狂犬と電犬と   作:隠神カムイ

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隠神カムイです。

続くかはわかんないけど最高潮にるんって来たのでやります。


プロローグ 突然の出会い

ポケットモンスター、縮めてポケモン

 

この星の、不思議な不思議な生き物

 

海に森に町に、その種類は、100、200、300、いや、それ以上かもしれない。

 

至る所にいるポケモン達は群れを作ったり、単独で行動したり、そして人間達と共存して生活しているポケモンもいる。

 

人間と共存するポケモン達は共に仕事をしたり、オシャレをしたり、ポケモンバトルなどで己の実力とトレーナーとの絆を深めたりしている。

 

そしてこの物語は1匹のポケモンと『狂犬』と呼ばれた一人の少女との物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Hello everyone!We're RAISE A SUILEN!!!』

 

チュチュの掛け声とともにドラムを響かせる。

 

それと共に観客たちが歓声を上げる。

 

人々の、そしてポケモン達の叫ぶ声が会場を盛り上げる。

 

そしてボーカル&ベースのレイがマイクを握り、叫ぶ。

 

「私達の音に・・・ついてこれるかっ!!」

 

さらに観客たちが歓声を上げる。

 

そしてレイは腰に着けていたモンスターボールを2個取り出すと上に投げあげた。

 

ポンッ!という音ともに中から2匹のポケモンが現れる。

 

レイが出したのはストリンダーとタチフサグマ。

 

レイのライブでのパートナーポケモンだ。

 

そしてチュチュやパレオ達も自分の演奏をサポートするポケモンを繰り出していく。

 

アタシもボールを出して横に軽く投げる。

 

出したのはヘルガー、炎の演出をしてもらう為にサポートしてもらうポケモンだ。

 

「今からこの子達に私達の演奏をサポートしてもらう。上げていくから・・・暴れる準備は出来てるかっ!」

 

さらに歓声が上がる。

 

会場のボルテージは最高潮だ。

 

「OK、思いっきりかかってきな・・・『EXPOSE 'Burn out!!!'』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブが終わり、楽屋へと引き上げる。

 

ポケモン達をボールから出してあげ、今日のライブのサポートのお礼を与える。

 

「・・・ヘルガー、ご苦労さん。」

 

「ルガッ!」

 

ヘルガーの頭を軽く撫で、オボンのみ等をブレンドさせたクッキーを与える。

 

ヘルガーはそれを食べ終えると満足したのか自分からボールの中に入っていった。

 

アタシはヘルガーの入ったボールをチュチュへ投げ渡した。

 

「チュチュ、今日もありがと。」

 

「No problemよマスキング。でも、そろそろあなたも自分のポケモン持った方がいいんじゃない?」

 

「マスキ様は自分のポケモン持ってないんですか?」

 

チュチュが自分のポケモン、ポニータ(ガラルのすがた)のたてがみをとかしながら聞いてきた。

 

「まぁな。うちには親父のアマージョがいるし、演奏の時はチュチュのヘルガーで間に合ってるしな。確かにいたらいたで便利かもしれねぇけど、ボーカルとかギターとかと違ってドラマーに演出のサポートはそんなにいらない気がするんだよなぁ・・・」

 

アタシはこのバンドのギタリストのロックに目線を向けた。

 

ロックはサポートポケモンのツタージャとバニプッチとふれあいながらギターの手入れをしていた。

 

「ふぇっ!?わ、わたしですか?」

 

「ロックはそいつら自分のポケモンなんだよな。」

 

「は、はい。ツタージャは初めて貰ったポケモンで・・・バニプッチは初めてゲットしたポケモンです。」

 

「その・・・なんだ、どうなんだ?ポケモンと一緒にパートナーとして生活するって。」

 

ロックは少し考えて、自分の思いを告げた。

 

「その・・・初めは確かにポケモンに振り回されたりお互いのことよくわかんなかったりしますけど・・・けど、自然とお互いのことよくわかっていくっていうか・・・その・・・ごめんなさいっ!こういうの上手く伝えられなくて・・・」

 

「多分これは人から教えられるより自分で体験した方がいいと思うよ、マスキ。」

 

さっきまで部屋の角で話を聞いていたレイが口を開いた。

 

レイは立ち上がるとロックの肩を軽く叩いてから私の元に来た。

 

「多分これは楽器と向き合う時と一緒だと思うな。初めは上手く伝わらなくても、演奏しているうちにその楽器の個性や性質がわかってくる・・・ポケモンもそんな感じだと思うよ?」

 

「楽器と・・・か・・・」

 

それなら何となく分かるかもしれない。

 

楽器とポケモン、姿形は違えど向き合い方は似ているのかもしれないのか・・・

 

「それじゃあマスキング、あなたは次のライブまでに自分のポケモンを連れてくること!ライブで使えるかどうかは私が判断するけどとりあえずそれが出来ないならドラム禁止ね!」

 

「はぁ!?そんな突然言われても・・・」

 

「簡単よ!ゲットは無理でも人から譲ってもらったり他人と協力してゲットしてもOKだから!」

 

「くそっ・・・わかったよ、どうにかする。」

 

そう言ってアタシはライブハウスをあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道。

 

ほかのメンバーとは家の方向が違う私は1人夜の道を歩いていた。

 

「・・・ったく、餞別って言われてもなぁ・・・」

 

帰る前にチュチュから貰ったのは空のモンスターボール。

 

しかしその天面にはRASのマークが描かれている。

 

今後ライブ会場で試しに売ってみるグッズの試作だそうだ。

 

それは置いといて。

 

問題はどうポケモンを手にするかである。

 

野生のポケモンを捕まえるには基本ポケモンをバトルで弱らせてから捕まえるのが普通だ。

 

しかしアタシはポケモンバトルなんてしたことないし、そもそもポケモンを持っていないのでできない。

 

最悪親父のアマージョを借りてもいいのだが、ポケモンの技なんてわかんないしどう指示したらいいかもわからない。

 

あとは人から貰うというのもあるが、アタシの周りでポケモンを譲ってくれそうな人はいない。

 

さて、どうしようかと考えていた時だった。

 

頭上の木が突然ガサガサと揺れだして、何かが落ちてきた。

 

突然の事だったので何も出来ずに頭の上に激突してしまった。

 

「いってぇ・・・なんだこれ?」

 

落ちてきたのは少し大きく、黄色と白の2色の色をした卵だった。

 

テレビで似たようなものを見た事がある。

 

たしかこれはポケモンの卵だ。

 

「卵がなんでこんなところに・・・」

 

木を見てみると特に何も無く、木の上に止まってるマメパトが軽く鳴いているぐらいである。

 

「マメパトの卵・・・にしてはでかいよなこれ。」

 

というか色がなんかマメパトっぽくない。

 

すると突然卵が揺れだした。

 

しかもかなり大きく。

 

「ちょっ・・・なんだなんだ!?」

 

そしてピキっと音がした。

 

卵を見ると少し割れている。

 

もしかしてこれは・・・

 

「産まれる・・・のか・・・?」

 

段々とヒビが拡がっていく。

 

そして眩い光とともに腕の中で卵がはじけた。

 

思わず目を細くする。

 

すると腕の中に確かな重みを感じた。

 

さっきの光のせいで上手く前が見えないが、何かが腕の中にいるのは確かだ。

 

・・・なんかパチパチいってるし、少し手がチクチクする。

 

もふもふとした感覚はするのだが、チクチクと刺激を感じている・・・

 

これは・・・静電気の痛み?

 

ようやく視界がクリアとなり、目を開く。

 

白と茶色の毛並みにそこから映える黄色のライン。

 

大きく開いた口からでる舌。

 

そしてブンブンと降っている尻尾。

 

「・・・ワパ?」

 

「・・・はぇ?」

 

突然こんなことが起こっせいでついていけずに情けない声が出た。

 

そしてこれがアタシとこいつとの初めての出会いでもあった。




続くかはわかんないけど無灰と並行出来たらな〜
と思います。
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