これはとあるマスターの物語   作:メルトソニア

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導入ラストと書いたな...あれは嘘です。(入り切らなかった...。)という訳で次回にはかならず導入終わらせてオルレアン編を書くんだ...。


人見知りマスターの冒険譚 0-4

ライダーと話をして部屋に戻った私は、ライダーに抱いた不思議な感覚に頭を悩ませつつ今日はもう寝る事にした...。

「...握手なんて何時ぶりだったかな...。」

そんな事を呟いて...。

「フォウ」

「うわっ、びっくりした...。フォウ君、居たんだね...。」

部屋にある椅子の上にフォウと呼ばれている、不思議な生物が居た。

「...ごめんね今日はもう寝るから、ドクターの所でも行っておいで。」

そう言うとフォウ君は短く「フォウ」と言うと私が開けた扉から外へ出ていった...。

 

(...相変わらずフォウ君は可愛いなぁ...。)

そんな事を考えていたら、私はいつの間にかベットの上で意識を手放していた...。

 

「あれ...私いつの間に寝ちゃってたの...。もう朝...

?」

机の上に置いてある時計で時間を確認する...。

午前7時、これならもう起きていいかな...。重たい体を起こして、何時もの様に支給されている端末で今日の予定を確認する。

「えっと...今日もまだ新しい特異点が確認出来ていない為、今日はシミュレーションを使用した戦闘訓練...」

...私は何かを気付いてしまったかのように、シミュレーション参加メンバーを確認した。

「やっぱり...ライダーも参加に入ってる...。」

今までだったら私とマシュの2人だけで参加していたが、ライダーも参加するとなると今までと違う戦闘方法が必要になるし、マシュ以外の人と咄嗟に指示が出せる自信がなかった...。

 

...作戦を考えていると、私の近くに置いていた端末からシミュレーションルームに来るようにダ・ヴィンチちゃんから連絡が入っていた。

急いで支度をして廊下や階段をかけ登り、カルデアスがある中央管制室まで移動した。

 

(...相変わらず何度も見ても綺麗だなぁ...)

そんな事を思いながら、ドクターとダ・ヴィンチちゃんに話しかけた。

「...おはようございます。ドクター、ダ・ヴィンチちゃん。」

「やぁ、おはようだね。マスター君。」

彼女は、ダ・ヴィンチちゃん。真名はレオナルド・ダ・ヴィンチ。彼女のサーヴァントではあるが私が召喚した訳ではなく、カルデアでの3番目の召喚に応じてくれた言わばカルデアと契約したサーヴァントである。

生前から設計図や機械制作などをしており、世界的に有名な絵画、「モナリザ」を描いたのも彼女である。

このカルデアでは、彼女はオペレーターやサーヴァントの霊基の担当である。

「おはよう、マスター君。今日の体調は...良さそうだね。」

彼はドクターロマニ。カルデアで医者をしており、私のバイタルチェックや体調管理等をしてくれている。ただ、私と同じようにあまり過去の事は教えてくれない。

 

2人とも私が喋れる数少ない職員である...。

 

そんな挨拶をしているとマシュとライダーが一緒に入ってきた。

 

「おはようございます、先輩。」

「...おはようっす、マスター。」

 

「...お、おはよ...う。」

(やっぱり無理...)

そう思いながらも何とか挨拶は声になってくれた。

 

それからダ・ヴィンチちゃんから戦闘シミュレーションの説明を聞いて、シミュレーションルームに移動した。

そこまでの移動の間に何か喋ろうとも思ったけど、私の口がゆう事を聞いてくれなかった...。

 

「今日は私達も見ておくから、安心して戦闘してくれたまえ。ではいくよ。」

 

ダ・ヴィンチちゃんがそう言うと私達の周りの風景は、緑豊かな平原へと変わっていた...。

 

 

 

 

 

 

 

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