな時間だったとは……」

……長いお茶会になって夕方になり、フリッツさんは窓から外を見て、夕暮れに気付く。

そしてスプルースを大事そうに抱えて帰り、オスカーとソフィーはその後ろ姿を見送った。

 

「しかし、あのフリッツさんは錬金術にも詳しいんだな……色々と物知りみたいだ」

オスカーが、おとぼけボイスで話す。

その側をプラフタが、パタパタと飛んでる。

「そうですね。他の国、他の街での錬金術士の話、とても興味深い物でした。片田舎であるこの場所しか知らない自分を恥じる思いでしたね」

パタパタしながら、プラフタがそう答える。

「フリッツさんに色々な話を聞くのって面白そうだよね~……」

ソフィーはメモを見直しながら呟く。

「フリッツも時間を忘れて話していたみたいですし、ソフィーもオスカーも、彼とは気が合うのかも知れませんね」

「オイラとも気が合いそうな感じがしたな。植物の名前とか、詳しかったもんな」

季節の話とか、花の頃合いで話す辺りに、凄く知性を感じるオジサンだったから、オスカーは感心する。

「さて、夕食でも作るかな。今日は香りに一段とこだわってみたい気分だな」

オスカーが言う。

 

「じゃ、釜から香り材料も出すね」

ソフィーは錬金釜に向かう。

夕食の食材もリストアップしてくれるから、便利この上ないけど、調合浸け置き中は出せない。

夕食の献立を、芋のスープに焼いた豚ネズミ肉として、食材を取り出す。

豚ネズミってば、すっかり普段使いのお肉になった。

 

 

夕食後に身体の洗いっこして歯磨きして……

プラフタは早めに本棚に収まってる。

「今日からあたし、パジャマがあるんだよ!コルちゃんに貰ったんだ~♪」

暖炉の側で夕食に使った食器を洗いながら、ソフィーはそう話す。

「おお~……それは早速見てみないとだな!なんかどんどん貧乏生活イメージも無くなっていくな!」

ソフィーの洗った食器を拭きながら、オスカーはテンションを上げて言う。

「確かに。そう考えると、コルちゃんってお姫様なのかな?」

パジャマをくれたコルちゃんを思う。

カエルとか泥蛇とか皆で食べてたけど、コルちゃんだけは衣装が華やかだし。

「商人の家系で羽振りがいい、とかじゃないか?」

「ん?そうなるとオスカーもパジャマ着てないとおかしいじゃん?」

「オイラ、家じゃパジャマだろ?ソフィーも見た事あるハズだぞ?」

「あ!あの赤いやつだ!そっかぁ……アトリエまで持って来てないだけかぁ……」

そんな会話を繰り広げて、食器も洗い終わると、ソフィーはいつもの下着姿から、肌襦袢に着替える。

下着に肌襦袢を重ねて着てもいいんだけど、ハダカに肌襦袢の方がエロエロしやすいし、素敵セクシーだし、コルちゃんもそうしてたし。

 

 

「おお~!」

肌襦袢を着て、オスカーに見せる。

オスカーは青い三白眼を見開いて、感嘆の声を上げた。

「どう?可愛い?」

ソフィーは両手を広げて、くるりと回って見せる。

「すげえ、オイラびっくりしたよ。なんかオリエンタルな感じなんだな~」

オスカーは少し姿勢を低くして、ソフィーを見つめながら言う。

「オリ……え?」

ソフィーは聞いた事の無い単語に戸惑う。

「東の国の物語っぽいって事だよ。本屋の挿し絵なんかでたま~に見かける時が、あるんだよな。そんな挿し絵がさ、飛び出て来たんじゃないか、って思ったよ」

オスカー片眉を上げて、顎に手をやるいつものポーズでそう話す。

「またまた~♪上手い事言い過ぎじゃない?」

ソフィーは照れ笑いを浮かべて、袖をぱたぱたする。

「そんな事ないさ。ソフィーも丁度さ、挿し絵に出てくる女の子くらい太くなってきたからな」

そう言われながら、オスカーに抱き上げられる。

「えへへ~……おっ?あれ……?」

「ああ~……やばい可愛いすぎるよソフィー……」

鼻の下を伸ばしたオスカーが、衿から覗く肌をすんすんしながらソフィーをベッドに運ぶ。

「えへへ~……」

そんな求めて来るオスカーに、ソフィーはニヤケ笑いして、頬をぺたぺたする。

そんなアトリエの夜、オスカーとイチャイチャラブラブして寝た。

 

 




ここには、ゲームには無い、勝手に付け加えた設定を書いておく所。

[ピンクの苔]
ふわふわの苔。昼は黄緑色で、夕方に黄色くなり、夜にピンク色になる。
[ピンクのミミズ]
ピンクの苔に住むピンクのミミズ。昼間は、ピンクの苔が黄緑色になるので、ミミズも黄緑色になる。夕方は黄色くなり、夜にピンク色になる。

[マルカリナムルの巣]
社会生活をしないハチ。小鳥のようにオスとメス、番で巣を作り、子育てをする。卵が孵ると親も子も巣を出て行って空っぽになるのだとか。

[物を分ける調合]
ちょこっと調合により、卵だと、カラと白身と黄身を分離したり出来る。基礎となる調合技術。

[ピンクのミミズの薬]
風邪に効くんだとか。

[大きな荷車]
畑の収穫の時に使う、5人くらいで押したり引いたりする荷車。収穫まで乗せたら、10人がかりなんだって!

[ディーゼルさん]
筋肉先生。

[タコの泉]
おいも大好きなタコが住む泉。
[タコ]
とろけた赤い……謎の生き物。

[怨嗟の声]
一体この木材に何があったのか……

[プラフタの手]
プラフタ用マイスターミトン。本が本を読むという、夢にも見なかった光景がここに。

[ツタ袋]
魔法の蔦の細かい所を、干して編んだ袋。
[ほんのり薄い青の肌襦袢]
ソフィー用にコルちゃんが用意してくれた肌襦袢。ほとんど白いけど、ほんのり青い。
[ほんのり薄い緑の肌襦袢]
モニカ用にコルちゃんが用意してくれた肌襦袢。ほとんど白いけど、ほんのり緑色。

[ちょこっと調合、普通のソティー]
その日の色んな葉っぱの香りを、錬金術によりあれこれして、いい感じになっている。

[オスカーの赤いパジャマ]
八百屋のオスカーの部屋で、オスカーが寝る時は赤いパジャマを着てる。ふわもこ。
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