早くも学校で異常事態なRTAはっじまっるよー
時刻は16時と少し。どうやら学校内までパンデミックが波及したようです。
校内放送ではひっきりなしに避難を呼び掛け、一方職員室の内線では「非常3号体制発動」とばかり連呼しています。
こんな事態すら想定して対策している学校の鑑。日本一やお前!
ところが、これはほぼ役にも立ちません。何が日本一やお前!
実は非常時の体制に関しては4つあったり3つあったりはたまた無かったりと周回ごとにランダムで、特に対ゾンビ戦時体制が決められていないと結果的に教師陣は壊滅します。
また、たとえ体制が定まっていてもモブの先生達が弱ければそれだけ早く安全圏の崩壊を迎えます。よって、早い内に生徒を避難させられるようタチに遠隔放送させています。
内容としては、ゾンビは危険で理性がないことや複数人で協力してかまれたりしないように制圧することを指示すれば、常々半分くらいは残ります。
では、さっそく放送室とのマンツーマンレッスン-新しいライフスタイル-を開講します。
適当な奴一人は必ず放送室に逃げ込むため、そいつを媒介として学園生活部とつながりを作りましょう。
ただ、決して最初の一人だけでストーリーを進めてはいけません。
学園生活部の面面と出会うまでは見知らぬ奴から指図を受け、それに従わなければならないという状況が発生します。
責任や重圧に弱い生徒はすぐ波乱の人生という道から逃げてしまいます。
その場合には代わりの生徒がやってこないこともないですが、放送室内で自殺されていると部屋に入ってくれず代理として使えません。
放送室との直接接続が完了。
これによりテレビ電話のように通話ができ、向こうの様子も汚い画質ながら分かります。
ホラホラ見ろよホラ!ちっこい女っぽいのと普通の男、2人も避難してきてますよ!これは安泰だぁ…
「う、ぐぼばぁっ。」
アイエエエ!?ヒトゴロシ!?サツジンキナンデ!?
面倒なことになってしまいました。
理由がどうであれ、人をナイフで躊躇なくメッタ刺しにして殺すキャラが一人学校にいるというだけで生存者の命は途端にシャボン玉と同等になってしまいます。
これはさっそく交渉せねばなりません。相手は音声・カメラともに接続されていることに気づいていませんが話しかけます。
選択肢はなく直接打ち込みか音声入力となりますが、圧倒的に音声入力のほうが早いです。
現状把握のため、とりあえず刺したものがゾンビかどうか聞きます。
マル被(被疑者)の返答はためらいがちかつ場当たり的なものでしたが、ゾンビだったようです。
ここで「28か所の刺し傷だぞ!確実に殺したかったんだろ!」と問い詰めることもできますが、解決どころかより被害が拡大する可能性が大きいため一旦話題を変え、殺人意識を離脱させます。
まずは自己紹介をし、経緯の説明をしてもらいます。
そうすることにより、こちらだけでなく相手もよりこの事態を理解できるようになり、こちらからの助言や指示を聞きやすくなります。
そのあとにこちらから今後の予定について聞いておきます。
相手の名前は月潟 燕(ツキガタ ツバメ、以降TBM姉貴)、小柄な女です。
なんとなく不安げで落ち着きのない性格のようでソワソワしていますが、こんなキャラがいるなんて聞いていません(こぐま部長)。
まあ大方ランダムキャラでしょうね。最近のアップデートからやたらとモブとしてのランダムキャラの出現が多くなり、その分ルートも安定しません。
つまりは親譲りのオリチャー作成能力が重要となってくるわけです。
かなり複雑怪奇で千変万化、阿鼻叫喚の酒池肉林に飛び込んでるわけですので一体なにがあろうと不思議ではありません。
アップデート後のこのルートのRTAは私が1人目の走者ですので、どんな形でさえとりあえずここを走り抜けたら世界1位なわけです。これからは気楽に最善の選択をしましょう。
とりあえず、最優先の事項として聞き出した要素は「食料」です。
学校の公用パソコン内の情報を知らないうちにゲットしていたのでありがたく使わさせてもらいます。
内容としてはマップ・各部屋の摘要・各号体制とその事例などが画像やテキストファイルとして、またパスワードのかけられたファイルも入っていました。
パスワードの解読は不要です。マップをちらりと見ることがアイテム出現フラグに繋がります。
家庭科室が学生食堂と兼用であるこの学校に対し、タチが(まるで私の学校みたいだぁ・・・)と、とても親近感を抱いてしまいます。
ちなみにここはただのロスです。
食料確保に関しては食堂か購買に行くのが手っ取り早くかつ確実な手段となってはいますが、1日目から1階まで行かせるというのはどのような観点から見ても無謀です。
よって、1日目は基本的に"へそくり"を消費してもらうことになりますが、早々と食べさせてしまうとあっという間に無くなってしまうのでぎりぎりまで雑談などで遅延行為します。
1日目は屋上組がそのまま屋上で寝泊まりすることになりバリケードが築かれてしまうので、なんとかここで一夜を明かしてもらいます。
現在タチは自宅から飯を食いながら通信してますが、さすがにTBM姉貴もおなかが空いたようで特定の方向を除きあたりをキョロキョロ見回しています。
特定の方向とは死体のあるほうですね。
さすがにこの小柄な見た目で物理的な肉食系女子ではないようです。
では、さきほどのファイルを見るという行動によって出たアイテム「各部屋の摘要」を使用し、放送室内に隠された放送部秘伝のお菓子という存在をほのめかします。
摘要欄には「放送部員による菓子類持ち込み多発。」とあり、ほぼ確実に50個ほどが隠されています。
しっかりと今後の長期に及ぶサバイバルを見越したうえで「今日は菓子1袋まで」と約束を取り付け、
放送室という狭いドッグランに獣を放ちます。
あちこちを嗅ぎ回り、やがて窓にかかるカーテンの縫い目に突っ込まれた棒状のお菓子を嬉しそうに持ってきました。しかし、それは縦に10センチちょっとで太さも親指と人差し指で作ったわっか程度。
可哀そうなのでもう一本追加を許可しました。
50個ほどのお菓子はカーペットをめくった床下にあるので、今日のところは+α分で済みました。
美味しそうにお菓子を頬張るTBM姉貴に対し、その顔を無表情に見つめるタチ。
そういえば、タチの家には食料だけしかなくお菓子がありません。
これは後日父に頼んでおきましょう。タチの家から20分ほど歩けばコンビニは複数ありますし、更に10分かければ大きなデパートに着けます。
では、そろそろ就寝の時間となったのでまた明日と言いましたが、寂しいので繋いでおいてほしいとのこと。
うーん、最高!(母性の目覚め)
今日のところはパソコン前で眠ることにしました。
学校もまだ電気は来てますし、空調が機能しており快適なようです。
さすがに明日には死体を片付けないと屋上組を迎え入れられませんので、早いうちにモーニングコールをすることにします。
次回へ続く。